人狼議事


93 Once upon a time...

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視点: 人


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2014/10/16(Thu) 00時半頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2014/10/16(Thu) 00時半頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2014/10/16(Thu) 01時半頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2014/10/16(Thu) 21時頃


【人】 流浪者 ペラジー

[結局、その日は一日テントに戻って毛布に包まっていた。
誰に話しかけられても、生返事を返すだけ。
うとうとして、怖い夢を見て起きて。そうしているうちに、いつの間にかすっかり日も暮れ夜の気配。
何度目かもわからない怖い夢の後、彼女は気がついた。

銀の笛に触れない一日は、ここへ来てから、初めてだった。]

(63) 2014/10/16(Thu) 22時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[寝返りを打った。
一日眠っていたせいで、今度は眠れない。
こんな時間から、笛を吹きに行くわけにもいかない。
いなくなってしまった人々のことを、考える。
いなくなっていない人々のことも、考える。

ころされちゃったら、いやだよ。

冗談なんかじゃない。心の底から、そう思った。
これ以上、誰もいなくなりませんように。

叶わぬ願いを胸に、いつしかまた、彼女は夢の中へ。]

(75) 2014/10/16(Thu) 23時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2014/10/16(Thu) 23時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

[目が覚めると、真夜中だった。暗闇の中、体を起こし目をこする。ペギーはそのまま立ち上がり、そろりそろりとテントを後にした。ひんやりとした空気が頬を刺す。頭上には既に冬の星座が輝いていた。雲ひとつない夜空に、明るい月が浮かぶ。

おつきさまをたべたのは、だあれ?

幼い頃に聞いた、絵本の一節が頭をよぎる。
どこかで獣の遠吠えが、聞こえたような気がした。]

(93) 2014/10/17(Fri) 00時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[月明かりを頼りに、ペギーは忍び足で歩いていく。
どこへ向かうのか、自分でもわからない。ただ、どうしてか、行かなければならないような気がした。

テントの間を抜けて、少し歩いたところ。
ひとけのない、さみしい場所。

ぴちゃり。足元がぬめった。
月を映し出す、鮮やかな赤の水溜り。
視線を上げる。レッド・カーペットの続く先を見る。

そこに、いたのは。
否、「あった」のは――――]

(94) 2014/10/17(Fri) 00時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2014/10/17(Fri) 00時半頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2014/10/17(Fri) 00時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

[ペギーは静かに瞼をひらいた。身じろぎして体を起こす。呼吸の仕方を思い出すのに、少し時間がかかった。外はまだ暗く、聞こえてくるのは虫の音ばかり。

頬に張り付く緋亜麻を払いもせず、暗闇の中膝を抱えて、彼女はただ震えていた。]

(95) 2014/10/17(Fri) 00時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[東の空が白み始めた頃、ペギーはゆっくりと立ち上がった。象牙色の外套を引っ張り出して羽織り、フードを被る。黒いケースを抱えて忍び足でテントを出ると、冷たい空気が頬を刺した。外套の襟元を片手で合わせて歩きながら、ペギーは空を見上げた。南の空には、天狼星がひときわ明るく輝いている。

向かった先は、楽隊テント。厚い布の入り口に手をかけて、しばし躊躇い、その手を静かに下ろした。この中にあるはずの日常の名残を目にするのが、怖いと思った。どう足掻いても戻って来ない日常を懐かしみたくは、なかった。ペギーはそっとテントを離れ、敷地の外れへと向かう。

彼女はまだ知らない。テントの中には、日常の名残などありはしない。もう、そんなものはどこにもありはしないのだ。]

(122) 2014/10/17(Fri) 04時頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2014/10/17(Fri) 04時頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2014/10/17(Fri) 22時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

[敷地の外れ、丸太の柵に腰掛けて、ペギーはぼんやりと朝日を眺めていた。膝の上には、黒いケース。笛を吹こうと思った。が、結局蓋は開かぬまま。いつだってペギーの頭の中は音楽であふれていたというのに、今はもう、何も聞こえない。

小さくため息をついて、ペギーは柵から飛び降りた。とうに夜は明け、朝日に長い影がのびている。朝日に向かって歩き始める。別段、行くところなどない。このまま街まで出かけてもよかったが、ここを離れたくはなかった。

途中、見習い道化とすれ違った。「ざっくは?」と、尋ねかけて――やっぱり、やめた。あれは夢だったのだ、と、確かめることすら、怖いと思った。]

(149) 2014/10/17(Fri) 23時半頃

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