人狼議事


93 Once upon a time...

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視点: 人


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2014/10/14(Tue) 00時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

 ざっくだ。

[ペギーはクラウンの元へ駆け寄った。見習いはお疲れ様でした、と一礼して、コードを抱えて去って行く。]

 あのね、えっと、あのね

[言葉がうまく出てこない。代わりに、紫のシャドウに縁取られた目に、涙が滲んだ。
ペギーは大丈夫です。そう伝えたいのに、これでは全然、大丈夫じゃない。必死に涙を飲み込む。]

 ………がんばりました。

[やっと、それだけを]

(14) 2014/10/14(Tue) 01時頃

【人】 流浪者 ペラジー

 うー。

[唇を噛む。クラウンの背中に腕を回してシャツの端を握りしめた。顔を押し付けて、声を殺す。ほんの少しの間、そうしていて、それからゆっくり体を離し。]

 ありがと。だいじょぶです。

[俯いたまま、小さな声で呟いた。]

(28) 2014/10/14(Tue) 01時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

 ………に。

[クラウンの真似をして人差し指を立て、自身の頬に添えた。
見習いにして見せたように、歯を見せてにかりと笑い。]

 だいじょぶ。ぺぎーは、げんきです。

(40) 2014/10/14(Tue) 02時頃

【人】 流浪者 ペラジー

 ………でも。

[その笑顔は、すぐに曇りを見せた。
舞台裏のやりとりを知らないペギーは、少しためらった後に、意を決して告げる。]

 あのね、えふぇどらがね。
 だんちょー、ころされちゃった、って。

[この言葉の意味は、やはりうまく飲み込めない。
誰が、何が。ペギーには想像もつかないことだ。]

 ………ほんとう、なのかな。

[まっすぐに、しかし縋るような視線を灰色の瞳に向けて。]

(42) 2014/10/14(Tue) 02時頃

【人】 流浪者 ペラジー

 そっか………。

[人が人を殺す。非日常の極みだ。猛獣よりも、たちが悪い。
ここの動物たちは皆よく慣れて頭もいい。むやみに人を襲ったりしないし、何より、訓練中以外は檻の中だ。

どこからかやってきた「誰か」が、テントの中や、茂みの陰や、もしかしたら舞台の隙間に隠れていて、今も何かをたくらんでいるのだろうか。]

 はやくいなくなるといいね。

[そう言ってから、はっとして、黒い瞳を大きく瞬かせた。]

(49) 2014/10/14(Tue) 02時半頃

【人】 流浪者 ペラジー


 ざっく、ころされちゃったら、いやだよ。

[大真面目にそんなことを言う。
その時、楽団員の一人が、向こうから彼女の名を呼んだ。]

 ぺぎー、おかたづけしてきます。

[右手をまっすぐ上に伸ばし、敬礼めいた奇妙なポーズを取って、ペギーは踵を*返した*。]

(50) 2014/10/14(Tue) 02時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2014/10/14(Tue) 02時半頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2014/10/14(Tue) 18時頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2014/10/15(Wed) 00時頃


【人】 流浪者 ペラジー

[翌朝。ペギーが起きた時には、既に辺りが騒がしかった。外に出て、昨日の男らを見つけ、尋ねる。男らはできる限りぼかした表現で、何が起こったのかを端的に説明した。ペギーの瞳が見開かれる。唇がわずかに震えている。固唾を飲んで見守る男ら。

しかし、ペギーは昨日のように泣くことはしなかった。だいじょうぶなので。ぺぎーは、だいじょうぶですので。拳を握りしめ視線を泳がせながらそう繰り返すペギーを、男らは痛ましく見つめ、小さな肩をそっと抱いた。

「もう一人のちびは」髭の男が問う。「さっき向こうで獣屋の兄貴といた」のっぽが答えた。「じゃ、大丈夫だろ」二人は互いに、頷き合った。

「お前は」髭の男がペギーの顔を覗き込む。「あまり、出歩くな。"人狼"が出た、て、もっぱらの噂だ。そんな伝説の化け物なんかいてたまるか、ってヤツだが……なんにせよ、外は物騒に違いねえ」「とりあえず、飯食ったらテントで大人しくしてな。……その、"後片付け"とかはよ、大人連中に任せろや」のっぽも言った。ペギーは虚ろな目で、頷いた。]

(133) 2014/10/15(Wed) 01時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2014/10/15(Wed) 01時半頃


【人】 流浪者 ペラジー

[食堂、人は少ない。
牛乳をカップに汲みシリアルを放り込んで、隅の席に掛けた。ぼんやりと頬杖をつきながら、木のスプーンでシリアルを突つく。あまり食べる気はしない。

空中ブランコのフィリップと調教師のジャニスが死んでいるのが見つかった、という。詳しい状況は知らない。髭とのっぽも、それ以上は語らなかった。

こんなに短い間に、見知った人間が三人も、いなくなってしまった。フィリップやジャニスとは、特別親しいというわけではなかったが、それでも、いなくなってしまうのは、悲しいことだ。

ずっと前に、古株の曲芸師がサーカスを辞めて出て行ってしまったことがあったが、それとはまったくわけの違う別れ。元曲芸師は時々手紙をくれたりするが、団長たち三人は、もう、どこにもいないのだ。]

(151) 2014/10/15(Wed) 04時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[父親が笛とペギーを遺して死んだ時、彼女は今よりもずっと子供で、途方に暮れて泣いてばかりいた。昨日は、その時のことを思い出して、ペギーはたくさん泣いた。今日は、悲しいよりも先に、どうして、という気持ちが膨らんでくる。

なぜ、どうして。
彼らが死ななければならない理由が、一体どこにあったのか。

「……やっぱり人狼――」
「もしかしたら――…」
「……――終わってない」

漏れ聞こえる声。その伝説の物の怪の名を、今日はあちこちで聞く。

「そんな伝説の化け物なんか、いてたまるか」

髭の男の言葉を思い出した。
あれはおとぎ話。ペギーだって、知っている。
しかし、そうでないとすれば、もっとずっと恐ろしいことだ。]

(152) 2014/10/15(Wed) 04時半頃

【人】 流浪者 ペラジー



[化け物なんかではない"誰か"が、
団長を、ジャニスを、フィリップを殺した、のだから。]

 

(153) 2014/10/15(Wed) 04時半頃

流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2014/10/15(Wed) 04時半頃


流浪者 ペラジーは、メモを貼った。

2014/10/15(Wed) 20時頃


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