78 わかば荘の薔薇色の日常
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
─208号室─
[すう、と寝息を立てて寝たのなんてもういつ振りになるだろう。 ぎっちぎちに詰めたバイトは夕方から朝にかけてまで。 睡眠不足を何日も重ねて、耐えきれない体が欲するまま泥沼のように眠る。 また起きれば数日睡眠不足の日々。
ふわふわと海に浮かぶ魚の夢。
まさか寝顔を見られているとも知らずに(>>1:658) 猫のように丸まって眠る。]
……、ん?
[ふわふわ浮かぶなか、伸ばされる指先が 優しく触れるような感覚(>>8) それからなにか賑やかな、遠くの声、音。]
(24) 2014/06/30(Mon) 01時頃
|
|
……、ん…。
[外では花火、だろうか。 はしゃぐ声や光の反射が夜の空に少しだけ溶けていて。]
ねたく ない、ちゃ… ……、…………卵粥。
[ほんとは達久と話したい、同じ時間の中にいたい。 だから寝たくないなんて謂えるわけもなく。 ふるりと頭を小さく振った。]
(33) 2014/06/30(Mon) 01時半頃
|
|
[頭に貼られた冷えぺたは冷たくて気持ちがいい。 背を撫でられれば、体は緊張するように少し硬直するけれど。]
……寝たら、お前…は
[部屋に、帰る、よな。 居てなんてくれない、だろう。 甘えていいと謂われて、すぐに甘えられる性格じゃない。]
………………。
[わかった、寝る と謂える素直さもなければ。 傍にいてくれ と我儘を貫けるほど子供でもない。 手だけ、少し伸ばしたのが些細な勇気。]
(43) 2014/06/30(Mon) 02時頃
|
|
[うっすら、美味しそうな匂いはしてるかもしれないが これといって気にならなかったのは 今は嗅覚よりも、自分の心音を聞く聴覚が 触れている触覚が、敏感すぎるほど過敏になっているからか。]
……、明日。
[フランクさんを捕まえることができたら。 怖いけれど話をしてみようと思う。 そう謂おうとして、謂えなかった。]
ま、た… 明日。
[一度ぐっと眉間にシワを寄せた。]
(50) 2014/06/30(Mon) 02時半頃
|
|
[達久を睨むようにしてしまったのは恥ずかしかったからだ。 悪意ではない…、と伝わっている と、思いたい。
大人しく眠るつもりで、手を離した。 繋ぎっぱなしでいたら、それこそ絶対に寝られない気がするから**]
(51) 2014/06/30(Mon) 02時半頃
|
|
[朝起きれば、雨のか細い音が小さく聞こえている。 昔から、何かイベントごとがあると雨が降っていたように思う。 運動会を中止にした回数、修学旅行は殆どが雨季。 五年前のあの日も、二年前のあの日も。 こんな風に細い雨が降っていた。
随分と睡眠をとったからだろう 身体は幾分楽になり、熱は収まったようだ。 咳も出ていなかったし、そもそも風邪ではなかったのだろう。 もう動いても怒られまいと、オレは布団から身を起こす。 まさか、替わりに風邪を引いているヤツがいるなんて知る由もない。
ぬるくなった冷えぺたを剥いで顔を洗う。 歯を磨いて、シャワーも浴びて、真っ黒に着替えて。 手には常温と化した桃味ゼリーを携えて。 ごつごつと鈍いエンジニアブーツが、階下へと降りていく。]
(66) 2014/06/30(Mon) 08時頃
|
|
─105号室─
……たっ …達久。
[105号室のドアの前。 昨夜、誤魔化した『明日』に返ってきた言葉を(>>53) 鵜呑みにして、起こしに来てしまった。
永利の時の様に、けれど控えめに足でノックする。 反応はあったんだかなかったんだか。 昨日は珍しい時間帯から仕事のようだったし オレとのこともあったしできっと疲れているだろう。 まだ眠るというようなら、或いは反応がないなら また後で来ようとだけ決めて。]
(67) 2014/06/30(Mon) 08時半頃
|
|
ぅおっ あっ、は、 は、よ ……っ!
[起きると思わなかったし、聞こえていると思っていなかったから ひっくり返って妙ちきりんな声が上がってしまった。
───『友達』としてだから。
そんな風に謂えなくなった場所。 オレンジ色の海を泳ぐ魚は、はくはくと唇を動かして。 まるきり動揺を隠せないまま、視線が漂う。]
やっ、あの、あ、うん。 えと… そ、の。
[きゅうと眉根が寄る。]
(71) 2014/06/30(Mon) 09時半頃
|
|
……あと、で 来るっちゃ。
[ちゃんと話さなくちゃいけないだろう。 こんな曖昧で汚くて醜いオレを、受け入れてもらえるか判らない。 次こそ見捨てられてしまうかもしれない。
それでも、逃げちゃだめなんだと
逃げたくない、と、思うから。]
オレ、も。 ありがとう、……達久。
[『逃げたくない』なんて、きっと 数日前のオレなら、思いもしなかったのに。 小さく礼を告げてから、オレは談話室へと向かった。 起こしに来いという約束を、胸に*]
(72) 2014/06/30(Mon) 09時半頃
|
|
─談話室─
[料理を全くしないオレは、珍しくキッチンに立っていた。 目当てのものがコンロに置き去りなのを見れば、再度くつくつと火にかけて冷めるのを待った。
この季節、何度も加熱されて放置された卵粥は…2 (1.少しすっぱい/2.軽い刺激臭/3.小さなカビが浮いてる) だったが、椀によそって全部食いきってやった。 誰かに食べられるのも嫌だし、捨てたくなかったから。 掬って口に入れて飲み込んでを、ゆっくりの時間をかけて繰り返した。
それから桃ゼリーを冷蔵庫にしまう。 本当は卵粥の後に食べるつもりだったが 拒食に等しいほどの小食のせいか、卵粥のテイストのせいか あるいは先ほどの達久との会話を思い出したせいか、胸がいっぱいな感じがして。 『Shin』と小さく主張したそれは、紙袋の隣へ。 道菅はどうやらミッションを達成してくれていたらしい(>>419) メモまで律儀に残っているが(>>420) シンプルは甘い方と、カレーの方、どっちを食べるんだろうかと 先に一つ減るのを待つことにした。]
(73) 2014/06/30(Mon) 09時半頃
|
|
[それからソファの隅に座り込んでいた。 ウッドデッキへ通過するためではなく、談話室にオレが居座っている。]
……、…。
[煙草の紫煙くすぶらせるあの人を待って。]
ふ …っ フランク、さん。 ちっと、時間… 貰うても、構わんと、でしょう…か?
[瓶底眼鏡の無精髭がやってきたなら 二年前、いや五年前から変わらない敬語交じりの口調で。 緊張したように途切れ途切れ、上ずったりしながら。 きゅうっと眉に皺を刻んで それでもちゃんとフランクを見上げて話しかけていた。
話しかけたのなんて、遥か彼方昔のよう。
珍しすぎるほどの、光景だった**]
(75) 2014/06/30(Mon) 10時頃
|
|
─談話室─
……、…はよ。
[眼鏡の奥の瞳、毛先のうねった頭、隣に出来る空間(>>87) ばくばくと破裂してしまいそうな心臓は、ぬるく甘い痛みではなく。]
……き …昨日。 ばーべきゅ、出れんで… ごめん、なさ、い。
[隣に座っても尚、視線を受け止めるような態度のフランクさんに さすがにもう視線は向けられず、睨むエンジニアブーツ。 朝早かったからか、今は運よく談話室には誰もいない。 誰もいないせいで、声が響くようで。
こわい。 いたい。 にがい。
鼓動さえ、漏れ聞こえているんじゃないかと。]
(122) 2014/06/30(Mon) 15時頃
|
|
ず、っと …フランクさんのこと、避けよって。 でも昨日は行こうと思とったとばってん。 風邪引いた、ぽくて、部屋に。
[いたんだと、何とか紡いでから。 徐々に眉根が寄せられていく。]
…っ、… …オレ。 フランクさん、のこと、…──好いとお、たい。
[管理人として、人として、ではないことは 声音や態度ですぐにわかるだろう。 じわじわと視界の輪郭があやふやになる。 目が熱くなる、感覚。 オレが泣き虫なことをフランクさんは、知っていただろうか。]
でも…、… 『好いとった』に、したい、ったい。
[自分勝手で、迷惑極まりのない、話。]
(125) 2014/06/30(Mon) 15時半頃
|
|
[雨が降っている。 部屋の外も、中も。
ぱたぱた、落ちる雫はエンジニアブーツに弾かれて。 か細い音を立てている。
もう何を言葉にしていいのか、わからなかった。 オレにはきっと何を謂う資格も、ない。
痛みだけが心を支配していて。 本当に、本当に自分勝手な告白だ**]
(128) 2014/06/30(Mon) 15時半頃
|
|
[ベースを扱う細い指先は、自分の手を握って白く(>>138) 対照的に黒ばかりに包んだ身。
はらはらと雨は降るけれど 言葉は何とか、搾り出せた。]
肉、は… 食えるかちょっと、わからん、ったい。 最近あんま、食べれん、くて。
[気遣ってくれただろう言葉にも(>>139)返すことは出来た、けれど。 聞き直される声に、一度だけ体は硬直して。]
(171) 2014/06/30(Mon) 21時半頃
|
|
オレ… ゲイ…、なん。
[緊張しているのに、するりと言葉は抜け落ちる。 昨日口にしたのと全く同じ言葉なのに。
フランクさんに、嫌われやしないだろうか。 そればかりがぐるぐるとめぐる。
達久に思ったことと、似ていて違う。]
五年前から、ずっと。 …フランクさん の、こと すき だっ た──
[過去形にして、呟く。]
(172) 2014/06/30(Mon) 21時半頃
|
|
[差し出されたのは、中途半端に冷えたゼリー(>>143) とたん、オレンジ色を思い出して。 部屋に降る雨は少し強くなった。
握ったゼリーを開ければ、瑞々しい透明。 うっすらと色のついたそれは、桃の匂いがふわりとして。 口に一口掬えば、程なく解けて消えていく。
ごめんなさい、ごめんなさい。 こんなことを話して。 勝手に好きになって。 勝手に過去にして。
特殊な性癖の話も、突然の告白も きっとあの頃と同じように、嫌な顔せず聞いてくれている。
でも、今傍にいたいと思うのは。
こんな風に浸透していく、ような。]
(173) 2014/06/30(Mon) 21時半頃
|
|
ごめ、なさい。 …でも、も、平気ったい。
も、逃げんし… 避けん、から。
[暫くはギクシャクとは、してしまうだろうけど。]
あと…、別にそれがあるけんじゃ、ないとっちゃけど。 来月か、再来月か…そのくらいには、出てこう…思うとる。 貯金もあるし、たぶん生きてける…、はずたいね。
ここの人らは『家族』なん、やろ?
オレは『家族』を、そげんふうに 見たくないと、や。
[管理人から聞いたのか、なんとなく察していたのか。 ここに住むのは『血の繋がらない家族』だという認識があったから。 だからきっと、ずっと、あの紫陽花を睨んでいた。 『家族団欒』が出来ない、オレ自身に。]
(174) 2014/06/30(Mon) 21時半頃
|
|
せやけん、からくさ。
[半分だけ食べたゼリー。 片手に持って、ソファを立ち上がる。 ずっとこんな雰囲気でいれば、入ってこれるものも入って来れない(>>162)]
もう少しだけ、オレんこつ。 よろしくお願いします、っちゃ。
お世話に、なり、ます。
[へこ、と頭を下げた。 なるべく笑って、深く深く頭を下げた。 雨はまだ部屋に降っていたけど、きっともう、大丈夫。
一方的に告白をして、一方的に過去にして。 一方的に出て行くと告げて。 迷惑な野郎だけれど、出て行くまで。 『管理人』と『208号にいる家族の一人』として。 どうかよろしく、と告げて談話室を出た*]
(176) 2014/06/30(Mon) 21時半頃
|
|
─105号前─
[廊下を歩く。 片手には半分食べた桃ゼリー、片手には匙。 随分と不思議な格好だ。
そういえば、自分の部屋に運ばれっぱなしの宇佐美の布団(?)があった。 早く返さないと、今日は雨が降ってるから寒いかもしれない。 冷蔵庫の中にチョコが残っているのかも見忘れた。
ぐるぐる、考えことを途切れないようにしていたけれど 結局足は階段の下。 朝、もう一度起こしに来いと謂われた場所へ。 謂われたからじゃない。
ただ、会いたくて。
暫く迷って、控えめに。 エンジニアブーツが扉をこつりと、鳴らす。]
(177) 2014/06/30(Mon) 22時頃
|
|
…っと、うど。
[声がかかって、はっと顔を上げる(>>179) 昨夜と今と泣き腫らした顔は、酷いものだったろう。 最近は普段も酷い顔色をしているので、あまりわからなかったかもしれない。]
あ… お、う。 まあ、すぐには無理とやけど…そのうち…。
[逃げるわけじゃなく、きちんと線を引く為に。 そんな勝手な気持ちでだけれど、ずっと考えていたことだった。 こんな風に、心配してくれる藤堂にも もしかしたら、性的な目を向けてしまっていたかもしれないのだ。 それは、嫌だから。]
新しいとこ見つけるん、億劫っちゃけどね。
[いつも皺の寄る眉間は、ハの字に下がった。]
(181) 2014/06/30(Mon) 22時頃
|
|
[前髪が、ぱさと目にかかる。 藤堂の髪色とは違う赤色の瞳が、宙を彷徨って。]
長いこと、居ったもんね。 一応今居る中で、一番古参とよ、これでも。
[その後すぐに藤堂が来て、入れ替わって立ち代って。 新しくはいる人も、出ていった人も多く見てきた。 今度はオレが、出て行く番。]
…居心地、よかったけん …長く、居り過ぎたったい。
[離れたくなかった、その気持ちは今や違う形になりつつあるから。]
なんが寂しいね、死ぬんじゃなかとよ。 藤堂が寂しがったら、オレが寂しがれんばい。
[返す言葉は、最近のものというよりは まるで昔に戻っていくように、少し穏やかな態度で。]
(186) 2014/06/30(Mon) 22時半頃
|
|
そう、ならいね。
[肩を竦める様子を眺める。 長く一緒に、入れ替わる家族たちを見てきた。 今度は見送られることになるんだろう。 そしたら、藤堂が出ていく時は見送りにきてやろうか、なんて。]
……やっぱ、寂しがっといて。 オレが寂しがるとか、ガラじゃなかったい。
[オレが寂しがらなくてもいいように。 返される笑みに、こくりと頷く。 いつになるかはわからないけれど、出て行くことは、決まっていたから。
同じ場所に住む『家族』を好きになるなら。 尚のこと。]
(191) 2014/06/30(Mon) 23時頃
|
シーシャは、ドナルドの顔を見て恥ずかしげに視線をそらした。
2014/06/30(Mon) 23時頃
|
誰かおってくれるし、誰か見送ってくれらい。 でもオレと藤堂居らんなったら、永利が起きれんくなりそうっちゃん。
[オレが出て行って、藤堂も出て行って。 その永利だっていつかは。 繰り返していくんだろう、この『家』がある限り。]
せからしか。 泣かんわい、ばかちんが。
[突っ込まれて、むすと口を軽く尖らせた。 まるでお見通しだ、その通りである。 寂しくなるのが嫌だから。]
(200) 2014/06/30(Mon) 23時頃
|
|
[朝、檀が猫に餌をやっているだなんて知りもせず(>>199) 聞かれていたことも知らなかった。
聞かれていないと思っていたからこそ 素直に、口から滑り落ちたのだろう。
すきという曖昧な感情の小石が 誰かに動揺の波紋を描いているだなんて。]
(206) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
|
|
成人しようがせまいが。 朝苦手な人は、起きれんもんよ?
[いつだって傍にいる、いつだって手を伸ばせる。 だから気付かないこともある。 何度でも『こうやって』起こしに来れるわけじゃない。 それは、血の繋がらない家族という、他人、だから。]
…る、さいちゃ。
[泣きたいときに、泣けばいい。 そう謂われて、すでにまた泣きそうになってしまった。 笑う藤堂を軽く睨み。]
阿呆め、オレは起きとおっちゃ。 ぼけるには些か、早かよ? 永利起こしにいくっちゃろ、いっとおあげ。
[手にはゼリー、なので手は振らない。 永利を起こした時のあれそれで、恥ずかしいから二度とやらないと決めている。]
(218) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
|
シーシャは、ジャニスはお酒とか詳しいんだろうかとぼんやり。
2014/06/30(Mon) 23時半頃
|
……達久、起きたと?
[中から伸びのする声が聞こえた(>>216) 入っていいものか、それとも。 片手に食べかけのゼリー、片手に匙。
いつもなら、今までなら。 開けてくれるのを、ただ待っていたけれど。]
よ、かったら 開けてくれん、ちゃろか…?
[声は弱いが、そう呟く。]
(225) 2014/07/01(Tue) 00時頃
|
|
─105号─
……、……。
[片手にしていた匙を、一度口に咥えて左手でドアノブをまわす。 ガチャリと小さく音がすれば、寝起きの顔を見つけ出して(>>232) 一歩部屋に入ってから、咥えていた匙を左手に戻した。]
お前… しゃんと、寝れたん?
[それとももっと後にしたほうがよかっただろうか。]
………あ、の。
[今朝の話はどこまで覚えているだろう。 むしろ何を、どう、話せばいいだろう。]
(236) 2014/07/01(Tue) 00時頃
|
|
……半分しか、食えんかった、ちゃ。
[上手い言い訳も思いつかず。 半分剥がした『shin』と書かれたゼリーの蓋が揺れる。]
昼、ぐらいやろうね。
[時計の場所を知っているわけでもない。 なんとなくの体感で話したが、正確な時間まではわからない。 随分長く、フランクさんと喋っていたのだろう。
ほったらかされて、部屋の入り口に立ち尽くしたまま。 あくびの声だけを耳にして。]
話……して、きたっちゃん。 …朝のこと ……覚えとお、の?
[不安げに、声が揺れる。]
(250) 2014/07/01(Tue) 00時半頃
|
|
[顔を拭きながら返ってくる姿。 ただ棒立ちで見つめていたが、椅子を引っ張り出してくれた(>>256) 座るのと、持っていたゼリーを机の上に置かせてもらう。]
行って、きた。
[身勝手な告白をしに。 そこまで告げるべきなのか判らず、口篭る。 達久を見れば疑問符の浮かぶ顔。 何を考えているのだろうかと、思って]
へ、あっ…。
[どストレートど直球な剛速球の豆鉄砲を食らった気分だ。 オレが鳩なら、たぶん死んでいただろう。]
(262) 2014/07/01(Tue) 01時頃
|
|
[達久が面倒そうな表情をしている、気がして。 それでも突っぱねず、見捨てずに話してくれた言葉をきく。
性的欲求を持っていない、のは オレに対してなのかすべてに対してなのか。 浮かぶ可能性なんてそれこそ もともと無いに等しいと、オレは思っていて。 突っ込みたいか突っ込まれたいかは たぶんオレが突っ込む側には回れないと、思う。
仕事のことは、デザイン関係じゃなかったんだろうか。 最優先に出来ない、帰ってこない。
後に続く言葉を聞いて。]
(288) 2014/07/01(Tue) 01時半頃
|
|
[疑問系で終わる言葉に、仄暗く赤い瞳を向ける。 睨むような目に、なってしまう。]
逃げ出す、かも、しれん。 そげん強くないんは、知っとろうもん?
でも、逃げた ない、から。
(だからフランクさんと、話してきた、のに。)
[ぎゅうと眉間に皺が寄る。 泣きたくないのに、視界が滲むから。]
(289) 2014/07/01(Tue) 01時半頃
|
|
未来の、先のことなんか判らん。 そげんこつ考えて、どうにかなるようやったら 好きになんか、ならんっちゃ。
優しいだけで、好きになるんやったら 藤堂とか、宇佐美とか、もっと優しいんはいっぱい居る。
理由とか、理屈とか
そげん、ことで、どうにかなるなら
(男なんて、愛せるわけがない)
(ゲイになんて、なっていない)
(290) 2014/07/01(Tue) 01時半頃
|
|
[重たい、重たい言葉を吐き出した自覚がある。 きっと普通の恋ならば、もっと軽い思いでいれたのだろう。
ぱたぱたと堪えていた雨が降る。 外では雨が降っている。
逃げ出しそうになる身体に力を入れて。 睨みつけるようにして、達久を見上げている**]
(301) 2014/07/01(Tue) 02時頃
|
|
[まさか、本当に猫と似たように思われているなんて(>>304) 努力してみる、なんて聞けば嬉しく思ってしまう。]
約束なんかて、いらんったい。 オレだって、約束なんか、出来ん。
[ずっと一人の人間を愛し続けることが出来るかどうかなんて。 永遠なんてない。 フランクさんへの気持ちが、過去形に変わってしまうように。 ずっと達久を好きでいられるかどうかなんて、判らない。]
それでも、好きでい続けようとは、思っとおよ。
[──もう既に恋に落ちているから]
(319) 2014/07/01(Tue) 06時半頃
|
|
[埋まってしまっている一番のことも、生い立ちも、何をしているのかも、知らない。 一緒に、この『家』に住んでいたけれど。 血の繋がらない家族、ご近所、それでも結局は他人だから。]
お前は、変わるんがこわいと? オレは、お前のおかげで、変わった思うとるよ。 変えられるなら、変えたい、思う。
[どうしようもなく漂っていただけの海に オレンジ色のネオンが差したのは、達久のおかげ。 だから達久の瞳に映る色が、オレの色に変えられたらいいのにと。 瞳から落ちる雫もそのままに。 見上げて、逸らさない。]
詳しく説明せいったって、出来んったい。 目の前に、おろうもん。 オレが好きな、お前っちゃ。
[言葉に出来るものなら、いくらでもしてやろう。 出来ないから、恋なんだ**]
(320) 2014/07/01(Tue) 06時半頃
|
|
[話はどこまで進んだか、一段落ついた頃。 震えていた携帯に手を伸ばせば、宇佐美からのメールだった。 普段メールで連絡を取り合うことは珍しい。 あいつもそんなにメールするタイプでもないし オレに至ってはメールどころか、というところだ。
ペタペタとスマホを睨み付けること1分。 今回は大分早く返せた方だ**]
(334) 2014/07/01(Tue) 13時半頃
|
|
─105号室─
[暫く睨みつけるようにしていた視線は、ふと剥がれ落ちる。 ぱたぱた降っていた雨は、外の天気と同じように まだ止む気配はみせていなかった。]
…―――ご、めん。
[きゅっと握る、自分の白い指先。 繋いでくれた温もりが、今はどこか遠くさえ思えた。 それもこれも。]
すきっちゃけど、押し付けて、いいもんじゃないったいね。
[こんな、達久の気持ちを無理やり捻じ曲げてしまうよう。 そんなのはきっと、間違ってるから。]
(442) 2014/07/02(Wed) 06時半頃
|
|
オレ、来月か再来月…出てくことに、したったい。 すぐに…居らんく、なるっちゃ。 せやから、迷惑、かけん、から。
[なるべく笑って、わらった、つもりで。 椅子から立ち上がって。]
看病、ありがとう。 粥もゼリーも、おい、しかったったい。 冷えぺたも、ありが…、と
あと、謂い忘れ、と…っ …たん。
いつ …やか、肩ぶつけて… … すま ん
[くちゃくちゃになりそうな顔は、見えていなければいい。 扉の方へと足を向けた。]
(443) 2014/07/02(Wed) 06時半頃
|
|
─コンビニまでの道─
あ、もしもし。 お前今日、昼からシフトっちゃろ? こないだ早う返してくれたお礼に、代わるわ。 構わんよ、寝不足なだけやったとって。 たまには彼女と外でもメシ食い行きんしゃい。
[スマホを取り出して、慣れない動作で電話をかける スマホに入ったデータは必要最低限。 その中から、あの日30分早く返してくれたヤツへと(>>1:22)電話をかけた。
208号室に、帰れる気がしなかった。 宇佐美に布団を返す約束をどうしようかと思いながら。 また傘も差さないで、バイト先への道を歩く。
徒歩10分の距離。
くるくると、フランクさんの言葉が頭を巡る。]
(445) 2014/07/02(Wed) 07時頃
|
|
みんな、優しすぎるとって。
[フランクさんが、きっと一番優しいんだろう。 だからその人の『わかば荘』には、優しい人が集まってくる。
嘘でも少し、嬉しかった。
「そいつに会う前にお前に会ってたら、 俺はお前に惚れてたかもしれねーよ。」
優しさが、嬉しくて、つらかった。 もっと前に聞いていたら、泣いて、喚いて、いたかもしれない。 だったら今からでも、オレを好きになってと。
捻じ曲げてしまうような言葉を、吐いたかもしれない。
達久に、してしまったように。]
(451) 2014/07/02(Wed) 07時半頃
|
|
─コンビニ─
おーつかれさん。 あ、ちょっとメールだけさせてもろてよか? 打ったら表出る。
[泣いた顔は見られないように前髪を垂らした。 気付いても踏み込んでくるような関係性を コンビニの同僚と築き上げることはなかった。
バックヤードでスマートフォンに手を添える。
言葉を捜して、文字を選んで。 一通送り終えてから。 いつもと変わらないように、コンビニで働く姿がある。 眉根に皺を、ずっと寄せて**]
(452) 2014/07/02(Wed) 08時頃
|
|
─コンビニ─
……なん、こんなときに限って。
[客は疎らどころか殆ど来やしない。 間中がエクレアを買っていったののレジをしたか。 働こうにも客が来なければ品出しはすぐに終わるし、掃除も手がかかることはない。]
……、……。
[だから、部屋を逃げるように出たときの 達久の言葉がずっと、ぐるぐると回っている。]
(559) 2014/07/02(Wed) 15時半頃
|
|
[きっと、追いかけてほしかったんだろう。
泣いて喚いて逃げ出したときのように。 クローゼットに閉じ籠った時のように。 優しく追いかけてきてくれると。
好きなのはオレからで。 達久は、]
────っ、 。
[決して、嫌いだとは謂わなかったのに。 興味を持つこともあるかもしれないと、謂ってくれたのに。
背を向けたのは、オレ……?]
(560) 2014/07/02(Wed) 15時半頃
|
|
[どうせ誰も来ないのだ、泣いたって何も謂われないだろう。 しゃくりあげそうになる嗚咽だけはなんとか噛み殺して 一通だけ、メールをおくった。 正しく変換できるように、時間はたっぷりとかけて。
まだ、届く、だろうか**]
(561) 2014/07/02(Wed) 15時半頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る