62 Bye Bye CUCKOO'S NEST
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[やや硬い手応えを扉越しに感じたかと思うと、その影から声が聞こえた。更に、その扉の隅を見つつお絵かきしているオスカーの機嫌よさ気な鼻歌?も聞こえて。]
遊ぶなら、中でやれ。
[喧しいと見つかる懸念が濃くなると懸念して、彼らを一度ずつ見下ろし緩く首を横に振った。俺はと言えば、何とかこのまま外の世界へ逃亡出来やしないかと、すぐに周りを見回し“道”を探す。]
……、
[何やら俺の影に潜んでいるロビン(>>0:167)に気付くと、頭を掴んで髪を掻き混ぜたりもしつつ。]
(2) 2014/03/21(Fri) 01時頃
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―…あそこは、独りより寂しい。
[後方から聞こえたイアンの声(>>0:168)には振り返らないまま一声返し、歩き出したロビンに倣って先を目指す。胸元を擦ると、そこには硬いハーモニカの感触がある。]
欠けた音を、生き返らせるために 行く。
[(>>7)それでもイアンも歩き出すなら少し言葉を続けた。探し物…―ではない。在処は明白に解っているのだから。]
(8) 2014/03/21(Fri) 01時半頃
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なら、オマエも歩け。
[戻るつもりが無いなら進むしかないと、微笑み挨拶をくれる時とはどこか違うオスカーの声(>>5)に応える。呈する案は酷く単純だったが、歩いて行けば乗り物を捕まえる事も叶うかもしれない。
少し先で呟くロビンを一瞥し、現実的な交通手段を検討する。薄い入院着で、何も持たないままで何処まで行けるのか…―考えれば考える程、路は遠ざかるようで気ばかり焦る。]
(10) 2014/03/21(Fri) 01時半頃
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オマエは目立つ。 来るなら、真っ直ぐ来い。
[今は闇夜に紛れてむしろ目立たないのだが、エルゴットが動くと闇が蠢くようでつい目で追ってしまう。そして相変わらず乾いた血で染まっているだろう指先を月灯りの中で見つめ、ついて来るようにと手招いて見せた。
そのうちに、壁際に辿り着き、ロビンはまた壁にぶつかる。仕方が無いから襟首掴んで壁から引き離してやろうと…―しているうちに、彼は現実的な交通手段を発見したようだ。困った時は石を転がす…もといロビンを好きに歩かせようと、密かにジンクスを編み出し胸に刻んだ。]
(13) 2014/03/21(Fri) 02時頃
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車、
[不意に吹いた三月の温い風が雲を流すと、煌々とした月灯りが車体に落ちた。仄明るい中で一見して解る程、古めかしい大型ワゴン車。車体に触れるロビンを真似るように、運転席の扉に手をかけると…――
ガチャ…、此処でも、扉は開いた。]
……これは、罠か?
[思わず、ロビンの顔を見つめ真顔で問い掛ける。 だって信じられないだろう? …とでも言いたげな眼差しで示す先には、 刺しっぱなしの車のキー。**]
(15) 2014/03/21(Fri) 02時頃
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― 車を発見する直前 ―
寝るな。
[ほんの数歩で足を止め…それどころか眠ろうとするエルゴットを半ば呆れた目で眺めて。
心が傷まないでもないが、やもなく彼の髪を掴んで引き摺るようにして、前へ進むよう促す。痛みから逃げるためには、引かれる髪が弛むよう俺について来なければならない。長い髪というのも、たまには便利に使えるものだと、無駄な関心に頷きながら。**]
(16) 2014/03/21(Fri) 02時頃
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中に無い事は、間違いない。 なら…外だ。
[運転席を覗きこみつつの返答は、 イアン(>>18)に向けて。
その後の会話を端々聞いて、運転席へ乗り込もうとするイアンの肩を掴み、止めた。理由は明らかである。]
事故は困る。 運転が解るなら、近くに居ろ。
[後部座席での発見やそれにまつわる声には一瞥をくれただけで、イアンに近くの席に着くよう頼みつつ運転席へ乗り込むつもりだ。]
(48) 2014/03/22(Sat) 00時頃
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[大人しく運転席を譲ってくれるイアンの頭を掴み、髪をかき混ぜようと。食われて禿げる前に撫でておこうというわけではないが。彼の短い髪をくしゃりとやってから、運転席へと乗り込んだ。]
― ワゴン車 運転席 ―
[後部座席の、俺はまだ知らぬ同行者の発見には気付かぬまま、カッコウの巣…月灯りの中佇む病院の建物を見やり。連れ立つだろう者が皆、車中に収まった事を確認すると、改めてキーを回した。
一度目は無反応。 二度目は微かにエンジンの震えが。 三度目で、ようやく、エンジンがかかった。]
……ふ、
[は、と短く笑いの滲む息を零すと、一度胸元を擦る。]
(54) 2014/03/22(Sat) 00時頃
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動く。 動いた。 …オマエは何処へ行くんだ?エルゴット。
[(>>52)何年か同室で寝起きしていたが、今、初めて名前を呼んだ。看護師が彼をそう呼ぶのを聞いた事があるから、きっとそれが彼の名なのだろうと見当をつけて。
古い車体は無駄に振動して煩い。
すぐ後ろの席で展開される会話への(髪は不味かろう…)との感想は胸の内に留めるとして、ゆっくりとアクセルを踏んだ。]
(58) 2014/03/22(Sat) 00時半頃
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違うか? 名前が無いと不便だろう。 無いなら、毛玉と呼ぶ。
[エルゴット…が彼の名前では無いのならと、代替案を提示してみたいが。視線は前方を見据えたまま、隣でシートに沈む彼の様子は素知らぬふり。不明瞭な言葉も、いつも通りの事として聞き流した。]
此処じゃない所。
[しかし彼の希望はしかと聞いた。 頷く代わりに呟きを落とす。]
(60) 2014/03/22(Sat) 00時半頃
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―…行くか。
[振り向き誰にともなく声をかける。 視線はロビンに髪を食わせるイアンと、その髪を捕食するロビン、お絵かき遊びの道具を持つオスカーを、ぐるりと見回し前へと向き直った。
答えが無くとも俺は進む。
踏み込んだアクセルが沈み、車は微かに震えながら進みだした。ハンドルを握る手に力を込めると、前方の夜を見据えて唇を引き結ぶ。しだいに車は月灯りを頼りに閑散とした道を走り、窓外を風に靡き倒れる麦畑が流れ始める。
遥か後方で犬の鳴く声が聞こえた気がしたが、 カッコウの巣を飛び立つ高揚に それを気に留める冷静さは打ち消されていた。]
(63) 2014/03/22(Sat) 01時頃
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オマエは何処へ行く? ブリキはオズの国へ帰るのか?
[背後のロビンの姿は見えない。 運転へ注ぐ集中は保ったまま、振り返る事なく声をかけた。
エルゴットが賑やかに示す後方の“誰か”についても、振り返り確かめられるはずは無く。 俺は僅かに首を傾けるだけだ。]
(65) 2014/03/22(Sat) 01時頃
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ケヴィンは、後部座席の“誰か”についての話に、傾ぐ首の角度を少し深めた。
2014/03/22(Sat) 01時頃
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―…天国か、教会か。
[どちらも似たようなものではあるが。
言ったものの。 この車が天国へ辿り着く事は無いだろうと思い、 虹の橋の向こうが地獄で無い事を願い、 薄く苦笑いめいた歪みを口元に浮かべた。]
賛美歌を歌う子どもは、 美しい場所に居る。
[そして答えを直した。 より曖昧に。具体性を欠いたものに。]
(68) 2014/03/22(Sat) 01時半頃
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美しい場所は、レティは、オマエが見つけろ。 俺はオマエを其処へ連れて行く。
[綺麗な場所…―聞いた途端。 紺色の夜空の向こうに、左右を流れる麦畑の静かな揺らぎに、重なるように故郷の景色を見た。俺にとっての美しい場所は、あの田舎の小さな村だけだ。しかし其処には“レティ”は居ないだろうから。]
行ける。 足が俺なら、間違いが無い。
[根拠の無い自信は、ロビンの言葉尻に被せるようにして吐かれた。すぐにでも故郷を目指したい気持ちは強かったが、ロビンの声が苦しそうだと感じたから、俺は言ってしまった。言ってしまったからには、俺は、そうする。]
(70) 2014/03/22(Sat) 01時半頃
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知ってる。 賛美歌が好きな、レティだ。 [今は美しい場所でロビンを待っている…というのは空想でしか無い。空想は言葉に乗せず、頭の中に押し留めた。
粛々と走るワゴン車は、今は月を映し明るい川に架かる跳ね橋を渡る。古くから残る石畳を通過する際に、ガタガタン…と小さく車体が跳ねたが、進行に問題は無さそうだ。
そしてそのままワゴン車は夜の中を走り続ける。 明け方、黄金色の光が世界を包むまで。**]
(72) 2014/03/22(Sat) 02時頃
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― 朝 ―
[黄金の陽はまだ続く道路を照らし、左右に広がる麦畑を光で呑んだ。夜通しの運転で疲れた目には眩しすぎる朝日に、俺は眉根を寄せて顔を顰めた。眠気は無いが、久しぶりの集中で頭が疲れている。それに、腹も減った。]
何処だろうな。 地図が無い。
だが、広いな。
[塀の内側の世界に慣れていた感覚が、外界の広さに触れて騒ぐ。胸が踊るようだと言っても良い。声にもその高揚は滲んでいた。言葉に腹の鳴く音が重なったが、空腹を鮮明な朝日と共に感じられる事が嬉しかった。]
(80) 2014/03/22(Sat) 22時頃
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地図か?
[エルゴットが何かを見つけたらしい。(>>81) 隣へ視線を流して、エルゴットが掲げる封筒を見遣る。]
…途中で川を三本越えた。 街の傍を一つ通り抜けた。 ずっとこうじゃない。
[広大な畑が広がる一帯を抜けつつあるのか、畑の間に点々と建つ建物や、遠くに村の姿が現れ始めたのは少し前から。このまま行けば、街に入るかもしれない。]
(85) 2014/03/22(Sat) 22時頃
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パンが欲しい。 ――…ママ?
[ロビンの声(>>83)に頷き、素直に空腹を認めて欲求を述べるが。次いで後方から不意に聞こえた耳馴染みの無い声に、首を捻る。空耳だろうか。つられてイースターの祭りの光景を思い出してしまった頭を、続けて二度ほど横へ振った。浮かんだ故郷の情景は、そこで霧散する。]
(86) 2014/03/22(Sat) 22時頃
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―…いざとなったら、盗む。 物乞いをしても良い。 パンと水。地図もだ。
[夢のような声に散った集中力を再び集め、現実的なイアンの発言に頷く。まさかエルゴットがくしゃくしゃと握り締めている封筒の中に、紙幣が入っているとは思うはずが無い。]
…作るのは、難しい。
(92) 2014/03/22(Sat) 22時半頃
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………おい、あぶな、……
[エルゴットに封筒を押し付けられ、浅く息を吐いたものの。右手で受け取った封筒から覗く紙幣の端に、眉を上げてその下の目を僅かに見開いた。まさかの幸運である。]
でかした。
[幸運を見つけたエルゴットを褒め。封筒はそのまま、後方席のイアンへ手渡そうと。中を確かめて欲しい、と。]
(93) 2014/03/22(Sat) 22時半頃
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―…オマエの子どもか。ママ。 飼うなら世話は自分でしろ。
[それはもう見事に現実逃避的に、ママと呼ばれたらしいオスカーに言い放つ。状況を理解するに至っていないが故に。ミラー越しに見えるデメテルの金髪に、幾度か目を瞬かせつつ。]
(99) 2014/03/22(Sat) 23時頃
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どのくらい入ってる? 街の外れで、一度止める。 運転を変わってくれ。眠い。 [(>>97)イアンと現実的な話をするうちに、ポツポツと道路の左右に人の姿が見えるようになってきた。麦畑ばかりが続いていた牧歌的な景色に、人工物が混じり景色が移ろう。]
……飼わないなら、捨てる。
[確かに少女は人間の少女であり、それが故に思い悩む。どう扱って良いのかわからない。なんせ俺は子供の扱いには慣れていない。]
(107) 2014/03/22(Sat) 23時頃
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[車に飽いたと駄々を捏ねるエルゴットを一瞥すると、窓外に目を凝らし、停車するに最適な場所を探す。金があるなら…―と選んだのは、買い物が出来そうな郊外の雑貨店の駐車場だ。]
― 駐車場 ―
[広い駐車場は閑散としていて、人の姿は無い。その隅へとワゴン車を滑りこませ、静かにエンジンを切った。そして運転席に深く凭れ、疲れた目を片手の指先で揉み解して息を吐く。]
電話は駄目だ。 きっと警察が来る。
[少女の要望をあっさりと却下しつつ。]
(111) 2014/03/22(Sat) 23時半頃
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死ぬのは困るな。 悪夢を見る。
[運転席のドアを開くと、言い残して外へ出る。薄汚れたミラーに自身の姿を映してみると、入院着のままの恰好は酷く外の世界とはそぐわないように思えた。これでは店に入ってもやたら目立つだろうと懸念し眉を寄せた。
他の面々も似たようなもの…どころか、エルゴットなどは明らかに、異質である。だから、]
毛玉、オマエの髪を剃ってもいいか?
[唐突に言い出すのであった。]
(118) 2014/03/22(Sat) 23時半頃
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ケヴィンは、デメテルの言葉を聞き「がおー」と適当に悪い狼の真似をした。
2014/03/22(Sat) 23時半頃
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[そんなめでおれをみるな。 デメテルのジト目から目を逸らし、妙な気恥ずかしさを払うように咳払いをひとつ。だから子供は苦手だ。扱いが解らない。ブツブツと独り言にて文句と言い訳を吐きながら、店先を眺めて。]
パンと水を買ってくる。 戻るまでに、毛玉の髪を編んでおけ。 上手く出来たら林檎ジュースをやる。
[結えば少しはまともに見えるだろうと期待しつつ、髪を握るエルゴットとデメテルへ声をかけて。イアンから受け取った紙幣を握り、店へと向かいノソリと歩き始める。]
金は俺は持ってる。 一緒に来い。オスカー。
[一度立ち止まり、半身をオスカーへ向けて。 同行に誘った。]
(124) 2014/03/23(Sun) 00時頃
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― 雑貨店 ―
[反応の鈍い自動ドアを潜って店へ入ると、レジ台で新聞を読んでいた店主が露骨に怪訝そうな顔をした。手入れされていない身なりに、汚れた入院着、紙幣を握った姿を警戒されるのは当然かと、浅く肩を竦ませ苦笑いを浮かべた。]
とっとと買って戻ろう。 [ついてきたオスカーの耳元に囁きかけ、必要なものを見繕った。パン、水のペットボトル、林檎ジュース(果汁100%は少し高かったから適当な安物を選んだ)…それから、安価な服を見る。] オマエも着替えろ。 ……子供服は品揃えが悪いな。
[品揃えは成人用の安っぽいTシャツやスウェットが何種かあるだけだが、入院着よりはマシだろう。]
(132) 2014/03/23(Sun) 00時頃
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「…おい、そこのガキ!なにしてやがる」
[選んだスウェットと杢グレーのパーカー、ついでに車に残っている人数分の適当な服の値札を眺めていたが。店主の声に、視線を上げる。見ればオスカーが未購入の商品を使ってお絵かきに没頭しているようで。]
悪い。…弟は少し、
[店主に声をかけ、 コツコツ…とこめかみを叩いて見せる。]
……それも、買う。幾らだ。
[斯くして色鉛筆も一緒に購入する事になり。 早速の余計な出費に、先程叩いた頭をおさえた。]
(136) 2014/03/23(Sun) 00時半頃
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ああ。オスカーの。 二度と買わん。ケチって使え。
[買い物を済ませ、抱えた紙袋の中からオスカーに服と色鉛筆の箱を渡す。紙幣二枚を払って小さい札が5枚戻ってきた。少し大きな出費になったが、入院着で進むよりは良かろうと思うことにする。
店の試着室を借りて、オスカーと共に着替えを済ませると車へ戻る。着替えたオスカーには食料品と水の入った袋を持たせて。*]
(142) 2014/03/23(Sun) 01時頃
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