64 さよならのひとつまえ
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ロビンは、ザックを「同志!」と呼んでみた。
kaisanbutu 2014/04/04(Fri) 02時頃
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―"Why is a raven like a writing desk?"―
[さて、みなさまお久しぶりだ。 こうして挨拶するのも、幾年ぶりであろうか。ここに久闊を叙す。
高校の寮を出て、幾度の春を迎えたか。 僕の身長は伸びずじまいの春だが、僕のやるせない気持ちなど知らぬ桜は、今年も明るい笑顔で咲く。 ひらりひらりとクラッカーの紙吹雪のように舞う花弁は、あの日の花見で見たときとなんら遜色のない色合いである。
研修を終え、のろのろと歩む己にはほとんど見えてはいなかったが]
……ふぁっきん
[あのバイ疑惑セクハラ教授よ、ラブホで偶然同僚とすれ違って気まずい思いをしろ。 然る後に、自らの行いを反省せよ]
(22) kaisanbutu 2014/04/04(Fri) 23時半頃
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[などと思考を遊ばせつつ、下宿先までたどり着き。 ポストを開いて、目をぱちくりさせた。
なんとも珍しいことに、手紙が入っている。 取り出してみれば、エアメールだ。
さていったい誰からだ。 くる、と手紙をひっくり返すも、差出人はなく。 首を傾げながら、手紙片手に部屋まで歩む]
……ん?
[誰かが、部屋の前にいた]
(23) kaisanbutu 2014/04/04(Fri) 23時半頃
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執事見習い ロビンは、メモを貼った。
kaisanbutu 2014/04/04(Fri) 23時半頃
執事見習い ロビンは、メモを貼った。
kaisanbutu 2014/04/04(Fri) 23時半頃
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―The Unbirthday Song―
アリスさん?
[扉の前の人物に声をかけられ、ぱちんと瞬く。 懐かしくも昨日まで見ていたと錯覚するほどに覚えのある、悪戯っぽい笑顔を向けられ。 花の香と共に、非現実感が足元からふわりと、そよ風のように湧きあがった]
あー…。
[眼鏡を外し、少し目を擦ってかけ直す。 変わらず、古びたアパートの前に彼はいた。そして花を差し出していた]
……いま、一瞬。高校時代にタイムスリップしたのかと思いました。
[随分と甘い色彩のブーケを受け取り、分かりにくく驚きを伝え。 頭にしっぽのついている彼を見上げ、ぷう、と息を吐いた]
(62) kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 21時頃
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お久しぶりです、アリスさん。卒業以来ですか。 ええと、本日は花の配達ですか。……海外?
[改めてちょこんと頭を下げてから。 先ほど告げられた言葉をようやっと認識し、小首を傾いだ]
はて。海外の知り合いなんて、…入江さん、くらいしか思いつきませんが。
[微妙に名前を呼ぶときに間を空けて、思い当る人物を一人あげ。 しかしながら、卒業以来ぽつぽつとメールをするくらいで、なんでもない日に花を贈られる覚えもなく。 ふと、先ほどのエアメールを片手に持ったままなことに気が付く]
そういえば、先程差出人が白紙なエアメールが来ていたのですが。 なにか関連性があるのでしょうか。
[と、アリスに訊いても栓のないことを尋ねた]
(63) kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 21時頃
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まあ、とりあえずお茶でも飲みませんか。 お暇があれば、ですが。
[ブーケをそうっと持ちつつ、鍵を開けてアリスを振り返り。 扉を開ければ、玄関に積んでいた本が雪崩を起こした]
……ええと、この部屋じゃないほうが、いいですか。
[ぱたん。お見せできない状況に、思わず扉を閉めた。
鬱蒼とした自室は、本が空間の5割を形成している]
(64) kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 21時頃
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執事見習い ロビンは、メモを貼った。
kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 21時半頃
執事見習い ロビンは、メモを貼った。
kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 21時半頃
執事見習い ロビンは、メモを貼った。
kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 21時半頃
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朔の大馬鹿野郎の
[>>65幾分パワーアップした呼称を口にして。 気安い言葉の羅列に、口を挟む隙間を探してぱちぱちと瞬きをする。 コミュニケーション欠乏患者たる僕は、相変わらずの反応であったであろう]
ええ、息災に暮らしております。 しかしユリシーズという方には覚えはありませんし、残念ながらまだ医師ですらないので賞を取る予定はないのですよね。 ……ああ、この前私的に応募した図書館の読書コンクールで奨励賞を取りましたが。
[それじゃあないことは分かっている。 誘いに笑顔を返してくれた彼へ僅か、安堵したように微笑んでから。 扉を改めて、慎重に開ける。今度は雪崩は起きなかった]
……この花は、レポートでよれよれになった男が手に持って闊歩するには、いささかファンシーすぎますね。
[真顔のまま、本を足でけりけりして。 ぱふんとブーケに鼻を埋めれば、差出人不明の花の香りが胸を満たした]
まあ、散らかっていますが。よろしければどうぞ。
(69) kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 23時頃
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しかし、さてはて。いったいこの花はどちらさまからなのでしょうか。
[5割程度生活スペースを侵食している本を隅に重ね、場所を作る。 壁の一面を支配している古文書たちと、混じって置かれた医療用品がまるで中華街の如き雑多な有様を作り出しているが、まあ気にしないでほしい。
昔懐かしいデザインの座布団を勧めて、とりあえずコップ代わりに使っていたアンティーク風の花瓶にブーケを突っ込んでおく]
唯一の手がかりらしい手がかりといえば、やはりそのエアメールなのですが。 日程がどんぴしゃな辺り、関連性があるとは思いませんか。
[ごりごりと豆を挽き、珈琲を準備して。 なんとも奇妙な空間の中、ぽつねんと置かれたエアメールの白さ。 指し示し、こてりと小首を傾ぐ]
まあ、ともあれ開けて見ましょうか。
[珈琲メーカーがフル稼働している間に、アリスの元へ戻っていって。 ペーパーナイフで、糊付けされた封筒を開く。
ぺりりと、なんとも頼りなく軽い音がした]
(70) kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 23時頃
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[なんとも短い、日本語と英語。
それを一瞥した途端、目がまあるくなって。
ぽかんと、口をオーの形に開いたまま、固まった]
(71) kaisanbutu 2014/04/05(Sat) 23時頃
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[アリスとイカレ屋が、白兎からの手紙を見て。 アリスからの問いかけに、たっぷり三秒後
喉の奥に引っかかるような音が、一音零れた]
っふ、……は、ははっ、ははははは!!!
[悪戯しちゃうぞ、なんてふざけたメールが、悪戯しにこい、なんて念を押した声が、蘇って。 泣き出しそうに愛しい感情に身を任せ、思いっきり爆笑した]
(81) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 00時頃
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[滅多に使わない筋肉を使い、横隔膜がつりそうなほどひとしきり笑った後。 少し滲む涙を人差し指で拭いながら、アリスの方を向く]
朔の大馬鹿野郎が、悪戯しにくるって言ってました、よ。 あー……畜生、こうきやがったかあんにゃろ。
[くつくつと、いまだ収まらぬ爆笑の発作を抑え。 カードをひらりと電灯の灯りに透かす]
バカめ、僕がこれくらいで満足すると思うなよ。 なんとしてでも悪戯仕返してやる。
[それから、ぷひゅんと息を吐いたとき。 珈琲の穏やかな香りが、部屋に漂い始めた。
だけど、嗚呼。 全然、今の心境に似合わねえ]
(82) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 00時頃
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……アリスさん、酒、呑みません?
[本棚から、酒瓶を取り出した]
(83) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 00時頃
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[様々な感情を吐き出す笑いで、幾分すっきりした。 アリスへ視線を向ければ、指先で髪を弄っていた姿が目に入り。
玄関先での、朔太郎のせいで髪が伸びたという言葉を思い出して、すこおし目を細めた]
さてはて。デタラメの可能性は十二分にありますね。 あのバカが本気で連絡させないつもりなら、余計に。
[裏を返せば、その謎の声の人物に繋がったとしたら、朔はすべて捨てたわけではないと考えるのは、都合が良すぎであろうか]
……かけてみましょうか。電話代に怯えながら。
[思い付くままに話している風情のアリスの前に、紅茶でも珈琲でもなく、繊細なグラスを置いて。 琥珀色の液体を注ぐと、小さく笑った]
(92) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 01時頃
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[自分の分のグラスに注いだ、芳醇な香りのアルコールを舐め。 頭と口がテンポよく回るアリスから、紙を恭しく受け取る]
さてはて。鬼が出ますか蛇が出ますか。
[少し端の塗装が剥げたスマホを取り出すと、ぼやいて。 アリスの鳴らすコール音を耳にしながら、書かれていた住所を打ち込めば 有能な機械はすぐにある一点を指し示した。
ぱち、と瞬いたとき、コール音が止まった]
(188) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 21時頃
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[回線を通した声が漏れ聞こえる。 息を詰め、小動物の如く耳を澄ませて。 電話の向こうの相手とアリスが交わす、するすると伸びる言葉の蔦を追う。
夢見る主人公らしからぬ目付きで電話を睨む彼に、肩を竦めて]
……道順を。
[回線越しからの言葉を、鸚鵡返しに繰り返して。 にいと笑うアリスへ、小鳥のように小首を傾いだ]
(189) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 21時頃
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[電話を差し出されると、舐めていたアルコールを飲み干し、無表情のままに首を横に振る]
僕、日本語と英語とドイツ語しか出来ないので、国際電話はちょっと。
[などと、下手な言い訳を紡ぐ。 実際のところは、言いたいことが多すぎて、何を言えばいいのか分からなかったからなのだが。
ミスター朔太郎によろしくと切られた電話は、鼓動のような音を立てた]
どうぞ、アリス。
[差し出す両の掌に乗せられた、電子の地図。
それをアリスが受け取れば、だぱぱ、とアルコールを自分のグラスへ注ぎ直す]
……次の長期休みは、ゴールデンウィークなんですよねえ。 あと、次は夏、かな。
[花屋の繁忙期って、いつでしたっけ]
(190) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 21時頃
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―とある日の手紙―
[ひらりひらりとまだ雪が舞う季節、白い雪の下で健気に梅のつぼみが開き始めたのを目にして。 ふと思い出し、少しくたびれた白衣に隠れた手を出して、ひいふうみいと指折りする。
そうだ、今年は――]
(199) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 21時半頃
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[アリスが干したグラスへと、酌をする。 雨垂れのように落ちる言葉を、表情筋の乏しい顔で受け止め。 しあわせだと口にした朔を思い浮かべてみた]
……朔はいつもみんなの中心にいるくせに、ゼロ距離まで近付かせない奴でしたからね。 なにも言わずにってのは、らしいっちゃ、らしいか。
[明かされた、なにも告げずに消えたという真実は、すこんと胸に落ちた。 それから、それをアリスだけが知っているという辺りに、なにか理由を感じ取り、口元に不覚の笑みが浮かぶ。
グラスのふちを噛み、少しだけ考える]
うさぎ狩りらしく、罠でも仕掛けますかねえ。 ミスターユリシーズに呼び出してもらって待ち伏せる、とか。
[などと、酔いにふわつく言葉を紡いでから。 ふっと視線をアリスに向け、小首を傾ぐ]
(217) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 23時頃
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そういえば。 朔のルパン野郎が、寮を出る前、僕に勇気という抽象的なものを求めてきたのですが。
アリスさんは、なにか事情をご存じですよね?
[断定系。
真顔でじっとアリスを見た後、グラスの酒を舐めた]
まあ、別にどうだっていいんですけど。
(220) kaisanbutu 2014/04/06(Sun) 23時頃
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[向けられる曖昧な笑み。 拒絶とまでいかないが、アリスは吹聴するタイプではないことは、なんとなく知っている。
そして、こちらも人の思い出をやたらと聞き出すタイプではなく。 折角淹れたのでと、珈琲を琥珀に混ぜつつ、独り言じみた言葉を紡ぐ]
だと思いました。 最後の見送りに、あなたが。それはそれは、喜んだでしょうね。
[ぬるい珈琲を飲めば、なんとも珍妙な味がした。 朔からのメッセージカードをつつき、おどけた署名を眺めて。 ふと、気がついたことがあり、視線を上げる。
恋するうさぎ、なんて可愛らしいペンネーム]
(225) kaisanbutu 2014/04/07(Mon) 00時頃
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……朔はあなたと仲よくしたそうでしたし。
[答えあわせをするのも野暮ったく思えて。 ただ、そうとだけ言っておいた]
(226) kaisanbutu 2014/04/07(Mon) 00時頃
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まあ、呑みましょう。 そして計画を打ち合わせしようではないですか。
[手品のように本の隙間から酒瓶を取り出しつつ。 イカれた家に来たアリスを、二日酔いさせる気満々で声をかけた*]
(227) kaisanbutu 2014/04/07(Mon) 00時頃
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─同窓会の話─
[風にはためく白衣と、風に散る白煙。 白衣でシャベルを持った医師が、煙草をくわえて、桜の木の下に立っていた。
色々服を悩んだが、結局スーツに白衣という如何にも如何にもな格好で来てしまった。 研修医時代に覚えた煙草を燻らせながら、せめて白衣は脱ぐべきだったかと今さらに思う。 着なれた白衣も、ストレスが溜まれば量が増える煙草も、青い春から離れた歳月の長さを知らせるようであった]
ん、お久しぶりです。
[やがて、ちらほら懐かしい顔が見えてくれば、まるで一月かそれくらいぶりに会ったような、気安い挨拶で手を振り、携帯灰皿へ煙草を捨てる]
皆さんお元気でしたか。そうですかそれはなにより。 私は、なんといいますか。見ての通りです。
[白衣を着て髪が少し伸びた以外、ほとんど変わらない己を示して。 いつのまにやら変わった一人称で、変わらぬ言い回しを口に。
薄く微笑んで、会釈をした]
(241) kaisanbutu 2014/04/07(Mon) 01時半頃
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─卒業から九年と十一ヶ月後の話─
[その日は、しんしんと雪の降る日であった。
頬を押さえて、愚かな己は頬杖を机につく。 丁度先程、別れた彼女からの置き土産の紅葉が痛むのだ]
可愛いのですから、おしとやかにすればいいのに。
[まあ、彼女の奔放さと気の強さがなければ、そもそも付き合わなかったのだけど。
研修医として必死に働くあなたが好きだと、告白してきた彼女。 特に断る理由もなく、付き合ってみたのだけど。 やっぱり、一番好きにはなれなくて。
そんな不毛なことをするのも、一度や二度のことではない。 朔が見ていたら、バカだと笑い飛ばしてくれるのだろうか。 アリスに言ったら、同じく笑い飛ばしてくれそうだけども。
なんとなく慰めが欲しくて、アリスに悪戯電話をかけようとして、スマホを手にしたとき]
(309) kaisanbutu 2014/04/07(Mon) 22時半頃
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うわっ、と、
[袖を引っかけて、机の上の葉書入れを倒してしまった。 ため息をつき、片付けようと手を伸ばして]
……あ、
[葉書入れの一番下に封印していた、懐かしい封筒を見つけてしまった]
(310) kaisanbutu 2014/04/07(Mon) 22時半頃
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[封筒の中身を予想しながら、そうっとそれを開けてみれば。 思った以上に鮮やかな色彩が、目に飛び込む。
修学旅行の写真は、いまだ色褪せてなかった]
……ふはっ、
[なぜだか、笑えた]
(313) kaisanbutu 2014/04/07(Mon) 22時半頃
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[脳内にて、僕Aが彼に電話をしたい!と叫んで、僕Bがなぜそんなことを?と異論を唱える。 そりゃ話したいからさ、と僕C。まあ紅茶でも飲もうぜと僕D。
そんな一人会議の末、電話を掛けた。
コール音を一つずつ重ねるごと、鼓動が耳に響いて。 そのたびに、ゆっくり深呼吸した]
(315) kaisanbutu 2014/04/07(Mon) 22時半頃
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―本の帯の話―
[ざくざくと、柔らかな土を丁寧に掘り進める。 用具室から無断拝借した大きなスコップは、大変作業が捗った。
翌檜の木が、さわさわと揺れて。 控えめだが、大きな進歩はなくとも確かに変わったその木を傷付けないよう、掘り進め。
やがて、出てきたタイムカプセルを開ければ、みな思い思いのものを手に取る。
自分も、一番最後に身を屈めて 古ぼけた本の帯を手に取り]
そういえば、入江さん。
[顔も上げぬままに、皆の前で世間話の延長の如く、意中の人へ声をかけた]
(386) kaisanbutu 2014/04/08(Tue) 01時頃
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好きな人がおられるのならば、今度私めと浮気でもなさってみませんか?
[ダンスにでも誘うような、冗談めかした口調で淡々と言ってから。
入江の方は一度も向かぬままに、何かを発見したらしいアリスの方へ、ぶらりと足を向けた*]
(387) kaisanbutu 2014/04/08(Tue) 01時頃
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