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64 さよならのひとつまえ
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ちゃんと稼いで結婚して、 ……いいお父さんになって、 親父のでっかい背中を見て、子供も野球選手になる。
[そんなひとつの姿を想像しながら。 クリーニング屋の両親を見ても継ぎたい、とは 思わなかった自分とダブらせるが、スケールが違う。]
はは……、だめだ。 お前の顔で想像、できねえな
[そのひとつの家族に顔がない。 想像はしてみるが、家族三人のっぺらぼうのままだ。 モデルが此処に居ても、描けない。
足を留めて、壁に肩を預ける。 窓から注ぐ光に包まれた保元の顔が、逆光で、見えない]
(219) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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俺には、……今のお前しか、描けない
[十年後か、もっと後か先か。 幸せになってる保元を想像しても、解らない。
分かりたくなかった。]
(220) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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ススムは、ライジの横顔を見ていた*
2014/03/28(Fri) 00時半頃
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なんかそれがお前の口から出るのは意外だな。
[ものづくりとはまた違うが、創作過程に興味があるとは 思わなかった、と秘められた部分に気づかないまま>>236]
そうか。 じゃあ、俺も立派な漫画家にならないとな。
………俺さあ、 あ、やめとく
[描いてみたいジャンルの話をしようとして、 結局言わずに濁してしまった。]
保元、
[俺は、の先に続いた呟きは聞き取れない。 俯いて、隠れた表情も推し量ることは出来ない。
エスパーじゃないからな。]
(245) 2014/03/28(Fri) 01時頃
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[ただ、手を伸ばした。 伸ばした左手で、保元の右手に触れて。 やっぱりゴツゴツした触感。
この指を握ることも、もう。]
………帰る日には、ベッドの下のエロ本も処分していけよ。
[一度ぎゅっと絡ませてから手を退く。 エロ本が本当にあるかどうかも ベッドの下に隠すタイプかどうかも俺の知ったことでは無いが。
二つしか無かった段ボール箱の真相は。
今まで観戦していた試合 明智から資料を貰った写真。 部屋でウェイトトレーニングしてるところ こっそり描いた寝顔。
もうひと箱分を占めてしまいそうな大量のスケッチブック。]
(249) 2014/03/28(Fri) 01時頃
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[全て、保元のベッドの下に押し込んだ。 彼が居ない時を確かめて。
思い出を、描いていた時の俺の気持ちを、 置いていく、全て、全て。
タイムカプセルには、入りきらなかったから]
(253) 2014/03/28(Fri) 01時頃
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[あと一枚残っている絵を、描きあげなくてはならない。 最後の一枚を。]
じゃあ、俺は部屋に戻るな。
[一歩を踏み出せば、その先を進むのは難しくない。 部屋へ続く道を歩きながら、こみ上げる涙を耐える為に、 ぐっと歯を食いしばった**]
(258) 2014/03/28(Fri) 01時頃
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― 自室 ―
[小熊に渡すスケッチブックを机の脇に立てかけて。 描きかけの絵を仕上げる為にパソコンを起こす さっきの掲示板の記事がまず出てきたので、 以降何か書かれていないか確認すると、書き込みが続いてた 屋上で乱闘があったということ。]
……生徒会の手が薄いこの時期に……。
[寮での揉め事に関しては寮側の管轄ではあるが。 既に収束した後らしいが、山本らしき人物への罵りと、 小鳥谷の今朝の告白に対しての悪言が連なっていた。
俺自身の話題から離れるのは助かる、なんてほんの一瞬思ったが 「同性愛者氏ね」の書き込みに指が動いていた]
(342) 2014/03/28(Fri) 08時頃
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「ましょうのげい :2014/03/**(*)13:02:56 ID:-------- 俺が、俺たちが。お前らに何か迷惑かけたのか」
[投稿してから、俺はアホか、と額を抑える。 本人降臨ktkrと続くかもしれないその先は更新せず。 窓を閉じて、ソフトと画像を立ち上げて
ペンタブを灰色のボードの上で動かしながら、 何時ものようにイヤホンをはめて作業用BGMを流す**]
(343) 2014/03/28(Fri) 08時頃
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― 小熊と ―
[縫いぐるみ入ったラッピングと、とスケッチブックの入った大きな茶封筒を交換する スケッチブック以外にもうひとつ入っているが、特には触れず]
その封筒を開けるのは、 明日の昼以降にしてくれ
あ、今ソーイングセット…というか針と黒い糸あるか? 明日の朝まで借りたいんだが
[一先ず受け渡しを終え、寮外まで付き合って貰うか。 小熊に同行を頼む場所以外にも行く場所があるので、俺は寮母さんに声をかけて共用自転車を借りていく
自転車のカゴに荷物になってしまう封筒を預かり、スーバーの方角とは逆にある、イートインできる洋菓子店へと向かう。 ガラスケースの中を指差し、首を傾げ]
(356) 2014/03/28(Fri) 13時頃
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この中で何が一番旨いと思う? 甘いもん食べないから、よく解んなくてな
[色んなケーキ、シュークリーム、プリンアラモード…それらを前にわざわざ小熊に尋ねたのは、可愛いもの好きなら甘いもんも好きだろうという俺の勝手な偏見と憶測に過ぎない。 帰りに寄って預かるつもりだから、小熊が選んでくれた商品は後で取りに来る心積もりで。
此処まで突き合わせた駄賃に、一番安いブリンでも奢ろうか*]
(357) 2014/03/28(Fri) 13時頃
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― 洋菓子屋 ―
[伊勢海老で鯛を釣ったなら等価交換なんじゃないか、と笑いながら。>>367 携帯用のソーイングセットもそのまま借りる事にし、返却はバスに乗る前にはする、と伝えた。]
ふむ……
[クリームを零しまくる同室者の顔を思い浮かべたが。>>368 まあいいか、と結局どっちも買い置きする事に。 小熊にプリン、俺は相変わらずホットコーヒーを頼んで、白を基調とした店内で食べて行く事にし]
あ、そうだ 小さいのでも構わないから、ゴールデンウイークまでにもう一個頼めないかな
住所教えるから、着払いで送ってくれたらいいし
(386) 2014/03/28(Fri) 18時半頃
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[プリンを幸せそうに食べる小熊に、やはりこいつは女子高生をうんと厳つくしたようなキャラだよな…と感想を抱きながら。]
定良の妹にあげたら喜ぶかな、と… あ、いや、お前が作ったっとは言わずにおくから
[返事はどうだったか。 その後はプリンの容器が空になるが早いか、珈琲カップが軽くなるが早かったか。 付き合って貰った事に礼を告げ、店前で別れる*]
(387) 2014/03/28(Fri) 18時半頃
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― スポーツ用品店前 ―
[以前、入江に教えて貰ったスポーツ用品店。 俺自身はお世話になる機会は無かったが、知っておいて損は無い。実際、損は無かった。こうして役に立ってくれたし]
そういえば、入江から連絡無いな。
[忙しい時期だし、と開いた携帯をかぱりとまた閉じて。 明智が見つけられなくても、忘れてしまったのだとしても、メールで済む用事だからと深くは考えず。]
あのー…すみません、 ―――――っう゛!?
[初めて入る空間に、少しばかりの緊張を顔に乗せ、一歩を踏み出す。
低めのドア枠に頭を打ち付けて、入るなり悶絶する羽目に。*]
(388) 2014/03/28(Fri) 19時頃
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― 中央棟・自習室 ―
[その後、自室の冷蔵庫にケーキとシュークリームを置いて、 ソーイングセットとブツ、ノートを持って自習室へと向かう。 家庭科の授業以外で縫い物なんてした事もない
ちくちく針を通してゆき、四文字を綴る。 結構思ったより難しいな、と角度を気にしてみたが やはり俺にこちらの才は無いらしく、少し歪んだ。
が、読めないほどのものでも無い。]
………。
[イヤホンで音楽を聞きながらネームノートの裏に、 「将来の夢は?」と綴る。 その下に漫画家、と書こうとしてやめた 夢だと綴ったら、夢のまま終わりそうだから]
(398) 2014/03/28(Fri) 20時頃
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[誰も居ないと思っていた隣の空間から、 携帯の着メール音がして、ふと手を止める。]
……
[余程近しい間柄では無い限り、着音で気づくなんて芸当は無い。 俺の携帯もポケットの内側でブルってる事に気づいた。]
(400) 2014/03/28(Fri) 20時頃
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[本当に、安心した。 画面の中ではあるが、動いている定良を見てほっとできた。 やっぱり甘ったれた公園の猫に似てる気がするけど 他の奴はそう思わないんだろうか。
特に、昨日俺の靴下で爪を掻いてきた白いのに似ている。
座っている分には誰が居るか解らないパーテーション区切り。 俺は椅子から腰を浮かせ、ひょいと覗いてみた。]
睦井。
[まさか勉強でもしてるのかと思えばそんな事も無さそうだ。 睦井が一人で居るのを見るのは、なんか凄く珍しい。 大概は女子と一緒に居るか、三年になってからは 同室の定良とも連れ立っている所を多く見たような]
(405) 2014/03/28(Fri) 20時半頃
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…定良から送られてきた動画、見たか?
[クラスが同じになった事もあって、 日常的な会話も持ちかけたが、返って来るのは 短い相槌ばかりで>>385
他の奴と話している所さえ見ていなければ、 物静かな奴なのかな、と思いもするが。
一年の終わりにこっそりオタクって明かしたから、 きもいって思われたのかと、素っ気無さに納得してしまった。]
俺も、あいつん家きっと遊びに行くから また会おうな。
[せめて定良繋がりで声をかければ、何か話てくれるだろうかと、 そのまま、見下ろす形でじっと見つめる。]
(409) 2014/03/28(Fri) 20時半頃
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お前、…あんまり付き合ってる子を泣かせんなよ。 泣かせた分だけ、自分に返って来るぞ、きっと。
……優しくしてやれよな。
[因果応報という奴で。 この時期人も減って寮内は暇になる。
俺や、俺たちの存在は退屈を持て余している連中には 格好の餌というか、退屈凌ぎというべきか。
でも、笑った分だけ笑われると思う。 馬鹿にした分、馬鹿にされるんだ、いつか。 いつかを待たずして少し前に 鉄槌が降りた事なんて知らないが>>406>>408]
(411) 2014/03/28(Fri) 21時頃
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じゃあな。
[もしかしたら一人になろうとしている所を邪魔してるのかも。 そう思いながら、俺は自習室を後にする。
ネーム帳を忘れたことには、気づく事なく*]
(412) 2014/03/28(Fri) 21時頃
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― 自室 ―
[私物の鞄の中から持って帰るつもりだったシングルCDを二枚出す 俺にしては珍しくアニソンでもゲーソンでもない邦楽。
小学校の時、隣の家に住んでいたおっさんが、 いるか、と言って俺に数枚のCDをくれた。
なんとなくこの二枚は気に入ってたから寮に連れてきて、 当然のようにそのまま持って帰るつもりだったけど、]
今の状態じゃ、歌ってくれなんて言えないな
[それどころか、話しかけることすらままならない。 俺が入れてやった締坂のCDケースの中に、この二枚も押し込む。 ちょっと飛び出る感じになってしまったが、まあいいか。]
(418) 2014/03/28(Fri) 21時半頃
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[机に戻り、明朝の為の仕掛けをすべく 数枚のメッセージカードを書く。
締坂よりも俺の方が起きるのは早い…と思うから こいつらのセットは気づかれずに済むだろうか。
絵の方は無事完成したので、バスの中から送ろう。 ノートパソコンはちゃんと充電しておかなくては。]
……。
[今日で最後なんだよなあ、と考えて、部屋内を見渡して。 実感が沸かないまま、ペンタブをドラムバッグに押し込む。
そろそろ夕飯でも食いに行くか。 それにしても、今日は連中とあまり出くわさないな、と思いながら。]
(422) 2014/03/28(Fri) 21時半頃
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― 少し前・自習室 ―
[一瞬、もしかして寝てたんだろうかと思ってしまった。>>435 それだけ声に張りがない。] うん。 悪い、起こしたか?
[動画を見てないと告げる睦井に、>>436 自分の携帯を出して動画再生モードにする。 ワンセグがギリギリ付いてる頃の携帯だから 短い動画くらいなら再生ができた。]
ほら、これで見ろよ。
[真ん中のボタンを押せば見れる、と教えて。 画素は荒いものの、音声もちゃんと聞こえる。 昨日此処に居た時から切り取ったような、定良の姿。 でも、此処に居ないのだ。写っている空間は此処じゃない]
(444) 2014/03/28(Fri) 22時頃
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いや、東京に行く。 親が絵描くのよく思ってなくてな。
[きっと睦井は俺が漫画を描くのは知らないだろうな。 知られていないと思っているから、「絵」とだけ告げて]
睦井は、実家に帰るのか? それとも大学に?
[よく解らない>>110と返されてしまったので、 彼の地元も分からなければ、今後何処へ向かうかも知らないが]
(445) 2014/03/28(Fri) 22時頃
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ススムは、ジャニスの顔も見てないな…*
2014/03/28(Fri) 22時半頃
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― 夕方・食堂 ―
[こっちで食う饂飩はなんか柔らかくて変な感じするから 饂飩は食べずに蕎麦やパスタ、ラーメンを食う。
昨日は蕎麦食べたから、今日はパンだな。
俺の食生活に、米の存在感は薄い。 この数日は出費もそれなりにしているし、 安上がりな焼きそばパンと紙パック牛乳。
トレイを手にカウンターテーブルへと向かい、窓を見ながら座る 風呂が混む前にさっさと食わねば
なんか、視線が痛いなあ。 ふと集団を振り返ってみると、一斉に目を逸らされる。 ああ、あいつらか……怪我してるし。
平和主義と言えば聞こえはいいが、ハト派な俺は絡む事はしない]
(452) 2014/03/28(Fri) 22時半頃
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― 夕方・食堂 ―
保元。
[保元の姿があれば、>>457少し驚いて見上げた。
俺の横は空いているが、あの連中の目のある所で 近くに居ると、余計に巻き込んでしまうような
どうしよう。 これが最後の寮食で、これが保元と最後に食べる夕飯だ、多分。
固まったまま、何も言えなくなってしまう。]
(463) 2014/03/28(Fri) 22時半頃
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― 少し前・自習室 ―
自分を撮る機会ってそうは無いからな。 去年の生徒会長はもの凄く上手かったけど…。
[ぶれまくってるという指摘には頷き。>>460 ナルシストでもない限り、自撮りなんて経験薄そうだ。 女子みたいに二人で写メを撮る…という機会も、 ああ、分類:リア充の睦井ならそんな事もないのだろうか]
ああ、そうか。 実家の方へ帰るんだな。
[誰かと睦井が話しているところを聞いて、>>461 田舎から出てきている、というのは知っていたが。 俺と定良は残り面子の中でも比較的近い進路なのかも知れない
何かを言いかけた睦井の声に、被ってしまった。>>411]
(469) 2014/03/28(Fri) 23時頃
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………。
[口を結んで睨み上げる目と視線を合わす。>>462]
…眠いのかなって思ったけど、 なんか、話してる間泣きそうな顔してたから
余計なお節介言って、すまん。
[そういう顔の睦井は、見た事がないから。 暫くそのまま目を合わせて居たが、ふっと視線を逸らす。]
今日で、俺の高校生活終わるから、 友達らしいこと、言いたくなった。
――お前と、ろくに喋ったこと無かったからな
[それから、もう少し間をあけて すまん、と短く告げた。]
(470) 2014/03/28(Fri) 23時頃
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[暫くぐるぐる考え込んで居たが、結局横に座る様を見て>>471 背後で騒ぐ声を聞いて、黙れよ、と心の中だけで文句を言った]
ん?夜?
……いや、今日はやること終わってるかな。 手持ち荷物も殆ど片付いてるし。
[視線は合わせないまま、焼きそばパンをささっと平らげる。 パック牛乳に刺した細いストローから牛乳を吸い上げて
そんな話をしている内に、呼び出しのメールは来るだろうか。]
(477) 2014/03/28(Fri) 23時頃
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[牛乳を啜っていると、二通のメールが届く。 内容を確認して。]
なんかやってたのか?
[返信を打ちながら立ち上がり、食堂を出ようとすると。 こそこそ話の内、一言が。
魔性のゲイと飯食うだけで妊娠するとか、 低脳極まりない内容の。
お前ら子供産めるのかよ、と思わずツッコみたくなる。]
安心しろ、ノンケは食わない。 それとも俺に孕まされたいからそんな事言ってんのか。
[ノンケは、と振り返って保元を見て苦笑する。 あいつを同類にされたくないし。
そのまま、通り過ぎて行くともう一通メールが届いたか。]
(484) 2014/03/28(Fri) 23時半頃
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お前も? [保元は何処へ行くんだろう。>>488 校庭?屋上?違うところ?
どちらにせよ、食堂の長居は止めた方がいいらしい。 俺は足早にその場を立ち去る*]
(492) 2014/03/28(Fri) 23時半頃
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