91 とある生徒会長の憂鬱2
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ミルフィ、作戦Aよ!
[そう告げると、ミルフィがイアンの行く手を塞ぐようにサーブを打ってくれる。 走力では彼の方が勝る以上。
追撃の為には足止めが必要だったから。]
逃がさないわ。 悪いけれど、貴方にはここで脱落《リタイア》してもらう。
並びかけると、長い方の木刀――“天”で切り付ける。 それは舞踊よりも、さらに実戦的な動きとなっていた。
(52) 2014/09/26(Fri) 22時頃
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あは、あははは、あははははは……です……
[あ、これあかん奴や。僕の右頬からつつ、と血が流れます>>50 これは話し合いの余地なく即殺ルート。えらい人は言いました。話し合いで解決できるなら戦争なんて無いんだと]
(53) 2014/09/26(Fri) 22時頃
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ぎにゃぁぁあああああああ!!!!
[遂に僕は身の危険が危ない事を本能で悟り、逃げ出しました。 両手の英雄の盾(シンバル)はすげえ頼りないです。櫻子もおいてきます。 僕はスージーちゃんの脇を脱兎の如くすり抜けて、罠が待ってくれてる校舎裏へと逃げますです]
(54) 2014/09/26(Fri) 22時頃
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[>>52行く手を防ぐように襲いかかるサーブ。 ちらと後ろを見やると、作戦Aとやらを展開する二人組。
やはり、二人掛かりでバッジを狙う気らしい ………しかし]
……――――――――この程度で、
[素足から伝わる地の感触。 思い出せる、帰宅にかけたこの熱い想いを。 ]
(55) 2014/09/26(Fri) 22時頃
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………俺《帰宅部》を止められると思うなよ
[ ザ シュ ゥゥッ ―――――――……!!! ]
[一気に脚を後ろへ引いて、蹴りあげる。 斬りかかる身体に浴びせるは砂。
目晦ましを一つしたら テニスボールを掻い潜り、駆け出していく。 途中で校舎の壁や木をも足場として蹴り、駆け 後ろからの攻撃を錯乱させていく事も忘れない。]
(56) 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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ふふふ……うふふふふふふ。
[オスカーが動いた瞬間、氷を投げつけたがそれは避けられて。]
悩んでたことが嘘みたいね…… だってもう自由よ…… 何でも出来る…… 何でも出来る……
[ぶつぶつと呟きながら、逃げる兎を追いかける氷雪の女王。途中、何度か氷の塊をオスカーに向けて投げた。]
(57) 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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ああもう、砂とかどんだけ!
ミルフィ、作戦Δ!
[それに呼応するように追撃のサーブが飛んでいく。 しかし、木や壁を足場として駆けていく彼。
足元に転がっていた木の枝を手に取るとイアンに向けて投げつけていた。最早、剣道と言うよりも喧嘩殺法の様相を見せてきたのだが。]
(58) 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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逃がさないわよ?
あたしたちと一緒に楽しい道草をしましょうよ。
[どちらにとっての楽しい道草なのか。 それは言うまでもない事だったが。
さらなる追撃として。 彼の行く手を阻むように、回り込むと。 木刀を再び向ける。]
(59) 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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[そろそろ落とし穴付近にさしかかろうという所か 前から走ってくる姿は――――……>>54]
………あーー……
あっちも追われてんのかよ、だりぃ。
[しかし見た所あっちの追手は一人だ。 ならばこのまま突破するしかあるまい。
>>58なりふり構わなくなった女程怖いものはないんだって 偉い人が言ってた気がする。]
(60) 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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ヤンデレはノーセンキューですぅうう!!!
[但しデレては無いです。 まるで法の鎖からも開放された様に、自由を謳歌し氷を投げつける女王様は、演劇のやりすぎです。背中を何度も氷が掠めます。 ともすれば悲鳴を叫びそうになるのを抑えて、僕は逃げます。そして…]
(61) 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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― 校舎裏方面 ―
[いたい!今脇腹切ったです!?
全速力で背中のスージーちゃんから僕は逃げてます。 予測通りと言うべきでしょうか。やはりこの人僕しか見てません。 自分の事だけ見てくれる女の子?
いいえ、ヤンデレ属性はノーセンキューなのです。
さて、それはともあれ、当ても無い逃避行(恐怖)を続けていると。 真正面の道に、ある集団の姿を僕は見つけました>>60]
(62) 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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…………へー、それって帰宅部入部希望?
[>>54どうでも良いけどさ 俺回り込んだらお前、……其処ら辺ってもしかしなくても]
[…………落とし穴だぜ。]
(63) 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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[…………これやると、まずい気がします。ですが……。 ぐ、と足に力を入れて僕は全力で駆け出します]
うっ……うぇぇえええええええいっ!!!!
どこ向いてるんですか! そこの脳筋さん達!!
[丁度、逃げるイアンに回り込み、木刀を振るおうとするムツミに>>59。 両手で広げた、二つの英雄の盾(シンバル)を前に体当たりする為に!!]
(64) 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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[ 罠部必殺 しーるどばっしゅっ!! ]
そこの肉壁メイン盾! さっさか逃げるです!!
[これは罠です。ええ。古来より伝わる伏兵という高等な罠テクです。 非力な身で、盾で体当たりなんて技を使う日が来るとは僕も思いませんでした。
お陰でイアンは余裕で逃げられるはずです]
(65) 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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……ん?確かここって……
[ムツミにシールドバッシュしてから気づきました。 今、僕が盾で押し出した地点ですが。さっき僕が穴掘った様な……?>>63]
(66) 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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――ッ
[足元には落とし穴。 そこから這い上がってくると、オスカーを見やり。]
やるじゃない、貴方も。
[2本の木刀を構えると。オスカーに向き直る。 まずは先にこちらを倒すべきなのだろうかと悩みつつ。]
(67) 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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………はぁっ……!?
何言ってんだ、お前を置いて逃げれる訳が――――……
[>>65自分をメイン盾呼ばわりしてきた癖に 此処にきて自身を犠牲にするなどと。 言葉の通り逃げるなんて咄嗟に出来る筈がなく、足を止めてしまう。]
(68) 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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…………何だ今のは。
[イヤホンから聞こえてきた声を聞き、何か脱力した。]
(69) 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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お待ちなさい!!!!うーふふふふふ!!!! ふ・・・・・・・
[すかっと手がスカる感覚。 そう、氷は……打ち止めだった。 おかげでオスカーの、ムツミへの攻撃を許してしまった。]
チッ……
[女王らしからぬ舌打ちである。]
(70) 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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風よ吹け!!!!
[止まるオスカーとイアンに、空のクラーボックスを投げつけた。
少しも寒くないわ。]
(71) 2014/09/26(Fri) 23時頃
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――β階段:VSみむりゅー――
[叫びが音波となってびりびりと身体に響いてくる。>>21 が、止まらない。飛び込んだ以上は、もうブレーキを持っていない。 小さな身体のタックルだ。自分の敏捷性を活かした戦法で、避けづらく不意をつきやすく、避けられても体勢を整えやすいのが強みのはずだった。 が、あまりにも、あまりにも真っ直ぐに、この身体は受け止められようとしている。]
何、甘く見てんの、よっ!
[ならば、ととっさに腕を大きく伸ばし、三村の両足を掴み掬おうとする! 技術に自信はあるが、半ばがむしゃらのこの攻撃か通用するかは――――半吉[[omikuji]]]
(72) 2014/09/26(Fri) 23時頃
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だが断る!!!!
[>>71飛んできたクーラーボックスを寸での所で蹴り飛ばす。
少しも痛くないわ。 ※裸足です]
(73) 2014/09/26(Fri) 23時頃
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はぁい、スージー。 さっきぶりね。
[落とし穴から出てから彼女を見やる。 ひらひらと手を振るが。
その手には木刀が握られていて。 傍から見たら危険人物のような状態だった。]
(74) 2014/09/26(Fri) 23時頃
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あぁもう! 僕を誰だと思っているです!!
[僕は片方の英雄の盾(シンバル)をイアンに無理やり押し付けました>>68。 この状況でまごつかれても困るです]
僕は罠部。心理誘導計算部の部長、オスカー・トリートです!
たかが脳筋チームの三人四人、僕の謀略の前には雑魚も同然なのです!!
[僕は今度は、スージーちゃんの足元へと、赤色爆弾を投げました。 狙いは、赤色爆弾を投げられたら離れたくなる。その心理を狙い。丁度後ろに後退したと同時、ふたつめの落とし穴に落ちる――その角度!!]
(75) 2014/09/26(Fri) 23時頃
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ぷわっ…! すっげえつめてえです!?
[同時に、投げつけられたクーラーボックスの水滴とか氷粒が僕に直撃しました。 ギンギンに冷えたクーラーボックスです。体がかちこちします]
ともかく、"百鬼夜行"にはお前が絶対不可欠なのです! メイン盾の無い僕達は確実にやられるのです!
Q.E.D! わかったらさっさと行きやがれこのやろう!!です!!
[そして今度は、蹴り飛ばされたクーラーボックスを拾い、ムツミの頭に投げました。 狙うはじゃすとふぃっと再び!です!!]
(76) 2014/09/26(Fri) 23時頃
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看板娘 櫻子は、メモを貼った。
2014/09/26(Fri) 23時頃
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甘いっ!
[クーラーボックスを木刀で打ち返すと、クーラーボックスは加速してオスカーの頭に飛んでいく。
野球部じゃないとは言え、普段からバレーボールを木刀で打ち返して謎の球技を行うという剣道部あるある。
それを知らずにクーラーボックスを投げてくるとは……罠部とも思えないお汁粉頭!]
(77) 2014/09/26(Fri) 23時頃
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しまっ……!?
[腕は間違いなく三村の脚を捕らえた、が、それだけ。 触れた手はそれを掴み切ることなく、ソックスに爪がかかった程度で、受け止める姿勢の三村に捕らわれることになった。 苦し紛れに足をばたつかせるが、効果の程は22(0..100)x1くらいか。
通信機から聞こえる声に反応する余裕はない。 耳で聞き、情勢を知るだけ。]
(78) 2014/09/26(Fri) 23時頃
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ふっ……ふふふ……避けたわね…… 生意気な……
ムツミ………… さっきぶ、り……
[イアンを睨みつつ、ふしゅー、ふしゅー、と息を吐き出す演劇部部長は、ムツミに負けず劣らず危険人物だった。>>73>>74]
ふっ!……!
[冷静さを欠かしていた頭では、オスカーの真の狙いに気づくことは出来ず、後退してジャンプ。着地した所にあった落とし穴にズボッとはまった。腕だけが穴から見える状態。
穴と氷雪の女王。]
(79) 2014/09/26(Fri) 23時頃
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甘いですっ!!
[げ、すっげえ速いです!?>>77 ですが僕も無策で投げた訳ではないです。 そう。剣道部が偶に怪しい球技やってる情報は仕入れ済みです。なので事前に打ち返されそうだと理解していた僕は、クーラーボックスを屈んで何とか避けます。
本命。僕は赤色爆弾を投げました。そう、丸い爆弾、思わず、ノック十本!と連続して打ち返したくなる様な、球型の爆弾。 斬ればスパイスが吹き荒れるそれを、ムツミの木刀に投げるのです]
(80) 2014/09/26(Fri) 23時頃
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………守るべき対象から逃げて、何がメイン盾だっつうの
[>>76どうしても、この場から逃がしたいらしいオスカーに一言]
帰宅部部長、イアン・ウォーカー。 ここを凌ぐまでは、安心して家にも帰れやしねー。
っはーーだりぃだりぃ。 いっちょ地獄の果てまで守り抜いてやんよー
[>>77弾き返されたクーラーボックスを、英雄の盾で叩き落とす。 これは最早シンバルではない、英雄の盾である。 何者も寄せ付けぬ英雄の盾なのである。]
(81) 2014/09/26(Fri) 23時頃
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