93 Once upon a time...
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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ふひ、ふひひ!人狼になど……くれてやるものかヨ!
(0) 2014/10/07(Tue) 01時半頃
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さぁさぁ、サーカス団【メルヘン】にようこそ!!
今日のあんたは何?ママンに怒られた?恋人に振られた?
裁縫箱に小指ぶつけたみたいな顔してるやつもいらっしゃるねぇ
なぁに、大丈夫さ!
そんなちっちゃな不幸も、メルヘンの力にかかれば枕の向こうへ飛んでいく
―――…貴方の心に、ハッピーエンドを。
そう、幸せな物語を紡ぐために、遥々やってきたんでさぁ
(#0) 2014/10/07(Tue) 02時頃
[脂ぎった顔も煌々と照らされれば輝いてみえるだろう。
貫禄はたっぷり、団長のヨアヒムは両手を広げて毎度の口上をする。
テント内の熱気は、僅か。
音楽もまばら、何かを直す音がそこかしこに響く。
公演の狭間にある、準備期間。
ハロウィン特別公演前に長期準備期間を控えた、秋公演。
幾つも連なる小さなテントの片隅で、囁かれる『メルヘン』がひとつ]
(#1) 2014/10/07(Tue) 02時頃
――――……「人狼」って知ってる?
(#2) 2014/10/07(Tue) 02時頃
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[ぎい、ぎぎぎい]
[ロープの軋む音]
(1) 2014/10/07(Tue) 18時頃
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[吊下げられたブランコが揺れ 鍛えられた身体は空を舞う]
[ロープが軋む。 ブランコは弧を描く。
まるで鳥が地面に降り立つように 彼は音も無く着地する]
[練習をする他の団員には目もくれない。
空いた時間はいつだって ひたすらにブランコから宙を翔ける]
(2) 2014/10/07(Tue) 18時頃
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[練習が好きなのではない。 彼はただ、飛ぶ事が好きだった。
彼は、鳥になりたかったのだ]
(3) 2014/10/07(Tue) 18時頃
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[ゆうらりゆらり、揺れるブランコは 薄暗いテントの中で微かな灯りに照らされて
ゆうらりゆらり、そと戯れるひとは 極彩色で飾られた鳥のように宙を舞い踊る
『さあさ、みなさま御覧下さい これからお目にかけますのは
獅子の見せます火の輪くぐり それから、虎の玉乗りに 象がふたつの脚で立って踊ります
嘘でもまやかしでも御座いません 嘘と思うなら、是非一度でも御覧下さい』
黄昏時、誰かに手を引かれ、物哀しい旋律に誘われ 金色の髪の少年は、束の間の夢をそこに見た
そして、幾許かの時を経て、気づけば夢の中にいた*]
(4) 2014/10/07(Tue) 19時頃
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さあ、今日からここがお前の家だぞ
[肩に乗せた新たな仲間へ、そっと囁く 小猿はキュキュイッと鳴きながら 物言いたげに天を見上げる]
…ああ、あれか? 空中ブランコな 凄いだろ…鳥みたいだろ?
[幼子へ語りかけるかのように ブランコに乗る団員を見ながら呟いた]
じゃあ、仲間のところへ行こうか
[その姿を名残惜しげに眺めてから、歩いていった**]
(5) 2014/10/07(Tue) 19時頃
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――物置のテント――
[病的なほど細い体が、かくり、かくり、と舞い踊る。 長柄のブラシを携えて、無機的な動きで飛び跳ねる。
肌を隠し、帽子をかぶり。 少年のような身なりであっても、その異質さは覆いきれない。
滑らかさに欠ける動きにただ従い、かくかくと傾ぐ大きめの頭。 埋め込まれたガラス玉のように、ぐるぐると回る両の瞳。 単調に上下する口元は、呼気も声も吐き出しはしない。
重力を感じさせない。 けれど、別の束縛に囚われているかのような動き。
意思なきただの物体が。 天に潜む見えない繰り手に弄ばれているかのような。
まるで――――――――傀儡《マリオネット》、のような]
(6) 2014/10/07(Tue) 21時頃
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……ム チミ…… チ… チミニー チム チムー チェリー わたーしーはー 煙突ー 掃除屋……
……………………あっ。
[と、漏れるはずのない口から不意に零れてしまったメロディーに。 ぴたり、と傀儡の動きが止まった。 木偶と化していた表情に色が宿り、固まっていた口元がひくりと歪む。
……しばらくの、硬直。
やがて手にしていたブラシを投げだすと。 がしゃん、と。まるで、音が聞こえてきそうなほどの勢いでその場に崩れ落ち。 糸操り人形に扮していた女は、ため息交じりに吐き出した]
歌っちったー。
(7) 2014/10/07(Tue) 21時頃
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[これで、何度めのことだろう。 本番はまだしも、気持が緩んでいる時には、ついこんなミスを起こしやすい。 例えば今。人目に触れない物置の中で、気ままに踊っている時などは]
あー、もう。歌っちったー! よー! もう。 なんだよ。チクショウ。こんちくしょう。
[ステージ上では歌うことは許されない。 彼女は、サーカス団メルヘンが入手した、世にも珍しい『お人形』。 それこそ、メルヘンの世界にしか存在しないはずの、歌って踊る『生きたマリオネット』。 その設定を演じることが、彼女の役割なのだから]
もう。お腹すいた。死にたい。ばーか。
[自己嫌悪からくるやけくそなのか。 止めていた汗や息と一緒に、無意味な悪態までこぼれ落ちてくる。 こうして、メルヘンの世界をかなぐり捨てたエフェドラは。 無残に崩れ落ちた格好のまま、うじうじとぐずり続けるのだった**]
(8) 2014/10/07(Tue) 21時頃
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『さあさあ世にも珍しい夢物語を今日日あなたに!』
[虹色の大玉に乗った、プードルカットの犬が甲高く叫ぶ。 ―――…ころころころ ころころころ 器用に足を動かして、片足上げて、ハイ・ポーズ。]
………
[すてん。 ―――ころん。
プードル・カット、背中から落っこちた。]
(9) 2014/10/07(Tue) 22時頃
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『……… これだから犬って奴は、駄目なんだよ。』
[しゅるるる。 青い鱗、全長は100cmを超える、蛇が細長い舌を出す。 犬の甲高い声に比べて、その声は低い。
小馬鹿にしたように舌を出す蛇に反応でもしたように きゃん! と、プードル・カットが鳴き、立ち上がる。 …かと思えば、自分の玉のような尾を追い掛けるのに大忙し。
仕方が、ない。この犬はまだ仕込み中の、子犬なのだから。]
『全く、これだから………』
[しゅうるる。蛇が舌を出す。
サーカス本番の熱気のない、冷たい床を這う、蛇の傍に。 犬の様子をつぶさに眺めていた、男が寄って、手を伸ばした。 しゅうるり、しゅるり、蛇は指を、腕を這う。襟巻きの出来上がり。]
(10) 2014/10/07(Tue) 22時頃
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[蛇は、まるで人間の声帯を持っているかのように 気紛れに口を開いたのを見計らって、なにかと、喋る。 対する男は、一見口を閉ざして、滅多に開くことがない。
サーカスという特異なステージがそうさせるのか、ただの、性か。
先代にものを教わる頃から、この癖は 20を過ぎて既に背中が見えると言うのに、いまだ、変わりない。]
……………
[ぐるぐる ぐるぐる ドーナッツを描くプードル・カット。
ステージ・デビューはまだ早いかと 首を捻っていたところで、歌>>7が聞こえた。]
(11) 2014/10/07(Tue) 22時半頃
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――― 物置テント入口 ―――
『どなたさんの、デビュー・ソングだろうな。』
[しゅうるり。
蛇が舌を出す。
檻に、デビュー前の犬を繋げて、蛇を連れた男の足は 何処からか漏れ聞こえる歌の方角を頼りに。
その目的に辿り着く手前に、一転した声>>8に変わってしまった。 この声ならば、当然、聞き覚えがある。 如何しようか。 立ち聞きしてしまった。 ―――…蛇の顔を突き合わせる、一瞬。 空気を読んだ蛇、青い頭だけ、しゅうるり。入口の布の隙間に。]
(12) 2014/10/07(Tue) 22時半頃
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――物置テント――
あー、もう。なんだこれ。もー。
[崩れ落ちた拍子に顎が上がっていたものだから、ぐずりながら見える光景は味気ないテントの天上。 一通り毒を吐きだした後で、そのまま寝ころぼうと、ゆっくりと背中を床へと預けた。 見えてくるのは、背後にあったテントの入口。 そして、予想外だった、訪問者の姿――――]
はーい。どーもー。今、使用中でーす…… ……って、えぇぇぇぇぇぇぇぇーっ!!
[見えたものは、決して小さくはない、人間とは異なる青い頭>>12。 平静ならその正体に気づけたかもしれないが、不意をつかれて思わず飛び起き、テントの奥へと身をひるがえした]
(13) 2014/10/07(Tue) 23時頃
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痛っ!
[勢いを殺せず背中をぶつけた衝撃で、ドタドタと崩れ落ちてくる、積まれていたいくつかの荷物。 でも、今はそんなこと気にしている場合じゃない]
え、えーと。ごめんなさい。お腹すいてるのは私であってー。 お腹すいている方をお呼びしていた訳じゃないんですよー。 自慢じゃないですけど、私、食べてもおいしくないと思いますしー。 今日ーのところはご容赦を。 死にたいー、は、撤回するんで。とりあえず。はい。
[慌てたせいで、すっかり目的を勘違いし。なにとぞ、と合掌すると。 壁に背中をへばり付けたまま、ルリに向けて頭を下げた]
(14) 2014/10/07(Tue) 23時頃
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[布の隙間から、かおを覗かせている青鱗。
しゅる、しゅる、大きな二つの目玉が エフェドラの動向をつぶさに見守っている。 当然ながら、蛇の目玉を介して、エフェドラの動向を見守るなど―――それこそまるで夢のような魔法が―――]
………
[出来るわけがない。
侵入するタイミングを失っている男が 腕を組み、様子を窺っている間に。 ドタン・バタン。 物音>>14]
(15) 2014/10/07(Tue) 23時半頃
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[執拗なまでに繰り返す基礎練習の最中。 視界に入る、姿>>5
ブランコから手を離し、空中でくるりと2回転。 そのまま錐揉み、安全ネットへ落下。 次の瞬間には、流れるように立ち上がる。 練習台から降りてしまえば、ただの人間]
(16) 2014/10/07(Tue) 23時半頃
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[蛇に遅れを取って 物音を気遣って、男の手が布に触れ、倉庫を覗き込んだ。 まず目に飛び込んだのが倒れた荷物。 ………そして、手を合わせている、我らがマリオネットの姿。]
『く、く、マリオネット丸呑みショーか。』
[蛇が小さく長い舌を出して、低く、脅すように言う。 お得意の腹話術。 うね、うね、身をくねらせて、エフェドラに這い近付き――…]
……… ごめん。 声、聞こえたから、ついね。 お腹、減ってるのか。
[我らがマリオネットに届くより前に、男の腕が蛇を掬った。 声をかけたのは、ちゃんと、自分の口を介してだ。]
(17) 2014/10/07(Tue) 23時半頃
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絶対止めた方がいいです。おなか壊しますから。絶対絶対! あーもー。団長ー! 先立つ不孝をお許し……。 ……って、おいコラ。ルリ。コラ。
[うねり寄る蛇の姿と、受け止めた額面通りの言葉のせいか、そんな言葉も飛び出しはしたけれど。 何しろ同じ団員だ。喋った音から、ようやく正体が判明し、ほっと安堵の息をついた。 案の定、ジャニスの生声も聞こえてくる>>17]
つい、ねー。人が悪いねー。ジャニスもルリも。勘違いしたあたしも悪いけど。 ……うん。花も恥じらう乙女ですがー。なーんかお腹すいちゃってさー。 2人とも、外、行ってたんだっけ?
[蛇を追いかけるように入口の方へ向かって行き。 気になる様子でそっと外の様子を探りながら、頷いた]
(18) 2014/10/07(Tue) 23時半頃
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[特別分厚い布で作られたテントは、サーカスを彩る音楽隊の練習場だ。トランペットにトロンボーン、フルート、シンバル、大太鼓……見た目も音も派手なそれらに背を向けて
飾り気のない木椅子に腰掛けた男の膝上で 空気震わす楽器が"御伽噺"を奏でていた]
(19) 2014/10/08(Wed) 00時頃
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