人狼議事


84 Es 3rd -Test days-

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【墓】 保険調査 ライジ

―夜更け・藤之助宅前―

 ――ッ……なん、だ……?

[>>2:69不意に、ぐらりと視界が揺れて。

何事が起こったのか、自分でも理解しないままに。

ライジの意識は――、闇に飲まれた]

(+2) 2014/07/29(Tue) 19時半頃

【墓】 保険調査 ライジ

―芸術劇場跡―

 ん――、む……

[どれ程の時が流れたのだろうか。
目覚めて最初に知覚したのは、
頬に触れる、冷たい地面の感触だった。

頭が割れる様に痛い。
カリュクス宅から出た後の事は、
意識が濁り、鮮明に思い出す事はできなかった。

誰かに襲われたのか、其れとも――
自分に何が起きたのか、正確に把握し得ないまま、
ゆっくりと身を起こす。

鼻に付くケミカルな匂いやデジタルな騒音が聞こえない以上、
未だ自分は過去の世界に居るのだろう、とは推測できた]

(+3) 2014/07/29(Tue) 19時半頃

【墓】 保険調査 ライジ

[自分がいるのは何処かの廃墟のようだった。

黒々とした焼け焦げが、
不気味なシルエットとなって取り囲んでいる。
森へ向かう途中に見た火災現場跡に、
似ている様な気は――し始めていた。

   そんな折。]

(+4) 2014/07/29(Tue) 20時頃

【墓】 保険調査 ライジ

>――カトンゥド……ッ!!

[悲嘆とも悲鳴ともつかない叫び声が、
静寂を切り裂いた。

何事かとそちらへ向かう。
足元のビラがクシャリと音を立てて]

 蚊トンボ……?

[ケムシの姿に、思わずそんな言葉が口を付いた]

 ――さっきも見かけた気がするが、ナニモンだ、あんたは。
 此処に住み着いてる、魑魅魍魎の類なのか?

[これが東洋の神秘というものなのだろうか、と]

(+5) 2014/07/29(Tue) 20時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/07/29(Tue) 20時頃


【墓】 保険調査 ライジ

[>>+8地面に落ちた彼の異形が此方を見やる。
小さな体躯、背に生えた昆虫めいた羽根は
今迄見た事の無い、其れこそお伽話の登場人物の様な出で立ちで。

だが、赤い瞳は何処か――…同族を彷彿とさせた]

>>+9 言葉が通じるのか……
 いいや、俺が集めてるのは血ィくらいだよ。
 さっきは悪かったな。
 なんだろうと思って、つい――手が出た。

 あんたの主食は其れなのかい?

[好奇心に駆られるまま、ケムシの手にしたビスケットを指差す]

(+10) 2014/07/30(Wed) 02時頃

【墓】 保険調査 ライジ

 お前"も"って事は――、
 なかなかに苦労してきたと見える。

 安心してくれ、俺"も"ヒトじゃ無いんでね。
 バケモノ同士、仲良くやろうや。

[此の時代は、E'sをはじめとしし、
生物兵器が多用されていたと聞いている。
中には人を猫に変えてしまう様な
化学兵器が研究されていた事もあったらしい。

なればこそ、此の妖精も軍関係の被験体かも知れず。

にやりと笑い、己の牙を見せつけた]

(+11) 2014/07/30(Wed) 02時頃

【墓】 保険調査 ライジ

 しっかしこんな処で――……
 一体何を……

[今はとにかくケムシの警戒を解くのが先決だろうと考えて。
言いながら、目の前を飛ぶケムシへと、
鷹匠の様に腕を差し出した。

停まるかい?と、其れはそんな気安さで]

(+12) 2014/07/30(Wed) 02時半頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/07/30(Wed) 02時半頃


【墓】 保険調査 ライジ

[>>+13妖精の瞳が、丸くなる。
"血"という単語に反応したらしい]

 主食じゃない割に、
 随分其のビスケットが大事そうじゃねェか。

 大丈夫、取りはしねェよ。

[後方へ隠すケムシを見れば、
まるで取られまいとする子供のようだと苦笑して]

 ふぅん、其の赤い瞳、やっぱ俺らに近しい存在か……
 まァ、そんな所だな。

(+15) 2014/07/30(Wed) 03時頃

【墓】 保険調査 ライジ

 しかし其のナリだと――…
 あんたは違いそうだなァ。

[そう言うと、マジマジとケムシを見やる。
男が探しているのは、とある人物の先祖となる吸血種。
よもやケムシが人型になれるとは思い至らず。

徐々に後退りするように下がっていくケムシに、
安心させるように肩をすくめ]

 んな怖がるなって。
 
 お前とは初めて、か――あァ、初対面だ。

 もし他に俺みたいに血を好む人間を知っているのなら、
 教えてもらえるとありがたいが。

[たぶん、の語に含まれる違和には気付かずに。
きっと人の顔を覚えるのが苦手なのだろうと、
そんな推測をしたのだった]

(+16) 2014/07/30(Wed) 03時半頃

【墓】 保険調査 ライジ

[>>+17まずい、と言いながらもケムシの様子は何処か嬉しげで。

つい其の様子を見詰めていてしまった為だろうか。
>>+18ケムシがビスケットを此方へと差し出した]

 ――…ん、良いのか?
 じゃあまァ、お言葉に甘えて。

[半分のビスケットを受け取ると、一口のもとに咀嚼して。
指先をペロリと舐めた]

(+20) 2014/07/30(Wed) 04時頃

【墓】 保険調査 ライジ

 あんがとな。
 お礼に俺の血でも分けてやろうか?

 で、だ――…飲ませてもらわんでも良いが、
 ちょいとばかり、あんたの血をくれ。
 ほんの数滴で構わん。

[念の為、ケムシの血液も採取しておくか、と。
ほんの気まぐれから申し出る。

『宵待亭』に案内すると言われれば、
其処には行ってみたんだが――と、答えつつ、
ケムシの背を追っただろう]

(+21) 2014/07/30(Wed) 04時頃

【墓】 保険調査 ライジ

>>+22 まァ、おつまみって所か。
 しかし――、もらっちまって良かったのか?
 特別な物だったんだろ?

[既に腹の中には収めていたが、
先程のケムシの様子を思い出し。

やがて、劇場の出口が見えてくる]

 やっぱ、さっき見たあの廃墟だったか――…
 街はずれとは言えこんなでかい焼け跡が残ってるたァ。
 此れも戦争の傷跡ってやつかね……

[気を失い、何故自分は彼処で目覚めたのか――…
まるであの世とこの世を分ける境界の様だと、
あの時感じた物はなんだったのか。

そんな想いは表に出さず、世間話として語りかけ]

(+24) 2014/07/30(Wed) 04時半頃

【墓】 保険調査 ライジ

>>+23 えーっとな……知り合いの血縁者を探しててな。
 まさかあんたって事はあるまいが――、
 サンプルは多ければ多い程
 見付からなかった場合の言い訳になる。

[DNA鑑定の概念等無い此の時代に生きるケムシに、
何処まで伝わっているだろうとは思いながら――
其れなりに、内情を暴露して。

手に嵌めた白手袋を外し、
握った其れをケムシに差し出す]

 此れに数滴血を落としてくれりゃあ良い。
 代わりに俺の指でも齧ってくれ。

(+25) 2014/07/30(Wed) 04時半頃

【墓】 保険調査 ライジ

>>+26 俺もビスケットと同じ……?

[喰い物という事だろうか、と、的はずれな事を考えながら。
なんとなく、特別扱いしてもらっている様な気もして。
其れは其れなりに悪い気分では無かったかも知れない]

 いつの間に――…
 こんな曇ってたか?

[漆黒の闇の中。
先程まで見えていたはずの月が見えず。

不穏な空気に首を傾げる]

(+27) 2014/07/30(Wed) 05時頃

【墓】 保険調査 ライジ

 吸血種の火葬場――……

[禍々しい響きにゾクリ、と背筋が凍る。
不死の自分達に怖いものは殆ど無いに等しいが。
火は。火だけは。
最も身近な"死"であったから――…]

 あんたの仲間も此処で死んだのか……

 呼ばれたっちゃ、呼ばれたんじゃねェのか?
 そりゃあ、死んだ奴は戻って来ねェだろうが……
 以前、誰かが言っていた。
 想い出してやる事が、そいつを束の間黄泉帰らせる事だって。

[だから、こうして話をしてる間は
そいつが側に居るも同然なんじゃねェのかな、と
そんな慰めにもならない事を言って]

 仲の良い、奴だったのか――……?

(+29) 2014/07/30(Wed) 05時頃

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