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64 さよならのひとつまえ
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− ショッピングモール 男子トイレ個室 −
……うん、
[送信ボタンを押し、静かに頷く。 環境が全て変わるのだから、打ち明けてもいいだろう。
少しだけでもいいから、自分のことを知って欲しかった、なんて。 とても今更で、今更すぎて。
けれど、やはり思いは打ち明けないのだ。 いつか酒でも飲みながら、そういえばのノリで口にできればいい、なんて。
酒を飲めるようになるまであと2年。 その日になったら、笑えているだろうか。]
(+136) 2014/03/30(Sun) 04時半頃
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−−−−−−-
To:朔太郎 >>*44 Sub:これ以上勉強したくない
それ本人に言ったら絶対怒られる そっか、その二人なのか さくたろーはまた今日も何か企画してるの?
大学デビューするよ!充実させるよ! 勿論勉強もだけど 女性誌は、いいかな はたから見られてださいって思われなきゃそれでいいです(*´ω`*)
−−−−−−-
(+137) 2014/03/30(Sun) 04時半頃
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To:目測190p(漫画家) From:小鳥谷 博 Sub:RE:
――――――――――
こういう場合、漫画では結婚エンドが妥当と小耳に挟んだものですから
時に、僕は丞さんの器の広さにいま改めて感服しております まさかあの青臭く痛々しい上に異端な懺悔に拍手する猛者だったとは
ハンカチは、隠しておけば大丈夫ですか わかりました。このまま僕のものとしてもらっておきます
――――――――――
(+138) 2014/03/30(Sun) 04時半頃
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[朔太郎から利政のことが好きか、と訊かれたときのことが蘇る。 >>2:102自分のことをよく見ていたんだな、気にかけてくれていたんだな、と少し嬉しく感じたときの────]
──────……
[自分は鈍いかもしれない。いや違う、自分がマイノリティーに属する人間だから、些細なことで周りも同じだと誤解しないようにどこかで感受性を鈍らせていた部分もある。 博の告白。那由多のカミングアウト。校庭のラブレター。 自分だけではない、周囲にもその可能性がある、そんなことさえ抜け落ちていたから。唐突に思い当る。視線の先、>>190自分の声が届いたのか、振っていた手を引っ込めて耳を覆う仕草。 それに怒っているように地団太を踏むジェスチャーをしながら。呟く]
(191) 2014/03/30(Sun) 04時半頃
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ロビンは、そろそろ食事をとるべきか、と思った**
2014/03/30(Sun) 04時半頃
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―――――――――――――― TO:定良 宗介>>+136 TITLE:RE:RE:ぎゃー MESSAGE: アルコール依存症よりはマシ…かもしれないな
居る駅教えろ、荷物は家においてから行くけど。 お前はばかか 一晩泣いてたなんて言われたら、行かないわけないだろ。 ちゃんとベッドで寝たんだろうな?
それで死ぬやつも居るんだから、気をつけろよ。 どうなんだろう、水泳サークルがあるなら あるのかも知れない?わからんが ちょっと男一人で来るのは恥ずかしいような店だと思う…が。
そうだよな、お前と話してて女子の話したこと無かったもんな ――――――――――――――
(+139) 2014/03/30(Sun) 04時半頃
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…………おまえ、さ
俺でも気付いてなかった視線の先に気付いたの何でよ? 俺の視界にはいないくせに、俺をよく見てるの何でよ? 俺を気にかけて、俺に気付いて、俺を褒めるの何でよ?
[柄でもないと突っ撥ねてなお、くり返される綺麗という言葉。 それを>>3:380「お前どんだけ俺の顔好きだよ」とか軽く考えていたけれど。そうじゃない。顔や髪が好きなだけで、これだけ俺に気付くとか、ないだろ。なあ、朔太郎]
────……お前、俺のこと好きなのか、朔太郎
[視線を向ける遠く貯水槽の上。呟きは彼のもとまで届かない**]
(192) 2014/03/30(Sun) 04時半頃
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[メールを打ち返し、終わればその視線は自然と再びひとつに吸い寄せられて。 地団駄のジェスチャーに、肩を揺らしてクスクスと笑う。
いくら視力が悪くなくても、唇が動いたかまでは判断できない。 春の風は実に意地悪だ、呟きを耳に届けてくれることはないのだろう。 同じく呟くこともまた。 昨夜の談話室のように、届かない。]
――――……。
[流行りのJ-POPが流れて掻き消える。]
(193) 2014/03/30(Sun) 04時半頃
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[最後の一文を見た時に、一瞬戸惑った。
女子には興味がない。 ……同性には興味があるのか?
それを問おうとして、――結局はやめた。
だって、同性を恋愛対象に見るやつが、 そうそう周囲に居るなんて、思わないだろ?
「たまたま」俺や保元、それと小鳥谷に紐井屋。 それだけでも物凄い偶然だと思う。
まさか、あいつもそうなんて、思わない。 好きな相手が居ることも、それが誰なのかも。
解らない、気づけない。]
(+140) 2014/03/30(Sun) 04時半頃
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―――――――――――――― TO:保元 頼児 >>*45 TITLE:RE:RE:すまないやらかした MESSAGE: ありがとう。
…ん?待てよ お前が書いたってことを あいつ、知ってんのか?
それは、まずいだろ。 俺はともかく、お前は気をつけないと。 プロになってから、変な噂立てられかねないぞ ――――――――――――――
(+141) 2014/03/30(Sun) 04時半頃
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[……そう返したのは。
午前中に紐井屋と話をしていたことを思い出したからだ。
魔性のゲイがどういう進路を選んだか。 オタクを隠していた俺は、 学校のツテを全く頼っていない進路も隠匿した。
けど、保元は違う。 俺がどう言われようが好きにしろ、と思うけど あいつが悪評を受けるのは、耐え難いことだ]
(+142) 2014/03/30(Sun) 04時半頃
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ウギャップー!!!
[携帯の音に跳ね上げた肩はわざと。 視線の先に、電話を指差すのと手を合わせる動作を見せてから内容を確認する。]
えっ。 あ、え、なにオレ、決闘でもすんの…?
[簡潔なメールの文章は時に勘違いを起こす。 保元はそんなキャラでもないだろうが、どうしたのか。 怒らせないように気を付けて打ったつもりのメールだったが。 やはり気に触ってしまっただろうか。]
(194) 2014/03/30(Sun) 04時半頃
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―――――――――――――― TO:小鳥谷 博 >>+138 TITLE:RE:RE: MESSAGE: 結婚するって他人にいうと、 そいつは死ぬっていうのが漫画のセオリーだな 詰まるところ、リア充は爆発しろという呪いだろ (適当なことを言ってるから本気にせんように)
器…広い……か? 普通に格好良かったから拍手しただけだ。 あれは、痺れたな。
そうしろ。 ハンカチの一枚でガタガタ抜かすような 器の小さいやつでも無いだろ、入江は。 ――――――――――――――
(+143) 2014/03/30(Sun) 05時頃
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― 最寄駅 ―
[新幹線を降りて電車を乗り継いで。
住宅街でもあるその駅は、時間帯のせいか それなりな人波が降りるのだと知った。
ラッシュに巻き込まれる時間帯の出勤では無さそうなので そこが救いではあるけれども。]
よし。
[新居である昭和に建設されたアパートへ、いざ。 19分の徒歩を経て着いた時には、 タイミング良く宅配業者と鉢合わせた**]
(+144) 2014/03/30(Sun) 05時頃
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[十文字へのメールを送ったタイミングで、山本からの返信があった。 明らかに勘違いしているらしい文面に、申し訳なく思いつつ]
屋上な。
[その誤解も、直接話して解けばいいと、階段を駆け上がっていった**]
(195) 2014/03/30(Sun) 05時頃
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ライジは、屋上で山本を見つけ、まず口にしたのは謝罪の言葉**
2014/03/30(Sun) 05時半頃
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―東棟・屋上―
ぎゃっ、やっさん決闘はかんべ―――… うお、えっ、へ?
[メールは打ち終えてポケットに捩じ込み、貯水槽から屋上に降りた。 話があるらしい保元がやって来るまで、少しビクビクしながら待った。 やがてやって来た保元は、出会い頭に謝罪の言葉を口にして。 なんだなんだと三白眼を丸く見開いた**]
(196) 2014/03/30(Sun) 06時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/03/30(Sun) 06時頃
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>>+97>>+98>>+99
[さりげに言ったら、かえってきたのは、ライチジュースだった。 まともに顔面にジュースうけて、さすがに一度だけ頬がヒクつく。]
――……おい、いきなり顔射かよ。
[次には慌ててタオルを頼んで放ってくるのを受け取って拭きつつ、 爽やかな香りに包まれながら、頬杖をついた。]
お前もそうなのかって言われれば、 肯定せざるえないけれど、俺の場合は、なんだろう? 自分でも思うけれど、男というよりも、その部分かな。
それが好きになったら、その存在も、こう大事に思えてきて。 今のところ、そこで止まってる。
[下がったトーンに、さすがに聞き出してくる声に、チラリ、ちょっと不貞てたような視線を飛ばし]
(+145) 2014/03/30(Sun) 08時半頃
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なんで、俺から言わなきゃならない? お前から言えよ。
[正論だと思いました。*]
(+146) 2014/03/30(Sun) 08時半頃
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[掴んだ手>>169は一度離された。 何か用事があるのかと、部屋の外に出て待っていた。 視線を注ぐのは、寮の前に通る道。 バスが走り出しただろう、その道に。
だから彼が何を行っていたのか>>170まで、気がつかなかった。]
おうおう、行こーぜ。 腹へって背中とくっつくわー
[その様子が>>171やはり少しいつもとは違う。 けれど深く聞き出すことは、できなかった。]
(197) 2014/03/30(Sun) 10時頃
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―― 食堂 ――
[朝という時間帯におかまいなしに、食べるのは牛丼大盛り。がっつくように猛然と口に運ぶ。 隣でくすくすと笑い声がしたのなら>>179]
なんひゃよー ひゃんかへんかー?
[お弁当を口元につけたまま、お箸を持ったまま 智明に問うて、また丼と向き合った。]
(198) 2014/03/30(Sun) 10時頃
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[腹ごなしの途中に、思い出したようにメールを一通。 送ってしまえばしたり顔で、一人笑った。]
(199) 2014/03/30(Sun) 10時頃
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[メールを送り終え、にやにやした笑みを浮かべたままにコーヒーを飲む。 傍らの智明>>185が吐く息を、まねして大きくほう、と息を吐いたりもして。]
ーー あ? ンだよ、俺のことかい。
[まさか、こちらに向けられるとは思わなかったと、やや驚きつつ言葉を紡ぐ。 おかしかったと言われれば確かにそうだ。そういう隠し事は、苦手中の苦手だ。]
そだなぁ、俺はもう、なんもねーよ。
スーパーベーシスト様は失恋したんだ。 ……、それだけ。
[薄く笑って、言葉少なに囁くような声音で。 女子がすべて退寮していることは、周知の事実。 誰が好きだったのか、いつ振られたのか。 濁すように、けれど核心だけは伝える。
もし、彼が本当は何かまだやり残していたとしたら、やり遂げてほしい。そう、思うから。]
(200) 2014/03/30(Sun) 10時頃
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おう! でけーの食いてーな、頼むぜ?
[次、智明>>189に視線を向けたときにはもう、いつものように笑みを浮かべられているだろう。 先に食堂を出て行く背中を見送って、男もゆっくりと食堂を後にする。
向かう先は決まっていなかったが、受信した一通のメールに目を通すと]
――……、
[公開処刑。 そんな物騒なタイトルに、それでいて楽しい文面。 参加して盛り上げて、送り出すべきなのだろうが]
(201) 2014/03/30(Sun) 10時頃
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……、はは。 いけねーや。
[今度こそきっと、我慢が出来ない。 どこかに打つけて泣くなんて、もう言い訳はできない。 だからそのメールには返事ができぬまま、ゆっくりと再び自室へと戻った**]
(202) 2014/03/30(Sun) 10時頃
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−−−−−−- To:丞 >>+121 Sub:Re:RE:ぎゃー
ものとしては別かもしれないけど、系統としては一緒な気がする
ばかでいいよ、けどすすむはこれから忙しいから、やっぱゆっくりして おれが泣くのなんていつものことじゃん ベッドでは寝たよ、大丈夫
あったとしても絶対入らない! 海にも行かない!山を愛する!あっでも山登りたくない。
彼女できた、別れた、って報告しかしてなかったよね もとかのが好きだったかって聞かれたら微妙なとこだったし 多分まぁ、おれはそうなんだと思うよ
だからゴールデンウィークとかも、別にいいから 今更こんなこと言ってごめんね −−−−−−-
(+147) 2014/03/30(Sun) 10時頃
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[変わらないな、と、画面を見下ろし静かに思う。 多分、この優しさに惹かれたのだと思う。 二人になった部屋の、一人分の寂しさを、彼は上手く埋めてくれたから。
なんてわかりやすい恋なのだと、自分でも嫌になる。 わかりやすいから、恋でなくなるのは直ぐなのだと思う。
そうして日々を近い距離で過ごしていれば、彼の優しさは、誰に対しても平等に与えられるのだと悟る。 決して自分が特別なわけなのではないのだと。 こんな想いを抱く自分は異端であるのだと。 言い聞かせながら、いつも通りに不変を演じて。 それが昨日、終わって。
終わったというのに、何なのだこれは。 何なのだ、こいつは。]
……ばかやろうが
[小声で、悪態を吐く。 裏面を見るのが怖いからと、掲示板は、見ていない。]
(+148) 2014/03/30(Sun) 10時頃
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−−−−−−-
To:朔太郎 >>*50 Sub:なぜそこまでいう
確かにマスコット的なイメージではあった でもやっぱ言ったら怒られるよねそれ 試しに言ってきてよ、レポートよろしく
断髪式なのに髷結うの?逆じゃない? なによりもさくたろーが髷結えるのがすごい
話題…… 星の話じゃない知識を詰め込みたくない…… でも大学デビューはがんばる
−−−−−−-
(+149) 2014/03/30(Sun) 10時半頃
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[丞からのメールを受信して、目を瞬かせる。 猫が描かれたスケッチブック。成斗が行きたがりそうな場所。 そのままブラウザを開いて、『カルカン』とうちこんでみる。出てきたパッケージ画像でようやく何をしに行くか気づいた。]
……そういうことは先に言えよ。
[いや、メールの返信を後回しにしてたのは自分なのだが。 時間を確認する。食堂へは向かわず、足はそのまま玄関から寮の外へと駆け出した。]
(203) 2014/03/30(Sun) 10時半頃
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[スーパーからの帰り道。ガサガサと重く揺れるビニール袋を手に歩いていれば、初老の男性に声をかけられ足を止めた。]
あ、こんにちは。 今日はお店は? 休憩の散歩ですか。 はは、前にバイトさせてもらった時はほんっとお世話になりました。
[長期休みの時にバイトした、スポーツ用品店の店主だ。気さくだし初めての仕事は面白かったし、とてもいいバイト先だったのだが。 唯一ドア枠が低いのだけが難点だったのを思い出す。あの頃だけ朔太郎に、額隠すから前髪は切らないでと注文したくらいだ。]
へ。俺よりでかい寮生って。 ドアに頭ぶつけてったんです?
[昨日きてたと聞き、目を瞬かせる。バイト先の話をしたこともあったし、特徴と髪色から丞だろうと予想はつくが。 彼いい体格だったね、と言われても購入したらしいリストバンドをあの丞が?つけるのか?
そうして寮の玄関に戻ってきたのは、約束の時間まで残り12分くらい。*]
(204) 2014/03/30(Sun) 11時頃
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―自室―
[背を向けたまま、そっか、とだけ呟いて扉の閉まる音>>183を聞く。 友達だから。友達として、好き。 自分も口にした言葉だ。そしてたぶん、この気持ちがバレることがあれば、思って貰いたかった言葉なんだろう。
小鳥谷が羨ましい、と感じたけれど。 それは、彼が振り絞った告白の末に得たものだ。羨むのはお門違い。 あのとき、一心に叫んでいた彼の姿が蘇る]
……咲かなきゃ、散れもしねーわな。
[咲きかけのまま落ちた、一輪の桜をつまみ上げる。 あとは枯れるのを待つだけの、儚い花。
窓を開いて、指を離した。 3階の窓から放たれた花は、どこかから舞い込んだ気の早い花びらと一緒に、あっという間に見えなくなった]
(205) 2014/03/30(Sun) 11時半頃
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[メールを打ち終わり。さて、いい頃合いだろうか。 時間外に開いたら爆発する仕掛けとかないよな、と昔見たスパイ映画のレコーダーを思い出しながら、そろそろと茶封筒を開いてみた]
……〜〜〜〜〜っ!!!!!!
[スケッチブックを丁寧に枕元へ置いてから、狭いベッドの上でごろごろ転がった。 なんだこれ。なんだこれ。めっちゃ可愛い]
…いや、でも、これはどういうことなんだ。
[ひとしきり、ごろごろと転がってから。 下の階に迷惑だったかと思うも、2階の住人を思い出せば、すこし気持ちが落ち着いて。 改めて、頁をめくっていたら、定良っぽい顔が、ねこみみ生やして、ねこっぽい顔してる絵。
これは、なにか、新たな扉でも開けという二次元の使者のメッセージか何かなのか。 定良のところに遊びに行った時に、これ思い出して噴いたらどうしてくれる]
(206) 2014/03/30(Sun) 11時半頃
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