人狼議事


93 Once upon a time...

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視点: 人

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【人】 理髪師 ザック

[金糸に縁どられたかんばせの中に
いつもの、困り笑い。
ああいつも通りだな。と頭に過るのは一瞬。

似たような顔を作ってみても
道化のキャンバスには載せられない色があるから。]


……なんだか、人じゃとれない責任を
押し付けてるみたい。
ハッピーエンドを望むなら、人狼の出番だって?

[眉を下げて、
それでも異なる表情で男は返した。
現実、人狼の仕業であることを知らない男の思考は
くるくると道化の舞台を踊りまわる]

(0) 2014/10/16(Thu) 00時頃

理髪師 ザックは、メモを貼った。

2014/10/16(Thu) 00時頃


【人】 理髪師 ザック

[>>1くるり、視線を回した。
灰色の眼が外周にそって一回転。

かみ合わない視線
かみ合わない表情
かみ合わないのは、それだけ、でなく]

めでたしめでたし、のメルヘン・ストーリーには
それでいいんだろうけど。
だってリング上じゃないから。

団長が死んで、アクターも死んで、
そうして見つけるエンディングなんて
どれもハッピーエンドじゃないよ。

人が殺してようが、狼男が殺してようが、さ。
誰かが死んだ時点でハッピーエンドなんてさァ

(3) 2014/10/16(Thu) 00時半頃

【人】 理髪師 ザック

団員の、――家族の死んだ時点で、
もとからないんだよ。


[寂しいと、寂然とした雰囲気もなく口にした時と同じ
道化の顔に浮かぶものは意図的に見せるためのもの。
下がっていた眉を戻し、まっすぐなだけの灰色は
逸れることも逃げることもなく。]

(4) 2014/10/16(Thu) 00時半頃

【人】 理髪師 ザック

……
まあ、
ただ、犯人は捕まえないとね。
これ以上団員減ったら、
――……、クラウンでも、いられなくなるし。


[どうしたいか。の答えはシンプルだ。
舞台外の公演の幕引き。
言葉で言うには単純に、
実際に行うのはむずかしい。]

(6) 2014/10/16(Thu) 00時半頃

【人】 理髪師 ザック

[視線が絡んだまま楽師が笑った。
邪気の無いような、そんな笑いに
男が少しく唇を引き結んだ。

ともすれば、自身で理由も知らないままに
呼気の震えが漏れ出しそうで、会話は数瞬の空白を孕む。]

……
――、そー、なの?


[結構好き。
単純な言葉に、答えの必要としない問いかけで相槌を。
俺も結構、好きだよ。なんて言葉は返せなかった。]

(11) 2014/10/16(Thu) 01時頃

【人】 理髪師 ザック

[そのまま。
言い表すなら、呑まれた空気のままに。
道化は叩かれる革袋と
少しずつ降ろされてくる、夜のヴェールに包まれる金糸とを見]


ニコラス、は、


[『皆が皆でいられるように』
慎ましやかな願いは、舞台の根底を
演技に繰り出される手足を支えるプレイヤーならではのもののようで、
さきほど畏怖を抱いた事自体が間違いだと、
夜のせいだとそう思い込みたくなるような調子だったから。
道化はそれ以上を口にするのを止めた。
夜の幕をこれ以上引き下ろすことを止めた。]

(12) 2014/10/16(Thu) 01時頃

【人】 理髪師 ザック

――、……うゥン、
そろそろ、暗くなるから。
ニコラスも、気を付けてね。

(13) 2014/10/16(Thu) 01時頃

【人】 理髪師 ザック

[望もうと、望むまいと
しめやかに夜はその帳を降ろしていく。
>>15どこへ向かうとも知れない背を見送る一方で
オーグストなら、ピエロなら、
口をつぐむことなく聞けただろうか、と
ざわつく胸の中で呟いた。

楽しげに注意喚起する彼に、問えずじまいの言葉。]


……、――

[暗闇を怖がることはない。
舞台演者なら、誰しもそうだ。
舞台演者なら。

今この時、男は道化でも白塗りのクラウンでもなく、
暗闇に紛るメルヘンを畏怖した単なる観客だった。]

(18) 2014/10/16(Thu) 01時半頃

【人】 理髪師 ザック

―― 夕:動物の檻の前で ――

[気を付けて、と男は言った。
気を付けて、と返されもした。
夕闇がだんだんと降りてくる中で
けれど男は居住場所には向かわずに。

日頃、決して近づかないようにしていた場所
――猛獣ショーに使われる動物の檻の前にいた。]



[檻から十分すぎるほどに距離を取ってしゃがみ込む]

(28) 2014/10/16(Thu) 02時半頃

理髪師 ザックは、メモを貼った。

2014/10/16(Thu) 02時半頃


【人】 理髪師 ザック

[夜の檻、
猛獣たちは見慣れない訪問者へ意識を向けた。
男も離れた場所から覗き込む。
動物を苦手と公言して憚らない通り
この場所に足を踏み入れたのは片手で数えられる程度。]


お前らの調教師、ジャニス、死んだよ。


[それ以上告げる情報はなく口をつぐんだ。
口元を手で覆い数十秒を沈黙に浸す。
動物たちの反応は、男にはよく分からない。]

(30) 2014/10/16(Thu) 02時半頃

【人】 理髪師 ザック

……、
団長に、なる気はないから安心しろって。
いいそびれた。

よっぽど、……、
俺にはよっぽど、ジャニスの方が
向いてると思ったんだけどなあ。


[お前らとしては、どーお?
口元を抑えたまま首をかしげた。

耳殻が動く。尾が床をはたく。喉が鳴らされる。
そのような動物の反応は、
男にとって意味をなすものではなかった。
意志の疎通が、思想、思考回路共に男には理解できるものではなく
マイムも表情もともすれば共有できない動物たちが
男にとっては不得意なもので、一種恐怖を感じるものだ。]

(31) 2014/10/16(Thu) 02時半頃

【人】 理髪師 ザック

[畏怖。
その感覚は、さきほど胸に抱いたものと似ている。

思考を、思想を、
理解しえない対象へ漠然と抱く想い。
仕草も表情も、言語も共有する相手へ抱くには
少し歪な感情の残滓を胸中に燻らせ、*男は視線を落とした*]


『皆が皆でいられるように』――
……、なにを、頑張るんだろね。

(33) 2014/10/16(Thu) 02時半頃

理髪師 ザックは、メモを貼った。

2014/10/16(Thu) 02時半頃


【人】 理髪師 ザック

―― 夜:檻の前で ――

[増える足音、気配>>51
人が近寄るというのは
こういうことだと思いながら、男は目を上げた。]


収穫は、不透明。

[収穫がない との答えのようで
底がしれない とも答えるような、不明瞭な答えを送る。
どちらにとるも相手任せの返答だ。
それ以上を答える気はないように、
男の視線は逸らされて次の話題へ]

(56) 2014/10/16(Thu) 19時頃

【人】 理髪師 ザック

[視界の端に、乾いた笑いを捉える。
覆う掌の奥で唇を曲げた。戻す。
笑う必要を男は感じなかった。]


……、それは、

[「めでたしめでたし」
昔話のエンディングを担う言葉。
猛獣使いはどのような心算で口に出したのか。

依然と猛獣の檻を眺めたまま
男は口元の手を顎にずらした。
体重を預けるのは変わらないまま、
発音を、言葉を明瞭なものにする。]

(57) 2014/10/16(Thu) 19時頃

【人】 理髪師 ザック

何が言いたいの。

[ハッピーエンドはもうないと
金糸の楽師に向けて答えた。
けれど一度始めた舞台は終幕を迎えなければならない。
幸福な幕閉じであろうとなかろうと、
喜劇だろうと、悲劇だろうと、照明は落ちる。
照明が落ちないと芝居は跳ねない。

だから男は、幕を下ろすのに戸惑いはなかった。
首謀者を、主演を殺すとして
――その主演たる人物が誰だろうとも、
戸惑いはない、つもりで。]

(58) 2014/10/16(Thu) 19時半頃

【人】 理髪師 ザック

[猛獣使いの言葉>>51
主演の退場を願わないようにも響く。

その水晶玉を
なんのために掲げたのか。
頼む、と何故、男にまで頭を下げたのか。

身に馴染まない思いがまた、胸中に渦巻く。
目の奥がちかちかと熱くなって
そこでようやく、男は
自分が奥歯を噛みしめすぎていることを知った*]

(59) 2014/10/16(Thu) 19時半頃

理髪師 ザックは、メモを貼った。

2014/10/16(Thu) 19時半頃


理髪師 ザックは、メモを貼った。

2014/10/16(Thu) 21時半頃


【人】 理髪師 ザック

[燻る思いを飲み込んだ。
想像力の欠如。
それを言いかけて、噤む。
どちらに欠如していると言うのだろう。
男にも答えは持ちえない。]


俺には判んない。
動物、苦手だし。

[唐突な問い>>82に、眉間に皺を刻みながら答える。
やはり、この猛獣使いの言いたいことは迂遠だ。
けれど底知れないとは思わなかった。]

(86) 2014/10/17(Fri) 00時半頃

【人】 理髪師 ザック

……ふゥン。

それで、
人間も獣も同じだって、……
それでお伽噺の怪物見つけても、
手出ししたくない、って?
一緒に生きていきたい、そう思ったって訳?


[覆いのとれた唇は思いのほか囀った。
迂遠で、共感はし得ないとも思いつつ、
男は質疑を重ねる]

(88) 2014/10/17(Fri) 00時半頃

【人】 理髪師 ザック

[>>84ぴくり。眉が動いた。
動かした、ではなく、動いた。]


つまり。
それは、アントニーを見て、――。
そういうこと?

(90) 2014/10/17(Fri) 00時半頃

理髪師 ザックは、メモを貼った。

2014/10/17(Fri) 01時半頃


【人】 理髪師 ザック

―― 夜:檻の前で ――

[どのような返答があったのか
どんな答えが返ったとしても、
檻のあるテントから
男が一人で出ていくことは変わらない。


出ていく前、足を止め、]

ブローリン。

俺の事、見たって言ってたけどさ。

[水晶玉を指す事、
持ち主であれば察するに足る言葉で
男は徐に口を開いた。]

(106) 2014/10/17(Fri) 02時頃

【人】 理髪師 ザック

何が、見えたの。


[既に一度聞いた事を、男は再び尋ねた。
>>3:162「そうではない」
獣でないことを告げられたのを忘れたわけではなく。
何が見えたのか、具体的に見えたものの正体を強請った。
人の姿か道化の姿か。
そんな、些細なことを知りたがり、
答えがどちらでも「そお。」とそれだけを返した。]

(107) 2014/10/17(Fri) 02時頃

理髪師 ザックは、メモを貼った。

2014/10/17(Fri) 02時頃


理髪師 ザックは、メモを貼った。

2014/10/17(Fri) 02時頃


理髪師 ザックは、メモを貼った。

2014/10/17(Fri) 02時頃


理髪師 ザックは、メモを貼った。

2014/10/17(Fri) 02時頃


理髪師 ザックは、メモを貼った。

2014/10/17(Fri) 02時半頃


【人】 理髪師 ザック

―― 夜:サーカス敷地内 ――

[全てを幕の中に包んだ夜、
檻の中の生き物たちが>>91細やかに応した
獣の咆哮が鼓膜を揺らす。

男は、無言で、ポケットにいれたままとなっていた
愛用の古びた鋏を布地の上からなぞり、
――もう時が遅いと、
人形の繰糸が切れた後だとは知らないまま

ただ、聞こえたと思わしき方向へ足を向け]


[その惨状を知る。]

(111) 2014/10/17(Fri) 02時半頃

【人】 理髪師 ザック

―― 夜:    ――

[死体は夜の中、赤の中に広がって
その脇に人影を有していた。]



……、サイモン


[人影の名を呼んだ。
長身、針金のように伸びた手足。
横たわる姿も、その特徴から言えば似たようなものだ。
けれど、横たわるその名は呼ばずに、いて。

どうして、とも、何があった、とも言わずに
表情を作り損ねたかのように、ただ名を呼ばう。]

(112) 2014/10/17(Fri) 02時半頃

【人】 理髪師 ザック

[あるいは、
この目の前のナイフ使いがそれをしたのだ、と過る。
獣の吠え声、地面が吸い込んでいくまだ熱い血潮。
けれど、振り向いたその顔にいつも浮かぶ笑み色はなく
――真白いドレスへ染み渡る血液もなかった。から]


、……

見たの?

[唇を開くと、
重苦しい臭いが濡れた口内に、張り付くようだった。
次の一言は、思わず、と言った体で、
凄惨な現場に自ずから飛び出してくるかのように、零した。]

アントニー ――、が?

(114) 2014/10/17(Fri) 03時頃

【人】 理髪師 ザック

[キン、と耳鳴りがした。
濃く立ち上る血臭の中で、先ほどの会話が蘇る。]

―― 動物の檻の前で ――


は……?

[身を焼く感情の表し方を、男は知らなかった。
舞台では演じない、求められない、
その類の感情が鼓動を煩くさせる。
浅い呼吸を生み出させる。
ひどく煩わしかった。

しゃがむ姿勢のまま、視線を持ち上げた。]

信じ、らんないのは、
俺が信じらんないのは、お前だよ。

(115) 2014/10/17(Fri) 03時頃

【人】 理髪師 ザック

何それ。
見えて、何もせずに、ここまで来たって、
そういうわけ。

団長や、フィルやジャニス殺したやつ。
サーカス、俺らの舞台、壊してる奴見つけて、
それで。なんにもしないで。

[男にとってこの猛獣使いは
共感しえないと思っていた相手ではあった。
けれど、ここまで、考え方を異にするとは
思っていなかったのだ。
男自身、想像力が欠如、していた。

サーカスを――舞台を、
終演たる千秋楽から始めた凄惨なメルヘンで
壊さんとする相手を見つけ、
けれど手出ししないことへの想像が追いつかなかった。]

(116) 2014/10/17(Fri) 03時頃

【人】 理髪師 ザック

[頼む、と頭を下げたのは。
このサーカスを、
演者たれる舞台を守らんとするからでは
なかったのか、と。
勝手に、一部分で共感していたものを踏みにじられた思いが、
馴染みのない感情となり、視界をちらつかせた。
表情は常の真顔のまま、クラウンメイクもなく、
胸の内を焼く感情を、言葉に、顔に、乗せられないまま]

――、……正直、
何かんがえてんのか、判んないし、
分かりたくない。


……、いま何も言わないで。
何か言われても、ぶん殴りそうだから。

[そういって、男は立ち上がり
テントの出入り口へと足を進めていた>>106 *]

(117) 2014/10/17(Fri) 03時頃

ザックは、目の前の光景に、唇をかんだ。

2014/10/17(Fri) 03時頃


理髪師 ザックは、メモを貼った。

2014/10/17(Fri) 03時頃


【人】 理髪師 ザック

―― 夜:       ――
[>>118自嘲に歪み、肯定を吐き出し、
なおなおナイフ使いの口は蠢いた。

頭の奥が真白に燃えるような、
鼓膜の内側で心臓が震えるような、吐き気がした。
胸中で蟠った見知らぬ感情は脳にある。]


……、そお。
――……そー、なんだ。

[現場に近づく。
踊り歌う人形は眠ったままのそこに足を踏み入れた。
飛沫が跳ねる。]

(119) 2014/10/17(Fri) 03時頃

【人】 理髪師 ザック

なんとなく、分かるよ。
エフィーがやりたいって、言いだしたんでしょ。
それでサイモンがつき合わされた。違う?


[怪我しないで。と言ったけれど
止めはしなかった。
だから、男は、不愉快に震える肺を更に震わせて
視線を合わせずサイモンに尋ねた。]

怪我、しなかった?

[それだけがさも重大であるかのように。
本質的に重要なことは、けれど、
朝が来たら嫌でも直面するだろうから
今この場では、舞台に残された演者をねぎらうように*]

(120) 2014/10/17(Fri) 03時半頃

理髪師 ザックは、メモを貼った。

2014/10/17(Fri) 03時半頃


理髪師 ザックは、メモを貼った。

2014/10/17(Fri) 17時頃


【人】 理髪師 ザック

[敵討ち>>121
夜の暗がりに沈んでいく言葉に
男は視線を上げ、また戻した。
眼前に横たわる人形は確かに血肉を宿していて、
踏み入れた血だまりは仄かに温かい。

エフェドラの苛烈な想いの一片>>3:74
聞いた時も、今でさえも、理解し得るとは思えなかった。
笑う顔の印象深いこのナイフ使いでも、
そのような想いの、復讐の繰糸につながるのかと、思った。]


暴露。十分でしょ。
……、ゥン。十分だよ。

(123) 2014/10/17(Fri) 18時頃

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