82 【突発RP村】独りある身はなんとせう
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― 工房 ―
[今日も火の灯った熱い部屋に音が鳴る。 体が水を失うと、くらくらと視界が揺れるようになる。 そこでようやく水差しから大きく広げた口腔に水を注ぐのだ。
意識も虚ろな作業に、想い出を蘇らせるしか娯楽はなく。 霞んだ視界が戻ってくると、傍に兄が立っている気がした。 そんな幻覚さえ感じる、昼下がり。]
(11) 2014/07/14(Mon) 20時半頃
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― 昼間/少しして ―
[記憶の片隅の、有意義な一幕。 俺は怒って、兄は笑った。 それから、兄は徴兵に赴いた。
熱中症とは常に隣り合わせ。 腰掛けるたび、椅子が濡れる。 日中の雨が恋しい。セミの声が喧しい。
そんな折り、こんこん。と。 ノックが聴こえた。
洋はしを操る手を止め、硝子を外し炉に放る。どうせ失敗作になるんだ。構わない。仏頂面のまま扉をあければ、郵便屋の初老の男性がいた。]
...手紙、ですか。この時期に寄越してくるなんて、誰から?
[男性は優しく微笑むと、それを差し出す。 宛名は自分。差出人は...軍から。]
(12) 2014/07/14(Mon) 20時半頃
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―――――っ。 これ、は
[郵便屋は、開けてみなさいと促した。 封を切って、文言を眺める。 そこには、大きくこうあって、その後に色々並んでいる。 その中で、俺の意識を奪ったのは]
(13) 2014/07/14(Mon) 20時半頃
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[―――帰還報告。]
[その一言だけだった。]
(14) 2014/07/14(Mon) 20時半頃
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[手紙には戦争は何も産まず、 和平を為したことのみ。
国が富もうが貧しかろうが、 構わないのだが。
だが。
どれだけの人が死んだのだろうと考える程度には 便りは俺の心を鉄錆に覆われた鉄器から、 水冴え、光を透かす硝子に変えた。]
(36) 2014/07/15(Tue) 17時半頃
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[ヤヘイという青年がいた。 彼が父と共に工房を訪ねた時、 頭は良くないかもしれないが、 純粋な子供のようだと思った。]
おー、ヤヘイか。 今日も元気がいいなぁ。
どれ、騒がないでいてくれたらすぐ始めるよ。
[耳をつんざく挨拶も、笑い返して迎え入れる。 手紙を近くの机に置いて、 道具の調子を確かめ始めた*]
(37) 2014/07/15(Tue) 17時半頃
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