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64 さよならのひとつまえ
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[エサが無くなれば、猫達はまた思い思いの場所で転がりだす。 いいなお前ら…と呟いたら、後ろから柔らかな頭に、ごんっと強襲された。 あやうくカフェオレをスケッチブックにこぼすとこだった]
あぶねーなお前は! ……んー?
[何食わぬ顔で、バター色した猫が、背中側から回ってきて足の横に座り込み。 かかか、とアゴの下を掻いてから、きらきらした緑がかった目でこちらを見上げてくる。
ほれ撮ってもいいんだぜ、というような顔に噴いて。 とりあえず携帯を向けた]
(259) 2014/03/30(Sun) 21時半頃
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[線画だけのねこは、どの子をモデルに描いたんだろう。 探してはみたけれど、やっぱり色無しだと、このもふもふで溢れた中から探すのはムリっぽかった。
なので。 がっつくでもなく、今は水飲み場から溢れた雫を舐めとってる、あまい茶色の猫をモデルに。 焦げ茶と赤の色鉛筆を握りしめ、しゃかしゃかと紙面をなぞっている]
んや、猫飼いたかったんだけどな。 おれ以外全員、うち犬派でさ。実家の庭先に、たまに顔出す野良猫かまってたくらい。
[それも、こちらに来てからは縁がなかった。 誰かに見られたくなかったから。
そういえば、すっかりはしゃいでしまったけれど。 彼が引いていないか、いまさら気になって。 ちらりと入江のほうを見たけれど、淡いトラを穏やかに撫でてる様子>>248に、ほっとした]
(260) 2014/03/30(Sun) 21時半頃
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[十文字先生のタッチとは雲泥の差だが、素人なりにそれなり出来たのではなかろうか。 もちろん、もとの線がいいわけだが。 つやつやした茶色い猫が、じつに美味そうに…いや、ねこ美味しそうに塗ってどうする。
しかしこれ以上手を加えたら、線が消えそうだし。 うーん、と心のなかで評論していたところで>>249]
…んー? おれは、進学。 服飾学部の…デザインとかじゃなくて、着る側の心理とか、それに基づいたマーケティングとか勉強するとこ行くよ。
[時期になると、さくらんぼの産地として表記が増える県の名を挙げた。 服飾ってやっぱ女子大つえーよなぁ、とぼやいていたことは、たぶんルームメイトも知っていること。
そうして。 自分も、聞きたくないから聞こうとしなかった問いを、その背中へ投げた]
……まーちゃんは。どーするんだっけ。
(261) 2014/03/30(Sun) 21時半頃
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─夕方・自習室─
[>>218もう始まっているだろう。 片手に黄色のフリージアとオレンジのガーベラを中心のブーケ、片手に赤いチューリップにピンクのガーベラやスプレーカーネーションで纏めたフラワーアレンジ>>211。 両手が塞がっているなら、足で自習室の扉を開けるのは仕方がないよな、とばかりに乱暴に扉を開く]
(262) 2014/03/30(Sun) 21時半頃
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― カラオケ ―
[そろそろ電池パック自体を替えなくてはと思っていたが、 案の定、メールの送受信だけで携帯の電池が死んでいた。 定良のスマホが震えた>>*68ので、気にせず返して良いと勧めて。 室内付き電話で注文する定良の後姿、自然と尻で視線は止まる]
尻、大丈夫か?
[普通にソファに座っているのを見る限り、平気そうか。 想像通りの告白>>+217に、やはりそうかと納得した。]
そうか、俺もゲイかは解らんが、男を二人好きになった。 今後もそうなのかは、解らないが。
[隠してもどうしようもない話だし、 こうして腹を割ってくれたのだから、ちゃんと話そう。 電子音が相槌のように間に挟まるのを聞きながら、受け取ったフォークでポテトを刺す。スマートフォンを向けられたので、覗き込み。
動画の内容はともかくとして、音割れはあるものの近くで聞こえるような保元の声にどくりと心臓が跳ねた。]
(+218) 2014/03/30(Sun) 21時半頃
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ご卒業おめでとーございますぅ☆ 花屋でっす☆
[精一杯のきゃぴきゃぴした裏声──女子でいう「お帰りなさいませご主人ぁ☆」と同じトーン──を目指してみた。 多分色々と失敗しているだろうが。 室内は>>228断髪式仕様に整備されていて、>>256那由多が髪を切ってる最中だっただろうか。髪を切り終わった那由多からちらりと向けられた視線には首を傾けて見せて]
おう、出張花屋から卒業するふたりに贈りものだぜぇ 俺様が育てた花じゃねぇけどなァ
ほら、那由多はこっちな
[差し出すのは赤とピンクで構成されたフラワーアレンジメント]
(263) 2014/03/30(Sun) 21時半頃
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―寮外― [文明の利器というものは本当に素晴らしいと思う。 ゆっくり歩いてしまうのは今こうしてメールを打つことに忙しいからだ。そんな言い訳にも使えてしまう。]
……智明からは返事ねーな。
[コンビニ着いちまうぞ、と呟く。気付いていないのだろうか、多分そうだと思う。見ているのに返事を無視するような奴ではないと思うから。 送信ボタンを押して、携帯を閉じる。
最近メールの量が格段に増えたと思う。まだここに残っている相手に対しても、もうここにはいない相手に対しても。 でも、それも4月までのことなのだろうとも思っている。新生活が始まると忙しくてメールどころではなくなるから。そうやって、少しずつ連絡を取る回数が減って行って、いつかは途絶える相手も出てくるのだろう。]
………なんか、
[その先は、声にはならない。]
(264) 2014/03/30(Sun) 21時半頃
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[腕の中にぽすんと納まった花束に、目を瞬かせる。>>263]
…これって。
[ラインナップに、ほんの少しのときめきすら抱かなかったと言えば嘘になる。 勘違いするな。 唇を噛みしめると、内心で大きく首を横に振り。 偶然に決まっている。はやる鼓動を無理やり押し込め、自身に何度も何度も言い聞かせた。]
ありがとう、ありす。 大事にしてやるよ。
(一生大事に、してやるよ)
[僅かに口角をあげ、笑みを作る。 未練を断ち切るために、すべてを捨てて行くつもりだった。 でもすぐにこれだけは無理だと分かった。 『ありす』がくれた『花』だ。 …捨てられるわけが、無い。]
(265) 2014/03/30(Sun) 22時頃
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(これだけだから。これっきりだから) (だから赦してくれ。)
[他に誰でもなく、自分自身に対して言い聞かせて。]
…お礼に、お前にも渡したい物があるんだけど、後で時間いいか?
[裏声が少し残念な花屋に、小声で問いかける。]
(266) 2014/03/30(Sun) 22時頃
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→利一
『車だから大丈夫。飯はおごってくれ』
(+219) 2014/03/30(Sun) 22時頃
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To:智明 >>*68 Sub:ぜったいこまる
ちょっとわざと荷物送りたくなってきた くだらないやつ あっでも何のリアクションもなく着払いされたらそれはそれで困る
写真撮りにおいでよ、しょんぼりの顔でまってる
アイスなんてあったっけ 俺ジュースしかもらってない…… 気付いたら保健室だったし……
−−−−−−-
(+220) 2014/03/30(Sun) 22時頃
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To:頼児 >>*69 Sub:Re:Re.Re.断髪式
ひどかったね らいじのこえがめっちゃきこえた
まりもいいじゃん まりも可愛いよ 辛子は知らない
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(+221) 2014/03/30(Sun) 22時頃
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ん、昨日がピークだったかも 湿布のおかげかな
[一応今も貼っているのだけれど、明日にはそれも不要になるだろう。 痣は暫く残りそうだが、綺麗に治ってくれる事を祈りたい。 明かされる告白に、数度瞬き、そうしてまた、少しだけ笑う。 二人、そこに自分は含まれない。 わかってはいたけれど、と、口には出さず、表情にも出さないように。 パスタを巻きつけたフォークを口に運び、メールを返信した。]
女の子と付き合ってみれば何かわかるんじゃない?
俺は、女の子と付き合ってダメだったんだよねぇ キスもダメだったし、勿論それ以上も駄目だった
すっごい冷めた目で見られんの、あれはあれで辛いよ
[それが嫌ならゲイでもいいんじゃない、と努めて軽く返す。
動画を見せた丞の反応に、ポテトに気を取られていたせいで気が付かなかったのは幸なのか、不幸なのか。]
(+222) 2014/03/30(Sun) 22時頃
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To:利一 >>*70 Sub:誰の家かと
なんでおれの家なのにおれがベッド使えないの 寝袋で寝たら、どんどん隅っこに向かって転がっていくらしいよ、おれ
おれは宗教上の理由でそういうの禁止されてます うそ 興味ない
携帯変えなよ、スマホ楽しいよ ゲームいっぱいあるよ あと、写メとか綺麗なの送れる
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(+223) 2014/03/30(Sun) 22時頃
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[利一への返信文を作成して、机の上にスマートフォンを伏せる。 代わりにタッチパネルを操作して、一曲を予約する。
蝶に恋をした、空腹の蜘蛛の歌。
樹央に比べればずっと拙い歌を、エコーの力に頼りながら歌い上げて。]
……高い音出ないー
[呟きながらマイクを置き、代わりにポテトを手掴みで口に運ぶ。 指に残った塩を、舐め取る。]
(+224) 2014/03/30(Sun) 22時頃
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[猫相手に漫才をしている。ちょっと面白い。>>259 背後から不意打ちのツッコミを入れられている姿が見えればこっそり笑って。寄ってきた黒猫と目が合った。すらりとしたその猫は、なんとなく丞を思い出させる。 くぁ、と小さく欠伸した黒猫がゆらゆらと揺らす尻尾を見つめながら。]
犬と猫を一緒に飼うのは大変だもんなぁ。 俺も猫派だけど、飼ったことないな。
アパートやマンションばっかだったから。
[シャカシャカと、紙を擦る音が微かに聞こえる。>>260 穏やかな日常。 こうして、また明日がくればいいのに。 ふい、と黒猫が背を向けて遠くなっていく。]
(267) 2014/03/30(Sun) 22時頃
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それなら良かった。 もうあんな無茶なことすんなよ。
[座っても痛いと言わない定良に、安堵する。>>+222 ケチャップは無視してマスタードをポテトに付ける。 口に運んでから、塩気の強さにいらなかったな、と思った。 明かした後の定良の反応は、俺にはいつもと変わらなく見えた]
女子と? ……二次元の女子は、何考えてるか解らないからな。 睦井とか、すごいなって思ってた。 楽しませてやれる自信が無いな
お前みたいにロマンティックに星座を語る事も出来なければ、 締坂みたいにカラオケで酔わすなんてのも無理だ。
[交際して何かをする興味も湧いてこない、とまでは言わず。 軽蔑を受けた、と零す定良の頭を撫でようとして、やはり宙で動きは止まり、膝の上へ返って来る。]
(+225) 2014/03/30(Sun) 22時頃
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ススムは、…「三次元の」、と言い直す。*
2014/03/30(Sun) 22時頃
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――作る方じゃないんだ。
俺、服飾詳しくないけど……マーケティングって販売とか接客でしょ? デザインもやりなよ。 今すぐじゃなくてもそのうちさ、自分で作りなよ。 器用なその手、使わないの勿体ないし。
[時折、進路についてぼやいていたのは、知っている。>>261 迷いながらもそれでも手探りで少しずつ、やりたいことを追いかけて悩む姿は存外かっこよく見えたものだ。
いつか、胸を張れるようになるといい。 その時の姿を自分が見ることはなくても。
やっぱり返される同じ問い。背中を向けたまま、そこで言葉を切る。 苦しい。寂しさだけじゃ、とっくに収まり切らない。]
(268) 2014/03/30(Sun) 22時頃
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那由多てめぇ俺様の渾身の裏声に感想なしかこのやろう
[内心で残念だと思ってやがるなてめぇと心の中で続けて、>>265花を渡した那由多にワンブレスで軽口を叩く。大事にしてやる、との言葉にゆるく目を細めて、口の端をにやりと吊り上げた]
おうよ、ありがたく頂戴しとけよ 春らしくていいだろ、こっちのブーケもな 大事にしてくれっと嬉しいぜぇ
那由多ならアレンジもそうそう枯らさねぇだろうしなァ
[>>266小声で問われれば、首を傾けながら頷いて]
おう、断髪式終わったらなァ
[手の中の黄色いブーケは成斗へ渡されるときを待っている*]
(269) 2014/03/30(Sun) 22時頃
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[小さく息を吸い込む。]
言ってなかったっけ。 海外に行くんだ。両親の都合でさ。
[数日前についた小さな嘘を繰り返す。 瞳が揺れる。手に頭を擦り付けてくる猫を見つめながら。声が震えないように、言葉を紡いでいく。]
あっちまだ寒いらしいし。 前にナルが編んだくれたやつ、持ってくよ。
生活に慣れたら大学行って、落ち着いたら免許もとってさ。
それから……――
[彼のいない未来を語る。今更気づいてもくちに出来ない言葉の代わりに。自分に思い知らせるように。]
えーと、それから……、
[どうしよう。続かない。]
(270) 2014/03/30(Sun) 22時頃
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[それを言うなら同性だってそうではあるけれど、 まだ同性の考え方の方が理解できるというもの トイレに行く事にすら徒党を組む意味が解らない。 漫画のように、モノローグが付いてればいいのに
紙芝居を持った歌手のPVを見ながら、定良の歌声を聴く。>>+224 極端に古いシングルを大量に貰って聞いたあの日以外、 こうして邦楽を聴く機会なんて、締坂が歌う曲位だ。
――叶わないならこの恋をすてて、
掠れたサビの部分で、軽く息を飲んだ。]
そうか?俺よりはマシだと思う。 低いのしか歌えないし
[そうするのが当たり前のように、拍手をする。]
(+226) 2014/03/30(Sun) 22時頃
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─ 食堂でのこと ─
いや、ちょっとな。
[>>221睦井に指摘され、スマホから指を離す。 切り替わった画面に表示されるのは、ネイビーブルーに描かれた、ボロボロのミットの絵。 そして話が昨日の喧嘩のことに及ぶと、少しだけ真摯な表情を浮かべ、箸を置き]
……出してねーよ。 あいつらにも止められたし……なんか俺、あちこちに世話かけっぱなしだよな。
喧嘩の原因は、想像はついてっけど、実際どうなんだかは知らねー。 うん、あいつらもいたな。
[余計なことは、極力伝えないでおいた。 原因はおそらく想像通りで間違いないのだろうが、ここで想像だけで話してしまえば、白辻の行為を無にするし、あちらこちらで噂を振りまいていた連中と同じになってしまう。]
(271) 2014/03/30(Sun) 22時半頃
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[>>222山本の様子について聞かれた時、少し考え、確かに違和感があると思ったが]
そーか。
[気のせい、と返されたので、それ以上は何も話さなかった。*]
(272) 2014/03/30(Sun) 22時半頃
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――――あ、もうこんな時間。
戻ろうか、断髪式始まっちゃうし。 サクとみんなが待ってるしさ!
[丞のスケッチブックあとで見せてよ、と。 震える声でできるだけ明るく言いながら立ち上がった。 手にすり寄っていた猫が、駆けていく。遠くなる。カーディガンの袖で、ごし、と目元を擦った。*]
(273) 2014/03/30(Sun) 22時半頃
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星座を語るって、一日だけ切り取ればロマンティックかもしれないけどさ 何日も続けば、ただの星オタクの独壇場だよ ついてける人じゃないと、ついてきてくれない
[だからまぁ、あんまもたなかったねぇ、と軽く笑う。 パスタを口に運び、ポテトを取って。
その掌が一度こちらに向き、そうして膝の上に戻るのを見て、緩く、首を傾げた。]
……ね、戻れないでしょ
だから、言いたくなかった
[わかってたんだけどね、と、笑みを浮かべた。
拍手に小さく笑いながら、二曲目を入れる。 長いイントロの後、流れるのはごくありふれた青春の歌。
一曲目があまりにも心を深く抉るから。 それ以外のラブソングを選ぶ気には、とてもなれなかった。]
(+227) 2014/03/30(Sun) 22時半頃
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[歌い終わり、マイクを置く。 タッチパネルを表示させ、丞の方に差し出した。]
低いの、いいじゃん、何か歌いなよ 半端なのよりマシだと思う
俺ばっか歌ってもやだしね
あー、……飲み物取ってくる、ここセルフだよね 丞、何か飲む?
[問いながら、立ち上がる。 上手く笑えていたと信じよう。
二人分のグラスを持ち、戻って来るのが多少遅くなっても、丞が気にしない程度には。]
(+228) 2014/03/30(Sun) 22時半頃
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─ 断髪式 ─
……へ?
[白辻の登場>>263には、一体どこからそんな声が出るのだと面食らった。 こういう時、咄嗟にカメラを向けられない自分が哀しい。
そういえば、こういう場にはいつもいて、カメラを構えているはずの姿がない。 単に遅れているだけだろうかと、メールを送ってみることにした。]
(274) 2014/03/30(Sun) 22時半頃
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感想言って、蹴られるのはごめんだ。
[その発言自体が明確な感想になってるのは百も承知だ。>>269 本当に一生大事にしてやるつもりで。 プリザーブドフラワーや押し花の勉強をしようかなんて考えていることは、目の前の男は思いもよらないだろう。]
(…落ち着け俺、何考えてるんだ)
[その勉強は、今後の進路には必要ないはずだ。 浮かれてしまった自分を恥じる。
不思議そうにされながらも後の邂逅を取り付けられれば、安堵してホッと息を吐いた。*]
(275) 2014/03/30(Sun) 22時半頃
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─大浴場内脱衣場─
ん、と。これで良し。 あ、やべ。あんまり遅いと山本に殺されちゃうわ。行こ。
[選択したタオルハンカチをドライヤーで乾かして。]
(276) 2014/03/30(Sun) 22時半頃
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─大浴場前廊下─
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[締坂は歌に載せながら断髪式の会場まで歩いていく。 締坂の選んだ曲は]
(277) 2014/03/30(Sun) 22時半頃
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