78 わかば荘の薔薇色の日常
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─バースディパーティ─
[>>345額に置かれた翔平の手をぺいっと振り払ったフランクは、いいから歌え。と神妙に言ったあと]
ハッピーバースデートゥーユー ハッピーバースデートゥーユー
ハッピーバースデーディーア來夏ー!!
ハッピーバースデートゥーユー!!!
[破れかぶれの声で歌い出した。
どうしてこんな事になっているのかフランク自身にもわからなかった。ただ、遊が持ち帰ったケーキをテーブルに並べ、嬉しそう(?)に蝋燭を立てた上で、桃地さん後はよろしく。とバトンを渡して来た。來夏の誕生日と聞いて、これを断るのは人としてどうかと思ってしまった。恐ろしい罠だった。 この日聞いた野太いバースディソングは、数日間、毎夜フランクの夢に出て来た。**]
(352) 87 2014/07/05(Sat) 22時半頃
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─パーティの途中─
[何十年ぶりかのバースデーソングを歌い終え、急に老けこんだ気がして椅子にぐったり座り込んでいると、神妙な顔の翔平に声を掛けられた>>361。 ウッドデッキに誘ったが、ついて来ただろうか。 来ればデッキに、来なければ管理人室に移動し]
……引っ越し?
…………そうか。怪我が治ったから、か?
[持ち掛けられた退去の話に、フランクはまず驚いたような顔をした。次に、翔平の顔をじっと見詰め、頷いて理由を尋ねる。 決して説明を迫るようなものではなく、世間話のような気軽さで、翔平が気にしないよう──しかし、事情を知りたいという個人的な理由で、聞いた。]
(369) 87 2014/07/05(Sat) 23時半頃
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[白髪が増えたなんて言われると気になるもので、急に毛先を気にして指先で引っ張ってみたり。]
ああ──猫か……。 墓地の猫はとうとうお前には懐かなかったな……。
[翔平を見て身を翻して逃げて行く三毛猫の姿を何度か目撃している。不思議と猫を寄せ付けない力があるのだろうかと思っていたが──。]
そこの猫なら……翔平にも懐きそうなのか?
[あっさりと翔平が言うから、フランクもあっさりと、次の住処に移った後の話を口にする。]
(375) 87 2014/07/05(Sat) 23時半頃
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─ウッドデッキ>>378─
……だろうな。
[梅雨明けの、盛夏にはまだ早い夜の空気は、冷房で冷えた肌には丁度良い。]
……。
[フランクの視線が、紫陽花の繁みの影を見る。ハーブの繁みの脇にも、生け垣の根本にも、今はふてぶてしい顔つきの三毛猫の姿はない。 短い吐息を鼻から漏らし、ポケットから烟草を取り出し、100円ライターで火を点けた。]
家は家だがそりゃあ……お前の母ちゃんちとは、違うだろ。 …………。
[まだ話し出して間もないが、翔平の感じている事は薄々感じ取れた。気がする。はああ……と、くたびれたような溜息をついて]
俺は単なる管理人だからな。 お前が決めた事に口は出さねえよ。
[幾度も繰り返してきた言葉を、決して投げやりでない、穏やかな声音でまた口にした。]
(389) 87 2014/07/06(Sun) 00時半頃
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─ウッドデッキ>>396─
俺は──……………………
(406) 87 2014/07/06(Sun) 01時半頃
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[言いかけたまま無言になったフランクの目が、談話室から零れる光にぼんやりと灰色の輪郭を浮かび上がらせるハーブの繁みを見て、やがて──]
────────……ふん。
[と、溜息のような、諦めのような、微妙な声を鼻から漏らした。]
また事故るなよ。
それと────…
(407) 87 2014/07/06(Sun) 01時半頃
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気が向いたら、遊びに来い。 俺がいる間はいつでも玄関は開いてる。
……どうせあそこのカップは余ってるから、お前が来ても、足りなくなることはねえ。
[ぽつ、ぽつ、と、一つ一つの言葉を置くように言って、深く煙を吸い込み、胃の深くから、一気にそれを吐き出した。 あとは少し、他愛ない言葉を交わしただけ。 最後に一度、談話室に戻る翔平を呼び止め]
……お前、新しいとこ行ったら、庭に変な餌撒くんじゃねえぞ。普通は苦情が出るから……。
[一つだけ、親切に忠告をした。**]
(408) 87 2014/07/06(Sun) 01時半頃
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