人狼議事


64 さよならのひとつまえ

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視点:


がお…の…だ…


【人】 保険調査 ライジ

─ 深夜の屋上 ─

[十文字の声が聞こえても、今度は心臓は跳ねなかった。
 たぶん今は、そんなもの超えてしまっているのだろう。]

 あー、悪いな。
 こんな最後の最後に、寮則破らせちまって。

[缶コーヒーを投げ渡す。
 声も、冷静なままのはず。]

 月が綺麗ですねって、あれ、夏目漱石だっけ。
 あと、死んでもいいとか……利政に、前、教わったんだ。

[そう話しながら、東棟の屋上の端、ギリギリで校庭が見える位置まで、十文字を誘導してゆく。]

 けど、やっぱ俺には、そういうまどろっこしーの向かねーわ。

[指差し、示すのは、校庭に描かれた月。]

(4) 2014/03/29(Sat) 01時頃

【人】 保険調査 ライジ

[他が消されていたか、まだそのままかは分からないけれど。
 そこにある石灰の月は、半月ではなく、満月に書き換えられている。

 そして、その上に───]

(5) 2014/03/29(Sat) 01時頃

【人】 保険調査 ライジ

[  おまえがすきだ

 新たに書き加えられた文字。

 それから、背に隠していたスケッチブックを取り出し、表紙を開いて十文字に見せる。]

 これ。

 俺がもらっていいんだよな。
 他のも、まとめて。

(6) 2014/03/29(Sat) 01時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/03/29(Sat) 01時半頃





…お…の…が…みたい…




…ありがたいおことば…




…があなたに…よきお…を…けてくれるでしょう…


【人】 保険調査 ライジ

 いつって、今日の昼。
 他も何冊か見たけど、全部、俺だった。

 なに、俺ってこんな風に笑ってたんだ。

[手にしていたスケッチブックをぱらぱらと捲り、閉じる。]

 捨てねーよ。
 明日、全部寮に送る。
 そんで、練習きつくて辛い時とか、そうじゃねー時なんかにも、見る。

(16) 2014/03/29(Sat) 01時半頃

【人】 保険調査 ライジ

 ……さよならは……

 俺だって、そうだった。
 こんなの誰にも言えるわけねーって。
 だから何も言わねーでさ、どうせまた野球ばっかの毎日送ってれば、すぐに忘れんだろーって。

 けど、今を逃したら、俺、ぜってー後悔する。

[>>+4自分より少し高いところにある瞳を見つめようと、顔を上げる。]

 どうしたらって、それ、俺に聞かれても困るんだけど。

[顔を上げたまま、困ったように小さく笑う。]

 それとも、やっぱ俺も、博みてーに叫ばなくっちゃダメかな。
 魔性だとか、近付いたら妊娠するとか、ひっでーことばっかり言われてるみてーだけど、それでも俺は、好きだって。

 ついでに言うなら、謝るつもりもねーし。

(20) 2014/03/29(Sat) 02時頃

【人】 保険調査 ライジ

[視線がずらされる>>+5と、ついこちらも逸らしてしまった。
 途端に、糸が緩んだか、今更のように鼓動が早まり、顔が、耳の先まで堪らなく熱くなってきた。]

 ……んとに、いつのまに描いたんだよ。

[あんな無防備を晒していたのか。
 まさか他に見せてないよな、大丈夫だよな。]

 ぁ、何……?

[出せ、と言われたとおり、前に出した手は、暗がりでは分からないかもしれないが、やはり赤く色付いているし、きっと、少し汗で湿っている。]

(22) 2014/03/29(Sat) 02時頃

【人】 保険調査 ライジ

 知らねーよそんなもん。
 けど、そう思わせる何かがあったんじゃねーの?

[>>+6何故かなど、分かるはずがない。
 けれど別に今更知る必要もないと、放り投げ]

 ……わかった。

[叫ぶのは、ハリセンが怖いのでやめておいた。
 というか消灯過ぎているのだから、いくら何でも拙すぎる。]

(24) 2014/03/29(Sat) 02時頃

【人】 保険調査 ライジ

 お前が遅いんだよ。

[>>+7軽く唇を尖らせ、抗議する。
 一般的男子高校生は、はたしてどちらを支持するところか。]

 うるせーよ。
 もっと早くに気付かせてくれてりゃ、こんなギリギリになって告白する必要もなかったんだよ!

[>>+8ここまでくると、我ながら逆ギレ甚だしい。
 だが、彼の性癖を知った時、どうにもできそうにないと思っていた想いに、微かな希望が生まれたというのは確かで]

 ……嬉しかったけどな、俺は……

[両手を広げたまま、ぽつりと零して]

(27) 2014/03/29(Sat) 02時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[その声とほぼ同時に、手の中に落ちたリストバンド>>+9に、目を丸くする。]

 これ……

 え、お前やっぱ……気付……ッ

[卒業証書の筒の中に、リストバンドを放り込んでいたことに、やはり気付かれていたのだろうか。
 動揺に視線を彷徨わせながら、ネイビーブルーのそれを、強く握りしめ]

 分かった、連れてく。

[寮まで、などではない。
 これから先、二軍、一軍……ずっと。]

 ずっと大事にする。

(28) 2014/03/29(Sat) 02時半頃

【人】 保険調査 ライジ

 ちげーよ。

[ずっと>>+10と言われ、短く否定する。]

 多分半年前くらいまでは、俺も、その……あっち側、勝手に囃し立てて、人の気も知ろーとしねーでキモイとか言っちまう、そういう側。

 ……つかマジで嫌いだったんだよ、ホモ。
 小学校の頃、この名字のせいでからかわれたことあったから。

[長くなるから、聞きたければ後で説明すると前置きし]

 だから、なんでかよく分かんねー。
 けど多分、何かあったんだろ、なんかが。

[誰にでも優しいとか、話しやすいとか。
 けれどそれは何か違う気がする。]

(31) 2014/03/29(Sat) 03時頃

【人】 保険調査 ライジ

 い、いや何でも!

[>>+11本当に気付いていないのか、わざとなのかは分からないが、この件は、10年後まで保留にしてしまおう。
 しかしこのネイビーブルーのリストバンドを見るたびに、卒業証書と一緒に眠る、深緑色のリストバンドを思い出してしまいそうだ。]

 なんでも……

 ………。

[顔を覗き込まれ、声が途切れた。
 言葉にする代わり、頷く代わりに、一歩前に出て、距離を詰める。]

(33) 2014/03/29(Sat) 03時頃

【人】 保険調査 ライジ

 ……もしそうだったら、多分、好きなってねーわ。

[>>+12イメージしたのは、よくネタ画像で使われている、ツナギの男だった。
 だから、あれはないと断言する。]

 高校三年間の授業じゃ、こういうもん、全然分かんねーよなー。

[恋愛は、知識や理屈じゃどうにもならない。

 距離が近付けば、15cmの身長差が際立った。
 ずっと「野球が恋人」と言ってきた身に、彼女などいた例しはなく、しかも自分より高い相手に、この両腕はどうすればいいのかと戸惑うが>>+13]

(37) 2014/03/29(Sat) 03時半頃

【人】 保険調査 ライジ

 ぅ、ゎ。

[抱きしめられるままに、背中へと腕を回した。
 バッテリーを組んでいたエースと、抱き合って喜んだことは何度もある。
 けれど別に、それで何かを感じたことはない。
 ただ喜んで、抱き合っただけのことで。

 こんな頬が熱いとか、胸が苦しいとか、経験が無さすぎて目が回りそうだ。
 丁度肩口辺りにある鼻には、十文字の匂いが届く。
 何で、こんないい匂いなのだろう……と思いかけて、全力で荷物を運んで汗をかいた後、着替えすらしていなかったことを思い出し、かたまった。]

(38) 2014/03/29(Sat) 03時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[硬直した身は、名前を呼ばれたことで、またフッと力が抜けた。
 かわりに、涙が滲むかと思った。
 いつもとは違う呼び方だった。
 名前で呼んでくる友人は少なくないし、球団への登録名も「頼児」にしてもらってはいるけれど、こんなにも、胸に響いたことはない。]

 すす、む……

 俺の方こそ、その、ありがとう

[絞り出すように声にして、瞼を閉じ、広い背中に回した腕に力を込める。
 広いのに、自分より少し薄くて、何だか不思議な感覚だ。

 腕の力が抜け、目を開ければ、すぐそこに十文字の顔があった。
 吐息がかかるほどに、近い。]

(39) 2014/03/29(Sat) 04時頃

【人】 保険調査 ライジ


 ……す

[これ以上触れてしまったら、離れるのが尚更辛くなってしまう。
 野球より、彼をとってしまうかもしれない。

 だから、もう離れなくては───


      ───いや、違う。]

(40) 2014/03/29(Sat) 04時頃

【人】 保険調査 ライジ

[これは、約束だ。

 遠く離れても、今夜のことはけして忘れない。
 前を見て、進み続ける。
 そしていつか、この夜のように、夢を現実にしてみせる。

 その為の、さよならの前の、約束だ。]

 ……丞……、……

[緊張で、十文字を掴む指先が震える。

 そういえば、以前女子が、食堂で話していた。
 キスしやすいのは12cm差だと。

 それより、3cmほど、差が大きいのだけれど……───**]

(41) 2014/03/29(Sat) 04時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/03/29(Sat) 04時頃





…おれのしろ
…さんきゅ
とつぜんいっても…おこんなよ


…でんででんで…


【人】 保険調査 ライジ

─ 翌朝・バス前 ─

[十文字に預けられたドラムバッグを肩に提げ、一度、バスの中に入った。]

 おー、いた。

[そこで、結局昨夜も会うタイミングを逸してしまったクラスメイトと、ようやっと遭遇することができた。]

 怜二、これ。
 何かかれこれ1週間くらい借りっぱなしなってた、悪い。

[申し訳無さそうに差し出したのは、ずっと返しそびれていた4色のボールペン。
 遅延損害金として、ちょっと塩っぱい男の梅飴も1個つけておいた。]

 眼鏡、そこらに置きっぱなしにしてんじゃねーぞ。
 またな。

[ドラムバッグを隣の席におろし、短い言葉をかけてバスから降りる頃には、そろそろ忘れ物を取りに行った十文字も戻ってきているだろうか。*]

(61) 2014/03/29(Sat) 14時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/03/29(Sat) 14時頃










…って…がだよ
…ってから…るから

ああ…そうだ
…の…れたらあけといて…





…よし…めた


…るの…
…の…な…



そうだお…すげ…

お…にだから…うけ
どあれから…けい
っこも…つけてねえ




…ごめん


…けなくてごめ
ん…





あとで…っ
ておわびしに…く…




…をつけてな


…いいぜ…
…れるといいな…


【人】 保険調査 ライジ

─ 深夜の屋上 ─

[+174月間近とはいえ、深夜の風はまだ冷たい。
 なのに今は、こんなにも熱い。
 顔が近すぎて……いくら暗いとはいえ、これでは、顔が耳端まで赤くなっているのが分かってしまうかもしれない。

 もう一歩踏み出せば、軽く爪先立ちすれば、きっと届く。
 けれどたった3cmが踏み切れない。]

 …………。

[手指の力を弛め、唇を固く結び、浮き上がりかけていた踵を、再び地に着ける。]

 ……延長戦、だな……

[あと一歩の覚悟を得る為に。
 はにかんだ笑みを、十文字へ向けた。]

(87) 2014/03/29(Sat) 19時頃

【人】 保険調査 ライジ

─ 翌朝の校庭 ─

[いつもより遅い時間まで起きていたせいか、緊張していた為か、部屋に戻ると、電池が切れたかのように深い眠りについた。

 目が覚めたのは、メールの着信>>+19を受けてから。
 飛び起きて、着の身着のままで向かった先に、十文字の姿があった。


 まだ消されていない、不格好な満月の上の文字の傍らに、もうひとつ言葉が増えていた。]

 ───ッ、ばか。

 おまえ、はずかしーことしてんじゃ、ねーよ……ッ!

[嬉しいのか恥ずかしいのか綯い交ぜになって、自分のことを棚上げし、真っ赤になった顔を掌で覆い隠そうとして]

(88) 2014/03/29(Sat) 19時頃

【人】 保険調査 ライジ

 ……、え?

[「忘れろ」>>+19という言葉に、掌はすぐ離れ、軽く固まったまま十文字を見上げた。

 やはり、これは忘れなくてはならないことなのか。
 おそらく自分に、そんなことはできない。
 だから、否定を口にしようとしたのだが……]

 ………

[続いた言葉を理解しきるよりも先に、距離が詰まる。
 昨夜よりも、もっと近い。

 足りなかった3cmが埋まる。]

(89) 2014/03/29(Sat) 19時頃

【人】 保険調査 ライジ

[ほんの、瞬きするほどの短い間。
 初めて触れた唇は、硬いのか柔らかいのか、比較対象を知らないので分からない。

 乙女でもあるまいに、見開いたままの目から涙が零れた。]

 ───ばか。

[唇が離れて、真っ先に出た言葉が、それだった。]

 そんなん言われたら、すげー頑張るしか、ねーじゃんか。

 つーか、何だよその、我慢できなかったら……って……
 会いに来る……って…………

(90) 2014/03/29(Sat) 19時頃

【人】 保険調査 ライジ

[多分、今、すごくみっともない顔をしている。
 とてもじゃないが見せられたものではないと、十文字の胸元に顔を押しつけ、隠した。
 涙の染みくらい、そのまんま持っていけ。

 我慢なんて
 今だって、もうできそうにないのに

 けれど、進むと決めた道がある。
 立ち止まるわけにはいかない。
 前を見て、進んで、その先にあるものを掴む。

 段ボール一杯のスケッチブックも、耳に届いた名を呼ぶ声も、触れ合った体温も、すべて。
 その為の糧として、邁進する。

 一欠片たりとも、忘れなどしない。]

(91) 2014/03/29(Sat) 19時頃

【人】 保険調査 ライジ

 ……約束、だからな……ッ!

[今度はこちらから、踵を浮かせて唇を寄せる。
 やはり、ほんの一瞬のこと。

 これくらいしておかないと、本当に、すぐに我慢できなくなってしまいそうだったから。
 強く、気持ちを切り替える為の、約束の口吻。*]

(92) 2014/03/29(Sat) 19時頃

【人】 保険調査 ライジ

─ バス内 ─

 そういうわけにもいかねーだろ。

[無事に受け取られたボールペン>>+44に、フッと笑う。]

 とーるに?
 あぁ、一応そのつもりではいた。
 3年間、あいつには世話なったしさ……。

[こっちも色々、それなりに面倒かけられた気もするが、それもいい思い出のひとつ。]

 にしてもお前、あいつと、結構仲良かったんだな。

 伝言サンキュー、あいつにも、お前のこと伝えとくよ。

[笑顔を向け、ひらりと手を振りバスを離れる。
 そして、見送りの輪の中へ混ざっていれば、漸く十文字が戻り、睦井>>7の声が、彼にかけられた。*]

(93) 2014/03/29(Sat) 19時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[ノートを十文字に返す睦井を見ていると、何故だか、胸が詰まった。
 まさか……との思いもあったが、彼の口から「友達になりたかった」>>9と出されれば、それで今は、納得した。
 けどやはり、それだけではないように映る横顔に、苦く、眉根を寄せそうになった矢先───星が散る。>>10

 おまっ……それ持ってたのかよ!

[ずるいぞと笑いながら。
 散った星のひとつを摘み上げた。]

(94) 2014/03/29(Sat) 19時半頃



…げ…

…なんだけどな…
…こわくて…った
ことね…けど…なゆ
たなら…ぶのかな…


なんか…つかね…


【人】 保険調査 ライジ

[>>+29敬礼する十文字に、ゆるい敬礼を返しながら、口の中だけで「またな」と小さく呟いた。

 想いはもう、桜の樹下で伝えきった。
 これ以上口を開くと、今度出てしまうのは、ただの我儘になってしまいそうだったから。


 去って行くバスを、見えなくなるまで見送ってから、静かに寮へ引き返す。

 メール>>+31に気付いたのは、その時。]

 あい、つ……ッ!!

[バス前で、他の寮生達には見せまいと堪えていた涙が、また溢れ出す。
 零れる前に、自習室に駆け込んだ。]

(99) 2014/03/29(Sat) 20時半頃

【人】 保険調査 ライジ

─ 自習室 ─

[パーティションの裏側で、椅子には座らず、身を隠すかのように隅の方にしゃがみ込み、改めてスマホの画面を見つめた。

 ネイビーブルーの中に描かれたボロボロのミットは、とても見覚えのあるものだった。
 中学の頃から使い続け、高校2年の時に新しいミットに買い換えた後も、何かにつけて使っていた。
 なかなか捨てることができず、ずっと傍らに置いていた。
 球団から新しいミットがもらえるからと、一度は、捨ててしまおうと決めた。
 けれどあの後、やはりあれは、捨ててはいけないものだと思い返し、不要箱から回収しようと思った。
 けれど、そこにはもうミットはなかった。

 一昨日、十文字が貸して欲しいと言っていたのは、この為だったのかと……。

 返信しなくてはいけないのに。
 画面が滲んで、触れる指先が震えて、うまく文章を綴れない。]

(100) 2014/03/29(Sat) 20時半頃





…それ…

ほんたい
お…ってるなか
だだらずっと…っ…てろ

ずっとだ…しにすふ
ありがとう



…いつにも…して…だらけな…を…やっと…ったのは…のこと…


ライジは、送信ボタンを押した後、慌てて、もう一通。

2014/03/29(Sat) 21時半頃












…きだ



…の…を…れるか…れまいか…ったが…やっぱりやめた…


保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/03/29(Sat) 22時頃







…の…たけど
…っぽだし…も


ちゃんと…と…
…ってった…


じゅ…もんじ…
…しめさか…




にきまってんだろ…ばか…

しあわせになんね…と…こそ…だからな


ひもいや…
…しめさか…
…の…



…り…たできたみたい…
また…じゃね…んだ…その…
でも…その…ちょ…してた…また…したいってさ…
また…ってやってくれよな…
…も…と…したいし…
ほいじゃ…で…



…もいい…れたか…


もしいいのがあったら…の…と…わせて…か…えね…かな…


【人】 保険調査 ライジ

[絡み合わせた約束の小指>>+51は、まだその感触を覚えている。
 軽く唇を寄せながら、なんだこの乙女はと、自身にツッコミをいれた。
 実際、8月24日は、乙女座になるのだが。

 腕には、昨夜からずっと、ネイビーブルーのリストバンドがつけっぱなしで、ジャージの袖から除く覗くそれを見るたび、十文字のことが思い出せた。]

 あっ。

[そこにひとひら、淡い桃色の花弁が舞い落ちた。
 髪の毛にでもついていただろうそれをつまみ上げ、目を細める。
 あいつの、黒い髪にも、もしかしたらついていたりしないだろうかと……

 ……肝心の、校庭の文字を消すのを忘れていたことを思い出すのは、もう少しだけ後になる。]

(113) 2014/03/29(Sat) 22時半頃



…は…


…こっちあん
の…なもんだ
と…ってたのに…







…めねえの…
じゃあしく…
あけといて…

こわくて…く…ね
えっつの…く…は
…だ…ねばもろと
も…

お…がえろほん…
んでんの…たことあ
んの…われたの
でちょっと…けた
…い…




…みやげ


…て…ってる
…い…したから


あ…なるとの…れ
た…だまって…うか
…けあって…


【人】 保険調査 ライジ

[自習室には、どれくらい隠っていたろう。
 とりあえず顔色が平常に戻ったら、いつもより遅い朝食を食べに行こうと思ってはいるのだが。

 床に三角座りしたままスマホを弄り、月と、猫と、桜と、そしてミットの絵の画像を繰り返し表示させては、にやける口元と手で覆う。
 我ながらなかなか気持ち悪い。
 もしこんなところを十文字に見られていたら、嫌われていたかもしれない……などと思い、ホッと安堵の溜息をつきもした。

 放送>>2を聞いたのは、その頃。
 付け加えられた言葉が、昨日の屋上での出来事だということは、容易に想像できた。

 ……彼らは大丈夫だろうかと、僅かに目を伏せた。]

(123) 2014/03/29(Sat) 23時頃



…なんだ


…すんならもらっと
けばよかったかも…
…で…に…こ


【人】 保険調査 ライジ

─ →食堂 ─

[山本と白辻にメールしてみようか、もう寮を離れた紐井屋にはどうしようか、歩きながら考えてるうちに、食堂へ着いてしまった。
 今日もまた、定食マスター保科とは会えなかった。

 明日には寮を離れてしまう彼のことを考えていたら、指は勝手に、定食のボタンを押していた。]

 おばちゃーん、ごめん、特盛で。

[うっかり普通盛りを押してしまったので、食堂のおばさんに変更を頼む。
 トレーの上に乗せられたのは、てんこ盛りの豆御飯、豆腐ハンバーグ、目玉焼き、生野菜、味噌汁。
 あと、オマケだと、唐揚げを2個もらった。]

(128) 2014/03/29(Sat) 23時半頃

そ…
…だから…うけど…は…か…き…し…まれたんだよね…


そ…


【人】 保険調査 ライジ

[スマホの壁紙は、十文字から貰ったミットの絵に変えて置いた。
 これなら誰かに見られても、何の違和感もないし、何より自分が見ていたい。
 御飯を食べながら、傍らに置いたスマホの画面をちょくちょくと覗き込み、そのたびにやけそうになる口元を誤魔化すように、おかずを頬張る。]

 ンぐっ!

[そのスマホが、メール着信>>+67をつげたので、危うく唐揚げを喉に詰まらせるところだった。

 ソワソワしつつも、返信文に頭を悩ませてしまうあたり、メール慣れしていない。]

(141) 2014/03/30(Sun) 00時半頃



…けなさい


そん…は…のうばい
あいだな…じ…で…
…たくなかったらち
ゃんと…けとくこと…



…もやだ…の…う…

…あんま…ったことない
かも…のなら…ある
…お…は…

つか…めしすっげ…なに
それ…


【人】 保険調査 ライジ

[用もないのに、あまり返信したら、鬱陶しがられやしないだろうか。
 大体、これからやらなくてはならないことも多いだろうに。
 そもそも何を送ればいいのか。
 経験不足が痛い。]

 あっ利一。

[口をもごもごさせながら考え込んでいたら、コンビニの袋を持った睦井の姿が見えたので、返信は保留し、ゆるく手を振った。]

(146) 2014/03/30(Sun) 00時半頃

【人】 保険調査 ライジ

─ →4-Mへ ─

[食堂で、睦井と幾つかの言葉を交わした後、増えた荷物を片付けるべく、寮母のところへ行き新しい段ボール箱をもらい、部屋へ戻った。

 そこにはもう、十文字の荷物は残されていなかったが、不思議と、さほど寂しさは感じなかった。

 遠く離れてしまうとはいえ、さよならをしたわけではないし、きっと、また遠からず会える日が来る。
 それに……]

 ……ったく、本当に、いつの間に描いたんだよこれ。

[ベッドの下から引きずり出したスケッチブックを開き、1ページずつ、丁寧に目を通す。
 ラフ画から、細かく描き込まれたものまで色々。
 十文字が言っていたとおり、やけにうまく描けている寝顔が、とんでもなく恥ずかしい。
 仕返しのひとつもできないのが、何だか悔しい。
 こんなことなら、彼が貧血を起こして倒れている間に、額に「肉」とでも書いておくべきだった。]

(152) 2014/03/30(Sun) 01時半頃



…てめこのぅ…



…すまじ…
…でも…さぬぞ…

なんてね…しゃ…ないべ…
この…とみんな…しいしな…
ので…は…け…りませぇ…ん…




…の…



…は…
なゆたんの…が…になる…
なんなら…の…も…

…は…より…




…のみなさま…



そんなわけで…の…にてお…ちいたす…

…げたら…
…ふぉっふぉっふぉっ…


【人】 保険調査 ライジ

[見終わったスケッチブックは、箱に詰める。
 1ページずつゆっくり見て、しかもたまに止まったり、戻ったりするので、その作業はものすごく鈍い。
 ただ詰めるだけであるのなら、5分とかからない作業なのに、おそらくは、ゆうに1時間以上経過している。
 表情も、弛んでみたり拗ねてみたり、照れてみたり、ちょっと目を逸らして赤くなったり忙しなく、とてもではないが他人に見せられるようなものではない。]

 これ、何冊か持ってけねーかな……

[大きなものは寮へ送るとして。
 B5サイズのものならば、持ち歩けないだろうか。
 ああでも、バスや電車の中で見たら、きっとにやついてしまう。
 けれど持ち歩きたい、どうしようなどと悩んでいたら、また今日も、山本からのメールが届いた。]

 ……そーきたか。

[内容を見て、小さな笑いが漏れた。]

 あいつ、本当に、周りを楽しませる天才だな。

(160) 2014/03/30(Sun) 02時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/03/30(Sun) 02時頃






…の…

あいつらの…はいつから…りになったんだ

…する




…だってさ…



…もあるのに
…くから…したら…みたいで…

そういや…ちゃんと…してるか…
…ぼけ…のままにすんなよ…



…って

ごめんなさい…いてません…
お…やっぱ…てしててもしてなくても…な…








ほうほう…やはり…を…うべきか…
…もつけて…り…してやろうぜ…

あ…それと…いそびれちゃったから…で…い…

…はな…とかおかしい…みたいに…われてさ…
…できなくも…それって…らの…だべ…
…きなもんを…す…なんか…にないし…なんか
…ろんとか…のやつも…ごと…されたみたいで…ついたべ…
…いたら…ってた…

…に…かれたくないから…しくしとかなきゃ…ぶるぶる…



…さくたろ
…の…

ふたりに…を…って…く



…らいじ


…けた…らなくてすまん


【人】 保険調査 ライジ

[山本へのメール送信後、またスケッチブックを詰める(見る)作業を再開していると、案外早くに返信があった。]

 ??

[何がナイスなのか。
 よく分からなかったが、本文を開いて理解した。
 小熊と保科にひそかに詫びた。]

 あれ、まだ……

[それだけかと思ったが、スクロールバーは、まだ本文が続いていることを示していた。
 指を滑らせ読み進めてゆくうちに、少しにやけ気味だった表情が、だんだんと真摯なものへ変わっていった。

 食堂や他で囁かれていた噂から、大体のことは察していた。
 けれど、改めてそれが間違いでなかったことを報されて、何も出来なかった自分が歯痒くて、悔しくて、唇を噛んで顔を顰めた。]

(174) 2014/03/30(Sun) 02時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[内容が、かなりマイルドにされていたことは知らない。
 しかしこれでも十分に胸が痛い。
 直接聞いてしまった山本の心中は、推し量りようがない。
 普段、あんなに陽気に振る舞っている彼が、あんなに……。

 どうすべきか。
 返信画面を開いたままで、指はずっと止まっていた。

 そこに今度は、白辻からの短いメールが届き、その内容に硬直し、掌に汗が滲んだ。]

 わ   すれて た

[硬直したまま、急いで返信文をつくる。]

(177) 2014/03/30(Sun) 03時頃



…だって…



…ったもん…
やだ…の…なんてどこの…も…ってくんないしょ…

…にしたら…の…も…ってやる…




…ありす



すまない…に…る…

それと…から…の…いた
…かった


ありす

…あいよっ…



お…さすが…
どすこい…とごっつぁん…になるから
その…り…まえて…って…げてね…

あと…さんに…の…がけは…わないんじゃないかしら…


そ…

…あったよ…
…は…にばら…くと…の…ってことで…ってたから…にしてくれてるんじゃないかな…
…に…けてもらったか…を…て…い…すと…いよ…
お…しみに…


【人】 保険調査 ライジ

[白辻のメールに返信した後、そういえば何で、あれを書いたのが自分だと分かったのかと、少しだけ首を捻った。
 そして、すぐに思い当たる。
 昨日、自分の次にラインカーを使ったのは白辻だったし、文字を消す段階になって「これだけ残してくれ」と言ったのは、他でもない自分じゃないかと。

 どうしよう、更に追加された文字の主まで特定されていたら。
 いや、昨日の件を本気で怒ってくれたらしい彼にならば、知られたとしても、問題はないと思った。
 むしろ、伝えるべきなのだろうか……そこは悩ましいところ。]

(180) 2014/03/30(Sun) 03時半頃





…すまないやらかした

すまない…の…
…し…れてた
ありすが…いて…して…れた
…なのはしってるづぽい
お…はどうか…からない



…にやってるか…


…で…が…だから
これから…の…に…れてってやるよ

ところで…って…
あれ…もう…でいいんだよな…



なると
…い…なんて…ったことないよ…

も…
いい…しかないから…なるとが…べ…
…になら…せるよ…

それか…どんなのがいいか…あったら…に…すし…
…の…は…したら…るよ…


そ…
…の…ならまだ…いじゃん…の…いたら…ずかしいよな…
ちょ…

…しくない…おっかしいな…
…な…の…だよ…




…いやちがう…



…でないと…にもならねえ…
…の…の…めんな…
っても…むつりんのよりはましだけど…

…しゅっで…さっさっさっ…
って…えただろお…
…か…にもよるけどなあ…
…とか…とか…




…みやげ


まじで…やった…
…りに…く…




…ばれている…



だ…と…

なんて…ちゃんと…してもらったから
だいじょう…

…ろん…あの…しすぎて…には…だ…
なぜ…とか…とか…いていかなかった…
…うちの…ろんがこんなに…しいわけはない…みたいなやつ…




…の…


おぬし…
またよからぬものに…をかけるつもりか…

…これから…を…れて…かけるゆえ
…に…に…うように…るでござる


【人】 保険調査 ライジ

[先に十文字への謝罪を送り、再び、山本のメールを表示させる。
 読み返すほどに、胸が辛い。
 浮かれてばかりいる自分が情けない。

 何度も画面に指を滑らせては、消し、入力しては消しを繰り返す。
 文章構成力の無さが恨めしすぎる。]

 ……ったくこの体育会系!

[自分に怒声を浴びせつつ、勢いよく立ち上がると、部屋を出た。
 足早に廊下を進みながら、メールを打つ。]

(187) 2014/03/30(Sun) 04時頃







…がある
…どこにいる


【人】 保険調査 ライジ

[階段に着いたところで、またスマホがメールの着信を伝えてきた。]

(困んねー……のか?)

[明らかに男同士だと分かる内容。
 ただでさえ、十文字はあの掲示板で中傷されていたというのに。
 また、何か書かれかねないだろうに。]

 ………。

[なら自分はどうだ、困るのか、困らないのか。
 立ち止まり、考えて、2分後に結論が出た。


 ───丞となら構わない。]

(188) 2014/03/30(Sun) 04時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/03/30(Sun) 04時頃




…も…じゃ…



…とか…もっと…んねえよ…
やり…しは…りだぜ…
…は…ままにやっておる…
そうそう…は…となゆたんがご…です…

…な…なにその…り…
なら…むのも…すんべ…






…すまないやらかした

…かった…っておく

…かれてるだけかもしんけど…
…もお…とならばれてもい…か…つてる




…ちゃ…ん…



なんだなんだ…
…と…にいちゃったりしちゃってるの…
…んだぜぇ…さんよお…
お…は…たちのもんだぜ…
…あの…でお…しみください…

でもそっち…でかまんべよ…








ごごごごめんんんんん…やっぱ…に…った…
あいつらだってちょっとふざけが…ぎただけかもしれんし…
お…からも…るべよ…

…の…み…じゃなければ
…の…にいる…




…だがしかし



その…たちの…に…い…げつけられそうな…です…
…は…が…ない…

…の…になんかそんなのがあったべよ…
…とか…やだ…しに…っちゃうぞ…






…ってたらしい

ちょくせつ…してはないけど
…てに…けすって…し
…せ…きであの…かいたの…だって…ってるし

…から…めるつもりはないけど
お…となら…なっても…わないか…ったて…か
たぶん…お…のことで…つけない

やじの…つや…つや…つくらい…えられないようじゃ
やってけね…よ


【人】 保険調査 ライジ

[十文字へのメールを送ったタイミングで、山本からの返信があった。
 明らかに勘違いしているらしい文面に、申し訳なく思いつつ]

 屋上な。

[その誤解も、直接話して解けばいいと、階段を駆け上がっていった**]

(195) 2014/03/30(Sun) 05時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/03/30(Sun) 05時頃




…れ…めが…



ちみ…いのになぁ…
…は…の…
ちなみにやつら…になる…

…んどくと…にこと…らねえぞ…
まあ…うの…ずかしいかもだけどな…
…ふぁいと…


ライジは、屋上で山本を見つけ、まず口にしたのは謝罪の言葉**

2014/03/30(Sun) 05時半頃





…おはえすぱ
…さっきろうかからおくった…めっせ…




…なんでおれも…


…けに…ってもらったからい…

…りから…げてたけど…げんの…れたから…き…うことにした…
あの…に…てくれてありがとう…にも…しく…
おれは…れないけど…さっちゃんが…って…たらいいなと…に…ってる…




…い…い


そ…



…むっちゃん…


ねこ…とか…いや…でもいいけど…はないんですか…


【人】 保険調査 ライジ

─ 東棟屋上 ─

 朔太郎!

[到着し、その姿を見つけると、駆け寄った。]

 朔太郎悪かった。
 俺、ろくに事情知らねーで、何で話せねーんだよって、勝手に拗ねて。
 ありすの話も尤もだとは思ったけど、納得できたのかってと、やっぱできなくてさ。

 ……あの後、食堂で、大体の事情は察せたんだけど、そうだよな、あんま話したいもんじゃねーよな。
 なのになんか、説明させちまって……
 悪い。

[あのメールをしたためている時の山本の心中を思うと、苦しかった。
 もし居合わせたのが自分だったらどうしていたろう。
 居たたまれなくて逃げていたか、馬鹿らしいと流したか。
 それとも、彼のようにぶつかっていったか……それは、できなかった気がする。]

 でもってその、サンキュー、な。

(210) 2014/03/30(Sun) 12時頃



…だってえ…



やだよ…あのこ…いなくお…ちゃん…してくるぜ…
…さを…しての…してくんだからな…

うるせえい…げ…とりやがってえ…
…やべ…えねぇ…

よくそんなで…かったな…
…にゅうが…ごくり…


【人】 保険調査 ライジ

[付け加えた礼の理由は、言わなかった。
 柵に寄って校庭を見下ろせば、白辻の手によって、満月と文字は消されていた。]

 写真、撮っときゃよかったな。

[自嘲しつつの、小さな呟き。]

 ……あー、もうそんな時間?
 わかった、行こう。

[自習室へとの言葉に頷くと、山本とともに、屋上を後にした**]

(212) 2014/03/30(Sun) 12時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/03/30(Sun) 12時頃




…すんなよ…



もう…くらいたってるべ…
つまり…そんだけ…びてるべ…

たのしみに…おまちしてます

そかそか…
…なこっちゃねえんだろうけど…
…も…い…えねえけどさ…

…れ…







い…の…ていれ…
…かもしれない…


【人】 保険調査 ライジ

─ 屋上→ ─

 そー、か……。
 なんか俺、全然分かってねーのな。

>>214自身の感情だってままならないのに、他人の気持ちを察しようなど、難易度が高すぎた。

 山本の声はいつものように明るいけれど、食堂での睦井との話>>221>>222を思い出せば、その奥にあるものを、つい探りそうになってしまう。
 分かったところで、自分には何も出来ないのだろうに。
 不甲斐なさに、少し俯く。
 けれどあまり沈んだ顔ばかりしていると、また山本に余計な気をつかわせてしまいそうで、すぐに視線を校庭へ投げた。
 大きく振られるトンボ>>211が見えた。
 それが白辻だと気付くと、礼を言うように、大きく手を振り返した。*]

(224) 2014/03/30(Sun) 14時頃

【人】 保険調査 ライジ

[山本が部屋に鋏を取りに行っている間、彼が呟いた「綺麗だなあ」>>217という言葉について、考えていた。

 そういえば彼は、よく「綺麗」という言葉を使う。
 屋上から見た風景のことか。
 咲きかけの桜のことか。
 もっと他の何かへなのか。

 ただ、その音は、いつもより深くて柔らかに響いたから、きっと、彼が見たその「綺麗」なものは、彼にとってとても大切なものなのだろうと思った。]

 ッし、行こうか。

[鋏を持った山本が部屋から出てくれば、また連れ立って、自習室へと向かう。
 歩いている間、自分にとっての綺麗なもの……大切なものについて、考えながら。*]

(225) 2014/03/30(Sun) 14時半頃



…えて


…ついたけどす
ぐに…つかんね…
…どの…




…え…

…は…く…
つか…したって…
いたけど…か…


【人】 保険調査 ライジ

─ 自習室改め山本理髪店仮店舗 ─

[山本の、立ち入り禁止令にはちゃんと従っていたので、彼の部屋の中が、今どういう状態なのかは知らない。
 大方、足の踏み場もないのだろうと、勝手な想像はしていたが。

 自習室に着けば、理髪店開店の為の準備を手伝って出た。
 邪魔な机と椅子をどかし、パーティションの位置をずらし、主役達の登場を待つ。]

 なー、朔太郎。

 サンキューな、いつも。

[何故彼が、こんなに毎日イベントを開きたがるのかは分からない。
 けれどこのお陰で、また思い出が増えてゆく。]

(228) 2014/03/30(Sun) 14時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[さて断髪式が始まれば、少し離れた椅子を陣取り、スマホのカメラを起動させた。
 きちんとした写真はきっと明智が撮ってくれるだろうけれど、寮を離れた面々にも、今の状態を少しでも早く伝えてやろうと。]

 ……あれ、こんで撮れてんのか?

 まーいいか。

[思えば、ビデオカメラなど、間違って起動させたことくらいしかなかった。
 スマホ所持者でありながら、アプリも碌に入れていない。なめこも抜かなければ、パズルもしない。
 単に、高校入学時、初めて買ってもらったケータイが、既にスマホだったという理由なだけだ。]

(229) 2014/03/30(Sun) 15時頃







してる

…まくりな…な…が…っている…
…しかも…に…いぶん…の…より…きいかもしれない…




…あ…


…のやつに…つ
けられたかもしんな
いのか…
でもも…ちょい…す


【人】 保険調査 ライジ

[談話室に、シャキシャキと響く鋏の音。
 この音も、もうすぐ聞き納めになるのだろうか。

 定良と小鳥谷は、新たな地でどんな生活をはじめたのだろう。
 紐井屋と十文字も、そろそろ着いた頃だろうか。
 そういえば、十文字の新居がどこなのか聞いていない。
 聞いたところで、遠く離れてしまうことは確定事項だし、知ればきっと、なんとかして会おうとしてしまいそうな自分がいる。
 無理なのは分かってはいるが、遠い西へ旅立つ前に、せめてもう一度だけ]

 ……何も返せてねーし、俺……

[そっと、僅かだけ袖を捲り上げ、リストバンドを指で撫でた。]

(237) 2014/03/30(Sun) 16時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[頭ひとつ大きな背丈は、大勢の中でもよく目立った。
 皆に優しくて、よく気配りする奴だと思った。
 3年になり、同じ部屋になった。
 締坂の歌を聞いて、絵を描く十文字の姿を見ながら、よくベッドで腕立て伏せをした。
 それぞれ好き勝手なことばかりしてるのに、楽しかった。

 比較的早く寝てしまう自分とは逆に、あいつはいつも遅くまで起きていた。
 夜中に目が覚めると、まだ机の前にいたということもあった。

 ペンを握る大きな手を、真っ直ぐに紙を見つめる横顔を。
 眠っているふりをしたまま覗き見た。
 少し丸まった背に忍び寄り、抱きしめたい衝動に幾度も駆られた。

 ───寮室でも、屋上でも、桜の樹下でも、抱きしめられるのは自分ばかりだったから。
 遠く離れる前に、もう一度だけ会えたなら、今度は自分が抱きしめたい。]

(238) 2014/03/30(Sun) 17時半頃

ライジは、鋏の音を聞きながら、時折、リストバンドを弄っていた**

2014/03/30(Sun) 17時半頃


保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/03/30(Sun) 17時半頃




…つからなかったら


…うから…そん…は
どれ…うか…に…
んでくれね…んで…
ていれも…えて…










ん…んの…










…ってから
…く…ちゃんが
んばって…










…くなってごめん…
…の…も…
に…ってくれるとう
れしい…



…くけど…
なんかいる…




…に…ったか…


あの…すごいたくさんいるな…
…すぐなくなったよ
…もすごく…んでた
ありがとう
あとで…も…せてもらう




…は…してたから…


保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/03/30(Sun) 21時頃


そ…

らいらね…
…しい…してるっていうそ…
…わりにあん…


【人】 保険調査 ライジ

─ 断髪式 ─

[先程撮ったムービーを自分でも確認してみたら、ブレブレもいいところだった。
 しかも主役達の声より、自分の呟きの方がはっきり音として残っている。]

 やっぱ俺じゃダメだなー。

[あまりのひどさに苦笑を浮かべていると、早速、定良からダメ出しのメールが来た。]

(253) 2014/03/30(Sun) 21時半頃







うん…じぶんでもみた…ひどかった

ぼうずにしたら…になる…ね…よ




…やっぱ

…で…るのお…な…
…で…たら…どうなん
のかすげ…
…ね…もん…つかお…と
…してると…
りなくなる…えたい







そっか…じゃあなで
…わるかと…ってた
…ん…いよ…でも
…いかも…
…でいなか…





…そ…

…あんがと…は…なしで…む
…から…の…で…する…と…への…


【人】 保険調査 ライジ

─ 食堂でのこと ─

 いや、ちょっとな。

>>221睦井に指摘され、スマホから指を離す。
 切り替わった画面に表示されるのは、ネイビーブルーに描かれた、ボロボロのミットの絵。
 そして話が昨日の喧嘩のことに及ぶと、少しだけ真摯な表情を浮かべ、箸を置き]

 ……出してねーよ。
 あいつらにも止められたし……なんか俺、あちこちに世話かけっぱなしだよな。

 喧嘩の原因は、想像はついてっけど、実際どうなんだかは知らねー。
 うん、あいつらもいたな。

[余計なことは、極力伝えないでおいた。
 原因はおそらく想像通りで間違いないのだろうが、ここで想像だけで話してしまえば、白辻の行為を無にするし、あちらこちらで噂を振りまいていた連中と同じになってしまう。]

(271) 2014/03/30(Sun) 22時半頃

【人】 保険調査 ライジ


>>222山本の様子について聞かれた時、少し考え、確かに違和感があると思ったが]

 そーか。

[気のせい、と返されたので、それ以上は何も話さなかった。*]

(272) 2014/03/30(Sun) 22時半頃

【人】 保険調査 ライジ

─ 断髪式 ─

 ……へ?

[白辻の登場>>263には、一体どこからそんな声が出るのだと面食らった。
 こういう時、咄嗟にカメラを向けられない自分が哀しい。

 そういえば、こういう場にはいつもいて、カメラを構えているはずの姿がない。
 単に遅れているだけだろうかと、メールを送ってみることにした。]

(274) 2014/03/30(Sun) 22時半頃







…もうはじまってるぞ
さくたろうから…いつてないか…








…は…に…かない

…じゃなくて…からし
それ…
いやだよまりも


【人】 保険調査 ライジ

[メールを送信し終えると、隙を見るようにして、白辻に近寄った。]

 ありす。

 寄せ書き、世話かけた。
 ありがとう。

 それと、昨日の話も聞いた。
 碌に事情もしらねーで、あんな態度とって、悪い。

 それと、な……

[ひときわ声を潜める。]

 ……丞からも、礼言っといてくれ言われたから。
 ありがとう、な。

(281) 2014/03/30(Sun) 23時頃

さくたろ…


なると…
…わかればよろし…

わかってくれたら…いよ…ゆるしてあげる…
…に…わないかもだから…で…ってく…


そ…
でも…らいらね…

…だけで…り…くよ…ってろよ…

あ…は…の…くらいにぼくが…に…したやつだよ…


り…

らいじの…も…
わかった…おくる…

ごめん…たから…い…は…


【人】 保険調査 ライジ

─ 断髪式中 ─

 ……俺じゃもしかしたら、なかなか消せなかったと思うから、やってくれて助かった。

[残しておけるのであれば、残しておきたかった。
 しかしそれは無理なことというのも承知。
 だから、代わりに消してくれた彼には、労力以上の感謝がある。>>292
 喧嘩の件にしても、何にしても。
 自分はやはり、周りから助けられてばかりだ。
 甘えてばかりだ。]

 ……いや……

[礼を言うのはこっちなのだからと返そうとするが、続けられた秘やかな声に、言葉は止まる。]

 ………ん。
   うん……。

[まずいなと思った。
 平静を装ったつもりではあるが、多分、赤くなってしまっている。*]

(302) 2014/03/30(Sun) 23時半頃




…なし
…てめ…
ろっくだな…このやろう


ひもいや
…だよ



いや…でもちょっと…しいかな…
だんだん…なくなってるし…


【人】 保険調査 ライジ

[とりあえず、目頭を拭うふりをして、片手で顔を隠す。
 ハンカチがあればもっと上手く隠せたろうに、一体どこに行ってしまったか。

 鎮めようとしていた為、近付いている歌声に気付くことはなく]

 ……ぅわッ!

 あ、樹央か。

[歌とともに開けられた扉>>294に、かなりいいリアクションをしてしまった。]

(305) 2014/03/30(Sun) 23時半頃



…わかった


ありがとな
りょ…


らいじ…
…ごめん…

…た…が…かった…
…なんだ…






…まりまりもりもり

だからまりもはよせ…
かみもそめない…

…られるようになるように…る






…ごめん

そうか…
…ったけど…に…しされた

…の…


ひもいや
…は



ほしなとこぐま…
…はいま…しとる…




…おごる


…ってんの…い
いな…どこでも…け
んじゃん…


【人】 保険調査 ライジ

─ 断髪式後 ─

[外出中らしい明智に代わり、スマホで何枚か写真を撮ってはみたのだが、どれもろくでもない写りだった。
 とりあえず、そこそこマシなもの数枚は、欲しいという者達にその場で送った。

 それから、残りのスケッチブックを片付ける為、部屋に戻る。]

 …………

[普段、メールの返信になど無頓着で、用が済めばそれでいいと思っているのだが。
 ちゃんと送信されているか確認してしまう自分に、少し呆れた。]

(313) 2014/03/31(Mon) 00時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2014/03/31(Mon) 00時頃


らいじ…
…へっただなぁ…

ぼくがいないんだから…わりにちゃんと…ってくれないと…


ひもいや
…うんそ…そ…



なかなか…だよな…しくなるし…
そいや…ひもいやは…どこいんの…


【人】 保険調査 ライジ

─ 断髪式中 ─

 いいリアクションーじゃねーよ!

[しかしお陰で、ちょっと赤らんでいる理由を「驚いたから」で誤魔化せる。

 紐井屋の眼鏡を包んでいたはずの、変なキャラクター付きハンカチは、どういう経緯か締坂の手の中にあった。
 しかも濡れているっぽい。]

 つか何でお前が俺のハンカチ持ってんの?!
 とりあえず、それ俺んだから返せ。

[一応、返却要請はしておいた。]

(331) 2014/03/31(Mon) 00時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[続いて行われた小熊の断髪式の様子は、もうムービーは諦めて他に託し、写メだけにした。
 それも正直、上手く撮れているとは言い難い。]

 つーか樹央が変な替え歌歌うから!

[ぶれた理由を責任転嫁。]

(337) 2014/03/31(Mon) 00時半頃



…しかたねえなあ…



そんなに…にみつぎたいのか…むつりん…
…ねえから…さずもらってやろうぞ…

…へいき…
…は…の…ってやつだろ…
…してくれて…


たまちゃん
…ぷりん…

…の…げっとしたよ…




…いやじゃ…



しにたくない…

…が…に…がるなら…それも…がるかもしれんべ…
つって…ないなら…にとは…わんし…
…して…れよ…

…は…からお…めでぇす…
じゃな…


【人】 保険調査 ライジ

 まーどうせ粗品ハンカチだけどな。

[締坂>>336から湿ったハンカチを受け取ると、無造作に畳んで、そのままジャージのポケットに突っ込んだ。]

 そー、俺の。
 なんかどういう旅をしてたんだこいつは……。

[入江>>349から話を聞くと、小さなタオルの旅路に、少しだけ思いを馳せた。]

(353) 2014/03/31(Mon) 01時頃



…お…の…


やっぱ…で…て…
…の…でもいいか
ら…たい…

…はここ…たら…
える…るのつ
かれてきたし…

…ね…の…そうい
う…そういやしたこ
となかったな…

…け…める…
ものなくなってきた





…ぜんぶ…
…それは…すげえ
がっつで…くうぞ






…へっただなぁ…

わるかったな…

…やはり…ている…




…まるな


…いつ…るかわかん
ね…
えば…

…ってたの…
かなかった…


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