105 【薔薇】妖怪アパートと勿怪の風邪【R18】
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手前なァ。
[そういうことじゃなかろう、と。 なんだこいつは、構えば構うだけ不機嫌になるくせに 突き放せば突き放すだけ近寄ってくる。 天邪鬼に転職願いでも出したのか。]
それ以上近付いたら襲うぞ。
[むくりと起き上がり畳の上に胡座をかく。 真っ直ぐに見詰める瞳は小さな三白眼、硯のような黒さを持つ。 力を使えば動きだけはこの荘の誰より早かろう。 人間に見付からずにものをくすねる為に長けた俊敏さだ。 例え妖狐だろうが、簡単に捕まえることはできるはず。]
(134) 2015/01/25(Sun) 01時半頃
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……、―――忠告はしたぞ。
[簡単に詰められる距離。 溜め息と共に漏らした声は、力を使うせいで少しエフェクトがかかったようにも聞こえるか。
瞬間、回るのは背後。 音も鳴らさぬ程の素早さは瞬間移動に感じられるかもしれない。 腕は蛍壱を後ろから抱き締める。 騒がれぬように口許に軽くあてた手のひらは、平熱と何ら変わらない。
力は人間のままの時と同じ。 人間程度の力だ、きっと本気を出せば直ぐにほどけるだろう。]
(137) 2015/01/25(Sun) 02時頃
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……――――。
[そのまま肩に額を乗せる。 長く伸びた髪がさらりと落ちて、蛍壱の首筋を擽った。]
なァ。 あんまりウザいとか、謂わんでくれ。
…………寂しいだろがよ、あんなん。
[なついてくれていると思っていたのは、勘違いだったんだろうか。 弟のようだと可愛がってきたのは、間違ってたんだろうか。 長い時全てを忘れられたようで。 悲しくて、寂しくて、消えてしまいそうな気がした。]
(138) 2015/01/25(Sun) 02時頃
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[抱き締めた頭から黒い耳が飛び出している。 尻尾はどうだろうか、そんな中途半端な変化を目にして。
燐に誉められれば素直に喜ぶ様をみて。 呼べば原付の後ろに乗ってくる姿をみて。 お兄ちゃんなんて謂われてはしゃぐ顔をみて。 何をどうしてそれが大人だと思えよう。]
……そう、だな。 子供じゃねェ、わかったよ。
[抱き締めていた手を自ら離す。]
だったら尚更出てけ。 手前は大人で、先代にここを任された管理人だろ? 俺はまだ熱も出てねぇ、意識もしっかりしてる。 俺に構わなくていい。
[大人として扱えと謂うなら、例え見えなくともそうするべきだと 身を剥がして、座り直した。]
(141) 2015/01/25(Sun) 02時半頃
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手前に耐性があっても、仲介して移すこともあんだろ。 だから早く結界でも張って俺を閉じ込めとけ。
本当に襲わねーうちにな。
[告げてからどうしても、どうしてもその頭に手を伸ばしてしまった。 長年染み付いた癖まで子供扱いと嫌がられてしまうなら。 その時は腕でも切り落とすかと、考えて。]
(142) 2015/01/25(Sun) 02時半頃
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[…――――“対等”。
無意識なのか意識的なものなのか、落ちた言葉を耳が拾う。 対等に今すぐ思えと謂われてもそれはたぶん無理難題だ。 数百年あってもどうしようもならないかもしれない。 それが生まれた歳の差というものだ。
けれど。]
…………わあったよ。
[うまく言葉にはできなくとも、何がこいつを怒らせていたのか 何がすれ違っていたのか、少しだけわかったような気がする。]
(145) 2015/01/25(Sun) 03時頃
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狐耳出して謂われてもなァ、説得力ねぇぞ?
[黒い耳先に手を伸ばし、ぺたんとしてしまったそれを撫でた。 今はわざと、子供扱いをしている。 「こういうところが子供らしく見えてしまうのだ」と伝えるために。]
たく、きかねーヤツだな。 なんかあったら呼ぶし、それこそ俺は“オッサン”だぞ。 餓鬼扱いすんじゃねぇよ。
[全くもって子供扱いはどっちだか。 発情する症状を制限したいだなんて自覚は在るのか否か。 蛍壱の心裡を覗く力などあるわけでもない俺が そもそもそんなことを思っているなんてことさえ、わかりはしない。]
(146) 2015/01/25(Sun) 03時頃
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……本当に襲っても、後から文句謂うなよ?
[もしも本当に風邪にかかってしまっていて。 もしも後から熱が上がり。 もしも欲望に任せて襲ってしまっても。
ふ、と歪ないつもの笑みを浮かべておいた。
“対等”なりたいと告げた蛍壱が やけに可愛く告白してきたように見えてしまって。 発症せずとも襲ってしまうかも知れないと 一瞬、馬鹿げたことを思ってしまったから**]
(147) 2015/01/25(Sun) 03時頃
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ははっ、やっぱびびってたんじゃねェか。
[鬱陶しく伸びた髪を掻き上げる。 懸命に大人の表情をしようとする様が子供らしさを煽る上に 素直すぎる程の黒い獣耳が更に愛らしさを演出しやがるので これ以上からかわない為にも手を離した。]
出るかよ、流石に飛鳥に完全拒否されちまうだろ?
[鬼のような形相だった顔が、今では鬼の顔である。 別に怒っているわけではないが、これは自分でも酷い顔だと流石に思う。 飛鳥が見ればすぐさま大樹の後ろに隠れることだろう。]
他に謂うなよ、気に入ってねぇんだから。
[まだ人形のナリの方がいい。 苦笑しながらそんなことを呟いた。]
(151) 2015/01/25(Sun) 08時頃
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……勝ち負けじゃねぇんだよ、バーカ。
[誤認しているのだろう。 正にそういうところが“子供”なのだが。 軽くパシッと額を叩いてから、頭をわしゃわしゃにしてやった。]
あ、燐に「悪かった、散歩は今度行こうな」って伝えといてくれっか? さっき無駄に怒鳴っちまった。
[気をつかったのだろう、優しい天邪鬼の視線を思い出して言伝てを頼んだ。 隔離されるのなら暫く会えないかもしれない。 ジャンボも次週号を貸してやることはできないだろう。]
あと、そうだ怜琉。 あいつもどっか変だったからな…気にかけといてやれ? 昨夜、俺と一緒にいたからな。
[俺が移す…ということはまずないはずなのだが こうでも謂っておけば、管理人の顔でも出してしっかり確認に行くだろう。]
(152) 2015/01/25(Sun) 08時頃
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[他にも追い出してしまったチビ大樹のことも気にならんでもないし。 飛鳥を泣かせたこともちゃんと謝るべきでもあるし。 隔離されるとなってから、外への関心事が膨れ上がる。
そもそも、ほったらかしにされると寂しい生き物なのだ。 隔離されて、ほったらかしにされないことを祈ろう。 消えて死んでしまうかもしれない。]
じゃ、しっかり働けよ? “管理人”。
[そう謂って、蛍壱を外へと見送った。]
(153) 2015/01/25(Sun) 08時半頃
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[追い出してから、落ちていた携帯を手繰り寄せる。 爪が伸びてやや打ち込みにくかったが、メールを一通送信した。 打ち終われば幾分と軽くなった体を、ごろりとまた畳に横たえる。 腐って溶けている訳じゃない、ただすることがないだけだ**]
To:布戸 怜琉 Sub:棚 ------------------------- 悪ィ、今日無理っぽい。 今度必ず。 詫びに何でも謂うこと聞くから、ひとつ考えとけ。 すまんな。
体調、無理すんなよ?
(154) 2015/01/25(Sun) 08時半頃
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― 104号 ―
[気落ちしていたものがひとつなくなれば、幾分気持ちにも緩みの出るもの。 元来楽しいことが好きで、あまりじめじめとはしていられないタチだ。 が、隔離されてしまえばやることもなく。 かといってどうも風邪の自覚症状は未だない。
とりあえず人型にもどるかと、軽く力を込めた。 何百年も人の形をとって暮らしていたものだから、既にそちらでいる方が楽なのだ。 みるみると尖った耳は丸みを帯び、伸びた牙はヤニ焼けしたものへと戻る。 伸びてしまった爪と髪だけは元に戻らないのが面倒だ。 まずは爪をどうにかするかと、爪切りでパチパチやり始めた頃だった。]
(166) 2015/01/25(Sun) 17時半頃
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ウォ、ッ なんだ?
[一度行われた壁ドンは全く気がつけなかったのだが この壁ドンはわかる、というかわからないはずがない。 今までのは故意かそうでないかの判断も中々怪しいものだったが これは明らかに意思を持った壁ドンだ。 しかも何度も何度も連続されている、壁ドンどころじゃない。]
ァア?
[先程の事で恨みを買ったかと思ったが、そうでもない気がする。 もし恨んでいたとしてもこういった報復にはならないだろう。 暫く続く音が止んだのは管理人が検挙に向かったからだとは知らず。 少し、ポカンと壁を見詰めて逡巡。]
(167) 2015/01/25(Sun) 17時半頃
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[もしかして、だ。]
……呼んでん、のか?
[何かあったら口で謂えと謂いに行ったのは昨日のこと。 怯えられていて連絡も知らない、隣の妖怪。 これは呼び出しのシグナルなのではなかろうか。
ぷは、と笑みが落ちる。
全くどうして。 この荘は可愛いやつらが多いのか。]
(168) 2015/01/25(Sun) 18時頃
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[壁に触れてみると、扉から部屋に干渉しているのだろう。 ピリとした小さな振動。 管理人による結界だろう、それの力を感じる。
こんな風に結界を張ることも出来なければ、高い戦闘力もない。 大きな姿になれるわけでもなければ、空を雷のように駆けられる訳でもない。 人の心を逆へと惑わせることも出来ない。 小さな分身を生み出すことも出来ない。 比べるわけではないが、少し羨ましいとも思ってしまうものだ。
風邪かもしれないと隔離されている訳だから 発症しようがしまいが、数日出られないし。 それを破るつもりもない。]
テレパシーみてぇなのでも、使えりゃいいんだけどなァ。
[そうしたら今朝のことを、きちんと謝ることもできるのに。 苦笑して、壁をコンコンと二度叩いた*]
(169) 2015/01/25(Sun) 18時頃
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をっ、と。
[プリプリと震え始める携帯電話。 黄色にチカチカさせるイルミネーションは怜琉からのメールの設定だ。 先程出したメールの返事だろう、タップして開く。]
ブッ 、なんじゃそりゃ!
[内容に思わずむせた。 仲直りできなくて籠城などと、どこの餓鬼のすることか。]
……いやまて。 あながち間違ってねェ、か?
[思い返せばそんなようにも思えて。 思わず真顔になってしまった。]
(173) 2015/01/25(Sun) 19時頃
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To:布戸 怜琉 Sub:きさまに ------------------------- 八百万黴の神からの祝福あらんことを。
籠城、つか隔離されている。 勿怪の風邪疑惑。 多分ねーとは思うけど、昨夜一緒に居たし 手前も気つけろよ?
もし発症したとして。 出ていけたら処理くらい手伝ってやんだけどな?笑。
(174) 2015/01/25(Sun) 19時頃
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クックック………
[メールを送ってからえげつない笑みが溢れた。 どうだ、最後の付け足しはいいカウンター攻撃だっただろう。 この凶悪面に弄ばれる妄想でもして気分でも悪くなってしまえ。 くししと悪戯でもしかけた子供のような笑みを落とし、メールを送った。
それからは持て余した暇を潰すように、ご愛用のエロ本にでも手を伸ばす。 理性が保てなくなるような感覚は(まだ)ない。 オッサンよろしく横向きで頬杖をついて 豊満な胸が瑞々しく揺れるページをだらだらと眺めていた**]
(175) 2015/01/25(Sun) 19時頃
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うほっ。
[何度見ても、このハーフ系AV女優のタバサはいい乳をしている。 が、だからといってすぐに倅が元気になるなんて歳でもなく。 それこそ絵草紙でもめくっているかのような感覚だ。
再び返されるメールにはクックと笑っていたものの。 なんだか解せぬ締め括りである。 何が返り討ちか、本当に泣かせてやろうか色んな意味で。
ペタペタと返信を打ち込んで。]
(181) 2015/01/25(Sun) 21時頃
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To:布戸 怜琉 Sub:くくく ------------------------- 黴様はいつでも手前を見てるぞ。
籠城したから隔離された?ってとこ? ま、仲直りはできたっぽい。 勿怪の風邪はヤバイらしいな、かかったことないからわからん。 >>勿怪の風邪miki(httq://mmm.mokke.miki.co.jp)
(183) 2015/01/25(Sun) 21時頃
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[ぺたりと張り付けたmikiページには、勿怪の風邪がどういうものかが書いてあった。
1.体温の上昇 2.理性が緩くなる 3.何故かムラムラしてくる
症状としては概ねそういった所らしい。 現在自覚症状、何一つナシ。 首を捻っていたため、泣かせる云々の返信は忘れたまま送信してしまった。]
ン? お、どした?
[ふと感じる視線に小さな黒目を動かせば大きな蝙蝠を発見した。 窓に手をかけると、開けることはできるようだ。 結界が張られている中に入ってこられるかどうかは、流石にわからないが。]
(184) 2015/01/25(Sun) 21時頃
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じっつに、暇だな! あまりに暇すぎて息子も勃たんくらいだ。 タバサちゃんの乳はこんなにもエロいのに。
[半ば冗談を飛ばしつつ。 窓の外に向かって、ひょいとエロ本を投げてみた。 主に肌色だらけのページが風で捲られながら宙を舞う。 妖怪でないからか本は結界を通り抜けて、大樹の方へと弧を描く。]
貸してやってもいいぞ?
(192) 2015/01/25(Sun) 22時頃
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[髪でキャッチしているのを見ると、便利だなと羨ましく思ったり。]
八重ちゃんは奈須麿さんとめでたくゴールインしたじゃねぇかよ。
[全盛期が前世紀、長く生きてりゃよくある話だ。 あの頃は男色も当たり前にあったもんだ。 今でこそ、ホモだゲイだびーえるだなどと言葉を変えてしまっているが。]
勿怪の風邪っつのは免疫がつくもんなのか? かかったことねェからなァ。 如何せん、想像もつかん。
[先程細かく載せてあったページを見てはいたが。 因みに謂うと健康優良児である俺は花粉症にもなったことはない。 ザ・健康というやつだ。]
(202) 2015/01/25(Sun) 22時半頃
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[お互い長くを生きているのだから、 そういった男色の嗜みも経験があるのかないのか。さて。]
ほォー。 そりゃ、欲情してヤりゃヤッただけ愉しいだろうが。 ちっと外側から見ると酒池肉林とでも謂うか、だなァ。
[男色なんてことを考えていた所為か、想像が随分野郎まみれだ。 しかも手っ取り早く円了荘の顔でやってみたもんだから 患う前から既にいたたまれない。]
(207) 2015/01/25(Sun) 23時頃
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俺、かかってんのかなァ…。
[体調にとんと変化はないのだ。 それに、だ。]
つか、かかってたとして。 体力がもつ気がしてねェんだけど。
[実際問題、だ。 若者からは遠くかけ離れてしまった歳。 それでそんな病にかかって、欲望のままに一人シコり続けて枯れて死ぬとか 容易に想像できてしまったそっちの方が恐ろしい。]
(208) 2015/01/25(Sun) 23時頃
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アホか!!
[ものすごく脳天に拳骨落としたい気分になった。 結界で手が届かないことを感謝するがいい。]
人間の薬だから効かねェだろ。 っつか、そこまで老いぼれちゃねェし! 大樹こそいるんじゃねェのかァ?
[ジジイだもんなぁ、とニマニマ。]
(210) 2015/01/25(Sun) 23時半頃
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ははっ、ピチピチおじーちゃんってか? ならまァ、風邪のひとつでも引いた時にはご享受願いますかね?
[冗談を重ねていれば、先程のと言葉が返る。 あーと、やけに伸びた髪を掻き上げながら苦笑を見せた。 大樹は大樹なりに心配してくれていたのだろう。]
だから俺に仔大樹が引っ付いてたのか。 ったく、みんな俺のこと大好きだなァ。
[なんてのは、そうであってほしい俺の願望以外のなにものでもないが。]
出たでた、ありがとな?
[にぃ、と唇を吊り上げる。]
(222) 2015/01/26(Mon) 00時頃
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[小さな黒目なパチリと瞬き。 しぱしぱと長くもない睫毛が合わさってから。]
ははっ、ォウ。 モテ男は辛いぜ?
[なんてな、と笑う。 なんてことのないような事が、心底嬉しいものである。 気味の悪い顔は、へろりと笑みを見せた。
この樹が話し掛けてきたのはいつだっただろう。 人の形をした、大樹が話し掛けてきた時。 やっぱり今みたいに嬉しげに笑っていた覚えがある。]
(231) 2015/01/26(Mon) 00時半頃
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ヤキモチついでによ。 他にも寂しがりがいるだろーから。 ソイツのこともきにしてやってくんねェか? どのみち俺は数日出られんだろうし。 出たところで、今朝泣かせちまってっからなァ。
[コンと隣を叩いて見せる。 今朝泣かせた、隣の壁で伝わってくれるだろう。 俺の好感度はこの荘の誰より低いのであろうから。 気にかけている“可愛い弟”の一人を、友に頼むことにして。]
(233) 2015/01/26(Mon) 00時半頃
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