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28 わかば荘の奇々怪々な非日常
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[遠ざかっていった箱は>>140 ネコの鳴き声を聞くと206号室の前に移動し始めた。
カチャリ
音を立てて扉を開けば灰色の猫が見えた]
にゃーう?
[鳴き声を真似ながら、しゃがみこむと、灰色の猫の頭に手を伸ばした]
(@30) 2013/09/05(Thu) 23時半頃
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やっぱり猫には分かるのか
[>>161 灰色の猫の様子に目を細め、擦り寄せられている額をくりくりと撫でた]
これが欲しいのか?
[首を傾げながらキャットフードの箱を提示する。 割とお高い銘柄のそれは灰色の猫の目にはどう映っただろうか]
部屋入っても大丈夫なのかなー どうなのかな?
[猫に尋ねるなんとも微笑ましい姿がそこにあった]
(@32) 2013/09/06(Fri) 00時頃
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そうかそうか、欲しいか
[>>176 灰色の猫の頭を一しきり撫でると手を離して灰色の猫を抱き抱えた。 世にも珍しい空中浮遊する猫である]
お邪魔しまーす
[人の部屋にお邪魔するのに躊躇はない国谷は、病沢の部屋に勝手にお邪魔することにした]
(@36) 2013/09/06(Fri) 00時半頃
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―206号室―
ふぅん、お皿は何処かなー
[箱は適当なところに置いて、猫は抱き抱えたままにキッチンでこの子の皿を探すこと5分]
お、これかな?
[それっぽいお皿を取り出すと、床に置いて灰色の猫も解放した。 キャットフードの封を開き、ばりばりと口を開けるとザラザラとお皿に移していった]
んー、値段が違うと何が違うのかな
[お皿に適量入れると輪ゴムで口を閉じて箱に入れて猫の届かぬ台の上に箱を置く]
ほーら、お食べ―
[そうして床に膝をつくと、灰色の猫が食べだすのを観察していた]
(@37) 2013/09/06(Fri) 00時半頃
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ふぅん、旨いか?
[>>204 勢い良くキャットフードを食べる灰色の猫を見て目を細めた。 病沢に何をプレゼントしたら良いか分からなかった結果買ってきたものらしいが気に入ってもらえたようでなによりだった]
そう言えば、名前はなんてんだろ
[猫の反応はどうだったろうか。 猫が喋るわけでもないが、名前があればそちらで呼んだ方が良い気がして――]
ん?
[>>200>>201 男の大きな声が聞こえる。 悲鳴にも似た、でも非なる声]
さっきから一体なんだ?
[ベランダの方かと窓に歩み寄り、窓を開けて外を見れば黒い髪の裕が飛び降りようとしているところだった]
(@38) 2013/09/06(Fri) 01時頃
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おーい、危ないぞ!
[声を掛けるが裕と植頭に国谷の言葉が聞こえることはないのだ。 止めに行こうかとベランダを離れようとした時、見えたのは>>210 ジャニスの手だった。
首を傾げる。 どうにもあれから風でも起こっているのか服が"逃げて行こうとする"。
パーカーの帽子を深く被り、国谷はその光景をただ見つめていた**]
(@39) 2013/09/06(Fri) 01時半頃
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[ >>245 声が聞こえた。
自分を呼ぶ声が。
世界で一番綺麗だと思った翠の瞳の女の子。
守りたいと思った存在の声]
今、行くよ――
[206号室から204号室へ。 国谷は一陣の疾風となり、文字どおり世界最速で白栖の側に駆けつけた]
(@42) 2013/09/06(Fri) 21時半頃
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―204号室―
[暖かな風がそよぐ。 最初はゆったりと、それは国谷が204号室に現れれば一寸の春一番となった。 風を纏い、座り込む白栖の隣で停止するとその頭に手をのせようと腕を伸ばした]
助けにきたよ、俺のお姫様
[その声が伝わることはないだろう。 然れど側に居ることは伝わるだろうか]
(@43) 2013/09/06(Fri) 21時半頃
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[>>#7 消え逝く黒い霧を見送る。 見送る国谷の表情は呆けたもの。 #8 その言葉が胸に深く突き刺さっていた。
どこか遠いところで、自分のために泣いている人が居る気がした――]
(@45) 2013/09/06(Fri) 23時頃
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ここの…が…あなたを…う…だと…っているんですか…
ここの…が…あなたを…う…だと…っているんですか…
…は…そんなに…ませんか…
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