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105 【薔薇】妖怪アパートと勿怪の風邪【R18】
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んゥッ、ンぐ…!!
[舐めていただけのそれが口の中へ捩じ込まれる。 予期していなかったせいか、喉の奥まで侵入されて 息苦しさにえづきかけて瞳に涙が滲んだ。]
……く、ふ んンッぅ
[それでも吐息に混じる色見のある声を求めて、悦ばれることだけを願って 口いっぱいに捩じ込まれた雄を頬張った。 熱い咥内でぬるりと舌を絡めては、竿の形をくまなくなぞり 溢れる蜜を吸い出そうと、ちゅぶちゅぶと音をたてる。 自ら頭を動かして更に深く、そして浅くと咥え。]
(+120) 2015/01/27(Tue) 22時半頃
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[見られていることで激しく興奮してしまう。 それを怜琉に指摘されれば尚更、体は快感に震え。]
んっぅ、ぐ… 蛍、壱っ け、いち!
[怜琉の肉棒をしゃぶりながら、蛍壱の名を口にする。 懇願したのにまだ訪れない刺激に身悶えて。]
(+121) 2015/01/27(Tue) 23時頃
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[懇願も虚しく、ご褒美どころか願いも叶えられないまま。 俺の汚した顔をいとも簡単に拭いさって、黒狐は気まぐれに行ってしまった。 欲に浮かされても、声はきちんと届いている。]
(蛍壱……)
[ほったらかしにされたような気がして。 別の痛みが胸に疼いた。]
(+122) 2015/01/27(Tue) 23時頃
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[蛍壱が部屋から抜けたからだろう、緊縛の術が解けたようだ。 身動きが出来ずに強ばっていた体が自由を取り戻した。
片手は咥えている怜琉のものへと伸ばし もう片方は見捨てられてしまった自分自身へと迷いもなく。 ぐちゃぐちゃのそこを掴んでは指を絡め、包み込み 自慰を覚えたばかりの餓鬼がするように夢中で擦り始めた。]
クッ、んんっぅ、は …ァッ
[ぢゅぶぢゅぶと唇から、くちゅくちゅと股間からは水音が絶えず。 部屋を満たすように粘着質な響きが広がっている。 その部屋の扉が叩かれた時も、外の様子を気遣うこともできず 欲望にだけ忠実に自慰で腰まで振りはじめていた。]
(+123) 2015/01/27(Tue) 23時半頃
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く、ぅ……!
[不意打ち故に相手の抵抗がなく、 かえって深くまで打ち込みすぎた。 喉に締め付けられて急激な刺激に喉を鳴らす。
苦しげな声に腰を引いて楽になるよう一旦開放してから、 今度は注意して再度口内に突き入れる。]
は、ぁ…… えぃさ、ん。きもち。
[求めていたものを得られて蕩けた目を細める。 涙を滲ませた目元を指で拭って、 自ら動いて奉仕する頭に促すように手を添えた。]
(+124) 2015/01/27(Tue) 23時半頃
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……あー、うまく撮れないか。まぁ仕方ない。 ここで高みの見物といくかね。
[すまほ、ぽい]
(+125) 2015/01/27(Tue) 23時半頃
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いっちゃった、ね。
[立ち去る極>>*21はあっさりとしたものだった。 足取りもしっかりしているし、 あの様子だと感染しているわけではないのだろう。 ぼんやりとした頭の中で考える。]
……影さん。
[見落ろす硯の目は先程までの溶けただけものではなく。 数度頭を撫でて、どうしようかと一瞬迷う。 その数瞬に、自由になった硯の手が伸びていた。]
っ、あ、あ
[自分のペースで動いていたところに不意の刺激を受けて、 上擦った声は今までの押し殺したものより鮮明だった。]
(+126) 2015/01/27(Tue) 23時半頃
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ふ、ぁ……っ、
[今まで焦れていた分が爆発したかのように、 夢中で口淫と自慰に耽る硯の痴態に雄が膨れ上がる。
長い髪を指に絡んで、頭を押し付けるように腰を動かす。 喉奥まで吐けばえづく声も聞こえたかもしれないが、 申し訳なさより悦を求める本能が勝った。]
、ん……ぐ――!
[限界を覚えて勢いよく熱い中から引き抜けば、 吐き出した欲が硯の頬から首元にかけてを白く汚した。]
(+127) 2015/01/27(Tue) 23時半頃
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[苦しげな声を上げれば、一度腰を引くところも。 浮かぶ涙を指先で拭ってくれるところも。 やっぱりこいつは優しいなと、欲望に狂った頭でも思う。 だからだ、頭を撫でられた瞬間掬われた筈の涙がぱたと落ちたのは。 別に泣いたわけじゃない、断じて違う。]
れい、る んっふ…、きもち いい、か?
[伸ばした手で陰嚢をむにむにと刺激する。 涙を溢した目はもう、欲にだけ彩られて。 よりはっきりと溢された艶やかな声を聞きたくて、更に奉仕を丹念に続けた。]
んンッ、ん、ぷ……ふぁっ ッア
[俺の下半身からか、俺が咥えているものか。 どちらからも水音が止まらずに、口端からは涎が垂れ。 竿はもう次のものを放とうとひくついている。]
(+128) 2015/01/27(Tue) 23時半頃
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[口の中で膨れ上がる雄を更に攻め立てていれば 今度は髪が掴まれて腰を押し付けられる。 無理矢理にされているその感じが更に快楽を煽り。]
ン゙ッ、ぐ んンッ、ぅ!!
[喉の奥まで犯されて、それなのに自慰の手は止まらなくて。 一気に引き抜かれて、目の前で白がびゅくびゅくと爆ぜた時。]
っ、ん、あっあ、ア!!!
[掠れた気持ちの悪い声を上げて、俺の肉棒も熱を吐き出した。 口を開けていた所為で、怜琉の精子がぴちゃぴちゃと口の中に入ってきて。]
(+129) 2015/01/28(Wed) 00時頃
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っは……ぁ ……はぁっ ン、
[あまりの激しさにぐたりと力は抜ける。 けれど口に残った精を味わうように舌をモゴモゴとさせ。 離れた怜琉の先端に再び唇を寄せると、残った滴をちぅと吸った。]
……、は ……すげ、ヤバかった…
[肩で息をしながら、へろりと笑う。]
(+130) 2015/01/28(Wed) 00時頃
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いい、よ。
ぁ…… は、あっ
[健気、なんて印象を抱くのは間違ってるのだろうか。 だけど落ちる涙と、尋ねる声>>+128についそう思ってしまって。
自身で慰める時もほとんど触れない場所を揉まれ、 ぐっと内股に力が入る。
大きくなる水音と、そこに混じるくぐもった喘ぎに耳を傾ければ その分早く限界は訪れた。>>+127]
(+131) 2015/01/28(Wed) 00時頃
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[自由になった口から嬌声>>+129が上がり、 ずっとおあずけだった硯もようやく熱を吐き出せたようだった。
声をあげるために開いた硯の咥内に入り込んだ白が、 吐き出されずにそのまま消えていく>>+130のを 熱の抜けた気怠さの中でぼんやりと眺める。]
っ、ん
[ちゅ、と残っていた精液を吸い出されて肩を揺らした。]
あー……。
[足を投げ出しぐったりと手を床について天井をあおぐ。 倦怠感が酷い。このまま転がってしまいたい。]
(+132) 2015/01/28(Wed) 00時頃
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だろう、ねー。 影さん見てるだけでこっちもやばかった。
そういや、これ初感染だったっけ。おめでとー。
[へらと笑う硯にこちらも疲労したまま笑い返し、 思い出したかのように付け加えた。]
(+133) 2015/01/28(Wed) 00時頃
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[放ってしまうと少しばかり正気も取り戻せるらしい。 会話の内容はさておき、普通に話が出来ている事に ともあれ初感染の初体験は奇妙な感覚を覚えるばかり。]
っ、だからあれは俺の所為じゃねェッて
[さっさと離れてしまった気紛れなやつのせいだ。 思い出せば、チッとひとつ舌打ちを溢した。 次捕まえたときは覚えてやがれ。 組伏せてケツにぶちこんでアンアン喘がせてやる。]
(+134) 2015/01/28(Wed) 00時半頃
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俺なんかに勃起できるた……勿怪の風邪がスゲェのか。 もしくは怜琉の趣味が悪いかだな?
[はは、と完全に冗談を口にして。]
………、部屋帰っか?
[俺の部屋に転がっていても構わないが。 直ぐに体を横たえなかったのなら、本当に ただ“手伝い”に来ただけなのだろう。 ぼやり、そんなことを思いながら。 無意識にほんの少し、きっと寂しそうな顔をしてしまった。]
(+135) 2015/01/28(Wed) 00時半頃
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はいはい風邪のせいな。
[舌打ちを零す姿は、 多少疲れやらは見えるものの普段の硯だ。 喉奥で笑いを噛み殺すが、続く言葉に口を尖らせる。]
俺の趣味は悪くねーよ。 ……たぶん。
[人に趣味の良し悪しを言われた事がないので、 実際どうなのかは不明だ。]
(+136) 2015/01/28(Wed) 00時半頃
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んー……疲れたんでもうちょい。 あ。差し入れ何か飲む? 今の内に水分補給した方がいいし、口ん中気持ち悪いだろ。
[少し考える素振りを見せてから居座ると決め、 卓袱台に放置されたままの差し入れの袋を示した。
疲れていようとたった数歩先のトイレから自室に戻れるのだが、 こちらに向いている目が極が出て行った時と同じに見えて。 先程の姿とはまた別に、なんだか調子が狂うのだ。]
(+137) 2015/01/28(Wed) 00時半頃
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風邪の所為、だろ?
[あんな風になるなんて。 つい今しがたの出来事を思い浮かべれば、また疼きはじめてしまいそうで。 ふるふると頭を軽くふって煩悩を追い出した。]
わりーよ。
[この俺に咥えさせて達したんだぞ。 余程の悪趣味だと、俺本人が思う。 口を尖らせた反応には、くくっと笑って。]
(+138) 2015/01/28(Wed) 01時頃
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ん、ォウ。 口ん中なァ………。
[まだ部屋にいるらしい。 それを聞けば、にっと嬉しげに表情を変えた。 それもまた意識的なものではない。
水分を進められたが、それよりも微妙に倦怠感の方が強く。 口の中が気持ち悪いかどうかも、案外不快感がなかった。 この味はこの味でなどと、やはり風邪に冒された頭は少しばかり異常だ。]
っはぁ………やべ、またやばくなる前に ちっと寝るわ……。
[その場にごろりと横になり。]
(+139) 2015/01/28(Wed) 01時頃
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動くなよー。
[激しくいじめられた仕返しに、怜琉の膝に頭をのせた。]
(+140) 2015/01/28(Wed) 01時頃
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