74 【薔薇RP村】そうだ、あいのりでイこう
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これはこれは美味しそうなものを。 ようこそ――と、言いましても。 私も着いたばかりですがね。
もう熱は下がったのです?
[動き歩いている様を見れば回復したと思えど。やはり心配なのは変わりない。 文乃木の額に伸ばした手を途中で止めた。*]
(272) k_karura 2014/06/20(Fri) 16時半頃
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酒屋 ゴドウィンは、メモを貼った。
k_karura 2014/06/20(Fri) 21時半頃
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―コテージ―
船にあった素材なら――…おや、もしかしてくらうんさんの手作りです? おやおや。腕前をご披露頂けて光栄ですねぇ?
[驚きに眉が上がるのは、(ゲイ)バー業界での噂を知っていたせい。>>3:@29 手を止めたのは、子供扱いのように思われるのではないかと――危惧していたせいだが。 細まった瞳。僅かに位置の変わった額。>>312
ふ、と息を漏らして。後藤は文乃木の額に掌を、当てた。 その上に自らの額を合わせ。]
確かに。下がっているようですね。 あの時は燃える様に熱かった……。
(366) k_karura 2014/06/21(Sat) 01時半頃
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[身を離し。手を離し。]
スイーツタイム、大歓迎ですよ。 それ、冷たいドルチェでしょう? あぁ、それで珈琲を。
[成程と一つ頷き。 後藤は文乃木と対面の椅子に腰を下ろす。]
(367) k_karura 2014/06/21(Sat) 01時半頃
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[マグカップに落とした角砂糖は、1つ。 スプーンでゆっくりと混ぜた。
粗い粒子が熱で溶かされていく。]
……そういえば、くらうんさん。 ちゃんと遊べました?
[その為に、この会に来たのだろう。 或いは、新たな出逢いの為に、来たのだろう。
そう、視線だけを上げて問う。]
私は――
(368) k_karura 2014/06/21(Sat) 01時半頃
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[換気の為にあけた窓の、向こう側。 遠い海の色を見つめ。]
弟が、できましたよ。
[実弟でも、義兄弟でもなく。 単に『弟のような存在』として、彼のHNを告げた。
穏やかな笑みを浮かべられていただろうか。 静かに笑って居られただろうか。
後ろ髪はゴムで1束に括られたまま。
きっとこのゴムが切れる頃には。 心内の結晶となっているだろう。
それは綺麗なキレイな―――結晶に。]
(369) k_karura 2014/06/21(Sat) 01時半頃
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[硬いカラメルの表面をスプーンで割る。 その下には柔らかなカスタードの層。 口に含むとほんのりした甘さとほろ苦いカラメルがとても合っていた。 チョコレートソースを付けて食べてもまた美味しく。]
あぁ…… 良いですね。 何と言ったら良いのかな。何処か……懐かしい味がします。
[半分程食べた後の感想としては短いのだろう。 美味しい、としみじみとした声を落とした。*]
(370) k_karura 2014/06/21(Sat) 01時半頃
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酒屋 ゴドウィンは、メモを貼った。
k_karura 2014/06/21(Sat) 01時半頃
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―いつかのコテージ―
[鳴らないはずの携帯が鳴る。 スマホでもiPhoneもでない、一昔前の機種。
知らぬ番号からのものでも、後藤は画面を見つめ。]
(388) k_karura 2014/06/21(Sat) 03時頃
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[スピーカーを耳に当てると酷く覇気のない声が聞こえてきた。]
……だから、何処に居るんですか。 全く。
本名を使って掲示板に書き込みをしたり、急にオフ会を開催したり、豪華客船を貸し切ったり……。 大丈夫なんです? 幾らTV局のディレクターであっても、そこまで高額給金ではないでしょうに…
[如何、延々と説教のようなものが続きそうだったが。 義弟の背後から聞こえる、波の音に眉を顰め、言葉を途切らせた。]
(390) k_karura 2014/06/21(Sat) 03時頃
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[要領を得ない。相変わらず。 けれど今度ばかりはと根気良く聞いてあげると。]
(392) k_karura 2014/06/21(Sat) 03時頃
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[…――とまぁ、単語は聞こえ。 錯乱気味の彼を宥めようと声は穏やかに]
……それは、ご愁傷様でしたねぇ、サイモン……。
[義弟の顔を思い浮かべながら、何があったか分からないけれど可哀想だと同情を寄せた。
――が。]
(395) k_karura 2014/06/21(Sat) 03時頃
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[そんな叫びが聞こえれば、流石の後藤も耳を疑い。 どういう事かと訪ね返そうとすると…何かが聞こえた。>>#2]
(397) k_karura 2014/06/21(Sat) 03時頃
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[スピーカーから聞こえるのは、男の声。>>#4 慌てて窓際に寄ると、ヘリと人影と。
宇宙船に連れて行かれてしまうかの様にも見えた、義弟の姿が。]
……え。
[接吻音まで生々しく聞こえてきたものだから、後藤は勢い良く携帯電話から耳を離した。]
(401) k_karura 2014/06/21(Sat) 03時頃
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[バリバリと音を立てて去っていくヘリを見送る。]
………えぇと、おしあわせ、に?
[やがて。親戚の後藤の元にも、1通の招待状が贈られてくる事になる。>>#4]
……あ。
[暫くそうして、米粒サイズになるまで見続けていたが。 鳴らないはずの携帯が、また、鳴った。>>330]
―――
[視線は大きめに表示された文字を追う。]
(409) k_karura 2014/06/21(Sat) 03時半頃
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『こんにちわ。 その後体調は、頭部の怪我は如何ですか? 事故ですのでお気になさらないで下さい。
でも、お酒はまだまだ禁止です。 『幸せのお裾分け』という話ですし。
ゆっくり過ごしましょう。 はい、時間のある時に。
GW』
[送る文字は簡潔に。色の滲まぬ、淡白なもの。*]
(410) k_karura 2014/06/21(Sat) 03時半頃
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酒屋 ゴドウィンは、メモを貼った。
k_karura 2014/06/21(Sat) 03時半頃
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―画面の向こうで泣く君に―
[――伸ばす手はない。
酒が飲める程元気になった――というのは、空元気にしか思えなかった。>>464
煩悩坊主と知らず。 体調万全で飲む酒こそが一番と。]
『そのままの意味でしょう。
気付けの食前酒程度なら。』
[度数の低いものなら――まぁ少しと妥協を文字に変えた。>>465*]
(500) k_karura 2014/06/21(Sat) 22時半頃
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―inコテージ―
つまり、まだまだ向上する余地はあると?
[なら、辛口評価でもしましょうかと謙遜の上にやはり期待を上乗せした。>>492 笑みから変わった表情。 礼も謝罪も受け止め、ただ肩を叩いて応えた。
艶色垣間魅せた口許。>>496]
えぇ、あれは贅沢な遊びでしたねぇ。 癖になってしまいそうな、ほど。
[バスタブに溜める量の用意など、普段ならしない遊びを思い出し、くすと笑う。
彼が他にどんな『遊び』をしたのかは訊ねなかった。]
(504) k_karura 2014/06/21(Sat) 23時頃
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[『いーこと』なのか。そうでないのか。 消えた言葉にゆっくりと瞬きし。>>497 ややあって文乃木の唇が言葉を紡ぎ出した。]
…………
[頭を掻き、口を閉ざしてしまった彼を見遣る。]
そう、ですね……。変な質問では、ありませんよ。
[付け足された言葉を、聞かなかった様に。フォークの先は固いカラメルを何度も突いている。]
(505) k_karura 2014/06/21(Sat) 23時頃
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『いーこと』、ですよ。
手折らずに、そのままを愛でる花もありましょう?
[遠くから。そっと、遠くから。
そうして近くに寄った時に、戯れに触れるを許してくれる花であれば、『いーこと』。
穏やかな微笑みを、また浮かべた。]
(508) k_karura 2014/06/21(Sat) 23時頃
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くらうんさんは――…
(509) k_karura 2014/06/21(Sat) 23時頃
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[嬉しげに笑い、珈琲を飲み。 彼の唇が離れるを待ってから、言葉を続ける。]
文乃木さんは――…
[目の前に居る男は。 懐かしい味を生む男は。]
――――…後悔、してるのです?
[折角のリゾートだからと。 心の内に一歩、寄った。*]
(510) k_karura 2014/06/21(Sat) 23時頃
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酒屋 ゴドウィンは、メモを貼った。
k_karura 2014/06/21(Sat) 23時半頃
ゴドウィンは、ジェームスの肩を叩いた。
k_karura 2014/06/22(Sun) 07時頃
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―コテージ―
[口の中に残る甘さも、ほんの少しの苦味も。珈琲と共に胃の中に落とす。]
―――そういえば。
今、不動産巡りをしておりまして。 繁華街からは離れた所なんですが、内装そのまま使えそうな物件があるのですよね。
[唐突に切り出した話。カップを置いて、文乃木を見る。]
(589) k_karura 2014/06/22(Sun) 08時頃
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……文乃木さん。私に預けてくれませんか?
貴方の、才を。 貴方の、此れからの時間を。
貴方の、人生の……一部を。
[開業予定の自分の店に。 スタッフとして雇われないか――…と
口説く。]
(590) k_karura 2014/06/22(Sun) 08時頃
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[狭くても空間を大事にしたいだの、並べる酒の予定だの、次いで語り聞かせる夢の断片。
夜空を駆ける流れ星に祈るように。 願いを言葉に乗せる。
夢を夢のまま終わらせるか。 この選択だけは後悔したくないと、 意思は瞳は強く。]
―――如何?
[伸るか反るか。 後藤は温もり残る手を、差し出した。*]
(591) k_karura 2014/06/22(Sun) 08時頃
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酒屋 ゴドウィンは、メモを貼った。
k_karura 2014/06/22(Sun) 08時頃
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― 回想/デッキ ―
[恐らくは10か、一回り。 そんな風に言われては、望まれては>>76。「おにーさん」であろうとも、やはり特別なものに違いはない。]
―――初めて? あぁ…。 そうは感じない程、夢中になってしまいましたよ。
(592) k_karura 2014/06/22(Sun) 09時頃
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あんな風に求めたのは、私も『初めて』です。
[明かされた過去。 男にとって、『初めて』というのも特別に感じるものだ。
だからこそと、ロマンチストな後藤は、『気持ち良かった』と手を重ねてもう一度伝えた。初めてを、共有した。
星空の下は。 甘さと―――ほんの少しの苦味を後藤に残した。**]
(593) k_karura 2014/06/22(Sun) 09時頃
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―BBQ―
[BoZからの返信を見て、携帯を上着のポケットにしまった。 手にして居るのはスコッチウイスキーのボトル。
ただよう香りに惹かれ、水着と白ジャケットという出で立ちで姿を見せた。
楽しげな皆の顔が遠くからでも分かる。 目を細め、声をかけた。]
皆さん、お揃いで。あぁ、お腹が空いてきました。
[皿を手に、さて、何をよそってもらおうか。*]
(594) k_karura 2014/06/22(Sun) 09時頃
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―後日/Bar 神風の海外出張―
[とある島でのバーベキューを思い起こさせるような、白い砂浜で。
じりじりと肌を焼く陽光の下、後藤はグラスで出来たタワーにゆっくりとシャンパンを注ぐ。
柔らかな薄い琥珀色は細かな泡立ちと共に葡萄の香り高く。 ボトルラベルには貴重酒と分かる年代と生産地が記載されている。
義弟が某石油王に拉致されてから数ヵ月後のめでたきこの日に、後藤は親族来賓兼バーテンダーとして盛大な結婚式に招かれていた。]
(739) k_karura 2014/06/22(Sun) 23時半頃
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おめでとうございます、サイモンさん。 どうぞ、末永くお幸せに。
[にこり、深い皺を作りながら笑みを向ける。新郎新婦への挨拶に、サイモン(元D)は涙を流した。]
(741) k_karura 2014/06/22(Sun) 23時半頃
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……あぁ、義弟も泣く程喜んでいるようです。
[心の声が届いても。 この結婚、ちょっと待ったぁぁ!!と止める義理も務めもない。
『後藤さん』
新郎からの呼び掛けにそちらを向くと、1本の白薔薇を渡された。 瞬き、じっと見てから指を伸ばして受け取る。
『白い薔薇に代えて――』
代えたものが何であったか、もう思い出せない。]
『幸せの、お裾分け……です。』
(748) k_karura 2014/06/22(Sun) 23時半頃
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………Thank You.
[穏やかに笑みを返し。 胸元を飾る華とした。**]
(752) k_karura 2014/06/22(Sun) 23時半頃
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