人狼議事


64 さよならのひとつまえ

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【墓】 測量士 ティソ

− 夕方−自宅前 −

[チャイムが鳴らされても、中から返事は無かっただろう。>>+17
家主は、夕食の買い物を終えた帰路の途中だったから。

そうして、あと少しまで家だという時に、家主は扉の前の存在に気付く。]

 ―――― ……利一?

[そんな、まさかと。
目を丸く見開き、問う。
間違いだったらどうしよう、それは最初に過った疑問。
けれど、だって、間違えるはずがない。
つい数日前まで、同じ空間で日々を過ごしていたのだから。]

 ……実家、行くんじゃなかったの
 えっと、……上がりなよ、

[ポケットから鍵を取り出せば、室内へと促す。
夕焼けには近いけれど、まだ空は青い時刻。**]

(+36) 2014/04/02(Wed) 03時頃

測量士 ティソは、メモを貼った。

2014/04/02(Wed) 03時頃


【墓】 測量士 ティソ

−−−−−−-

To:丞>>+55
Sub:カレーおいしかった

画像ってあんま顔出したら危なかったりするのかな
学部出してるから今更な気もするけど
すすむは自分の絵とかにしないの?

じゃがいもちょっと硬かった、もう少し煮えてる方が好きだなー
肉じゃがいいな、明日作ってみようかな
母さんに作り方メールしてみる!

−−−−−−-

(+68) 2014/04/02(Wed) 18時半頃

【墓】 測量士 ティソ

− 夕方−自宅>>+67 −

 ……いや、……えぇと
 言いたいことは色々あるんだけど、

[事前に何か連絡しろよ、とか。
そもそも帰りが遅かったらどうするんだ、とか。
「ちょっと」で寄れる距離じゃないだろ、とか。

眉を寄せていた表情をふっと緩め、家の中へ。
座布団もまだ無いので、ベッドに座るように促す。
冷蔵庫から出した緑茶のペットボトルから二杯。
異なるグラスに注ぎいれれば、片方を利一に差し出した。]

 ……観光しに来たって感じじゃないよね
 どしたの、なんかあった?

 俺が恋しくなっちゃった?

[デスクチェアに腰かけ茶化すように問えば首をかしげる。]

(+69) 2014/04/02(Wed) 19時頃

【墓】 測量士 ティソ

[冷えた緑茶は、外から帰ってきた身体にはあまり優しくなかった。
背凭れに両腕を凭せかけ、組んだ指の間に顎を置く。

向けられる視線を、真っ直ぐに見つめ返す。
躊躇いがちに、紡がれる言葉。
利一は、こんな話し方をしていたっけ。
ぎぃ、と、背凭れを軋ませる。]

 ん、ー
 ……何も無かったわけじゃないけどさ

 まぁ、利一にはあんま関係ないことだよ
 純粋に、もんじゃおいしかったーってだけ

 寮だとさ、顔合わせて話せるけど、もう無理じゃん?
 けど、ちょっとしたこと、利一に話したいなぁって

 ……駄目?

(+80) 2014/04/02(Wed) 20時頃

【墓】 測量士 ティソ

[言葉は、自分でも驚くほどスムーズに紡がれる。

本当にそうなのか、聞いて欲しいのではないだろうか。
幾度も心の奥に問うけれど、明確な答は返ってこない。]

 ……俺は、大丈夫だよ
 うまく、やってけそうだし

[そう口にすれば、膝を抱える姿の方へと歩み寄り、わしゃりと髪をかき混ぜる。
その感触がなかなか良かったので、わしゃり、わしゃりと更に二度ほど追加で撫でた。]

(+81) 2014/04/02(Wed) 20時頃

【墓】 測量士 ティソ

 ―――…… ッ、 

[衝撃に、一瞬呼吸が止まる。
不意打ちの不意打ちだった、予測なんて出来る筈が無い。
床に思い切り倒れ込めば、思ったよりも大きな音が立った。

は、と、詰まった息を逃がしながら、薄く目を開く。
覗き込む瞳と、目が合う。

何で、お前が泣きそうなんだよ。

言葉は、痛みに阻まれて出てこない。
泣きそうになりながら告げられる言葉を、呼吸を繰り返しながら聞く。
痛みを紛らわすように、何度も息を吸い、吐く。]

 ……俺は別に、全部話すことが、友達だとは思わない、から

[ようやく、その言葉を振り絞る。]

(+96) 2014/04/02(Wed) 22時頃

【墓】 測量士 ティソ

 利一とは、友達だと思ってるよ
 信頼してる、大切に思ってる、……気だって、許してる

 少なくとも、どうでもいい奴に湿布貼ってとか、頼まない

[涙を流す顔に、両手を伸ばす。
指先で、落ちる雫を掬い、拭う。]

 けど、だからって全部話せって、そういうわけじゃないでしょ
 友達だから黙っておくこと、友達だから隠しておきたいこと、あるんじゃないの

[『同性を好きになる』なんて打ち明けたら、絶対に軽蔑されるから。
そんな人間と一年を共に過ごしたのだと、思われてしまうから。

だから打ち明けないだなんて、酷い自己保身だ。
隠している事、ばれないようにと振る舞っていたのだけれど。

何か、思う事でも、あったのだろうか。
悟られるようなことを、してしまったのだろうか。]

(+97) 2014/04/02(Wed) 22時半頃

【墓】 測量士 ティソ

 俺は、利一と友達でいたいよ
 だから、隠すことがある、言わないことがある

 ……それじゃぁ、駄目なの?

[問う声が震える。
頭の芯が、麻痺したようにじんと冷える。

それでも、言葉を重ねる。]


 ……全部話さないと、俺は利一の友達になれないの?


[頬に触れた指が、震えた。]

(+98) 2014/04/02(Wed) 22時半頃

【墓】 測量士 ティソ

 ……じゃぁ、友達に急に頭突きとかするなよ、
 馬鹿になったら責任取れんのー

[もう馬鹿だけど、と、漸く背中から床を引き剥がす。
頬を拭っていった掌が離れる前に、その指先を掴んで。]

 俺も、利一と友達でいたいよ

 ……ただ、そうやって俺のことを利一が心配してるのはつれー、って思うし
 そうやって俺よりも先に泣くのはもーやだ、って思う

[だから泣くなよ、と、押し付けたタオルは寮を出るその日に渡されたタオル。
ちゃんと洗ったから、と念押しした。
再び手を伸ばし、二度、三度、髪を掻き混ぜる。]

 心配させろって、……俺、利一とタメだよ?

 ……丞も似たようなこと言うんだよね、……そんな俺って頼りない?

(+143) 2014/04/03(Thu) 00時頃

【墓】 測量士 ティソ

[こみ上がってきていたものを落ち着かせるように、深呼吸。
ゆっくりと目を閉じて、切り替えるように目を開く。
そうして浮かべた笑みは、寮の部屋で毎日見せていたもの。

乱した髪を軽く整えてやり、その指先が頭から離れると同時、立ち上がる。
背中痛い、とこぼしながら、大きく一つ、伸びをした。]

 ……で、……それだけの為に来たの?もう行くの?
 夕飯くらい食べていけば?
 ……今から外出るの面倒だし、なんか作ることになるけど

 ……利一って肉じゃがの作り方わかる?

[冷蔵庫の中に乱暴に突っ込んだスーパーの袋の中身は、肉じゃが用にと買った材料達だ。
もちろん、夕食のメインにはなり得ないだろうけれど。

何食べようかと、首を、傾げる。]

(+144) 2014/04/03(Thu) 00時頃

【墓】 測量士 ティソ

 お金ないって言ってた癖に
 ……次はちゃんと、しっかり時間取れる時に遊びに来なよ
 もっと、このへん案内できるようになっとくからさ

[タオルに顔を埋める様子に肩を揺らした。
短絡的すぎるだろう、と、笑い声を零した。

立ち上がり、離れる前に掴まれた指。
見上げ、言葉を告げる様子を、丸く見開いた瞳は見つめる。
半開きの口のまま、視線を右へ、左へ、彷徨わせて。
視線が利一のもとに戻れば、照れたように目を細める。]

 ありがと、……大丈夫だよ、
 俺だって、我慢ばっかしてるわけじゃないもの

 ……ちゃんと、笑うよ、大丈夫

[ね、と、巫山戯るように指を絡め、そうして解く。
台所に向かう為に踵を返すその瞬間、指先でその前髪を、緩く、梳いた。]

(+158) 2014/04/03(Thu) 01時半頃

【墓】 測量士 ティソ

 知らないよ、……そっち行くとしたらもう少し後かと思ってたし、
 交通手段、何があるか全然知らない

 バスなの?

[背に僅かかかる頭の重みに上体をゆらゆらと揺らす。
薄いシャツ越しに、利一の額の熱が伝わる。
熱とともに、言葉も。>>+157]

 ……んじゃ、作ってよ
 あー、……食器ないけど、別に気にしないよね?

 ……米、俺米やる!

[そんな風に、ばたばたと台所のあたりを動き回る。
全くできないわけではないけれど、明らかに経験は足りていない。
利一の傍で、その手の動きをじっと見ていただろう。]

(+159) 2014/04/03(Thu) 01時半頃

【墓】 測量士 ティソ

[―――― そうして、チャイムが鳴ったのはきっと、日の落ちきった頃。>>+61

食事の、前。]

 ……?なんだろ、

 荷物は確か、明日の筈、………はーぁい 

[声をかけながら、ドアスコープから外を見る。
相当の長身なのか、顔がとても見辛くて。

鍵を開き、そろりと外を窺い見て。]


 ……丞?


[千客万来だな、と、胸の内で呟いた。**]

(+160) 2014/04/03(Thu) 01時半頃

【墓】 測量士 ティソ

− 外出中に打ったメール −

−−−−−−-

To:丞>>+70
Sub:メニューがきまった

ネットストーカーって、どういうのだろう
住所とかばれたらこわいな、そういうひとなんていうんだっけ、はっぱー?だっけ?
そういうひとってネットに結構いるのかな?

ちゃんと煮たと思ったんだけど煮えてなかった……
おれもカレーは久々だった、箱の裏の作り方見て作ったら結構大丈夫だった!

自炊って、習慣づけないと駄目だよね
俺も色々作れるようになる

−−−−−−-

(+161) 2014/04/03(Thu) 01時半頃

【墓】 測量士 ティソ

−−−−−−-

To:朔太郎>>*7
Sub:ゆるした

さくたろー、寮出るの今日だっけ?
いってらっしゃい、

スプレーの使い方わかんなかったら連絡するかも!

なんであやまったの?

−−−−−−-

(+162) 2014/04/03(Thu) 01時半頃

【墓】 測量士 ティソ

−−−−−−-

To:環>>*11
Sub:あれはいたい

責任とりたいけどおれはこの動画でお腹痛い
たまきも責任取って

外で見るんじゃなかった(*´ω`)

−−−−−−-

(+163) 2014/04/03(Thu) 01時半頃

測量士 ティソは、メモを貼った。

2014/04/03(Thu) 02時頃


【墓】 測量士 ティソ

[まさか在宅か否かを入念に調べられているとは思うまい。>>+164
見下ろす視線を見上げれば、何用かと首を傾ぐ。

怪訝そうな表情は、ケーキという言葉で一瞬に明るく変わった。]

 ほんと?嬉しい
 わざわざありがと、……そんな近くないよね、ここまで
 ……お金取ったりしないよね?

[そんな風に確認を挟むも、声のトーンが上がったことは変わりない。
甘味の事もあるし、なによりわざわざ持ってきてくれたというその事実が、嬉しかった。
背後からは、夕食の気配。]

 えっと、晩飯は肉じゃがと、……あとなんか、利一がやってくれんじゃないかな
 ……あ、あぁ、そうだ、今ね、利一来てんの
 夕方くらいかな、急に来てて

 ……丞も夕飯食べてく?皿、足りないかもだけど

[問い掛けながら、道をあけるべく戸の前から退く。**]

(+165) 2014/04/03(Thu) 10時頃

測量士 ティソは、メモを貼った。

2014/04/03(Thu) 10時半頃


【墓】 測量士 ティソ

[かつての同室者がストーカーに対する知識を得ているとは、知るはずもない。
此方に預けるように差し出されたケーキの箱を受け取れば、落とさぬようにと両の腕で抱えた。]

 あー、シャツはいいよ、あげるよ
 どうせそんな高い買い物じゃないし、……ってもサイズ合わないの貰っても困るよね、……

 じゃぁ今度、暇を見て取りに行くよ
 今日は来てもらったわけだし

[それで移動時間はチャラということで、と。
ケーキを冷やすべく、冷蔵庫の方に向かえば一番上の段に箱ごとをつっこんだ。]

(+168) 2014/04/03(Thu) 13時半頃

【墓】 測量士 ティソ

 ん、俺じゃないの、利一がやってくれた

 ……なんかねぇ、俺がいなくて寂しいから来ちゃったんだって
 メールの1通もないで、いきなり玄関に居るの、すごいびっくり

[くすくす笑いながら、閉まった戸に歩み寄れば鍵とチェーンをかける。
靴を整える背中に、ありがと、と小さく返す。
台所へ、と足を向ける途中、手渡されたクラッカーに手を止める。]

 あ、

[これって、と、言葉無く、視線で問う。
もう一つを、自らのポケットに落とした姿に、小さく頷く。

台所、待たせていた利一の方に歩み寄れば、その肩をとんとん、と突いて。]

(+169) 2014/04/03(Thu) 13時半頃

【墓】 測量士 ティソ

 ……!

[丞の「卒業おめでとう」の言葉に合わせて、糸を引いた。]

 ……すごい、クラッカー久しぶりに鳴らした
 結構楽しいねこれ、……卒業おめでと、利一

[にっこりと、笑う。

鍋に関しては大丈夫かどうか、一度利一に視線で問うだろう。

そうして、床に降り積もった小さな星々を、掌で簡単に集めた。
後で掃除機かけよう。**]

(+170) 2014/04/03(Thu) 13時半頃

測量士 ティソは、メモを貼った。

2014/04/03(Thu) 13時半頃


【墓】 測量士 ティソ

 味噌?
 味噌、はえっと、そこ、シンクの下のとこ
 封あいてないから開けちゃっていいよ

[「これがあると便利だから」と言われて買ったが、正直使い切れるか不安な品No.1だった。
こういう場で使っていただけるのならば有り難い。

夜バスに、と言う声に、了解、と短く返して。]

 泊まってけばいーのに
 寝袋あるよ、寝袋

[そう提案するけれど、利一にも利一の事情があることは承知している。
無理強いは、しない。

無理強いはしないけれど、寂しいのは事実だ。]

(+188) 2014/04/03(Thu) 21時頃

【墓】 測量士 ティソ

[弾けた星に驚いたか、尻もちをつく姿に少しだけ焦る。
下の階の人ごめんなさい、と、心の中で謝罪した。

助けに伸びた手は、丞の方が早かったか。
料理に星が入っていなければいいけれど、と、少しだけ思う。

ツボに入った利一の様子と、此方に少しだけ視線を向けた丞と。
言わんとすることは何となくわかったので、わざとらしく不機嫌な顔を作る。]

 ……俺は、もう、治ってるから
 利一、痛むの?尻痛い?

 痛むなら湿布貼ってやろーか、貼ってやるから尻出せ、ほら、

[などとふざけながら、ズボンの腰部分に手を伸ばすふりをしてみたり。]

(+189) 2014/04/03(Thu) 21時頃

【墓】 測量士 ティソ

[丞が開けた鍋はまだ温め直されていない。
再び火にかけられるのを待っているじゃがいもに手を伸ばし、口に放り込んだ。]

 あ、美味い

[感想は、短いもの。
同時、炊飯器が炊飯終了の電子音を鳴らす。
米の準備でもしていようかと、皿の棚を開いて。]

 ……やっぱ俺、皿買って来るよ、コンビニ近いし
 紙皿でいいよね?マイ皿常備しとけっていうんなら考えるけど

[絶望的に、皿が無かった。
2人は行けたかもしれないが、流石に3人ともなれば無理だ。
カーディガンと財布を取り、そうして玄関で靴を履いて。]

 じゃ、留守番よろしく!
 くれぐれも俺の悪口で盛り上がるなよ!

[室内の二人へ、そう釘を刺し、外へ出る。*]

(+190) 2014/04/03(Thu) 21時頃

【墓】 測量士 ティソ

[紙皿はボウル状のものと平皿を二種類、割り箸に、ケーキがあるならフォークもか。
コップも足りていたかわからないので紙コップを。

カゴに放り込まれていくものを見れば、今から何処でパーティをやるのかと問われそうなラインナップだ。
囲むのは白飯と味噌汁と肉じゃがだというのに。

会計を済ませて、日の落ちた道を行く。
見上げた空は、やはりプラネタリウムのそれには遠く及ばない。
全く同じでも、それはそれで怖いけれど。

とん、とん、と階段を登って、戸を開いて。]

 たーだーいーまー

[そう、声をかけたのはどんなタイミングだったか。*]

(+213) 2014/04/03(Thu) 22時半頃

【墓】 測量士 ティソ

 ………

[戸を開き、中の光景に、ぽかん、と口を半開く。
処理が、追いついていない。
瞬きをして視線を向けて、瞬きをして視線を逸らして、向けて、逸らして。]

 ……とりあえず利一は、俺に謝るのは後でいい
 お前が一番パニック起こしてどうすんの、俺がパニックだよ

 丞は火傷したの?右?左?
 ……どっちにしろ未来の仕事道具に変わんないよな、うん、とりあえず冷やせ

 氷、……氷ないや、……丞ー、保冷剤とか入ってたっけ?

[それだけを一息に捲し立てながら、冷蔵庫の中、ケーキの箱を開ける。
ケーキの隙間に目的の者があるとわかれば、殆ど溶けたそれを片手に持つ。
利一がいるからいいけど、これだけのケーキを食べられると思ったのだろうか、丞は。]

(+224) 2014/04/03(Thu) 23時半頃

【墓】 測量士 ティソ

[台所から背を向けて、薄手のタオルで保冷剤を包む。

利一と丞の会話が聞こえてくる。
けれど、今は手元に集中する。

丞は常通りに見えたけれど、利一のあの顔は何なのだ。
何、なのだ。

背を向けている事をいいことに、ぐっと顔を顰めて。
それから、溜息と共に顔の強張りを逃した。

ほんのりと冷えたタオルの包みを、丞の方に差し伸べて。]

 ……おめでとう、我が家での負傷者第一号

[嫌な名誉を授ける。

そのまま踵を返せば、放置していたコンビニ袋を片手に炊飯器の方に歩んでいった。
夕飯とか、そんな空気じゃない気がしたけれど。]

(+225) 2014/04/04(Fri) 00時頃

【墓】 測量士 ティソ

 落ち着いてる
 はい、丞は机の方座ってて、……怪我人はむりしなーいー

[落ち着け、の言葉に短く返す。
落ち着いている。大丈夫だ。
動揺したところで、怪我がよくなるわけではない。

自分の茶碗に、そしてお椀形の紙皿に米をよそいながら、何故カレー、と首を傾げる。]

 ……俺、そこまで怪我するように見える?

[無事だよ無事、と、掌をひらひらと振る。
自称、白魚のような手だ。
前髪を鋏で切るのは苦手だけれど、流石に包丁くらいは扱える。猫の手は下手だけれど。]

 あー、どんぶりあるからそれに入れちゃおうよ
 紙皿は取り皿にしてさ、そっちのが楽でしょ

[などと、準備に向かう利一の背中に声をかけた。>>+228
自分は先に、ローテーブルに白米を並べに向かう。]

(+229) 2014/04/04(Fri) 00時頃

【墓】 測量士 ティソ

[並べられた皿が揃えば、正座する。
両手を合わせて、頂きます。]

 まぁ、スプーンとかフォークとかはあるから、箸が無理でも食べられるでしょ
 ……うまーいー!

 あっこれあったかい方がずっと美味しいね、うま
 ……全部食べるの勿体無い、でもこれ多分食べきれる

[取り皿に肉じゃがを取り、白米を口に運んではじゃがいもを箸の先で2つに割る。
箸の速度は、やはり寮生活でのそれと、あまり変わらない。
それは、久々に誰かと囲むテーブルのお陰だろうか。
冷ましながら味噌汁を啜り、はぁ、と息を吐く。]

 利一、いいお嫁さんになれるねぇ

[しみじみと、呟く。
コップに注いだ緑茶を飲み干し、長く息を吐いた。
ケーキを食べるには少し早いだろうか。
それでも、ケーキの時まで、利一を引き止めることはできただろうか。]

(+240) 2014/04/04(Fri) 01時頃

【墓】 測量士 ティソ

 ……また、作りに来てよ、肉じゃがだけじゃなくて、他のも
 皿、なんか用意しとくから、……丞も、時間合いそうなとき、来て

 ……それで、えーっと、……星は見えないけど、……うん、なんか
 いろいろ、話しよう

[そんな事を、利一と別れるときには口にした。
我ながら、なかなかに未練がましい。
賑やかで、楽しかった寮生活。

全く違う環境に来たというのに、未だその断片を、なんとかして繋いでいようとしてしまう。

全くもって、未練がましい。
けれど、“仕方がない。”

頑張れば会えるのだと、知ってしまったから。]

(+241) 2014/04/04(Fri) 01時頃

【墓】 測量士 ティソ

 ……お金貯めるからさ
 今度、利一の家の方、案内して

 星、きれいなんでしょ?
 見に行くから、……うん、絶対、見に行く

[約束、と、照れの色を滲ませながら、小指を差し出す。
子供っぽいだろうか。

子供っぽい方が、シンプルでいいか。]

(+242) 2014/04/04(Fri) 01時頃

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