人狼議事


78 わかば荘の薔薇色の日常

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【人】 FSM団 ミナカタ

 ……――ふっ……



[笑ってしまった。
しずかに。諦めたように。目を閉じて。

臭くて。

あんまりひどくて。

多分、人生で一番悪意に満ちた飲み物だと思ったので、もう一口くらいは試しておくことにした。酒の味は消えていた。強いていうなら感触にだけアルコールを残している。
塩気と辛味と酸味と甘味は、塩気が一等賞、酸味が二等賞、辛味が三等賞、甘みがビリで、苦味が残念賞程度にある。
何故か漢方の力を感じる薬臭いような正体不明の匂いがあるのだが、これだけ混ぜ物をされている以上何が起きているのかは不明だった。ささやかに恐怖を感じるが、不味いという気持ちが心を占めているせいで、不思議とあまり気にならなかった。]

(298) gekonra 2014/07/05(Sat) 11時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[そうして、何だか分からない濁った茶色い飲み物を、油にまみれた固まりきらなかったヌルヌルの白身が、喉奥に入れてしまおうとした際、人間としての正しい反射で、吐きそうになった。
口を押さえた。
――吐きそうといったが、正確には本当に軽く逆流したけれど、既に口の中が不味いので諦めて戻ってきたのごと飲んだのだ。
南方は、口を抑えたまま、顔をあげる。
顔を顰めていた――吐きそうになったせいで涙目になっていた。
けれど、少しの間をおいて、]

 攻太。

[やけに真面目な顔をした。
口のなかが空になったので喋れている。
眉間の皺も消えていた。
湯のみをそのまま芸に返却した。]

(299) gekonra 2014/07/05(Sat) 11時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 修行だ。
 一回飲んどけ。

 余ったら。
 遊は俺の風邪を貰ってるかもしんないから。
 風邪をひいたら大変だから。
 ぜんぶあげろ。
 遠慮しても、ぜんぶあげろ。
 
[間中が風邪をバラさなければ、こういう事にはならなかった。
ドアでの立ち話の姿勢で味見をし終えた南方は、穏やかに笑った。笑顔だった。笑顔じゃなくなった。]

(300) gekonra 2014/07/05(Sat) 11時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 お前味見してねぇだろ!!!

[叱りつけてドアを閉めた。鍵をかけた。
口を濯ぎに行った。**]

(301) gekonra 2014/07/05(Sat) 11時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― 夜?夕方?:104号室 ―


 ……え゛ぇっ…… 

[口を濯ぎ終えてなお、油でぎとぎとの卵酒は悪夢のような胸焼けのようなムカムカ感をもたらし、流しでえずいた。
幸か不幸か吐くことはなく、冷蔵庫から水のペットボトルを取り出して、そのまま口をつけてのみ、気持ち悪さを誤魔化した。
風邪の時に使ったカップやグラスも片付けられて、流しには、もう洗い物はひとつも残っていない。]

(318) gekonra 2014/07/05(Sat) 19時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[――油を流すために温かくて味のついた飲み物が飲みたい。
談話室のコーヒーを思う。
南方は部屋につかつかと戻って、鍵を引っ掴んだ。
その足元には、ゴミ箱がある。
中には二つに畳んだ紙の切れっ端が入れてある。
間中宛の書き置きにしていたものだ。

南方が、書き置きに対する間中からの返答に気付いたのは、コンビニから帰宅してから。
作業台に乗せっぱなしのメモを捨てようと手にとったその時だ。
南方自身のでかでかとした字が書かれていない隅っこに、鉛筆で書かれた細く小さな文字を見つけた。>>2:=151

(319) gekonra 2014/07/05(Sat) 19時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― 昼下がり:104号室 ―

(――……)

[スペアの鍵を持って出たと思ったのだろう。多分。
帰宅時間に対する返事と、遅れた時にどうしていて欲しいか、また、緊急時の連絡先が丁寧に記してあった。
文字の雰囲気や電話番号がどうこうよりも、普段の言葉不足で一瞬何を言いたいのか理解に苦しむような、短くふんわりとした言葉でない事が気になった。
じつに雄弁だ。
主語も目的語も行方不明にならない丁寧な口調だ。
昨日の深夜に読んだ小説もそうだったが、書き文字で、自分宛に書かれてあると、益々、ひとつの感想をつよく思う。]

(……意外と人間だ)

[メモを二つに折り曲げながら、いっそ筆談で喋ったほうがいいのではと考える。
次に会って覚えていたら言ってやろう。**]

(320) gekonra 2014/07/05(Sat) 19時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― 談話室 ―

[コーヒー飲みたさに、談話室へ行った。
部屋に戻らずそこに居る事にしたのは、間中か管理人あたりから言い渡されたせいか、それとも存在感あるチャルラタンのホールケーキ二つが机に並んでいたせいか。

暇そうに談話室で待機を続ける際、部屋の端に「安曇野のおいしいもも」とでかでかプリントされた、やけにいいにおいのする箱を見つけた。
「間中果樹園」とある。へえ、と思う。
小説内の風景描写が、やけに美しかった事を思い出した。]

(331) gekonra 2014/07/05(Sat) 21時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― バースディパーティ ―

[――ああ。可哀想に。
あまりの居た堪れなさから、徹津を憐れに思った。
恥ずかしいのではないだろうか。
いやでも、どことなくふわっとしていて、天然っぽい印象を受けないではない。
もしかすると、この状況を素直に喜び、楽しみ、嬉しがることが出来る鉄の心臓の持ち主かもしれない。

周りからバースデイソングの斉唱が聞こえている。
全員成人男性という異質さだが大丈夫だろうか。
――少なくとも俺は大丈夫じゃない。
野太い。つらい。
針の筵といっていい恥ずかしさがあると思う。
友人の誕生日なんて殆ど覚えていたことがない。
彼女であればかろうじて。
この状況が完全に異文化だった。
かろうじてまばらに起きた笑いや拍手に曖昧に参加した。
それでも耐える必要があった。この恥ずかしさを乗り切れば、誘いのままケーキにありつく事が出来るのだから。

一応よく知らない徹津に「おめでとう」と、つい、「おつかれさん」という同情めいた一言をかけてしまったのは、歌などが済んで、自由にしても良くなってからの事だろう。**]

(332) gekonra 2014/07/05(Sat) 21時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― ちょっと前の談話室>>333 ―

 まいど。

[ポットを火をかけ、コーヒーサーバーを取り出していたところ声をかけられて、視線を向ける。宇佐美だ。言われたままの挨拶を、そっくりそのままかえす。]

 え。いいの?
 やった。自分で淹れてもうまくねぇから頼むわ。

[それ程話す機会のない宇佐美の親切に、せめて愛想よく、と、に、と笑みを返しておいた。宇佐美に場所を明け渡し、暇そうに桃の箱をみていると、ちょうど、それに関する話題になった。]

 さあ。間中て書いてあるからそうなんじゃねえの。
 うまそうだよね。

[宇佐美は冷蔵庫横に備え付けられた伝言メモをぺろりと破り、何か書きだした。彼のいう、「似てる」とはどういう意味だろうか。書いたメモへの感想を求められたので、桃箱に近づいて、桃の隙間に放られたメモを拾い上げ、まじまじみる。
そこにあったのは、落書きだ。書き慣れた風のない筆運びながら、なかなか特徴は掴んでいるように思えて、頷きながら笑ってしまった。]

 あー。わかる。にてるわ。
 ちゃんと目細くて何考えてるかわからんくて怪しいわ。
 あ、いや。砂糖も牛乳もいれなくていいよ。ありがとね。

(344) gekonra 2014/07/05(Sat) 22時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― 談話室で宇佐美と>>347 ―

[似顔絵の腕前を誇る宇佐美に、微笑ましさからうん、と頷いていると、一瞬で矛先はこちらへ向いていた。
絵の話題からはできるだけ逃れたいが、断るのも妙だ。
間中との会話から一日も経たないせいもあって、どこか気軽になっていたところも、あるのかもしれない。]

 ……お。やってみ。 どれ、見ててやろ。

[そういって、17秒間の観察の後、生徒の手元を見る時のように、宇佐美がたどたどしくペンを走らせるのを覗きこんだ。]

 ……………………。 ……んんんん……?

[ちょうど、(="=) ←という顔という顔で首を傾ぐ。]

 なんかさあ。最近ココの皺指摘される事増えたよ。
 そんな寄ってる?

[眉間の皺を触ってから、コーヒーとメモ紙を受け取った。
宇佐美とコーヒーを啜りながら、まだメモ紙を見ている。
気楽な絵だ。微笑ましいと同時、羨ましい心地さえした。**]

(350) gekonra 2014/07/05(Sat) 22時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― 談話室で宇佐美と>>347 ―

 えっ?

[意図してなかったということだろうか。
宇佐美に聞き返されて、聞き返していた。
「えっ?」「えっ?」と互いになってしまって、微妙に気まずさを感じながら、眉間に対する曖昧な同意を受け取った。]

 そうかあ……まあ、どうにもならんわな。

[眉間じゃないならなんのつもりだったのだろう。
生徒相手ならば伝わらなさは「伝わらないよ」と返して終わりでいいのだが。
訂正することもなく宇佐美はコーヒーを飲み干して去った。
位置的に、あるとしたら前髪のことだったのだろうか……**]

(355) gekonra 2014/07/05(Sat) 22時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[チャルラタンのケーキは今日も変わらぬ美味しさだった。
卵酒と称して茶色い謎の調味料と卵と香辛料をつっこんだだけの汁で味覚を破壊されそうになった後である。より一層、この甘美を有難がることができた。
南方はぺろりとケーキ一切れを平らげた。
徹津の誕生日も知らぬまま参加したイベントである。
彼に渡すものもない。居ていいのかもよく分からない、主役ほどではない居た堪れなさを感じていると、その主役から、声をかけられた。]

 ……ん?

[主役は、チーズケーキを差し出してきた。>>354
皿に一切れ、鮮やかな黄色が、三角に切り取られている。]

 ああ。腹いっぱいになっちゃった?
 え。俺ほんとに貰うけど。 いいの?

[甘いものが好きな南方にとっては、二切れ目など容易い。反応は、本当に嬉しそうだったろう。徹津に「ありがとな」と笑みを返して、遠慮なくそのチーズケーキを受け取った。]

(360) gekonra 2014/07/05(Sat) 23時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― 幾分先の話 ―


[盛夏。
学生が、夏休みに入った。
よって、夏期講習が開始した。
お陰で、南方夏一は暫し、繁忙期を乗り切るべく、忙しく働いた。
談話室に長居する事はなくなった。
帰宅は常に夜10半時を過ぎた。
休みの日にちも減っている。

それでも、一日の残った僅かな時間や貴重な休日を絵に費やすことを面倒に感じずに済んだのは、一重に、間中遊からくっきりと示された欲によるものだ。
そんな些細な切欠で、素直に絵が面白く感じられていた。
忙しい期間であるのにも関わらず。不思議と。]

(362) gekonra 2014/07/05(Sat) 23時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[八月中旬。
休日、描きかけだった裸婦の油彩画が完成した。
新しい道具や絵の具をいくつか試し、南方自身にとっては、技巧の面で面白い実験が出来た作品に仕上がった。
流 なみ子から鍵を返してもらったのがその時だ。

その日のうち、名画の模写の決して大きくないキャンバスを上から塗りつぶし、次の絵として制作を開始した。]

(363) gekonra 2014/07/05(Sat) 23時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[八月の終わり。
南方夏一の一つ目の不幸は、夏期講習の最終日に起きた。
くたくたになったが、「やっと終わった」という感慨で、誰か仕事場の人間ではない者の声が聞きたくなったのが理由で、談話室に寄ったこと。
そこにいたのは、ちょうど、藤堂であったかもしれない。**]

(364) gekonra 2014/07/05(Sat) 23時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― 幾分先の話。八月の終わり>>372 ―

[談話室に居合わせたのは、ちょうど、藤堂だった。
彼との会話は、他人を挟んだほうが絵の話に流れていきやすいと感じている。他の人間が居ない状態ならば、互いに話題にはしない。
――もしかすると。絵描きとわかられているのでは、なんて思うことが、ないではなかった。あまりにも、線引が明確すぎて。]

 いやー……そうなんですよね。忙しかったっす。
 今日で、いくらか落ち着くはずなんですけど。
 はは。忙しいのあけたら、人と喋りたくなって。

[曖昧に笑った。大丈夫かどうかを尋ねられ、一つ頷き]

 明日はしこたま寝ます。

[予備校の話題は、少し内側に入ると絵に直結する。だから、一切合切、内容は仕舞っておくべきだ。
藤堂は、酒の瓶を片手に、どう、と誘った。――どうだろう。今日は疲れているから。
何と返事を返そうか、一瞬迷った。それで、反応は遅れた。
藤堂はグラスに酒を注いでいた。――いいか。打ち上げのようなものだ。
南方は、酒を注いでもらったグラスを受け取った。]

(376) gekonra 2014/07/06(Sun) 00時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― 幾分先の話。八月の終わり>>381 ―

 そうそう……どうでもいい話がしたいっつーか。
 別にあれが辛かったとか、これが辛かったとか、
 そういうの喋りたいわけでもないし。

[藤堂は同意した。つまり、互いに、仕事に関する話はしない。ならば、絵の話にはなりようがない前提だ。
酒の席での話だから、確約などないようなものだけれど、気分をよくする。]

 あー。

[明日寝倒すなら、と、藤堂は提案した。
別に酒に特別弱いという自覚はなく、逆に特別強いという自覚もなく、「寝酒」という意味であると理解した南方は頷いた。]

 ははは。いらねーっす。
 寝ちゃったらこのへんにほっといてください。

[ただ――
部屋に運ぶ?何を言っているんだろう。絶対にお断りだ。
そう思って、徹底して、そこには笑顔で返答する。]

(387) gekonra 2014/07/06(Sun) 00時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― 時は変わって梅雨明けごろの談話室 ―

[徹津くんのお誕生日パーティは大成功だ!
やったね桃地さん!!
歌声ステキだったよ桃地さん!!!

間中、もしくは藤堂あたりから
「飲みに行こう」と誘われるのは、いつのことだったろう。
徹津くんのお誕生日パーティのさなかだったかもしれないし、
別のある日、仕事からかえった夜のことであったかもしれない。
南方の返答はこうだ]

 ふーん。いっすよ。

[詳細は、知らなければ知らない程に返答はあっさりとしたものであったろう。
もしその日誘われたわけでなければ、日にちを訊ね「その日は仕事だから途中で合流します」などと、返事をしていたかもしれない。**]

(388) gekonra 2014/07/06(Sun) 00時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― 幾分先の話。八月の終わり>>397 ―

 いやーだって藤堂サンも忙しかったんでしょ?
 忙しいと話題もクソもないっすよね。
 篭んないといけない仕事だと尚更。

 趣味ぃ……は、そーうですね?
 つっても藤堂さんの趣味はお酒でしょ?

[そう確認をとったせいだろうか。話題は少し前のなぜか藤堂達につれていかれたバーの話題になった。飲みかけの注いで貰った酒にむせながら、顔をしかめて視線を逸らした。]

 ……あの時はなんかもう飲んでるしかなかったじゃないっすか。
 二度といかねえと決めましたからね!アレはね!

[余程嫌な記憶であるのか、半ば藤堂のせいであるとしながらむすっとする。]

 あー?風邪引いたのそんなんでしたっけ?
 大丈夫っす。置いといてもらえりゃ明日朝自分で戻るんで。

[余程警戒しているのだろうか、重ねて放っておいて欲しいと言う。風邪に関しては、過ぎた事。細かな由は忘れているようだ。]

(405) gekonra 2014/07/06(Sun) 01時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― 幾分先の話。八月の終わり>>397 ―

 お疲れ様です。はは。気ーつけたほうがいーっすよー。
 めちゃめちゃ運動不足なんじゃないですか。

[締め切り。求められて描き、継続して仕事があるという事だ。
だから、うん、と頷いて、労いの言葉で、締める。]

 うまいの見つかりました?
 藤堂サン日本酒とか焼酎持ってくる事多い気がしますけど。

[新しい酒の話には、このように返事をした。それ程詳しいわけでもないけれど、こちらの話題のほうがまだしも穏やかだ――そう思って。]

 ……わけもわかんないで連れていかれましたしね。

 ……いやもう藤堂さんの紹介の店はね……ウン。
 楽しめるってどういう意味でかわかんねえしぃ。

[後半は、冗談半分わざと嫌がった。いや事実同じような店なら二度といくまいとは思っているが。
どうやら部屋の話題はもうこれで終いになったと思い、ほっとする。]

(413) gekonra 2014/07/06(Sun) 01時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― 幾分先の話。八月の終わり>>416 ―

 絶対した方がいっすよ。
 そんだけ飲んで日ー浴びなかったら骨スカスカんなりますって。

 あ。

[藤堂の話を聞いて、思わず口は彼女、と言いかけるも……隣の部屋からうっすら聞こえる話し声があればそれや、隠す気のないらしい相手との雰囲気が、九月も目前となってどうなっているかとか、連れていかれたバーの件などもあわせ、なるべく直接的な言葉は避ける。]

 はー?買い出しとかまでして貰ってんすか?
 あーあ。便利に使っちゃって。

[甘えちゃだめだという言葉の揚げ足をとるように、悪者に仕立てるように、にやにやとしておいた。]

(420) gekonra 2014/07/06(Sun) 02時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 ふーん諏訪泉。

[覚えていたら飲んでみようと頷き「どんな」と味の説明を求めた。]

 いやいや。ワインも俺あんま飲まないっすし。
 ビールばっかなんですよねー。んーでも……
 この間飲み屋で美味いのあったな……待ってくださいね。

[銘柄をたいていすぐに忘れるために、スマホで写真にとっておいたのを探し、藤堂にスマホに表示されているラベルの内容を見て貰ってから]

 うん。次あるならメシと酒がウマいとこで。
 近所でよさそうなトコないんすか?

[そのようにして、会話を続ける。

藤堂が趣味だと主張した酒の話を。
酒好きの年上が語るそれは、素直に楽しめたろう。
ちょこちょこと気になったところに質問を繰り返すだけで、よく識っている藤堂からは、説明や返答があったかもしれない。
食い物の店の話。取り留めもない体調の話。恋人について。他にも話題に挙がることが、絵以外であれば、それなりに食いつくことが出来る。
その頃には、一杯目の酒は消えていたかもしれない。二杯目、または盛り上がって三杯目があったかもしれないが――藤堂が一度席を立つことがあれば、その間に、南方は机に突っ伏して眠ってしまっていたかもしれない。]

(422) gekonra 2014/07/06(Sun) 02時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― 幾分先の話。八月の終わり>>423 ―

 そのうちコケてポキッと骨折したりしますよ。
 ん……?いや、最近忙しかったんでバス使ってましたけど、
 俺けっこー職場まで歩いてますからね?
 残念ですけど、藤堂サンと違って、運動はしてます。

[虚しいながらも、一緒にすんなと笑ってみせた。]

 ……あーー、お返しとか。そういう惚気。それだったら……
 いや面白いから全然聞きますね。どうぞ。 

[空のグラスに酒が注がれた。一杯目もなみなみと注いでもらったせいで、ほろ酔いを感じる。女の子、と言われて、それが何者であるか理解する。]

 あぁ……会ったことありました?
 や、あれ彼女とかじゃないんで。

[彼女であると勘違いされているのなら、それは不服だとばかり、寸分の興味もなさそうに声のトーンは面倒くさそうに落ちる。勘違いを嫌うように]

 用があって来てもらってたんですけど。終わったんで。

(434) gekonra 2014/07/06(Sun) 03時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― 幾分先の話。八月の終わり>>424 ―

 あ、うまそう。

[米の味、ときいて興味を示す。]

 あー、そうだ。
 そういや俺、ちょっと前に生酒の、
 えーとなんていったかな……

[酒の話題はまだまだ続く。語ると長くなる分は、酒が進む内、寧ろ長く話して貰えるほうが有り難いと説明をした。]

 あ。あー。場所わかります。はは。入ったことない。
 店の名前がすげーから。あそこ美味いんすか??

[飲み屋の「へっぽこ」というあまりにもあまりな名前は、通りを通った事があれば目に入る。日取りに関しては、休みになっている事の多い曜日を教えた。]

 これから帰りも少しか早くなるし。
 近所だから帰ってきてからでも声かけてもらえれば。

(435) gekonra 2014/07/06(Sun) 03時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

>>424 そうして、話しが続いていくうち。
うとうととして眠ってしまった南方は、ちいさく身動ぎをした。
これが不幸の二つ目だ。

身動ぎの際、ポケットから鍵がおちた。
南方夏一は、気付かず、眠っている。]

(436) gekonra 2014/07/06(Sun) 03時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― 幾分先の話。八月の終わり>>442 ―

 はは。当たり前じゃないすか。
 藤堂さんの骨が折れても、俺の生活に何の支障もない。

[わざとらしい嘆きにシレッと笑顔をかえしておく]

 そっすか?面白いですけどね、他人の惚気話。

[藤堂の話を聞きながら、南方なりに自然と像を結んだ結果]

 ……え。それホント大丈夫すか?
 夫と別れたばっかの元DV嫁捕まえたか、
 自殺しかけの高校生か大学生辺り捕まえた話に聞こえて

[鍵を渡していた女にあった用事に関しては掘り下げる気はなく]

 バイトかな。

[それ以上話が進むようなら、面倒臭がって「ざっくりいうとデリヘルみたいなもん」とでも言って、視点をズラそうとしたかもしれない。]

(450) gekonra 2014/07/06(Sun) 04時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― 幾分先の話。八月の終わり>>443 ―

[一緒に飲むかと言われたら、素直に喜ぶしかない。
酒の話を肴に、酒を飲むのは続いていく。
さあ二杯目か三杯目があいたところで、藤堂はすかさずお酌をしてくれることだろう。逆に藤堂の手元が空になっているようなら、しっかり注ぎかえすつもりだ。]

 絶品とかまでいう……まじすか?

[外から見る店の雰囲気しかしらない南方は驚いている。]

 ん。そうしましょう。早上がりも増えますよ。
 ……ほんと名前で損してるな。

[そんな話になったころには、南方の目も赤らんできていた。
顔は赤くなりにくい体質のようだが、若干手元は怪しかったかもしれない。]

(451) gekonra 2014/07/06(Sun) 04時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― 幾分先の話。八月の終わり>>444 ―

[疲れと酒で、南方は、眠りっぱなしだ。
藤堂の背中に体重を預けて、ぐったりとしている。
104号室の鍵があいた。
扉をあけると、キッチンの向こうには、間仕切りが見える。
部屋の中は、カーテンで仕切られており、ドアから中の様子は見えない。]

(452) gekonra 2014/07/06(Sun) 04時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

─ 体験ツアー帰り道 ─

[騙されたように連れていかれたその場所は、赤っぽいライトが灯り、雑然としていて、そして、なにより、むさ苦しかった。
圧迫感があった。人間との距離が非常に近かった。自由はきかなかった。

南方は、10回くらい藤堂に帰りたいという意思を込めてじっと助けを求めて見てみたが、気づいては貰えなかった。
わかば荘の住人たちを見ながら、こいつらどの位ここに居座るつもりでいるのだろうかと思った。

そして、「なるほど、もう酔っ払ってしまったほうが平穏が得られるのでは」と考えた。
腿を撫でられながら下したあの判断は、誤っていたろうか。**]

(458) gekonra 2014/07/06(Sun) 06時頃

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