28 わかば荘の奇々怪々な非日常
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[「ゆっくり話しなさい」という言葉>>133に、 整理しようとする焦りを撫ぜられた心地になった。
あまり話をするのは得意ではないから、 ゆっくりと、ゆっくりと……。
初見が話すのをじっと聞いて>>134、驚いた。]
……見えるん、……ですか? 青年って……その人――。
いえ、あの……、えっと。 「いる」……います、よね。 よかった……。変な子だと思われるかと……
[前置きを含め、初見の誠実な答えに安堵し、表情が弛んだ。
ほっとしたのか、 出してもらった湯呑にようやく視線が落ちる。]
(146) 2013/09/05(Thu) 23時半頃
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(茶柱……。)
[いいことがあるかもしれない。 両手で湯呑を挟むようにして持ち一口、 コクリと、緊張して渇いた喉を潤した。
そして初見から訊ねられると、湯呑を手の中でころころと弄びながら。]
……幽霊になっているってことは、 きっと国谷さんはもう……。 あっ、私が会った幽霊さんが、国谷さんって言って……!
よく、未練があるから留まるって本なんかには…… 彼も……何かあるのかなって思って。
力になってあげられないかなって……、思うけれど。
(149) 2013/09/05(Thu) 23時半頃
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[姿も見られない、 声も聞けない非力な自分に何が出来るだろうと。]
それと…… 彼とは別の話ですが。
――不気味な声を、聞きました。 「たいせつなものをこわしたい」って、女の人のような。
このわかば荘に入るとき、少し怖い噂を聞きました。 全部が全部本当かはわかりません。
先生は何か、知って……?
[国谷の力になりたい。 不気味な声が怖い。
そう訴えるような目を、 眼鏡の位置を直しながら問いかけてきた、初見に向けた。]
(153) 2013/09/05(Thu) 23時半頃
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[今まで特に親しく接していた訳ではないのに、 初見から掛けられる言葉は、戸惑いや不安を包み込んでくれるよう。
更に、解きほぐしてくれるようでもある。
少しずつ解されて、国谷の名前を出した時、 初見の表情が動いたような気がしたと思えば>>165]
やっぱり…… 国谷さん。 見える人にとっては、普通の人と変わらないんですね。
(……少し、羨ましい。)
[先の話の、一緒に茶を楽しんだという青年は彼だった>>166と知り、 羨ましく思ってしまう。
けれど「未練」という言葉を聞けば、 そんな羨ましさは吹き飛んで。]
(190) 2013/09/06(Fri) 00時半頃
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『源氏物語』全部は読めてないけど、 いくつかは……。
[昔は病人が出ると呪いだとか憑依だとか、
そういった「オカルトめいたものが原因だ」 と、することがあったらしいことは知っていた。
初見の気遣いは気付かないまま、 「国谷も放っておけば物語の中のように」と思うと、 尚更どうにかして早く助けたいと願って。
それが、 「顔も声も知らないままの別れになるかもしれない」 ということは、この時は一切頭にはなかった。]
(193) 2013/09/06(Fri) 00時半頃
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[初見の口から管理人という言葉が出て>>167、 言われてみれば、 誰よりもこのわかば荘に詳しいのは彼だ、と。
そして忠告まで聞き終え、]
ありがとうございます。 急にこんな話をしたのに、親身になって聞いてくれて。
先生、……優しいんですね。
大学の先生って、頑固者が多いのかと勝手に思っていました。 ごめんなさい。
[決心の色を翠に宿した目で、ふふ、と笑った。]
(194) 2013/09/06(Fri) 01時頃
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[両手の間で弄んでいた湯呑に口をつけ、 飲みやす温度になった茶をコクリコクリと飲み下す。 初見からもらった、誠意ある言葉と共に。]
それじゃ私、……管理人さんを探してみます。 本当に、ありがとうございました。
それとお茶、美味しかったです。ごちそうさまでした。
[ぺこりと頭を下げ、立ち上がって扉へと向かった。 そして扉の前で振り返り、]
また、お話しにきてもいいですか? 先生のお部屋、面白そうな本が沢山……。
[微笑みながら今一度頭を下げ、部屋を出ようと。]
(196) 2013/09/06(Fri) 01時頃
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[国谷もあの声の主も、根底では同じ>>167。 それならば、あの声の主もどうにかしてあげたいと。 何ができるだろうか、と。
頭で考えては分からないから、 何か知っているかもしれない管理人を探すのが一番。
ただ怖がっていた先ほどとは違い、 やるべき事がわかっているのが、これほど心強いとは。
再び三毛猫に対峙し>>#0、 女の声を聞いても>>#1、 その声のした方向へと翠眼を向けて、 まるでその女の亡霊が見えているかのように、じっと見据えた。
「貴女の未練は何?」と、問うように。]
(212) 2013/09/06(Fri) 01時半頃
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― 二階廊下 ―
[管理人階下に降りようとした時、 何人かの大声を聞いて肩がビクッと跳ねた。]
な、に……?
[思わず漏れた言葉はその場に投げ捨てて、 声のした方へと歩き出す。
けれど、それはゆっくりとした歩みだったから、 途中で駆けつけたジャニス>>210に追い抜かれてしまった。
ジャニスの後を追って部屋に入ったなら、 複数の人が既に部屋の中にはいて。]
(220) 2013/09/06(Fri) 01時半頃
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[最奥では、 一見では誰だか分からなかった越智と、植頭が見えた。]
どうしたの? なにが……
[ぼそぼそと口の中で呟く声、 この騒ぎの中で拾う者はいないだろう。**]
(222) 2013/09/06(Fri) 01時半頃
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― 204号室 ―
[女の哀しい声>>#2に反応するかのように、 それを聴いた途端にぷるぷると全身が細かく震え始めた。
背を伸ばして真っ直ぐ立っていることが出来なくなり、 身体を竦めて、自分を抱く。]
――にや、さ…… くにや、さん たすけて……
[持っていたメモ用紙を見て思い出し、 室内にいるとも知らず。
繰り返し、繰り返し。 か細い声を上げながら、ついにはへたりと床へ座り込んだ。
けれど、未だ彼の声も、姿も見つけられずにいる。]
(245) 2013/09/06(Fri) 20時頃
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[彼女の未練、彼女の思念、
彼女の記憶>>#3>>#4>>#5>>#6が、
身体の内側の「何か」を突く。]
―――…おか、 さ……ん
[ぽろぽろと、翠から透明な珠が溢れ落ちた。]
(246) 2013/09/06(Fri) 20時頃
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[蘇ってくる。
笑顔だった母が、 だんだん笑わなくなったのが。
クラスメイト達の冷たい視線が。 その背後に立つ大人達の、汚物を見るような瞳が。
構ってくれなくなった、父の背中が。
業火を背負い、腹の上に跨って首を絞め上げる、
母の 鬼のような
けれども哀しそうな顔が―――。]
『ご………めっ ……ね?』
(247) 2013/09/06(Fri) 20時頃
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[声を聴いた瞬間、はっと意識が現在へと戻った。
自分の手を見る。 握る。 開く。
顔を上げる。部屋の中を見渡す。
病沢と女の会話する声。 それと、こちらを見る、渋い顔をしたジャニス>>231。
きょろ、と翠を動かす。
そして―――。
彼の立つ方向。 その双眸へと、濡れた翠を止めた。**]
(248) 2013/09/06(Fri) 20時頃
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ここの…が…あなたを…う…だと…っているんですか…
ここの…が…あなたを…う…だと…っているんですか…
…は…そんなに…ませんか…
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