21 ─明日も、薔薇の木の下で。
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[頭の片隅で、思う。
約束通り、嫌うことはない。 約束がなくても、嫌うことはないのだ。
だから。 サミュエルが嫌ってくれたら良い。 関係が壊れてしまっても、追い掛けることはしない。
嫌われている相手を、追い掛けるようなことは。 自分には似合わないのだから。**]
(52) 2013/08/07(Wed) 04時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2013/08/07(Wed) 04時半頃
徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2013/08/07(Wed) 22時頃
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― 自室 ― [幼馴染の頭を撫でる手は、昔と同じように。 素直に従うサミュエル>>55に、イイコと何度も囁いた。]
……気持ちイイ? 何処がイイのか、教えろよ。
[刺激を与えながら、問う。 頭を撫でていた手とは違い、気遣うこともなく刺激を与えて。
声が出なくても、息が漏れている。 その“声”に煽られた。]
(107) 2013/08/07(Wed) 22時半頃
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[気絶したサミュエルの頬に口付ける。]
……イったくらいで気ぃ失うなって。 これ以上したら、どうするんだ。
[煽られた自分の熱は燻っている。 しかし、それ以上はしない。
顔をじっと見つめる。 意識を失いながらも、その口が動いていた>>57。
複雑な笑みを浮かべ、髪を梳こうと手を伸ばすと。]
(108) 2013/08/07(Wed) 22時半頃
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[扉の方で、気配を感じて顔を向ける。 少し開いた隙間の向こうに、誰かいるとは気付かない>>65。 ただ、扉が開いたままだったとベッドから降りる。
と、同時。音が聞こえた>>66。 その直ぐ後、走り去る足音。 廊下へと顔を出し、その背を見た。]
……見られた、か。
[深く、息を吐く。]
(109) 2013/08/07(Wed) 22時半頃
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[そのままタオルを濡らす為に廊下に出る。 ついでに、燻っていた熱を吐き出してから部屋に戻り。 サミュエルの汚れた下半身を拭いてやる。
拭き終え、隣に横になった。 昔と同じように頭を撫でながら、眠りに落ちる。]
(115) 2013/08/07(Wed) 23時頃
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[朝、目を覚ます。
隣で寝ていたはずのサミュエルの姿はなく。 代わりに、指先に触れたノート>>73。
昨日のことを思い出し、深い溜息と共に身体を起こした。]
(116) 2013/08/07(Wed) 23時頃
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[ノートに書かれている文字。 嫌わないで、と昨日も呟いていた。 何をそんなに怖がっているのだろう。
嫌われたくないから、言うことを聞いたのだろうか。 浮かべる表情は歪む。]
俺は、嫌いになんてならない。 だから。
[サミュエルは大事な幼馴染だ。 嫌われたくはない。
でも。 嫌いになってくれれば良い。 そう思う。]
(118) 2013/08/07(Wed) 23時頃
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[自室に篭っているのも、気が滅入るだけだ。 部屋を出て、ふらりと廊下を歩く。
サミュエルはおそらく食堂にいるからと、避けた。 会いたくないわけではない。 ただ、どういう顔で会えば良いのかまだ分からない。]
(129) 2013/08/08(Thu) 00時頃
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[薔薇の香りは、意識してみても麻痺して分からない。 それでも、確かに香っていて。
昔のことを思い出す。 一緒に寝る時、子守唄を歌ってと頼んだこともあったのに。
どこかぼんやりと歩いていると、ぶつかった>>134。]
あ、いや。 俺の方こそ、ぼんやりしてた。
……って。ラドルファス。 またぶつかったな。
[謝罪し、相手が昨日もぶつかった相手と分かると笑う。]
(135) 2013/08/08(Thu) 01時頃
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大丈夫だ。 ラドルファスも平気か?
[枕ごしに見られている。 ……枕? 二度寝の場所でも探しているのかと聞こうとして。 逆に問われ、固まる。]
何日って……
[何日だったか、覚えていない。]
(138) 2013/08/08(Thu) 01時半頃
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……覚えてないだけだ。 カレンダー見たら思い出すだろ。
[動揺を隠すように告げる。 しかし、確かに分からなくなっている。 食欲もあまりない。]
(140) 2013/08/08(Thu) 01時半頃
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[そう、忘れているだけ。 そう言うように、ラドルファス>>141へと頷く。]
飯……ラドルファスはどうする? 食いに行くなら付き合うけど。
[サミュエルが談話室にいるとは知らない。
まだ食堂にいるのかと、思いはしたが。 このままずっと避けるわけにもいかない。 誰かと一緒ならば、普段と同じように振舞えるかもしれない。 そう思う。 ラドルファスが頷くならば食堂へ。 他の場所に行くのなら、それはそれで構わない。**]
(142) 2013/08/08(Thu) 02時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2013/08/08(Thu) 03時頃
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[ラドルファスと一緒に、食堂へと向かう。
食欲はないから、紅茶とトーストのみ。 パンケーキと目玉焼きを食べるラドルファスを眺めた。]
どうかしたか?
[物足りなそうな様子に首を傾げる。]
(161) 2013/08/08(Thu) 13時頃
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皆でわいわい? 食事だけじゃなくて、トランプとかしたいってことか? まさか、勉強会とかやりたいなんて言わないだろうな。
[頬杖をついて、個紅茶のカップに口をつける。]
何考えてたんだよ……って、シロップ。 そこ、付いてる。
[滴り落ちたシロップが、口の端についている。 指差し、指摘した。]
(163) 2013/08/08(Thu) 13時半頃
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[トーストを食べながら、食堂を見渡す。 其処にサミュエルの姿がないことに、少し安堵していた。
普段と同じように接した方が良いと思いながらも。 昨日のことを思い出せば、じわり疼くのだ。 浅ましいと思う。
共に食事をしているラドルファスに気付かれたくはない。 だから、何事もないかのように、会話をする。]
(170) 2013/08/08(Thu) 15時頃
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[不意に、何かが割れるような、派手な音>>165が聞こえた。 音の聞こえた方を見る。]
何かあったのか?
[丁度入れ違うようにセシルが食堂から出て行ったと知らず。 そのセシルが窓を割ったとは想像もしない。]
(172) 2013/08/08(Thu) 15時頃
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[ラドルファスが唇を舐める様子>>171に。 目を逸らした。
その為、反応が遅れた。 席を立って食堂を出るラドルファスを見送る。
一人残った食堂で。 深く、溜息を吐いた。]
(174) 2013/08/08(Thu) 15時頃
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[出て行ったラドルファスをぼんやりと待つ。 直ぐに戻ってくるかと思ったが、中々戻ってこない。]
……一緒に行けば良かったか。
[また一つ、溜息を吐いていると、二人をやってきた。 昨日も二人を見たのは此処だったな、と思い出す。]
……おはよう。
[仲が良いんだな、と、直ぐに視線を外した。 挨拶をして、二人分の食器を片付ける為に纏める。]
(191) 2013/08/08(Thu) 17時頃
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[纏めた食器を、厨房へと運ぶ。 そこにしゃがんでいるフィリップ>>189に躓き掛けた。]
……何してんだ?
[躓く前に避け、食器を流しに置く。 食器を洗いながら、ふと思い出して聞いてみる。]
そういえば、さっきの音、なんだったか知ってるか? ラドルファスが見に行ったみたいだけど。
[聞きながらも、手は動かしている。]
(199) 2013/08/08(Thu) 17時半頃
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[しどろもどろと歯切れの悪い返答>>201に、首を傾げ。 しかし、音の話になれば、]
そうか。 ……セシルと?
[ラドルファスは音の鳴った方へと行った。 つまり、セシルが其処にいたということだ。
昨夜、廊下を走り去るセシルの後姿を思い出す。 見られていた、と思う。 口の端が歪む。]
(204) 2013/08/08(Thu) 18時頃
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さあ?どうなんだろうな? でも、あの二人って話し方とか行動が、なんていうか。 子どもっぽい感じして似てる気がしてる。
[失礼に近いようなことを言って笑う。
食器を洗い終え、両手についた水を払った。 そのまま出ようとも思ったが、何か飲みたくて。 お湯を沸かすフィリップの隣で、ミルクを温める。 マグカップの中にハチミツをいれ、其処にミルクを注いだ。]
じゃ、俺行くわ。
[ミルクの入ったマグカップを手に、食堂から出る。]
(208) 2013/08/08(Thu) 18時半頃
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[マグカップを手に、廊下を歩く。 甘いミルクを飲んで、落ち着きたい。
ラドルファスとセシルを見に行った方が良いのだろうか。 思うが、何処に行ったのか分からない。
ガラスの割れる音。怪我をしたのかもしれない。 だったら医務室にいるだろうか。 でも、医務室には何故か行きたくなくて。
自然と向かうは、談話室。**]
(214) 2013/08/08(Thu) 19時頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2013/08/08(Thu) 19時頃
徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2013/08/08(Thu) 22時頃
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[食堂から談話室へ向かう途中、ピアノの音が聞こえた。 サミュエルか、と思ったが、しかし直ぐに違うと分かる。 誰が弾いているのだろう。
気にはなったが、手にはマグカップ。 音楽室と図書室では飲食をしない。 そのまま談話室の扉に手をかける。]
(260) 2013/08/08(Thu) 22時半頃
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[談話室の中に入る。 ソファの方、人影が二つ。 誰もいないと思っていたわけではなかったが。]
誰かいたのか。 ……何してるんだ?
[確認するように、声を掛けた。]
(267) 2013/08/08(Thu) 23時頃
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[ソファの上から転げ落ちる人影。 首を振るサミュエルと、驚いた様子のシーシャに目を細める。 表情は、よく見えない。 それでも。]
へぇ。 具体的には、何、してたんだ? どう構って貰ってた?
[シーシャ>>275へと、歪んだ笑みを向ける。]
(277) 2013/08/08(Thu) 23時半頃
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[扉を閉め、二人に近付く。 ソファ近くのテーブルに腰掛けて。 浮かべる表情は、無表情。
手にしたマグカップを、テーブルに置いた。]
へぇ。色々、か。 昨日俺がしてやったみたいなこと、したのか?
[ソファに縋るようなサミュエルへ向けて言う。]
……怒ってない。
[シーシャへ短く答えるが、その声色は逆の意味を含む。]
(285) 2013/08/08(Thu) 23時半頃
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誰でも良いんだな。
[それは、どちらへ向かって言った言葉か。
嗚呼。自分の言葉が胸に刺さる。]
(286) 2013/08/08(Thu) 23時半頃
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[首を振るサミュエル>>280に、なんだ、と笑う。 作ったような笑みだ。]
してやれば良い。 なんなら、昨日みたいに見ててやるから。
[何故、こんなことを言っているのか、自分でも分からない。 素直に思うことを言葉に出来ない。
再び首を振り、俯いた幼馴染に掛ける言葉は見つからない。]
(298) 2013/08/09(Fri) 00時頃
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[シーシャの笑みが、消えた。 しかし直ぐにまた笑みが浮かぶ>>292。
続いて出た言葉。聞き取れなかった。 幽かに、眉を寄せる。]
俺でも、良いか……。
[言葉が、胸に刺さる。 近付いてくるシーシャを、表情を変えずに見つめる。]
(299) 2013/08/09(Fri) 00時頃
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[言い直された言葉>>295の意味はわからない。 押し退けることはせず、噛み付くような口付けをされた。 ぎり、と爪がテーブルを掻く。]
……なんだ。もう行くのか。 構って欲しいんじゃないのか?
[まるで、挑発するような言葉を投げる。]
(301) 2013/08/09(Fri) 00時半頃
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