64 さよならのひとつまえ
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……定良、
[こういう時、なんで俺は身長が高いんだと嘆く。>>+163 短い前髪で眉毛の角度は見おろせても、俯いた表情を 覗き見ることなんて、出来なかった。]
俺がお前に会うと決めてたんだから、 先にここに居たお前は待ってたことになる。
[論理矛盾甚だしい主張を振りかざして、 俺は間違っていない、と訴える。
手の中にもう一つ持っていたらしいクレープの外紙が見えて クリームっぽいのが付着しているのが見えて。]
しょっぱいもん食べたくなったんじゃ、無かったのか。
[定良が昨夜、泣いたのだろうということは、 メールで確認する前に、動画…赤かった目元で知っている。]
(+164) 2014/03/30(Sun) 14時頃
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[定良の肩を掴んで、無理やり抱きしめた。
でかい割に、俺の力なんて見てくれ以下だから その気になれば簡単に振りほどけそうなもの。
俯いた頭に、帽子を被せる。 腕の中に居る分には、俺のタッパのこともあって 人目には小さく見えてしまうかも知れない。
抱きしめた瞬間、チョコレートが俺のジャケットに付着した。 そんなのは、どうでも良かった。]
見つけられて、良かった。
(+165) 2014/03/30(Sun) 14時頃
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→ 利一
『教えてやるよ』
[メールは、素っ気ない。 だから、メールのやり取りは、自ずと最小限となる。]
(+166) 2014/03/30(Sun) 14時頃
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―廊下→自習室―
[寮内がざわついているのには何となく気づいていた。 流れていた不穏な噂。突っかかってきた同級生。ありすの頬の傷、朔太郎の怪我。 らいらへの謝罪。>>163
何があったんだ? と素直に聞けなかったのは、もうここからいなくなると言う負い目。 ここで踏み込んでいく勇気があれば。 何かが変わったのだろうか。 何も変わるはずがないのに、そんな幻想にとらわれてしまうのは、未練か。 苦い笑みを浮かべながら、自習室へ。
桜もチューリップも。 望む色はまだ顔を見せてくれない。]
(223) 2014/03/30(Sun) 14時頃
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─ 屋上→ ─
そー、か……。 なんか俺、全然分かってねーのな。
[>>214自身の感情だってままならないのに、他人の気持ちを察しようなど、難易度が高すぎた。
山本の声はいつものように明るいけれど、食堂での睦井との話>>221>>222を思い出せば、その奥にあるものを、つい探りそうになってしまう。 分かったところで、自分には何も出来ないのだろうに。 不甲斐なさに、少し俯く。 けれどあまり沈んだ顔ばかりしていると、また山本に余計な気をつかわせてしまいそうで、すぐに視線を校庭へ投げた。 大きく振られるトンボ>>211が見えた。 それが白辻だと気付くと、礼を言うように、大きく手を振り返した。*]
(224) 2014/03/30(Sun) 14時頃
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>>+150>>+151
顔射は顔射だ。 白濁まじりを飛ばしやがって。
[やめろ、というのに聞きません。 いや、かなりちょっかいモード入っています。]
で、そんなにびっくりするのか。 まぁ、そうだな。別に女子からつきあってもよかったんだが、 どう考えても忙しいので、そういう方面おざなりだった。 それよか、寮とか教室とかで会う回数が多いやつがな、なんか気になるようにできてるんだろうな。
[ライチジュースを飲む十文字をじろじろ見ながら]
(+167) 2014/03/30(Sun) 14時頃
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で?頼児なのか。 ふぅん。
頼児もモテるな。
[とーるが聞いたらどう感じただろう。 おそらくは、へえ、ってニヤついたあと、そっと考え込んでいる図が浮かぶ。]
元会長が初恋はマジなのか。
[次の誤魔化しには素直にそう言い返しつつ]
(+168) 2014/03/30(Sun) 14時頃
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ああ、校庭のアレは、 なんかソレな感じ?
[コーヒーに手を伸ばし、 なんだ、そういうことか、という表情で。 でも、また十文字を見れば、やや笑んで。]
大型だな。
[さて、どんな意味か、意味はないのか。]
(+169) 2014/03/30(Sun) 14時頃
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……なにそれ、意味分かんない、……意味分かんない 馬鹿じゃないの……?
[その理論は何なんだ、根拠は何なんだ。 反論は沢山浮かぶのに、言葉になる前に喉の前で止まる。
手の甲に落ちたクリームはそのまま体温に溶け、地面を濡らす。 またひとつ、落ちると思う前に、二人の間に潰されて。 甘く、綺羅びやかだったそれは、ただの汚れと変わって。]
……止めようよ、 人、多いから、……ここ、寮じゃない
[寮じゃないから、こういうノリも友達だからじゃ済まなくなる。 だから離れようと、口では促すのに。
離れられない理由など、わかりきっている。 捨てたと思っていたのに、未だに残っているから、直ぐにわかる。 このまま捨てさせて欲しかった。 一人で泣く分には、誰にも迷惑をかけずに済むというのに。]
(+170) 2014/03/30(Sun) 14時頃
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[山本が部屋に鋏を取りに行っている間、彼が呟いた「綺麗だなあ」>>217という言葉について、考えていた。
そういえば彼は、よく「綺麗」という言葉を使う。 屋上から見た風景のことか。 咲きかけの桜のことか。 もっと他の何かへなのか。
ただ、その音は、いつもより深くて柔らかに響いたから、きっと、彼が見たその「綺麗」なものは、彼にとってとても大切なものなのだろうと思った。]
ッし、行こうか。
[鋏を持った山本が部屋から出てくれば、また連れ立って、自習室へと向かう。 歩いている間、自分にとっての綺麗なもの……大切なものについて、考えながら。*]
(225) 2014/03/30(Sun) 14時半頃
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―屋根裏部屋― [実はあまり入ったことのない部屋は少し埃っぽくて。ここで昼食を食べるのか?と一度自問はしたけれどもこれも最後だ。気にしないことにした。]
…どこにあんだよ。 宝探しーってか?
[探しものは、すぐには見つからない。溜息ついた後で携帯をもう一度開いて。メールの返信を打っていく。怜二宛てと、それから朔太郎宛てと…。同室者(とは言ってももう元だ)宛てのメールはもう少し後にしよう、それから。登録したばかりのアドレスにも、待てを告げる。]
(226) 2014/03/30(Sun) 14時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/03/30(Sun) 14時半頃
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[屋根裏の小さな窓の端に動く人影を見つけて、覗きこんでみた。ここから校庭が見えるというのは初めて知った。誰かが寄せ書きを消しているようで]
――……あれ、は、ありすか……? ……あそこに書いてるのはなんだ?…団子? もしくはブラジャー?
[半分以上消されて、確認できた寄せ書きはそれだけだった。でかいブラジャーが噂の元だろうか、とも考えたけれどもありすは噂の元になったものは真っ先に消すだろうと思った。一日も経たずに消しているのも、それがこれ以上人目につかないようにする為にではないだろうか。]
…なんつーか。 みんな友達思いだよな…。
[ぽつりと呟いて。時折メールの着信を確認しながら、断髪式が始まる時刻までは宝探しを続けるつもりで。*]
(227) 2014/03/30(Sun) 14時半頃
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― カフェ>>+167>>+168>>+169 ―
ば……、
[ばかなこと言うな、と告げてしまうと 今の文句で想像した、ということになる。 俺がやらかした癖して恨むような視線を投げた。]
そりゃそうだろう。 今の今まで生きてきて、聞く機会無かったからな。 [俺もそうなんだ、という事すらも。 完璧に自覚したのは、つい最近の話過ぎた。]
すごい客観だな
[気になるように出来ている、という物言いに苦笑する。]
(+171) 2014/03/30(Sun) 14時半頃
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もて、る……
[それは女にか、それとも男なのか。 問いただそうとして、なんか恥ずかしくなって止めた。 後者だったら、今後が不安だな、と思ってしまう。]
マジじゃない。 マジじゃないからそれは忘れろ。
[ぶるぶるっと首を横に振る。 こんな公衆の面前で忘れろビームを放つわけにはいかない 隠れオタクとして、大人しく首を振るだけで留めよう]
(+172) 2014/03/30(Sun) 14時半頃
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あ…。 や。
いや、う……、――うーん、まあ、 そうな、そうだな。
[こいつも後から追加された分を見てたのか、 否定しようか一瞬悩んで、結局肯定を返す。
ストローで吸い上げたジュースを、 今度はちゃんと喉を鳴らして飲む。 第二波を食らわせるわけにはいかない。]
お前の気になってた奴は小型だったのか。
[自分の身長を基準に考えてしまえば、 俺よりは低い、でカテゴライズされてしまうが。]
(+173) 2014/03/30(Sun) 14時半頃
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─ 自習室改め山本理髪店仮店舗 ─
[山本の、立ち入り禁止令にはちゃんと従っていたので、彼の部屋の中が、今どういう状態なのかは知らない。 大方、足の踏み場もないのだろうと、勝手な想像はしていたが。
自習室に着けば、理髪店開店の為の準備を手伝って出た。 邪魔な机と椅子をどかし、パーティションの位置をずらし、主役達の登場を待つ。]
なー、朔太郎。
サンキューな、いつも。
[何故彼が、こんなに毎日イベントを開きたがるのかは分からない。 けれどこのお陰で、また思い出が増えてゆく。]
(228) 2014/03/30(Sun) 14時半頃
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― 都会の雑踏の中で ―
締坂にも言ったけど、 ばかって言うやつがばかなんだぞ、ばか
[俺がばかだって事は、俺が一番知っている>>+170 ぐちゃ、と水質な音が聞こえた。 俺の服はともかく、定良のジャケットも汚れてしまったか 悪いな、と口には出さず心の中で謝った。]
知らない奴らの事なんて、皆三歩歩いたら忘れるから安心しろ。
[鶏扱いされる彼らにも、心の中だけで謝る。 突き飛ばされないから、そのまま抱きしめている。 帽子を被り直させた頭を、擦るように撫でた。]
[どのくらい抱きしめて、撫でていたんだろう。 数十秒程度だったかも知れない。 数分だったのかも知れない。 言葉がうまく出て来なくて、ただ荒れた呼吸を整えてゆく。]
(+174) 2014/03/30(Sun) 14時半頃
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ごめん、
[服を汚させた事に対してのごめん、なのか。 強引に会いに来た事に対してのごめん、なのか。 走って来たから汗臭かったかもに対してのごめん、なのか。
謝罪する俺にすら解らないまま、腕の力を緩めた。
でも、完全に離すと遠いところへ行ってしまう気がして、 反射から、手首を掴んでしまう。]
(+175) 2014/03/30(Sun) 14時半頃
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→利一
『あれ、適当に見える場所に置いてたつもりだけど、 誰か持ってくとしたら、ありすちゃんかな』
(+176) 2014/03/30(Sun) 15時頃
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>>+171>>+172>>+173
まぁ、頼児はフツーにモテるだろ。 今後はますます、だって、プロに入るわけだしさ。
[つい、さらっとそう言ってしまって、 しまったな、と思ったけれど、でも、それは事実だし。 だから、放っておいたらいけないんじゃないか、という助言は言わずとも伝わるだろう。]
元会長はいい人だと思うけどな。 なんで、そこまで否定するんだか。
[これも思い切り素である。]
(+177) 2014/03/30(Sun) 15時頃
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[さて断髪式が始まれば、少し離れた椅子を陣取り、スマホのカメラを起動させた。 きちんとした写真はきっと明智が撮ってくれるだろうけれど、寮を離れた面々にも、今の状態を少しでも早く伝えてやろうと。]
……あれ、こんで撮れてんのか?
まーいいか。
[思えば、ビデオカメラなど、間違って起動させたことくらいしかなかった。 スマホ所持者でありながら、アプリも碌に入れていない。なめこも抜かなければ、パズルもしない。 単に、高校入学時、初めて買ってもらったケータイが、既にスマホだったという理由なだけだ。]
(229) 2014/03/30(Sun) 15時頃
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つか、そうだなってことは…。
[ライチジュースを飲みながら、 どもる十文字に、少し、微妙な顔になった。]
頼児もそうってわけか。
[やや神妙になる。]
(+178) 2014/03/30(Sun) 15時頃
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まぁ、うん、おめでと。
[少し、間を空けてそう言って、 小型か?の問いには、まぁね、と答えてから。]
だから、頼児じゃないよ。 つか、締坂。
声キレーじゃん?
[神妙な顔つきになったのは、締坂を想って。 泣き顔ばかりが最後に残ってて、気になるけれど、しょうがない。 友達と、十文字と仲直りができたと書いたメールを思い出し、 そこで、またパズルが組み合わさっていくけれど、 締坂が好きな相手が十文字が好きで、とか、 それでも、仲直りしたいといった締坂の気持ちとか。
ただ、どうしようもないのだけれど。]
(+179) 2014/03/30(Sun) 15時頃
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じゃ、頼児には連絡とるよな。今後も。 とりあえず、とーるにもたまには連絡してやってくれ、って言っといて。
[コーヒーカップをとると、中身はもうカラだった。 つまり、もう、新天地への道は近い。]
(+180) 2014/03/30(Sun) 15時頃
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俺は馬鹿だよ ……馬鹿でいいから、馬鹿って言わせろ
[ずっと、こうされたったのかもしれない。
潰れたクレープを両の手で庇う事で、自分から手を伸ばさないことの言い訳にした。 眉を寄せたまま、目を少しだけ開く。 チョコレートの香りが、漂っていた。
会わなかったのはたった一日。 いや、それにも満たない時間。 こんな僅かな時間すら、一人で居られない自分が情けなかった。 妹のことを、何も批判できない。]
……謝るくらいなら、最初から来るなよ
[離れた距離と、ジャケットに染みたクリームと。 左右対称にできた染みを見比べて、少しだけ苦笑する。]
(+181) 2014/03/30(Sun) 15時頃
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[掴まれた片手にクレープの残骸を預ければ、鞄の中からポケットティッシュを取り出す。]
全部使っていいよ、俺は最悪着替えちゃうから
[服ならあるから、と、手に下げた袋を見せる。 視線は未だに帽子で阻まれている。 この身長差に、少しだけ感謝した。
掴まれた手首は振りほどかず、それでも距離を取るように半歩、下がって。]
……丞、そうやって、優しくするの 誰にでも優しくするの、止めたほうが、いいよ、
……俺みたいな甘えたがりが、卒業、できなくなるから、
[言葉を選びながら、告げる。]
(+182) 2014/03/30(Sun) 15時頃
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― カフェ>>+177>>+178>>+179>>+180 ―
そう…だよな。 プロになるんだから……、
[解っていたし、きっと誰よりも俺が応援している しかしそれは、遠くなるのを応援するということ。
紐井屋が何を言わんとしているかを理解していても 惨めったらしく束縛することなんて、出来やしない。 困ったように眉を下げるだけだ]
いや、悪い人じゃないけど…… めんどくさいから…。
[乾いた笑いがカフェの一角に響き渡る。]
(+183) 2014/03/30(Sun) 15時半頃
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……そういうことになるな。 ?
[紐井屋の表情に硬さが取れれば、>>+178 ただ事実を確認しているだけでは無いように見えて。
けれど、表情の裏にある心までは透かして見えない。]
……締坂?
[素っ頓狂な声が出た。 オウム返しにした後、声質の良さを挙げる紐井屋に、 ああ、と納得してしまう。
確かに、あの声は胸に響くものがある。
締坂が紐井屋を頼っていたこととか、 喧嘩の話を知っていることは、悟れないままで。]
(+184) 2014/03/30(Sun) 15時半頃
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そうか。 じゃあ、会いに行けばいいさ
車、買ったんだろ?
[歌を聞きたい、 その理由だけでも、あいつは必要とされることを 喜びそうなものだから]
分かった。
[エースへ連絡しろ、という伝言には頷いて。 そろそろ出発しないと夕刻には間に合わなくなりそうだ。
ジュースを底まで啜り、会計を済ませて店を出る。
日差しが、すこし痛いな。]
(+185) 2014/03/30(Sun) 15時半頃
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― 駅構内 ―
じゃあ、またな紐井屋。 東京寄ることあったら、教えてくれ。
[逆方面のホームへ向かう時に、そう声をかけた。 そう、 ――ここから俺は完全に独りになるのだ*]
(+186) 2014/03/30(Sun) 15時半頃
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