82 【突発RP村】独りある身はなんとせう
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― 工房/会話の途中 ―
あれ? ―――... ふふふっ
あれな。わかったよ。
[注文を承って吹き竿を取れば、静かなものだ。>>1:38>>1:39 かちゃんと何本もあるうちの長い一本を操れば炉を開けて、 煌々と燃え滾る火を覗かせた。 輝くドロドロ。透明硝子を巻き取って、 指先を弄り、回転させて形を保つ。 石の受け皿に置いて、徐々に膨らませていく。
そんな仕事。もう慣れた、蒸し暑い工房での一幕。 ただ、お客さんがいれば話は違う。 そして、俺の気分も心なしか、否、すこぶるいい。
だから今日はほんの少し口数が多い。]
(10) 2014/07/16(Wed) 19時半頃
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ヤヘイ、ここに来る途中、どうだった? ちゃんと迷わずまっすぐ来れたか?
[男たち皆集められた戦争は終わった。 彼の、ヤヘイ慕っていた親父さんはどうしただろう。 そんな一抹の不安を覚えながら、洋燈を成形していく。
色付き硝子を別の竿に巻きつけると、 雫を落とす。竿に付いた洋燈が周り、 涙のような流れ星の跡を残した。**]
(11) 2014/07/16(Wed) 19時半頃
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っ...っ..そうだったそうだった、えらいぞ、ヤヘイ
[思わず失笑を漏らし、 褒めるように言葉を紡いだ。 硝子の胴は鉄箸に広げられ、口は窄まり壺形になる。 ぽつぽつと色付きの線が馴染むのを確認すると]
人が多かったか。 ああ。もちろん、いいことだ。 お前の親父さんや、面倒を見てくれたやつが帰ってくる。
[と、ここまで言って、思い至る。]
...ヤヘイはちゃんとうちにいたか?
こんな手紙が、届かなかっただろうか。
[彼は文字を読めない。ただ、もしかしたら、と。 机に置いた手紙を取って、示した。]
(33) 2014/07/16(Wed) 23時半頃
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[ケヴィンは希望を持たせてしまった。 言葉は時に残酷であることを知っているのに。 詰め寄られれば、たじろいで、硝子を彼から離す。]
お、おい、あぶない、から
...ん、と、終わる、かもしれないな。 ヤヘイ、これをみろ。
[手紙を差し出して示したのは、 大きく書かれた文字。"帰還報告"の一言。]
こんな形の文字、書いてなかったか? とくに、"ここ"だ。
[繰り返し、"帰還"という文字を見せる。 皆に届いたという手紙は、恐らく。二択。 彼の記憶がこれと合致するのならいいのだが―――。]
(36) 2014/07/17(Thu) 00時半頃
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...いや、ちがうよ。 これは俺に来たものだ。 親父さんは、、、わからない。
[沈んだ声色になって、 もしかしたら、との想像が渦巻く。 鉄竿を執り操って、]
ほら、危ないから。 親父さんとの"約束"だろう?
これが出来たら一緒に家に行こうか。 そうだな、、ヤヘイにランプはあげよう。 綺麗なものが好きだったろ?
もう少し、待てるか。
[明るさを努めて演じて暗い心を隠す。 落ち着かせようと、言い聞かせるように、 諭すように、少々昂奮の見える彼に言った。]
(45) 2014/07/17(Thu) 10時頃
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ああ、嘘じゃない。 [次々と雫を落としていく。硝子は薄く、薄くなって、 澄んだ透明に、橙、白、青。冷たくなる程に色が咲いた。]
ふふっ、お金はいいさ。好きで渡すんだ。 誰にも言っちゃだめだぞ?
[ケヴィンは成形された洋燈を竿から切り離して、 熱した鉄で均した。机に落ちる、軽い音。 布手袋で温度の低い炉に入れて、汗を拭う。]
そんなわけだ。気にするな。 行こうぜ。ヤヘイんち。
[並べられた作品群の埃を払って、 再び大人しくなった彼に告げた。]
(63) 2014/07/17(Thu) 21時半頃
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[微笑ましい様子に、つられて笑う。 物には対価が必要だ。けち臭い考えも、何処かへ飛んで。 何故か俺は"あげる"と言った。もやもやを晴らしたかったのか。
親父さんは――― もしかしたらの現実に、目を背けて。]
くっくっ、今すぐには渡せないんだ。割れちまう。 ああ。場所は確か―――だったな。
―っ。
[汗を同様に拭う様子にああ、と思うと。]
久々に水浴びでもしたいもんだな。 ここにいたらヤヘイも汗臭くなっちまう。
ん、行こうか。 [帰りに珪砂を詰める為の袋を背に負って、偶に来てくれた、親父さんの事を思い。それも杞憂に終わればいい。そんな気持ちが、すこしケヴィンの脚を早くした。ヤヘイを置いていかないように彼の家に向かう。]
(77) 2014/07/17(Thu) 23時頃
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[烏は、しゃがれた声で啼いていた。]
(83) 2014/07/17(Thu) 23時半頃
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―ヤヘイ宅― おじゃまします。
[中に入ると、眼を丸くした。衣服が落ち、食べ屑が散らかった様子を見ても嫌悪感を抱かなかったのは、それがまだ新しいものだったからか。世話をしてくれる人はいると、以前に聞いた。]
ん。ちょっと掛かったからな。 もらおう。
[心臓が少しだけ高鳴るのは。 視界の端に映る封に包まれた便箋のせい。]
手紙はそこのそれ、か?
[コップを受け取れば、波立つ水面が眼に入る。 兄だって帰ってこられる。屹度親父さんだって。 急に緊張が凝りを産み、誤魔化すように水を飲み干す。 自身を落ち着かせるように、静かに聞いた。]
(84) 2014/07/17(Thu) 23時半頃
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