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91 とある生徒会長の憂鬱2
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(――――――――……入った…… いや、)
[>>54男の蹴りは、確かに直撃した。 しかし蹴り飛ばした時の感触――――…… その違和感に気付き、飛んだ先を見やれば>>56]
やっぱ、この程度では倒れてくれねーって訳か……
けど、俺の本気の蹴りを本気で喰らって 立ってられた奴は………―――お前が二人目だ。
[男の口元にも、僅か笑みの形が映り]
(62) 2014/09/28(Sun) 23時頃
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噂には聞いてたが………完成させてたって訳か 柔道研究会が誇る、究極の受け身。
その分だと、アレも……… …………いや、やってみなきゃ分からねーな
[―――――思い出す。
他の部活動が活動をしている中 それを横目に、はたまた見学していた時もあったか。 それでも帰宅部には無縁のものだと、背を向けた日々を。]
(63) 2014/09/28(Sun) 23時頃
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…はともあれその…りです…
…っていった…のためにも…は…を…る…
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――――――――――……さあ来い、“本気”でな!!!
[そんな声をまた一つ、相手に飛ばす。
男の身体は今や、倦怠感を感じさせない程に 熱く滾っているのだから―――――!!!]
(65) 2014/09/28(Sun) 23時頃
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が…れた…に…との…いは…まろうとしていた…
…すまない…
…は…この…を…くわけにはいかない…
…の…む…で…く…それだけを…げたのだった…
…わった…
…え…はいつでも…で…の…い…だぜ…
…
その…い…いじゃね…な…
…の…の…に…でいくぜ…
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……帰宅部には想像も出来ない世界だな……
[>>67だが、男は今身を持ってその世界を覗き見ている。 常に高みを目指す、その小さき身体は 男にはとても大きく見えた。]
………何故知っている、か………
本気で俺を倒せたら、 その時は、教えてやっても良いぜ。
[そうして一旦ははぐらかし、相手を見据える。]
(85) 2014/09/28(Sun) 23時半頃
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―――――……ッ、は
[>>76そして次の瞬間、相手と男との距離は詰まる。 男自身は気を抜いていたという訳ではない。
しかし、相手が自身より低いという事もあり 無意識の内に、油断をしていたのかもしれない。
相手に、襟首を掴ませてしまう]
――――――しま、……っ
(86) 2014/09/28(Sun) 23時半頃
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[>>93胸倉を掴まれ、そして]
んな、馬鹿な――――…… そんな小さい身体の何処にこんな力が、ッ――――!!
[男の身体は、空高く投げあげられる。
……いいや、こうなるのは分かっていた事だ。 全ては、男の刹那ともいえる気の緩みが起こした結末。]
(101) 2014/09/29(Mon) 00時半頃
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まだ、だ――――……
俺はこんな所で、やられる訳にはいかない―――― あいつらの為にも、チームの為にも……ッ!!
[それは空中での攻防戦。 掴まれるのを阻止せんとばかりに
帰宅に込めた、この数年を思い出し 全力で相手にぶつかる――――――……!!!]
(102) 2014/09/29(Mon) 00時半頃
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[ ドゴ ォォ ―――――――…… !!! ]
(104) 2014/09/29(Mon) 00時半頃
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[二人の影は、地へ落つる。
そして、衝撃の瞬間砂埃が周辺を埋め カメラにすら二人の姿は映らなくなった。]
「何だ、どうなった!!!」
「またカメラが壊れたのか!?」
「そんな事よりタルトちゃんはどうした!!!」
[そんな声が観客席から上がる中 次第に、砂埃による霧は晴れていき―――――……]
(105) 2014/09/29(Mon) 00時半頃
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――――――――……っ、だー……
やられちまった、ぜ……
[《地》へと帰った男は、その身を投げ出して。 立っていたのは柔道研究会の方であった。
男が全力で抗ったにも関わらず その技が成功したのは恐らく――――……
実践形式、かつ力を持つ者同士の熾烈な闘いに 柔道研究会の持って秘めたる力が、開花したのだろう。]
(107) 2014/09/29(Mon) 00時半頃
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はーー……ちっくしょ
すげー 悔し い ………
[悔しい。
地で、天を仰ぐ男の口から出たそれは、 帰宅部では決して体験する事のない感情。 言うなれば、常に自分との闘いであったからだ。 誰かと競う事などありはしない故に、負ける事もない。
だが“それ”は、高みを目指す為にはなくてはならないもの。]
(119) 2014/09/29(Mon) 01時半頃
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たまには、こういうのも悪く、ねー ……な
[ぽつり、呟く。 帰宅部と、柔道研究会の道が混ざり合い そこに見えたものは―――――新たな道か。]
………へっ、次は こうはいかねーからな ホレーショー。
[次、があるのかどうかは分からない。 それでも男はそう言うと、にいと笑い >>116差し伸べられた手に掴まった。
その頃、観客席の柔道研究会と帰宅部の面子も 激しい激闘を繰り広げた二人に影響されたか、 お互いに握手を交わしたり讃えあったりしていたとか。]
(121) 2014/09/29(Mon) 01時半頃
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――――――――あーー……だりぃ。
[起こされた男が発したのはまずその一言。 どうやら飲料物(笑)の効果も切れ、元に戻ったらしい。 わしゃわしゃと頭を掻き、髪を雑に整え直すと]
……ほら、これ 持ってけよ。 お前の勝ちだ。
[ピン、と親指で弾くのは自分の左胸にあったバッジ。 それは相手の手元に上手く収まり]
(122) 2014/09/29(Mon) 01時半頃
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――――――――……あと
これ、俺のチームの奴に、渡してくれねーかな
俺が、あいつらの為になれた証拠っつーか ………いや、別にお前がだりぃなら良いけど。
[今度はしっかりと手から渡したのは、 奪った筈の剣道部の分のバッジ。
こんな事を敵チームに頼むのもどうかしているが もう他へ行く為の体力も、残っていなかったから**]
(123) 2014/09/29(Mon) 01時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/09/29(Mon) 02時頃
は…やっと…から…したわ…
それと…の…は…いだわ…
…から…を…ったわよ…
…どうなってるかしら…
…をしようと…い…したかのように…に…しかける…
記者 イアンは、メモを貼った。
2014/09/29(Mon) 22時頃
のも…かってはいるが…これは…に…させてもらう…
…と…そう…した…
…すまないな…
記者 イアンは、メモを貼った。
2014/09/29(Mon) 22時頃
あらっ…したの…
あいつ…そうだったしね…よくやったわね…
…めたたえた…が…
はあ…ぬわぁあんですってぇぇ…
…の…を…に…るぅ…
…でそんなことになってんの…
…ぎゃあぎゃあ…ぐ…
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……元より無理な頼みだってーの……
[>>135髪をわしゃ、と掻いて問いに答える。 バッジをわざわざ敵に渡す筋合いなどないのだから そのまま持ち逃げする方が理に叶っているだろうと
しかし]
お前ならそういうと思った。
………あーいってー
[>>136これ以上ない程に真っ直ぐな答えを聞けば 首を抑えてわざとらしく痛がりながら。 何処かむず痒そうに視線を逸らす。]
(139) 2014/09/29(Mon) 22時頃
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……あーそういえば、 教えてやるって言ってたっけか。
[>>85思い出すのは、闘いの前に約束した事。 保健室へ行こうと、男に背を向けた状態で声を上げた。]
俺、実は前から柔道に憧れてたんだよなーー だから、ちょいちょい部活の様子とか見てたり
………なーんちって。
[本気か冗談か掴めぬような口調で零す。 だから、その小さい身体が大きい身体を投げる所も 何度か目にしていた筈なのに、結局は油断をしてしまった。]
(140) 2014/09/29(Mon) 22時頃
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こちら…
ごめん…の…が…したせいで…ちゃんに…られちゃった…
…とか…い…してみる…
…もなく…
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あーー……いい。
…………だりぃけど、自分で歩ける。
[迎えに来てくれた救護班にはそう言って、 バッジを失くした身で、自ら保健室へと歩み出す。]
( ……………そういえばアイツ、どうしてくれような )
[自分に変なものを飲ませてくれやがった 罠部の部長を思い浮かべ、何故か足が疼くようだった**]
(143) 2014/09/29(Mon) 23時頃
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まあ…ではない…
…のことは…に…してもらってよかった…と…っているのだから…
ただ…はとてつもなく…っ…りだったのだ…
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[>>145保健室に行く前 相手チームである演劇部の姿が見えた。
その口から放たれる言葉に、口端を上げ]
………100年はえーっての。
[そう呟いて、横を*通り過ぎた*]
(147) 2014/09/29(Mon) 23時頃
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