人狼議事


93 Once upon a time...

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視点: 人


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/16(Thu) 00時頃


【人】 許婚 ニコラス

 ザックは、ハッピーエンドを望まないの?

 でもそれって、あれだろう?
 人狼は人間の手により倒されました
 村には平和が訪れました、めでたしめでたし…ってやつ

[肩から少しずりおちた革袋を直す。
同じようでいて、全然違う顔。
目の前の、化粧を施さない素の顔に、ちらり、視線を投げて目を逸らした]

 ザックは

[唇を湿らす。喉が、渇いている]

 ハッピーエンドを望まないの
 どう、したいの

(1) 2014/10/16(Thu) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス

 うん よかった
 思ったとおりの言葉が聞けて
 ザックにとっての、ハッピーエンドなんて、もうないって

 言ってくれるから ……俺はね、君のことが結構好きなんだよ

[視線を合わせ、奏者は笑う。
クラウンの言葉は明快だ。
思うことも、したいことも、"言葉どおりに"受け取っていいなら
なによりもわかりやすい]

(7) 2014/10/16(Thu) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 クラウンでいられなくなるのは、困るなぁ
 困る、よね
 俺は嫌だよそんなの

[いつもより、少しだけ饒舌な奏者は
演者のように芝居がかった仕草で両手を広げ
革袋を、片手で叩いた]

 だから、さ 皆が皆でいられるように、俺もがんばるよ

[どれだけ、テントの森を歩いていたのか
公演のない日が終わりに近づいている。
夜が――少しずつ、這いよってくる]

(8) 2014/10/16(Thu) 00時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/16(Thu) 01時頃


【人】 許婚 ニコラス

 うん
 ……うん、ザックも

 御伽噺の悪いものは、たいてい夜にくるからね

[そう、決まっている]

 気をつけて

[いつもの奏者なら、不安げな顔で言ってもよかった台詞を
どこか、楽しそうに口にした。

背を向ける。
夜が、下りてくる。

奏者の足が向く先は、普段寝泊りしているテントとも
食事場とも、ましてや大テントとも、てんで逆方向であった]

(15) 2014/10/16(Thu) 01時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/16(Thu) 02時頃


ニコラスは、今日も"獲物"を探して*夜歩く*

2014/10/16(Thu) 02時頃


【人】 許婚 ニコラス

[皆が皆でいられるように。
壊れずに、そのままでいられるように。

奏者は口元に笑みすら浮かべて、夜を歩いた]

 ……うん

[聞こえた声に、頷いて、振り返る]

(45) 2014/10/16(Thu) 16時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/16(Thu) 16時半頃


【人】 許婚 ニコラス

 ― テントの森を抜け ―

[隠れている、小さな背中にそっと触れた。
この小さな狼は、奏者の言葉を素直に受け止める。
その素直さが]

 遅れて、ごめん

[もしかしたら]

 ……今日は、お腹いっぱい
 食べていいよ

(49) 2014/10/16(Thu) 16時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[トニーが隠れていた影に、奏者は未だたたずんでいた。
狩を知らぬ子狼に教えるように、後ろから見守る。

周囲を警戒して、
それでも、目の前にいる、白を纏った姿に意識を奪われている]

(53) 2014/10/16(Thu) 17時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[トニーが獣の本性を現している頃合、
奏者は同じく闇に紛れる姿を認めた。
メルヘンにおいて、一番常識的な人間……サイモンだ。

声をかけようか。
そのまま襲いかかろうか。

なんにしろ、邪魔はさせない。
子狼の邪魔は、けしてさせない**]

(55) 2014/10/16(Thu) 18時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/16(Thu) 18時頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/16(Thu) 21時頃


【人】 許婚 ニコラス

 サイモン

[奏者の足音は、気配は、相変わらず酷く希薄だ。
何より目の前に集中する彼には、捉えづらかったかもしれない。
そして奏者は、唐突に、声をかけた。
後ろから。
振り向けば――否、振り向かずとも
そのナイフを持つ手を、取り押さえるつもりで]

 何、してるの
 こんな時間に

[この場所から、二人の姿は勿論見えている。
それでも、いつもみたいに声をかけた]

(62) 2014/10/16(Thu) 21時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/16(Thu) 22時半頃


【人】 許婚 ニコラス

[サイモンが生き延びたのは、もしかしたら偶然だったかもしれない。
あるいは、気まぐれとでも言おうか。

死を悼むことを知る彼が、救えたはずの命をその手から落としてしまった。その事実に――どう、嘆くか。
同種族にしか聞こえぬ囁きで奏者は笑うだろう。
「美味しそうじゃなかったから」

本当は殺したかった。
子狼の存在を、隠しておきたかった。

ただ結果的に、人形は死に、男は生き延びた]

(64) 2014/10/16(Thu) 22時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 なにって ……

[掴んだ手は、骨ばって固い。
強くひかれたのを感じると、そのまま手を放した]

 夜のお散歩かな

[肉を食む音が聞こえてくる。
溢れる血を啜る音。
呻きや叫びも聞こえたろうか。
全部、命が失われていく音だ]

(68) 2014/10/16(Thu) 23時頃

【人】 許婚 ニコラス

[手を放したのは失敗だった。
そのまま、食べてしまいそうだったから。
また、勝手に食べたら拗ねられてしまう。

それでも、サイモンの動きに獣の身体は反応する。
広げた腕、跳んだ先]

 ――…っ!!

[ナイフは奏者の手のひらを突き刺さる。
ただし、一本だけ。
残りは後ろに―――食事に耽る子狼へと飛んでいく]

(72) 2014/10/16(Thu) 23時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 ―――…う、 がぁあああああああ!!

[獣の咆哮が夜を切り裂く。
痛みに、ではない。
傷つけられたこと。
仲間が、震えていること。

手のひらからナイフを抜き取り、サイモンへと投げる。
ナイフ投げなんて、やったことがない。
当たったかどうかなんて、見届けもせず
赤く染まった白いドレスの傍、
傷ついた子狼に駆け寄った]

(78) 2014/10/16(Thu) 23時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[声を出さぬ小さな身体を引き寄せる。そのまま、立ち上がらせるか……無理そうならば担ぎ上げて、その場を後にしようと]

 ……エフェドラ

[穴のあいた手でその白い頬を撫ぜる。
もうこれで、白い場所なんてなくなってしまった。
全部、赤になってしまった。

美味しそうだと言ったのは奏者なのに
一欠片もその肉は口にせずに、背中を向けた。

ナイフが投げられたとしても、せめてトニーには当たらないようにとするのが精一杯で]

 ……行こう

[咆哮は、失敗だった。
わかっている。間違っていたこと、全部、わかっている。
それでも「ごめん」は口にしない。
大人ぶった仮面をもう一度、かぶりなおす]

(85) 2014/10/17(Fri) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス

[その日、死者が出てより毎日響いていた音色は聞こえない。


血肉を貪ったトニーを
咆哮したニコラスを

人と見るか、獣と見るか。
彼らは決めなければならない。
メルヘンの、終演を定めなければならない]

(97) 2014/10/17(Fri) 01時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/17(Fri) 01時頃


【人】 許婚 ニコラス

[分厚い布で覆われた音楽テントの中には
トニーの寝息だけが静かに響いていた。

華やかな音楽を奏でるのが嫌なのか、それとも合奏をできる心情ではないだけか。ここ数日、此処に足を運ぶものは少なかった。
朝になっても、暫くは此処にいられるかもしれない]

 ゆっくり、おやすみ

[汗で張り付く短い髪を撫ぜる。
バンドネオンの代わりに血塗れた布が詰め込まれた革袋の口を締め
今夜も、奏者は眠らない。
静かな夜を、子狼の傍で過ごしたのだった**]

(104) 2014/10/17(Fri) 01時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/17(Fri) 01時半頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/10/17(Fri) 22時頃


【人】 許婚 ニコラス

 ― 音楽テント ―

[空はもう明るいだろうか。
分厚い布で仕切られた此処に、日の光は届かない。

音もなく、指が思い出すようにボタンを叩くのは、去っていった家族を悼む曲。激しいはずの旋律だけれど、右手が思うように動かない。
リズムはたどたどしく、そして、途中で鳴り止んだ]

(129) 2014/10/17(Fri) 22時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 なんで
 ……何処から間違えたかな

[獣の聴覚は分厚い天幕を通しても、呟きを拾い上げる。
「なんで」殺したか。
その答えは、人狼たる二人で、きっと違うだろう]

 トニー……おきた?
 もう少し、寝てていいよ

[声をかけ、何枚か重なった幕をいくつか捲った。
姿は見えずとも、向こう側に、声が届きやすいように]

(134) 2014/10/17(Fri) 22時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 一人で、来たの

[朝が来れば、すべて終わりだと思っていた。
蔑みの、恐怖の、あるいは悲哀の目で見られると、思っていた。
不思議に思っていても、声にはきっと想いはこもらない]

(135) 2014/10/17(Fri) 23時頃

【人】 許婚 ニコラス

 そうだね
 幕を引かなきゃ、御伽噺は終わらない

[確かに、ナイフ使いの腕は確かだ。
トニーは目覚めていて、ああ、酷く辛そうに、見えた]

 ……ねぇ、最後の挨拶もさ
 ザックがするんでしょう

[やると決めたら、人に役目を投げたりしない。
そういう男だと思っていた。

だから、その手で――]

(142) 2014/10/17(Fri) 23時頃

【人】 許婚 ニコラス

[隠れていて、といえば子おおかみは素直に頷くから。
手近に見えた大きな弦楽器、にかけられた布を引っ張って毛布のようにその身体にかけた。
明かりのないテントの中、人の目なら、きっとすぐには気づけない。

倒れた楽器が不協和音を奏でる。
差し込まれたナイフの切っ先に、此方から手を伸ばし、掴んだ]

 それでも、サーカスには
 御伽噺にはさ、音楽よりずっと必要だから

(150) 2014/10/17(Fri) 23時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 音楽がかき消されるほどの笑い声を
 引き起こせるのは君だけだ

[場違いな賞賛。
此処は舞台の上でも、御伽噺の行間でもない。

それでも、奏者は笑って
そして、これ見よがしに牙を
獣の牙を見せつける]

(153) 2014/10/17(Fri) 23時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[ナイフの先を掴んだ手に力を込める。
けして離さない。このまま、手を、指を落とされようと離しはしない]

 ぁ、 ……はは、

[乾いた笑い声をもらしながら、背中から倒れこむ。
大きく開いた天幕の隙間から、太陽がその顔を照らした]

 言ったね?  言ったからには、引き受けろよ
 ………クラウン

(160) 2014/10/18(Sat) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス

[滑る手のひらからナイフが滑り――
獣は大きく、口を開けた。


そして笑って――]

(162) 2014/10/18(Sat) 00時頃

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