62 Bye Bye CUCKOO'S NEST
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[少女に編まれた髪を握り締める。 やめて、と何度も言ったけれど きらきらの髪の毛が見えたからか 高い声に驚いたからか もしくは、その柔らかそうな小さな身体が ただ、ひたすら恐ろしかったからか。 吃音はいつもより酷く、 慣れぬ彼女にはまったく伝わらなかっただろう。
かろうじて、示されたリボンは青い方を指差して 握り締め続けた前髪は幾筋か死守したものの そのほとんどが綺麗に編まれてしまい 運転手の変わった助手席で、今も細かく震えている]
(23) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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[食べ物なの。 そう問われて必死に頷いた。 けれど、食べ物だから大事にしているのではない。 違う、大事にしているわけではない。
なんとか受け取ったパンをひとつ、膝にのせて 騒がしい背後の物音には、振り返らなかった]
う ………うう た うた な ななななん なん、の
[着替え、の声にも振り返らなかった。 そんなものは、知らない。 ペットボトルの中の水はゆらゆら揺れて 揺れて、揺れて おさげも揺れて、揺れて
再び、ダッシュボードで強かに額を打った]
(27) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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ふん…そうかよ…
…
…っつう…は…まったらしいな…
…
…はもうひとりの…てに…から…
まあしゃあねえわ…
…に…からどうこう…うつもりはねえよ…はさっさと…わらして…さえ…かせればそれでいい…
…
…だけで…くってんのも…れなもんだな…
…
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あ、ああああの ……えと
[次は、何処にいこう。 何処にだっていける。 でも、何処も知らない。 知らない。 何も知らない]
い いいい い 行きたい、とこ ない ……の?
[運転するイアンに、必死に問いかける。 青いリボンが、少女の金髪みたいにきらりと光った]
(37) 2014/03/23(Sun) 23時頃
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な ……ないの、か
[止まった車。 閉じていた窓を開けて首を出した。 風はそよそよと柔らかく、まとめられた髪は大人しく車内に留まっている。
外は暗い。広い。 けれど、明るい。狭い]
ほ ほほほ ほ……星
[薄い色の瞳が、星の光を反射した。 髪に遊ぶ星が、窓から無理やり空を見上げるたびに ゆらりゆらりと煌いた]
(49) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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こえるか…
…は…の…だ…
…
…を…しておいた…どうせ…してねえ…んだろ…そのまま…れれば…でも…する…んだろ…じゃあな…
…
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[リボン、と聞こえた。 無意識に露になった首を掻いていた指をとめ、 後部座席を振り返る。 きらきらが、細い指にからみついている。
小さな女の子は怖い。 壊れやすいから怖い。 違う生き物だから怖い]
お おおお お …同じ
[けれど髪をいじりながら、なんだか少し俯いているような そんな風に見える少女は 少しだけ、似て見えた]
(55) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
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か 髪っ あ あああああ、ん、安心、するから……
[少女が此方を向いた、気がした。 すぐに俯いたからよくわからない。 怯えているのは、そうだ。 その通りだけど、でも]
だ ……って おれ こ、ここここ 此処 こ そ、外 ……外、に い ……………ん、と いちゃ、いけな い
[窓を開ける。閉める。 開ける。閉める。 開け、閉め、開け 奇妙な音を立て、窓が半開きのまま動かなくなった]
(58) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
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お おおおおおおう おうち、って
[突如あがる悲鳴。 違う。違う。それは、今じゃない。 今じゃ、ない。
首筋をかり、がり、と掻き始める]
おうち、って 何、どこ お おおおおおおおれの おれ の おお おれの
[かり かり かりかりかりかりかりかり ――がり。 鎖骨の上あたりを深く抉った爪は、外に出て初めて赤く染まり そのあたりに多い幾つものしみが、 その原因が、また一つ*増えることとなった*]
(60) 2014/03/24(Mon) 01時半頃
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だ だだだ だ だって おれ おおお おれの いえ
[かりかりと掻き続ける手は、簡単に少女の柔らかい手に包まれるも 骨ばった腕は、力だけは強く 腕を、頬を、首を、 かりかりかりかりと掻き続ける。 車の中、血と、何か人の身体から出る匂いが混ざり]
お れ ……か、かかかかか かえ、り たく、ない
[俯いて、顔を隠して 頬に流れた血が、目から流れるもので薄くなっていく]
(70) 2014/03/24(Mon) 22時頃
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い いいいいいい いい いい、の 俺 だ だだだって
いちゃ、だめ、って
[デメテルの手の中で、男の腕が細かく震えた。 爪に入り込んだ血がデメテルの頬に飛び いっそ不気味なくらい澄み切った瞳が、 ぽろぽろ零れる涙の向こうで、優しい少女を見上げた]
あ あああ あた、ま ………撫で ……ぅ あ
[小さくなる声とともに、全身からも力が抜けていく]
(83) 2014/03/24(Mon) 23時頃
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……マ ま まま、 ママ、が
[ママは、こんな優しい手をしていなかった。 ママは、ママは
どんな、顔をしていたっけ]
ぁ う ………う
[手はだらりと垂れ下がり そのまま最後の砦である前髪へと伸びる。 扉が開き、増える重量に車体が揺れる。 ふらついた手。 尖った爪が、彼女を傷つけたかもしれず]
あ ああああ あ、 ああ あ り ……ぅう
[今は必死に、言葉を紡ごうと、肩を揺らして息をする]
(89) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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だ だだだい じょ ……う、ん
[促されれば、後ろへ向かう。 外に出ることは頭に浮かばないから。 少女よりは随分と大きい図体で、座席の上をなんとか乗り越え後部座席へ。 外は暗い。 星は、今は見えなくて、窓の開け方も忘れてしまった]
だいじ じょ ぶ、だから
[右手はいまだ震え、それを左手で抑え込みながら。 開かない窓にはりつく。 星を探して、朝日を、*探して*]
(98) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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