21 ─明日も、薔薇の木の下で。
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/* ぎょうむれんらく
ひらがな りょうかい
みんな ありがとう
つづき がんばって
(+0) 2013/08/09(Fri) 01時頃
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ごめん…ハロルド……
[赤薔薇は嘘をつかない。 でも、全てを話してくれるわけじゃない。
ならば。
いずれハロルドがこの世界に来るというのは本当。 誰かに想いを込めたくちづけをするからというのは 話されなかった事実。
もしハロルドがここへ来るとしたら、 誰か別の人を好きになっているのだろう。
そうならないように彼は布石を打った。 それは自分しか愛さないでほしいという 自己中心的な考えから]
(+1) 2013/08/09(Fri) 08時頃
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いま思えば、ハロルドに恨まれた方がよかったかな。 そうしたらハロルドは 心置きなく誰かを愛することができる。 幸せになることができる。
[孤独と喪失に胸がきりりと痛んだ]
(+2) 2013/08/09(Fri) 08時頃
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[振り切ったはずの孤独が彼を襲う。
知らなければ憧れるだけでいい。 でも。 満たされることを知ってしまったから。 余計にひとりが怖くなった。
この恐怖から逃れる術は 再びハロルドを手に入れることだけ。 だけどそれは、 誰か他の人を愛したが故に この世界に来るのだろうハロルドには、 願えるはずがなかった]
(+3) 2013/08/09(Fri) 16時頃
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人はいつだってひとり…
[いつぞやハロルドに言ったことが そのまま自分に返ってくる。 壊れた玩具のように笑い、そして]
そう、俺はひとり…
(+4) 2013/08/09(Fri) 16時頃
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ー眠りの世界・自室とよく似た場所ー [声が聞こえる。誰かの話し声が]
[何処から?]
[近くから? 遠くから?]
[その声音が含んでいるものを知りたくて]
[彼はゆっくりと立つと、 扉を開けて 部屋から出ていった]
(+6) 2013/08/09(Fri) 22時半頃
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ー眠りの世界・廊下のような場所ー [聞こえた声は歌のようなものになり]
くろいねこ…?
[黒猫と言われて思い浮かべるのは パーカーをかぶったニーセンの姿]
(そういえば、謝っていなかったな…)
[赤薔薇に翻弄された苦い記憶。 でもそれをなかったことにはできない]
[彼は廊下を進む]
(+9) 2013/08/09(Fri) 23時頃
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あいが ひとを すくう
かみさまの ことば それは うそ
だって ひとは ひとり だから
とりつかい たちどまり いう
(+11) 2013/08/09(Fri) 23時半頃
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[愛が人を救う。 神様の言葉。それは、嘘。 だって人は ひとりだから]
…だって俺は ひとりだから
[ハロルドがいない寂しさから出た言葉。 彼はゆるく首を振り、さらに歩みを進めた]
(+12) 2013/08/09(Fri) 23時半頃
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あかい ばらの はなことば は
あいじょう
しんあい ではない
ゆうあい でもない
れんあい の あいじょう
こころ おもむくまま
あいし あいされる
それは あまい しあわせ
とりつかい それを もとめた
てのひらから すべりおちる しらずに
(+15) 2013/08/10(Sat) 00時頃
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[聞こえるのは、眠りに落ちた者の声。 見えるのは、現で煌めく者の姿]
(ハロルド…)
[歩く。歩く。永遠に終わらない廊下を]
(+16) 2013/08/10(Sat) 00時頃
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[ハロルドの様子>>118を視界に捉える]
聞こえてるよ、ハロルド。 俺も、もっと一緒にいたかった。
[しかし彼の声は届かない。 痛む胸を押さえて、目をつむる]
ごめん… かみさま、どうか はろるどに しあわせを…
[彼には祈ることしかできない]
(+17) 2013/08/10(Sat) 00時半頃
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フィリップは、手近にあった椅子に座り 現を眺めた**
2013/08/10(Sat) 01時半頃
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(ハロルドを撫でてやりたい)
[そっと手を空に。 ハロルドがそこにいるように、撫でるふりをする]
ごめんな、ひとりにして…
[虚しいひとり遊びは いつまで続いただろうか]
(+20) 2013/08/10(Sat) 22時半頃
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こわい こわい あいが ないの こわい
つらい つらい あいが ないの つらい
さびしい さびしい あいが ほしい
(+21) 2013/08/11(Sun) 00時半頃
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