73 ― 帝都・つくも開闢奇譚 ―
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
双子 夕顔は、メモを貼った。
2014/05/26(Mon) 00時頃
|
― お屋敷 ―
家鳴り
[はい、家鳴りでございますが。如何なされました?]
茶を淹れよ
[えーと]
茶請けも忘れるな
(37) 2014/05/27(Tue) 07時半頃
|
|
[あの。大ばば様もご無体を仰せですね。 わたくしは「お屋敷」。お茶を沸かすなんてとてもとても─── それ、そのように眉を逆立てては可愛らしいお顔が台無しでございますよ?]
ではそなたのその喧しい口で誰か呼ばえば良かろう 役に立たぬで鳴いておるばかりなら どこぞへつまみ出してくれようか
[おお、怖い。 少々お待ち下さいまし、どなたか探して参りますからね**]
(38) 2014/05/27(Tue) 07時半頃
|
|
[ガタン! 屋敷の玄関が大きな音を立てた。
それを合図に立て続け、ギシギシミシミシと扉が軋む。揺れる。 まるで内側から鬼が拳で殴り付けているかのように玄関が激しい音で鳴る]
[そのうち、引っ掛かり引っ掛かりしながら少しずつ扉が開く。 がたがたぎしぎし、ぎぃぎぃ、どがんばたん。 全開に開いても、屋敷の内側に人の姿は見えないだろう]
(44) 2014/05/27(Tue) 13時半頃
|
|
― お屋敷 ―
[ええ、わたくし、お茶は淹れられなくてもこうしてお客様のお迎えくらいはできますからね。さあどうぞどうぞお入りになって。 大ばば様は今日は特に虫の居所がよろしくないようでございますれば、重々ご承知置きくださいましね?
そう、ところで天狗殿には大ばば様にお茶を淹れて頂くのは少々難儀でございましょうか。
こちらのヒトの方、お名前はなんと申されましたか─── ああ、いけませんね。 そういえばこの家鳴りの声は人の耳には言葉とは聞こえますまい。おお、では先程の歓迎の御挨拶も通じてはおりませなんだか、 まあ突っ立っておられるのもなんでございましょう、さあさあ中へ]
[家鳴りが喋っている間中、 玄関の框やら梁やらがミシミシと音を立てている]
(51) 2014/05/27(Tue) 20時半頃
|
|
[まるで案内でもするように、廊下に沿って床を下から突き上げるような振動が響く。 行儀の良くない客も、屋敷の方で追い返そうとはしないよう。
真っ直ぐ行って二つ襖を抜ければ、座敷の縁側に腰掛ける童女が見えるだろう]
(56) 2014/05/27(Tue) 21時半頃
|
|
― お屋敷 ―
[や、これは亀吉殿。 お茶を淹れて頂けますとは、ありがたいことで。
厨房の場所はご存知でいらっしゃいますな? ええ、ちょうど狭山から良い新茶が届いておりますので、亀吉殿にも是非お楽しみ頂きたいことでございますよ。
お茶請けは───はて、あちらのヒトの方が何やら美味しそうな香りのものをお持ちのようでございますね。これはこれは]
(57) 2014/05/27(Tue) 22時頃
|
|
― 屋敷・奥の間 ―
[大ばば様、どうにかお茶は淹れて頂けまておりますので少々お待ち下さいまし。 亀吉殿ですから腕の方も確かでございましょう。
それでこちらにおいでになったのが───]
やれ 最近の若いものは五月蝿くてかなわぬわ 成卜も面白がって連れ込むでないよ
[縁側で小さなあんよをブラブラさせておりました大ばば様、 かむろに揃えた黒髪を揺らしてお客人を振り返る、お顔立ちはなるほど「かいらしい嬢ちゃん」に相違ございませんが。 ふっくら桜色の頬にはまるで ふ き げ ん と平仮名で大書されておりますようで]
夕顔ならここにおるが 何用じゃ?
(68) 2014/05/27(Tue) 23時頃
|
|
…桜か あれには
[手を焼いている、と成卜殿へぽつと呟く大ばば様、思うところがおありのようで。
紅葉のお手てでころり、と膝の上に転がしていらっしゃるのは、鞠…ではなく、霊験あらたかな宝玉でございまして。 それがどうも結界の要になる妖力のなんたらかんたら──]
よい つくもに元より住まう者はこなたらにとっては皆 恩人じゃ
[聞こう、と小さく頷いて、辰次と仰るお人のお話へ耳を傾けておいででした]
(75) 2014/05/27(Tue) 23時半頃
|
|
して 茶はまだか?
[話を聞き終えての一声はまあ、こんな感じでございましたけれどね。 早速菓子折りに手を出して、ひとつ小さな麩菓子をもぐり、と]
詳しいこと とな
[もぐもぐしながら喋るのはどうかと思いますよ大ばば様]
黙りゃ家鳴り
辰次とやら───此のまちは 往く場なき妖怪たちの家 那須麻呂様の夢見た楽土じゃ
[那須麻呂様は勿論ご存知でしょうね、つくも神社の陰陽師殿でございますよ。今は少々お留守らしいのですが]
(76) 2014/05/27(Tue) 23時半頃
|
|
様々の妖怪が 無事に人に交わり日々を過ごすには 彼らを助くる結界が要る
わかるか
[もぐもぐ。ほれ、菓子の欠片をお零しでいらっしゃいますよ、大ばば様]
───家鳴り
[はい、すみません。 ええ、それで結界の祠の最後の一つはどうしても、中心の神社に建てねばならないというわけでございますよね。ちゃんと聞いておりましたよこの家鳴りは]
ふん まことのところは あれも 祠が嫌じゃとかいう話ではないのだろ あれでこれまでつくもを護ってきた鎮守の桜よ
[むっすぅ、と不機嫌なお顔でこのように、大ばば様は仰せられました]
こなたらは それにそなたも おそらくあれに験されておるのよ
(79) 2014/05/28(Wed) 00時頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る