人狼議事


93 Once upon a time...

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【人】 MNU機関 ジャニス

[秋の夜、月の夜、跳ねる玉、子猿と子犬の、愛嬌の声。

 月が傾いて、空が白んで、夜が明ける。

一睡もせずに総仕上げを決めるのは
公演まで日取りが残っていないからだ。
―――…間に合わせなければ、と、気が急く。]

 明るい曲目を、……… ね。

[去り際に、ニコラス>>50が口にしていた希望を思い出す。
跳んで・跳ねる・飛び切り明るい演目が良い。
客先まで気持ち踊り跳ねるような、夢の演目を――――、]


 ……… 狼なんて、恐くない。

[無意識に、ポケットに触れた。
猟銃ほどの長さもない、ポケット・サイズの、お守り。
父から受け継いだ、それは、"誰かを護る"為のもの。]

(115) 2014/10/10(Fri) 22時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

――― 翌朝 ―――

[そして、一睡もせずに迎えた翌朝。
玉乗りも大分、様になった子猿と、蛇を連れ立って、テント前。

二人分で織り成す泣き声>>90>>106は、聞き慣れないもので。
緊張感に敏感なのは獣も同じで
腕の子猿も、蛇も、まあるい目を、揺らしている。]

 どうしたの。

[虚を突かれた、問いの最中にも、鼻を突く。深い血生臭さ。]

 血、……

[団員の人集りから、聞こえる、団長が死んだと言う事実。
公演はどうする。 人狼が。 交錯する声に、立ち尽くす。

その、男の腕から、するり、子猿が逃げた。
小走りに駆ける先は―――… ブローリン>>77の足元。]

(120) 2014/10/10(Fri) 22時頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 22時頃


【人】 MNU機関 ジャニス

[蛇の口は、緊張感漂う、人波に、しゅるり、咽喉を鳴らす。
十八番の声を出さないのは
男自身の、余裕のなさに、他ならない。

泣き声に、手を伸ばすニコラス>>116の姿と、スージー>>114の姿。
一瞥をくれて、無意識に、指が胸を撫でた。
覚えたざわつきを留める為に。]

 そう、公演は……… 続けない、と。
 シェロのこと。 ありがとう、良い子、だったよ。

[腕を離れた子猿に対する評を、かろうじて、告げた。
重石の付いたような足取りは、現実を直視しに
シーツの掛けられた死体の傍に寄った。

血の溜りを避けずに、膝を着く。]

(129) 2014/10/10(Fri) 22時半頃



うまかった…
…うまかった…


【人】 MNU機関 ジャニス

[丁度、傍にいた、ニコラス>>128の手許。

捲れたシーツに、団長のかおが、見えた。]


 ……………


[守れなかった。
それを口にするのは、あまりに烏滸がましい気がした。
唇だけが動く。 声には、ならなかった。]

(130) 2014/10/10(Fri) 22時半頃

ジャニスは、ザックとフィリップは何処に居るだろうと、ぼんやり、考える。

2014/10/10(Fri) 22時半頃


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/10/10(Fri) 22時半頃





おれは…か…



おおかみか…


かせたのが…しい…
…じゃあ…べちゃう…



…なんてね…ねぇ…そうだなぁ
…にはね…はどちらにも…えるよ

…の…も…の…も…どっちも…ってる



べたら…うまいのかな…



どっちも…
…は…どっち…


【人】 MNU機関 ジャニス

[―――…耳に届く泣き声が、徐々に、安らぐ。

華形のざわめきと、裏方のざわめき。

 公演を中止に。

そう告げる声も少なからずあったが
団長の意向>>84が幸をそうして、大きな声にもならない。]

 ………… 弱ったな。

[青褪めた顔を、持ち上げた。
奏者>>136の、どこか力強いこえに、ふっと、弱るのは表情だけ。]


 葬いに、……… 曲を、変えたら、怒られてしまうね。


[――――… 生前の、団長はそんな人物だった。
頷きを重ねて、血に濡れた膝ごと、身体を持ち上げた。]

(140) 2014/10/10(Fri) 23時頃

わからない…なぁ
…にはあんまり…しそうには…えないけれど



…どっちに…える…


そうか…



おれは…は…おおかみだと…うよ…
きれいな…きれいなおおかみ…


【人】 MNU機関 ジャニス

[再度、シーツに隠された団長の表情は、もう見えない。
ただ、身体がそこに在るという現実感だけを
確かに残す膨らみに、視線を落とした。

公演を、続ける為に、徐々に団員の姿がばらけてゆく。]

 『分かっているとも。』

[気を、無理やりに、落ち着かせる為に。
血の匂いに興奮している蛇の口を介して、呟く。
―――場を離れる前に、まだ涙声のペギーと、エフェドラに、目。]


 本番、……… 楽しみにしている、ね。


[告げて、現実から離れる、一人と一匹。
―――…人殺しが、テントの中に。
団員のざわめきの中から拾い上げた一言が、耳から離れなかった。指先は、また、ポケットの、お守りに触れる。]

(149) 2014/10/10(Fri) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

――― 物置テント ―――

[華形と異なって、表舞台に出る必要のない僕は
着替えと言うひとつのリセットが出来ないまま、場が動く。

舞台が整う、本番用の派手なメイク、衣装。
団員たちに擦れ違いながら、男の足取りは、物置テントに。
しん――――…と静まり返ったその場所は、獣の匂いがする。]


 いち・に・さん、で、跳ねて、お辞儀。


[檻に繋がれた、プードル・カットの紐を、解く。
お披露目の手順を確認に、ぴょんと、目の前で跳ねた塊が
すぐに目先の興味に釣られて、男の膝を、嗅ぎ回る。]

(154) 2014/10/10(Fri) 23時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

[血の匂いが、するのだ。

膝に付着した血の色に、視線を落として、溜め息が漏れた。
肩に懐いている蛇もいまだに落ち着きがない。]

 ………… 本当に、赤ずきんが出るなんてね。

[小さく、ぼやいて、ポケットに指を忍ばせた。
片手に収まる猟銃。 指に馴染む、黒く、冷たい。]


 本当に、恐がるんだろうか。 これ。

[装弾数は六発。
人狼が実在するなら、人間と同じように、猟銃を恐がるのか。
実際は猟銃と似ても似つかない、小さなお守りに、ぼやく。]

(159) 2014/10/10(Fri) 23時半頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/10/11(Sat) 00時頃


うん…しい…を…べるにはね…
…すご…


きれいな…おおかみかぁ
…しいな



…に…えて…に…しいよ


わかった…



そう…きれいな…おおかみ…
…も…きれい…



…しい…
…しい…


かな
…そうかな



…ねぇ…


を…ったから…



どうして…
おおかみ…なんて…こわくない…のに…

いやだ…


さ…たちを…らないからだよ
…の…おおかみを…らないから


…いやだ…いやだねぇ


だからさ…

…そうすればきっと…だよ


よくわからないもの…って…だ…



うん…おこられたり…するのも…だ…


うん…れてる…



そうすれば…きっと…


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/10/11(Sat) 20時半頃


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/10/11(Sat) 23時頃


【人】 MNU機関 ジャニス

――― 物置テント ―――

[―――… 時間にして、どのくらい。

自分にとっては猟銃とも呼べる、小銃を見下ろす時間。
テントの布一枚の隔たり。
その向こう側では、日常に、本番に向かおうとする
足音や話し声や、音楽の試し弾きが聞こえた。]

 ………… 今は、集中しないと、な。

[引鉄を人差し指で触れながら、漏れたのは溜め息。

 くうん。 足元で、犬が鳴いた。

余程、無意識の内、険しい顔をしていたようで。]

(268) 2014/10/11(Sat) 23時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 
 お前、今日が本番だよ……

[膝の辺りの匂いを嗅いでは、鼻を鳴らす
プードル・カットに声を掛けた。
人間相手にするのと同じように、動物相手にも声は欠かせない。

ひとの言葉を喋れなくとも
獣は賢い存在であると、知っていたから。]

 ブローリンと、ニコラスと、シェロにも
 感謝しておいで。

[本当は、まだ、余興に出せる出来でもないのだから。
手を伸ばして、犬と、それから本番で使う小道具を攫った。
―――空気で膨らませるタイプの、虹色、七色カラー。]

(270) 2014/10/11(Sat) 23時頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/10/11(Sat) 23時頃


【人】 MNU機関 ジャニス

[小銃を、ポケットに再度忍ばせなかったのは、無意識だった。

物置テントに、動物たちの檻に背を向けて
出入り口の為に合わせ目になっているテントの、布を抜けて。

――― 猛獣の仕業ではなかった
――― 人狼が、仲間が、団長を
――― まだ、テントの中に

様々な憶測が、団員たちの口を介して、右から左から。]

 『お客さんの耳に届いたら如何する。 止めろ。』

[ぴり、と、告げたのは、蛇の口を通して。
団員が申し訳ないような、しかし眉を顰めて通り過ぎるのに、男も、眉を顰めた。]

(272) 2014/10/11(Sat) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[決まり悪そうな団員の背を、厳しい眼差しで
見送っていた男の表情は、ふと、掛けられた声>>275に、緩んだ。

素肌の色はそう見せるのか、涙の片鱗は、一見に見えない。

泣き声を耳にしていたものだから
話題にすべきか、如何か、迷った間が、生まれる。]

 『……………、やあ、アン・トニー。』

[導いた結論は、低い、気さくな蛇のもの。
彼の名前の間に間を作るのは、蛇の口を介するときだけだ。]

 『何てことはない、世間話だ。
 準備は順調かい? 緊張してはいないかい。』

[話題を変えるようにして、膝も、屈めた。視線の高さを合わせるためのもので。]

(284) 2014/10/12(Sun) 00時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 ……… 衣装、今日のも、似合っているね。
 ジリヤの見立てかな。

[本番仕様の、鳥の尾羽根>>261が目の前で揺れる。
鳥を毛嫌いにする蛇がやたらとそれを気にして
ぎらぎらと目を光らせて、羽根ばかり気にしていた。

腕の中。
本番に向けて、首にネクタイを嵌めた、プードルも。]

 ん。 …… 『やあ、お二人さん。』

[続けて、此方に寄る、ブローリン>>283とシェロが見えた。
一人と一匹を二人に数えて、声を掛ける。]

(287) 2014/10/12(Sun) 00時頃

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