人狼議事


74 【薔薇RP村】そうだ、あいのりでイこう

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【人】 墓守 ヨーランダ

― 救護室 ―

[頭の上から落ちてくる言葉>>7:+156に耳を犯されているよう。

しっかりと開かない双眸を向け、
愛おし気にシメオンに舌を這わせた時、
前髪に触れる手に気付きシメオンと目が合った。]

 ――じゅッ ……っぷ、はぁ……ん゛ン、 ぁむ、 ……ちゅ、

[視線を逸らさないまま咥え込み、
粘液を纏った唇を大きめに開けて吸い込めば
大きな水音が救護室の中に響く。

「ハマってくれるなら本望」と、
びくんと震えるシメオンの表情を見ては口角が上がって唇が締まった。]

 うン、………ほしッ、 はぁ……。 は、……やく。
  ぅあ゛ぁッ!!! ……はぁ、  ッぁ、はぁ……

(3) ぶんちゃん 2014/06/18(Wed) 03時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[浅く動いていた指がズズズと深くまで、
そしてずるりと抜かれれば、
へたりとベッドに身を預けて息を整えようとする。

衣擦れの音>>7:+157を聴きながらも、
まだかまだかと後ろはひくひくとその時を待って。

腰を上げるよう言われたなら、ゆっくりと促されるまま。]

 ……っ、 ん、………うん……。
 
 ―――ッ!! あ゛ぁぁ、 ふっ ……く、  ぅあぁぁぁ……ツ

[熱した棒でも突っ込まれているような、
焼けるような感覚が入口から中へ圧し広げながら。

力を入れてしまったら余計に苦しくなるから、
「あ゛ー」と口を開けたままシメオンの動きが止まるまで息を吐き続け、
途中声帯が震えて、低い声が溢れた。]

(4) ぶんちゃん 2014/06/18(Wed) 03時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 ……あ、ふ  ぅい…… はぁ、……っ、 はぁ……
   
[こちらがシメオンの熱を感じるように、シメオンも体内の熱を感じているようで>>7:+158繋がった実感を更に。
シメオンが動かずとも、異物を排出しようと孔や腸壁は蠢く。]

 んんンっ、 ……あッ、 うう、ン……
   ひぁっ、 うぐ、…… んはっ

[ゆっくりと動き始めたシメオンが、中を調べるように動くので、
前寄り挿し下ろす角度で擦られたなら]

 ―― ふぁッ!!! ぁあ、 そこ、 ……そコ、

[反射的に背を反らし、好い場所を示した。
ゴドウィンに結ってもらったおさげは左肩から前へと垂れ、
背中を滑る手に、またきゅうとシメオンを締め上げる。]

(5) ぶんちゃん 2014/06/18(Wed) 03時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 あぁっ ぁっ ふぅ……んッ ぃ 、 はッ はひ……ぁ!!
  シメオ……、の……あつ、 な゛っ あ゛ぁ 

[また探るような動きに擦られて、
前からはぼとりぼとりと流れ落ちる珠がシーツの色を変えていく。

普段は出ないような声も、熱でぼーっとした今は堪えることができず、
また、気にならないほどに神経は繋がった場所に集中して、]


 うぁっ ぁっ ぁ゛ あぅ、 んはっ 、

[スピードが上がればそれに同調して、声も短く細切れになった。*]

(6) ぶんちゃん 2014/06/18(Wed) 03時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

ぶんちゃん 2014/06/18(Wed) 03時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

― 救護室 ―

 アぁ゛っ!!  ――んぅ、うぅ゛ぅ゛ん……
  はぁー……、 は、ぁー……
 ンふぅッ ンんんんッ……

[探り当てられた場所をシメオンが擦る度、
高い声があがる。
がっちりと抱えるようにして深く繋がる>>36と、
前が垂らした涎を見つけたシメオンが楽しげに笑う声が背中を擽り、まただらりと新たな珠が落ちて。]

 ……はぁ、 しかっ、た…… ねぇ、 じゃ……んゥ……ッ!?

[前に触れる手にびくんと肩が跳ね、
自分でも「やばいな」と思う身体の反応を、責めの言葉が揶揄って]

 あっ あっ    シ……、メオンのっ せえ、だ……

(82) ぶんちゃん 2014/06/19(Thu) 05時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[下腹部からいやらしい音と刺激がきたと思ったら、
背後から啜る水音が聞こえ、
見えていなくても何をされているのか分かって興奮した。]

 ンふ、 ぅッ はぁ……あッ! あッ あッ んっ あぁ゛ッ

[貫かれながら前を刺激されてしまえば>>37
快感に下肢から上肢へと波紋が広がるようにぶるりと身体を震わせ。

オナホとかだったら」と言うのには>>38
これ以上の快感を与えられたらすぐにイッてしまいそうだと考える。
何より、シメオンの手の温もりで扱くかれたいなどという思考になっていることに自嘲した。

不規則に与えられる快感は、不意打ちに近い形で身体を突き、
上がる声はもう抑えようもない。

後ろの快感から逃げるように、前の快感を貪るように……。
腰はゆっくりと前後に揺れて
けれどがっちりとホールドされた身体はどこにも逃れようがなかった。]

(83) ぶんちゃん 2014/06/19(Thu) 05時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[出てしまいそうになるのを堪えていると、自然と後ろには力が入って
身体にはしっとりと汗が滲み、
吸い寄せられた髪がぺたりと貼り付く。]

 ふぅあぁぁぁっ!! んっ ぅはッ 
 
[シメオンの額と髪を背に感じ、身体は捩るようにして快感を伝えた。

「キスしよ」「ヨダがもっとほしい」
泣いてなんかいない。視界が滲むのは汗のせい。

ぼやけた視界の中、声のする方へと顔を向けて
開きっぱなし唇を一度合わせてから、
「あー」と口を開いて舌を絡ませた。]

 はっ、 ……は、ぁ、 ん、む……

[キスは元から好きだけれど、今はいつも以上に貪欲に。
求める思いからか、舌や唇までもが脳にしびれを贈ってくる。]

(84) ぶんちゃん 2014/06/19(Thu) 05時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 がま、しなくて、ぁ、……いい。
 もっと、   も……っと 俺にぃッ ちょ、……だい

[呼ばれる名に、スター戦争のあの耳のでかいじいさんは出てこない。
シメオンが呼んでいるのは紛れもなく自分で、
ライトセーバーも今は蛍光色ではなく透明な光を照り返すのみ。]

 あッ あぁッ ンっ よぅ、……ぁはッ、 
 よう、……って 俺の、……なま、え
    ……あぁッ よ……んで  

 イっ、 イっちゃいそ …… はや、 あぁゥ う゛ぅ゛

[打ち付けられる激しさが増すと、
もう直ぐにでも吐き出してしまいたい欲求が。

けれどどうしても本当の名前を呼んで欲しくて、
「女々しいかな」という思考はすっかり飛んでいた。
朦朧と白み始めた頭の中、
その唇でその声で、その舌に、名を刻んで欲しいと強請った。**]

(85) ぶんちゃん 2014/06/19(Thu) 05時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

ぶんちゃん 2014/06/19(Thu) 06時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[強請ったものが与えられ>>140
嘘偽り無い自分自身を知ってもらい、身体の反応のままに声を発し……。

こんなセックスは多分、高校の盲目だった頃にもなかったはずだ。
この先も彼の視界の中にいたい、この先も傍にいられたらと思う人に、
ありのまま、男のまま抱かれる。
一瞬某映画の主題歌が流れそうになんかなっていない。]

 んっ、 んっ、 あぁッ、 すごっ しめお……ッ

[腕を掴まれ、より深くへと知られてしまい、
目尻から涙だか汗だかわからないものが溢れた。]

 あっ あっ あっ、 あ゛ぅ、 はぁ……ンッ
  ―――ぅあ゛ぁぁッ、 イ゛………ッ!!

(168) ぶんちゃん 2014/06/19(Thu) 23時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[薄い皮膜へとぶつかる吐精の振動がダメ押しして、
ところてんのように、
シーツを気遣って手を添えた自身の前からも、白を撒き散らした。

先程一発抜いてきた後だというのに、
手の中に収まりきらない量の射精で、
腹や胸、首の辺りにも飛んでしまった。

はぁはぁと息を切らして、
繋がったままのシメオンを振り返り見上げたなら>>141
その表情にびゅくりとまた吐精した。

結局そのまま脱力してしまって、シーツを汚すハメになるとは不覚。

けれど横にごろりと寝転ぶシメオンから名前を知らされれば、]

 ――…へぇ、珍しいね。 かなで、 かなで、……音。

[確かめるように名前を、
そして三度目の声と同時に額へのキスが降る。]

(169) ぶんちゃん 2014/06/19(Thu) 23時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[お風呂、との誘いには勿論と頷きたいのだけれど、]

 うん……でもちょっと……まって、
   ……少しだけ、   ――ねむら、せ……

[応えきる前に意識が途切れた。

少し眠れば知恵熱も下がるだろう。
瞼を閉じる前、最後に見た音の破顔の夢を見るから、
寝ている間も寂しくはない。

そして目が覚めたならその顔に、
こちらもくしゃっと笑ってやるつもりだ。**]

(170) ぶんちゃん 2014/06/19(Thu) 23時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

― 夜明け・自室 ―

[あれから救護室で少し眠った後、知恵熱はすっかりと下がった模様。
始末しないで眠ってしまったアレコレはまぁ置いておき、
二人で風呂に入れるくらいまで回復した音と元の部屋に戻った。

未明、なんとなく目が覚めて、むくりと身体を起こす。
隣に音の姿があったなら、ほっとした笑みを浮かべて髪に触れた。

窓の外を見ると、丁度空が白み始める頃でぼんやりとその変化を眺める。
星空が光に追いやられ、地上にいる自分はどんどんと姿を見失っていく。

寂しいような気持ちになるけれど、傍らからの寝息に引き戻され、そちらに意識が向いた。
――今はこちらが現実。

ふふ、と笑ってもう一度窓の外を見ると、前方の水平線にぽつぽつと影が見え始めた。]

 かなで!!! かなで!! しま!!南の!島!!!

[寝ている音の上に跨り、掛けていたブランケットを引っペがした。*]

(314) ぶんちゃん 2014/06/20(Fri) 22時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

ぶんちゃん 2014/06/20(Fri) 22時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

 さて、と……。

[開いたクローゼットの中、手に取ったのは4
1.アロハみたいな柄シャツとハーフパンツ
2.腰みのとアームレットやらアンクレットやら
3.潜る気満々・ダイビングスーツ
4.カモフラカーゴにタンクトップ・グローブ&ゴーグル付き
5.鍾乳洞に行くならツナギかな
6.強力日焼け止めと水着

いずれにせよ、満喫する気満々である。

だが島まではまだあと数時間あることを、
この男は知らなかった――。]

(321) ぶんちゃん 2014/06/20(Fri) 23時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

ぶんちゃん 2014/06/20(Fri) 23時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[起き抜けの音にぎゅーっと抱き寄せられ>>326
ちょっと苦しいけどこういうのも悪くない。

やりたいことと言われて真っ先に思いついたものもあるけれど、
それは昼間は出来ないことで。

「何がいいかな」と考え始めて
「あ」と思い出したようにバッグを漁り始めた。

受付の時にもらった島のパンフを引っ張り出して、
ベッドに座る。
音の言っていたのはこれだろうかと指を差して、]

 空、……飛べちゃうんすか俺ら……!!!!?

[きらきらと目を輝かせて、パンフから視線を上げて彼方を見つめた。
翼の無い人類は、空に憧れるもの……。]

(335) ぶんちゃん 2014/06/21(Sat) 00時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[大体の方針がマリンスポーツに定まったところで、
適当な服をクローゼットから見繕って着替えを。

音の笑う声に>>331に「えっ」と驚いて、
窓際に寄って島影を確かめる。

――先ほどと大きさが変わっていない。]


 島見えたから、もー着くかと思ったのになぁ。


[ちぇーっと言いながら、ぼすんと再びベッドに身を投げ出した。
くすくすと笑っている音に向けて手をパタパタとさせ「おいでおいで」する。

音が身を寄せてきてくれたなら、
頭を抱き寄せて、今更ながらおはようのキスをしよう。]

(336) ぶんちゃん 2014/06/21(Sat) 00時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

― 昼頃・ナママラ諸島ヲスノケツノアナ島到着 ―

[空腹を訴える音と共に食事を終え、デッキに出てみる。
先走った早朝とは違い、もうすぐそこに島が見え、
最寄りの島の他にもいくつもの島が点在していた。]

 しっかし激矛沈々丸-ゲキポコチンチンマル-といい、
 このヲスノケツノアナといい…… すげー名前……。

[この綺麗な景色に不似合いな、
いや、似合いなんだろうか……。

「海外なのか」「パスポートなんて持ってきたっけ」
という思考は透き通った海に投げ捨てて、その景色にしばし見蕩れた。

島へ上陸すると、コテージに荷物を放り投げるようにして砂浜へ。]

 かなでー!! さっきのアレ、どこでできんだっけー?

(349) ぶんちゃん 2014/06/21(Sat) 00時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 あぁ……、景色はほんっとさいこー!!!

[音の頭の中の絶景云々という思考はは知らぬまま、指し示された方向>>354へと顔を向けた。
建物が一つ見えて、ポケットに突っ込んであったパンフを取り出して「そうみたい」と。]

 ――は? あ!!!ちょ!!
  ずっりぃー かなでぇー!!! くっそ!!

[急に背後から抱きつかれてよろめいてる内に、既に音は駆け出していた。

「今夜こそ音の中へ……」という気持ちも大いにあったが、単に勝負事には負けたくない。
運動とかそんなに得意ではないけれど、負けられない戦いが、そこにはある。]

 うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ………!!!

[ゴミ一つないさらさらな砂浜に足を取られながら、全力で音の背中を追いかけた。

偶数:音の勝ち 奇数:央の勝ち 26(0..100)x1 *]

(355) ぶんちゃん 2014/06/21(Sat) 01時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 んなっ!!? カッティーーーーーーーーーン!!

[あっかんべーをされたり>>364
 「おいかけてごらんなさーい」と言われたり。

いや追っかけてるし、
それを言うなら「つかまえてごらんなさぁーい」だろ
とか思いはすれど、走りながら突っ込む体力はなく、
さらにはそれが女の台詞だということには、
残念ながらこちらも気付かないまま]

 ―― ぜぇ、ぜぇ……  っくは、  はぁー…… はぁぁぁ

[――敗北。

(嗚呼神様、
 こんな軟弱な身体だからてめぇはネコってろってことすか。
 俺のライトセーバー見てなかったんすか。)

と恨み言を吐くのは心の内。]

(375) ぶんちゃん 2014/06/21(Sat) 02時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

― ヲスノケツノアナ・ビジターセンター ―

[ぜぇぜぇと言っている自分を気遣ってか、
果敢にも完全に日本語通じないだろうスタッフに、
全部平仮名で脳内再生される言語が音の声で生成された>>365

「通じるのか」という不安は余処に、
漸くカウンターに身体を這い登らせると、マリンアトラクションの表が目に入る。]

 どれにするー?

[呼吸が整ったなら、
真面目に悩んでいる様子の音の顔を覗き込んで、]

 とりあえずこれとかどーっすかね? 

[指差したのは>>3656

異論がなければスタッフにガイドをお願いして、
その準備にかかった。]

(376) ぶんちゃん 2014/06/21(Sat) 02時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 そーそー!
 この透明な海を満喫したいなーって。んじゃー決まり。

[音も快諾してくれたので>>386
二人して潜水スクーターを指差してスタッフににかっと笑う。
補うように音が自身とこちらとを指差して指を2本立てると、
スタッフも「わかった」と頷いた。

それからヘルメットやらスクーターの扱いを軽くレクチャーされ、
船に乗って少し島から離れた場所へ。

これまで足のつかない水場には入ったことがなかったから、
少し不安ではあったけれど。

「ほんとの海が怖い」>>4:234と言っていたのを思い出して、
「楽しみだねー」と、
スタッフが撮影したらしいアルバムを見ながら音に声をかけ続けた。]

(405) ぶんちゃん 2014/06/21(Sat) 03時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

― 海上から海中へ ―

[ヘルメットが水に沈んでいく時に息苦しさを錯覚したけれど、
入ってしまえばなんてことはない。

ヘルメットから漏れる空気の音がほとんどで、
互いの声は聞こえなかったけれど、]

 きれー……だなぁ……。 なんか、かんどー……!

[透明な海水に差し込んで来る光、色とりどりの魚、
岩場にくっついてるイソギンチャクにサンゴ……。

人生観が、変わる気がした。

音の方を見てみると、「すげー!!」と言っているのがわかる。

あの晩見た笑いとは違って、内側からストレートに出て来た表情。
くすくすと笑った後、「すげーね!!」と
口を大きく動かしてこの感動を分かち合おうとした。*]

(406) ぶんちゃん 2014/06/21(Sat) 03時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

― 海中で潜水スクーター ―

[あの晩は星を見ている音を眺めていたけれど、
今は、水中で魚を見てはしゃぐ音を眺めていた。
あの晩と違って互いの声も聞こえないけれど、
そこにはもっと身近に感じる音がいて……。]

 きれーだ、 ほんと。

[海の色も、鮮やかな魚も、
それを見てはしゃぐ>>411音の瞳も――。

報われない日々の憂さ晴らしにと参加したオフ会だったけれど、
こんなに欲しいと願う人が出来てしまうとは。

「まだ出会ったばかりだから」
そんな言い訳が効かないくらいに、心は惹かれて。

視界の中心はいつしか、
海中の景色ではなく音の姿となっていた。]

(441) ぶんちゃん 2014/06/21(Sat) 14時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[あっという間だった。

ボンベの残量により、ガイドから浮上の指示が出る。
船に戻り、ヘルメットを外して開口一番、
音が大きな魚の感想を体いっぱいに表現する音>>412に、
愛おし気な目を向けた。]


 ねー!すごかった!!
 あんなでっかい魚、あんな間近で見たの初めて!!


[「そんな顔もするんだな、それも初めて見た」
とは言わなかったけれど、
これからどんどん新しい表情を知りたい、そう思っていて。

だから――、]

           ―― ッ 。

(442) ぶんちゃん 2014/06/21(Sat) 14時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[島へ戻る船上で、呼びかけられれば「んー」と返事をして、
次いだ言葉に絶句した>>413

救護室で「お友達から」を示唆されていたので>>7:+34
待つつもりだった。

いつまでだって待ってやる、と思っていた。
世界中二人きりじゃなくても、音の気持ちが余処に向いても、
自分が音を見つめていればそれでいいんじゃないか、なんて、
ちょっとストーカーじみたことを思ったりもして。

音の特別になれなくても、もう音は俺の特別になっていたから。]


    ……、    っ!!

(443) ぶんちゃん 2014/06/21(Sat) 14時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[言葉は何も出てこなくて、
こちらに寄りかかっている音の身体をぎゅっと抱きしめた。

誰に見られても構わない、
きっと人ごみの中でもそうしていたと思う。

顔を伏せる音の顔を覗き込んで、恥ずかしがってるんだと知れば、
嬉しさを顔いっぱいに表現して。
「ばか」という罵りも全然効かない。

だって今、
世界中で一番ハッピーなのは自分だと噛み締めていたから。


船を運転していたガイドが振り返って目が合い、
束の間ギョッとしたのが見えたけれど、

グッと親指を立てられたなら、
こちらもグッと親指を立ててバカみたいに素直に笑った。*]

(444) ぶんちゃん 2014/06/21(Sat) 14時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

― 夜・ヲスノケツノアナ島 ―

[島へ戻ると、はしゃぎ疲れてしまったのか、
コテージで少し昼寝をしてから夕食をとった。

夢見る貧乏フリーターには、未知の世界なリゾート豪遊。

遊んで、寝て、食べて、遊んで――。
その犠牲となったサイモンDを拝みたくなるくらい楽しくて。

だからもっと満喫したいと思い、
陽が沈んで暗くなった海に音と出掛けた。

昼間仲良くなったビジターセンターのガイドスタッフに、
クリアカヤックをコテージに繋ぐロープ、

それを長めにしてもらうよう頼み込む。]

(451) ぶんちゃん 2014/06/21(Sat) 18時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 ぷりーず、 おんりー とぅーぱーそん だけで 
  るっきんぐ すたー すかい
 
 だーくおーしゃん の上! ノンらいと!
 すたー びゅりほー! でしょ? ぷりぃー……ず。

[必死な願い出に、ガイドは「仕方ないな」と緩く笑って、
万が一の時の為のホイッスルを手渡しながら応じてくれた。

夜の海にクリアカヤックで漕ぎ出し、
コテージの賑やかさから少し離れた場所まで進める。

そんなに遠くは離れていないけれど、
昼とは違って真っ暗な海の上、
オールを引き上げて、点けていたランタンも消して――。

流石に夜の暗い海には不安な顔をしていた音の、肩を掴んで引くように、
そして自分の腹の上に音の頭を乗せたなら、
自身の身体も倒して夜空を見上げた。]

(452) ぶんちゃん 2014/06/21(Sat) 18時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

       わぁー……、  すっげー………!

[自分の視界の限界がもどかしくなるほどの、満天の星空。

季節柄、
帯のように星が集まって見えるのは天の川だろうか。

違ったとしても、
普段星空を見上げる余裕なく暮らしていた自分にとっては、
十分なほどの量の星々が見えた。]

 音……ありがとう。
 あの晩のことがなかったら、俺……
      この景色見らんなかったかも。

 あん時の星空も、音もすごい綺麗だったから……
  また見たいなって思って……――。

[腹に乗せた髪をさらりと指で梳きながら、
ゆっくりと身体を起こして音の髪に唇を落とした。]

(453) ぶんちゃん 2014/06/21(Sat) 18時頃

【人】 墓守 ヨーランダ


 分かってると思うけど、 言っとく。
   ――好きだよ。音のこと。

 欲しがってもらえるからじゃなくて、俺が音を欲しい。

 ――だから、俺のものにしてもいい?  ……かなで。

[ぎゅっと抱きしめて、
星の数と競うように啄むようなキスを。

音の着ていたシャツの裾から手を潜り込ませ、肌を撫でる。

見下ろす体勢ではクリアカヤックの下、
時折、夜光を放つ生物も見えた。]


  ……怖かったら、俺にしがみついて。

       絶対に一人になんかしないから。

(454) ぶんちゃん 2014/06/21(Sat) 18時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[臆病になっていた似た者同士。
それを払拭しようと今、一歩前進しようとしている。

船頭と船尾に浮きが付いているから、
多少の重心移動では転覆などはしなそうだけれど、
暗い海を見せながらではなく、星空を。

体勢を変え、音を組み敷くようにしてそう言ったなら、
唇を落とし、深く交わった。**]

(455) ぶんちゃん 2014/06/21(Sat) 18時頃

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ヨーランダ
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