人狼議事


64 さよならのひとつまえ

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視点:












【人】 測量士 ティソ

−前日夕食−その後−

 俺のカレーが勝ったら利一の丼も食べる、ってことでどう?
 完璧じゃない?

[そんな謎理論を展開しつつの食堂への往路。

カレーに負けるとぼやく姿に構わず、購入した食券はカツカレーの大盛りだ。
常と変わらぬ調子で皿と向き合い、常と変わらぬ調子で匙を口に運ぶ。

早々に皿を空にして、意気揚々と部屋に戻れば片付けを手伝いにかかる。
進行度はどれくらいだっただろうか、消灯を告げる放送は、結局部屋の中で聞く羽目になるだろう。

星を見に行きたかったのだが、二度目のハリセンはゴメンである。
おとなしくその日は、床につくことを選んだ。。
打った尻がやはり痛くて、何度か眠る姿勢を変えた。

――― 就寝時刻が早かったから、放送を聞き逃すことは、なかった。*]

(14) 2014/03/25(Tue) 01時頃


…さくたろ









…したの…じゃねぇしぃ…
つか…が…けんの…いんだよ…
この…れ…があ…へ…

…として…の…なら…にこられたし…
その…した…ってやる…




…かぷせるかんがえる


…まかせろ…

なんだろ…


【人】 測量士 ティソ

−翌朝−自室−

 …………ぁ、ぃてててて、……

[放送内容に寝返りを一つ打てば、痛みに小さく声を漏らす。
ほんの打ち身だと思うが、普段から傷に慣れていない体にはあまりよろしくない。

体を起こせば、寝間着代わりのジャージのまま一つ、伸び。
欠伸を噛み殺しながら、寮母室へと向かうべく立ち上がる。]

 ……じゃ、俺、ちょっと行ってくるから

[そんな風に同室者に声をかけて、室内を振り返ったのは、一度だけ。

後ろ手に戸を閉めて、朝の少し冷えた空気の中、真っ直ぐに廊下を歩く。
震えそうになる指先を、そっと、握り込んだ。]

(16) 2014/03/25(Tue) 01時半頃



…ですがあ



…ちゃんと…の
…い…しお…の…ですけどね…


ありす


【人】 測量士 ティソ

[ぺたり、ぺたりと足音を立てて、朝の空気の中を行く。
寮母室で手続きを終え、荷に貼る伝票を二枚、受け取った。

明日のバスに乗るようにという促しに、小さく頷いた。
切符の手配も、済んでいる。

ぺたり、ぺたりと足音は響く。]

 ………、

[堪え切れなくなって、手近な男子便所に駆け込むと、個室に入り戸を閉める。]

 ……、いつも通り、……いつも通りに、

[汚れることにも構わずに、床にしゃがみ込むと、自分に言い聞かせるように小さく呟く。
何度も、何度も、呟く。*]

(23) 2014/03/25(Tue) 01時半頃



…きたくりこ



いない…
…ちゃうぞ…に…ちゃうぞ…ろんのばか…


測量士 ティソは、メモを貼った。

2014/03/25(Tue) 01時半頃




…ずかしい


いいって…しな…
…しみにしてる


ありす

…きます…



…しの…ちゅわん…
…し…たれよ…


いりえ
…しって

なにを…しするんや…
…えっていうことですねがんばります…




…おっは…



…きてるか…えたか…
やばい…なんも…えないまま…ちゃった…

…となく…になったこと…きたいだけだし…でも…いべ…
あ…でも…から…い…しだからお…は…くなりますごめん…
…み…うけど…ある…

あのさ…むつりん…は…の…に…してたじゃん…
…でやめちったのかな…って…






…しって


つまり…で…ってくれる…
にししし



【人】 測量士 ティソ

[何度呟いたか、何度繰り返したか。

最後は笑顔で、最後だから。先輩だって、あの時、笑っていた。
あの時と同じだ、何も変わっちゃいないんだ。
笑顔でいないと、駄目だ。]

 ……い、 いた、いたた、 いたい、

[硬い床から尻を引き剥がし、立ち上がる。
そのまま便所の手洗いで顔を洗えば、ジャージの袖で水滴を拭った。

便所を出て、常よりもいくらか早足に歩く。
自室の戸を開け、机に置き去りの湿布を手に取れば、同室者に―――彼がまだ寝ているなら軽く足蹴にして起こして、突きつける。]

 ……出るまでなら、手伝ってくれるんでしょ

[そう言って、唇の端をにぃっと吊り上げる。

上手く笑えていますように。
泣いても笑っても、最後の一日なのだから。**]

(46) 2014/03/25(Tue) 02時半頃

測量士 ティソは、メモを貼った。

2014/03/25(Tue) 02時半頃




…み…





…お…

はでかいの…ってくけど…に…みたいのあるやついる…
さすがに…はあとで…ってね…ぺたんこになっちゃう…
…はお…めに…








…で…したから…ひもちんにも…っちゃったごめん…
もし…く…わったら…してくれていいんだかんね…
…は…っておるぞ…

ひもちんにも…なんか…みもん…っとくわ…
…からのおごりじゃ…り…く…け…れえ…


さくたろ…
…けば…できるかもだけど…いてるっけ…
わかんないから…の…は…で…に…るよ…


さくたろ…
…けば…できるかもだけど…いてるっけ…
わかんないから…の…は…で…に…るよ…


すすむん…
…ありがと

うん…ありがと…
いい…になった…




…おはよ…



…なことだからって…も…たぞ…

…い…いた…で…れば…で…ちゃうんじゃね…
…は…にちあっちゃんに…ってもらって
…で…の…を…が…る…

これだ…いない…








…にしてやる…



…さくたろ…






…み…


…なら…
…あったらほしい

…って…だよな…お…に…せばいのか…



…の…を…が…じればと…しないで…ってしまうのも…のこと…




…そうだったんか


…けで…ひょっこり…てきたりすんのを…っとく…
てか…

…なの…つかったらやるわ…




…それもそうだ…


ま…

やだ…
ってのはともかく…ひとまず…り…わったら…



…の…


むっちゃんの…が…しい…
ああ…これ…いたのむっちゃんだわ…がるねこ…




…まだ…か…


…く…れ…ぎた…
…もとむ…




…ったぜい…



おっきいお…にしたった…
…は…の…の…ってくぜい…
あと…ちゃんからお…があるぞよ…

…みもんは…と…ちゃんに…で…
…べ…はなゆたん…りらしいから…きいてみて…




…おはよ…



…きさんめ…
よく…れたのはいいことだな…もいっぱい…べんべ…

…った…
あと…もあるぞ…


【人】 測量士 ティソ

[湿布の貼り替えを着替えと共に済ませ、部屋を出たのは一人だったか、それとも利一と共にだったか。
中央棟へは向かわず、片手を振れば階段を昇っていく。

屋上に繋がる戸を開けば、短い前髪を風が揺らした。
空は高く、青い。]

 ………夜は、晴れるかな、

[手摺に凭れ、階下を見下ろす。
綻び始めた桜並木、その下では今日行われる花見の準備が進められているのだろう。

目を、閉じる。]

 ………

[風に乗って届く歌声。
何の曲までかは、聞き取れない。]

(99) 2014/03/25(Tue) 12時半頃



…れた…あのままで…に…ってくれたぞ…
…った…で…いんだな…
なるべく…きそうなものを…いとく…


測量士 ティソは、メモを貼った。

2014/03/25(Tue) 13時半頃


測量士 ティソは、メモを貼った。

2014/03/25(Tue) 13時半頃


ティソは、手摺から身を乗り出せば、集う友人達の姿は見えるだろうか。**

2014/03/25(Tue) 13時半頃




…はよ…


うぐ…くからお…れさん…
おうともさ…せっかくの…だし…

…さんきゅ…
…なんか…んだっけ…しみにしとく…




…かった…なければ…


んじゃ…しておくから…が…いたら…りに…てもらっていいか…
おれの…に…いとく…の…みな…

やった…むっちゃんの…だぜ…
さんきゅ…




…なんだとう…



…いのか…め…
でも…ど…すんだよ…お…い…しっぺだべ…へ…

…よくなったら…てこいよ…っとくべ…




…の…



…だから…で…
…で…るの…ちいいべよ…

そんなわけなので…で…っておるぞ…




…なう…



ねぼすけさんより…に…い…し…の…は…まるのじゃよ…
…たぶんちゃあんと…べよ…り…げろよ…

…は…われて…ってくるもんじゃねえべ…
…く…りに…られたし…






…わるかねえ

いや…うそです
さすがえすぱ…まじてんさい…さんきゅ





…なし
…おう…ありがと




いや…だいじょぶ
わすれて







…の…


…そっちいくよ
…とお…いの…は…




…なんだその…な…


…かってらぁ…い…しに…ってくれたやつは…ちゃんと…らないとだしな…

それはそうか…うん…く…




…りょ…


…に…いといた…


ね…るつもりはなかったんだ…
もうちょっと…んでから…ちゃんと…るつもりだったんだよ…





…やべ…れてた


…み…は…
うそうそ…よろ
しく…


どしたん…も…にし
てたけどさ…も
しかして…き…って
た…に…になってた…
とかいた…







…なんだとう…


…には…てなかったよ…しい…を…くした…

いや…の…なのかなんなのかは…らん…
…の…に…かからんよう…で…してくる

…に…の…は…けたが…
なんとか…を…せたらいいな…と…ってる…









たくさん…ってきたか
ら…はたくさん…べ
てね…







よろしく…




さくたろ…
…の…って…んでるね…


り…

もちろん…してあるよ…
…で…す…


【人】 測量士 ティソ

− 少し前−自室>>144 −

 やだよ、俺の尻は高いんだから、出し惜しまないと
 傷物でも価値は変わらないよ、腐っても鯛だよ

[など、自分のベッドに腰掛けながら、利一の覚醒を待つ。
先に上着だけ着替えるか、と淡い水色のライン入りシャツに袖を通した。
上から羽織るパーカーは、昨日と同じもの。

利一の準備が済むまでは、下はジャージのままだ。
もぞりと下着の中に手を突っ込み、貼りついていた湿布の縁に手をかける。]

 ……あぃ、 ……いづづづづ

[なるべく追い打ちにならぬよう、と、慎重に剥がしたのが仇となったか。
一気に剥がした方がよかったかとは今更な事。

まだかまだかと利一を待ち、さっさと終わらせろ!と、尻を向ける。
後の事は、大体丞の時と同じだった、とだけ記しておく。
利一が何を思って作業を終えたかまでは、知らないけれど。*]

(164) 2014/03/25(Tue) 22時頃

【人】 測量士 ティソ

− 屋上 −

[どれくらい、風に吹かれていたか。
届いていた歌は途切れ、日はだんだんと高くなる。
青い空の向こう、今は陽に隠されている星を見る。

せめて、太陽が高いうちは、笑っていよう。
せめて、星が見えるまでは、いつも通りでいよう。

最後の日、最後の一日。
訪れると知っていたから、大丈夫だ。
覚悟を決める時間は、どれだけでもあったから。

戸を潜り、階下へと降りる。
中庭に向かうべく道を曲がる途中、外への道を選ぶ背中>>145がちらと見えた。

足を止めて、数度、瞬いて。

首を傾げればまた、爪先は中庭へと向かう。
ブルーシートの敷かれた会場、其処には誰がいたか。]

(169) 2014/03/25(Tue) 22時頃

【人】 測量士 ティソ

− 中庭 −


 さくらもち!は!ありますか!


[小走りに駆けよりながら、挨拶と要求を告げる。*]

(170) 2014/03/25(Tue) 22時頃

【人】 測量士 ティソ

 んぇ、団子系、利一なの?
 俺、那由多にお願いしたんだけ、ど、

[そもそも誰のどこがどれだけなにを立て替えたのか。
お金お金と呟き、左の尻ポケットから財布を取り出す。

広げられたブルーシートに上がり込み、財布を片手に待つこと暫し。]

 ……んー、と、
 やっぱ桜餅代は那由多に、でいいのかな、

 ……おつかいありがとね、で、いいの?ありがとね?

[現れたる桜餅の姿を認めれば、引き換えに紙幣を一枚差し出すか。>>194
那由多が受け取ったのならば、足りる?と首を傾ぐ。]

(204) 2014/03/25(Tue) 23時頃

【人】 測量士 ティソ

[桜餅を無事に手に入れられれば、ブルーシートの適当な場所に腰掛ける。
尻を庇うように、慎重に、腰を下ろした。]

 い、……っつつつ、

[小声に痛みを逃がしながら腰を下ろし、服の上からではどうしようもない皺と格闘しながら、ようやく落ち着けばまた、空を見上げるか。
薄い桃色の花びら。
満開には遠い、蕾達。

そしてそれを透かす空、その向こう。]

 …………なんだよ、咲いとけよ
 散る時は勝手に散る癖に……

[俺がもう、出て行くんだぞ。

不平を零したところで、花が咲くはずも無い。

利一の周りの賑やかな面々を遠目に見ながら、桜餅の桃色の肌に歯を立てる。]

(205) 2014/03/25(Tue) 23時頃

【人】 測量士 ティソ

 キャラメル

[それは、即答だった。>>207
即答というか、それ以外の選択肢はなかった。

早くくれ、と言わんばかりに片手を伸ばす。]

 ……あっ待って、一粒とか言わないよね、
 一箱だよね?大丈夫だよね?

[多すぎるならそれくらい貰えるよね、と、確認するように問う。
一箱が手中に収まれば、中の一粒を那由多に軽く放るだろう。]

(209) 2014/03/25(Tue) 23時頃

【人】 測量士 ティソ

 人の過払い分に、餞別を含めないでよ
 ……ありがと

[受け取った一箱と、桜餅と。
手に取れば呆れたように笑い、一つをぽん、と放り投げる。

零れることなく受け止められたことを確認すれば、座る場所を適当に定めて。]

 ……王子様は、やっぱ一人のとこに留まれないみたいだ
 また、置いてくことになってごめんね?

[子供に向けたその本の内容を思い出し、辿りながらそっと笑う。
自分の笑い方を思い出すように、探るように。

ちゃんと笑えているだろうか、裸眼では那由多の瞳の中の表情まで見えなかった。

吹き上がる黒い泡に、視線はつられて。>>210]

(220) 2014/03/25(Tue) 23時半頃

【人】 測量士 ティソ

[わぁわぁと、騒ぐ同級達から少し離れ、桜餅を口に運ぶ。
普段の自分ならどうしていたか、どうしているのが自然なのか。
考えているうちに、立ち上がる機会を逃していた。

また一口、葉に歯を突き立て、噛み締める。
甘さと塩気と桜の香りが混ざり合う。]

 …………、

[美味しい、けど、食べたくない。
早く食べたら、なくなってしまう。

終わって、しまう。

次いでの一口は、少しだけ、小さかった。]

(229) 2014/03/25(Tue) 23時半頃

【人】 測量士 ティソ

 じゃぁ、出世払いで、……
 あっ、俺のほうが出世してたら、その時の俺に見合ったもの頂戴

[俺車欲しい、と、突拍子もない事を述べながら、桜の下で甘味に舌鼓。
次第にペースは緩むけれど、なんとか笑顔は絶やさないでいられた。]

 ……まぁ、……旅立てるだけでもよかったのかもしれないな、
 ほら、研究職だから、……なんかやたら狭き門だった、うん

 ……合格できただけよしだ、満足してくれよ、『きみ』!

[そう言って、これ以上齧ることのできなくなったくらいに小さくなった、桜餅の一欠片を口に放り込む。
両の手を伸ばしながら、背から地面にダイブする。
圧された尻が相変わらず痛いが、何とか声を出さずに済んだ。]

 ………、

[僅かピントの合わない距離で、わいわいとやっている幾つかの人影。
明日が来れば、彼らの中に自分はいない。
現実味が、ない。]

(252) 2014/03/26(Wed) 00時頃

【人】 測量士 ティソ

[きっと彼らの中の自分という存在は、自分が今までそうしてきたように、思い出の中に閉じ込められてしまうのだろう。
そうして、他の楽しいこと、悲しいこと、全て一緒に、平等に埋もれていくのだろう。

何かきっかけが無い限りは掘り起こされない、そんなありふれた思い出の一つへと、変わっていくのだろう。]

 ………

[もし一歩、踏み出す勇気があったのならば。
誰かの中に、自分を特別なものとして、留めておくことができたのだろうか。

1光年に比べたらほんのちっぽけな距離を、気にせずにいられたのだろうか。]

(254) 2014/03/26(Wed) 00時頃

【人】 測量士 ティソ

[今更そんな仮定をしたところで、自分の意識が改革できるわけがない。

ブルーシートから背中を引き剥がし、立ち上がる。
キャラメルの箱を片手に握ったまま、そっと、距離を取る。

足を止めたのは、桜の本数にして三本ほど離れた位置。
太い幹に持たれれば、枝越しに空を仰ぐ。]

     、 ………

[唇の動きでその名を紡げば、自嘲するように笑う。
仕方がないことなんだと、また、鍵をかける。]

(255) 2014/03/26(Wed) 00時頃

測量士 ティソは、メモを貼った。

2014/03/26(Wed) 00時頃


【人】 測量士 ティソ

[やがて、何事もなかったかのように、その桜の木から離れる。
再びブルーシートに戻り、隅のあたりに寝転がる。
頭が痛かったので、パーカーを脱いで枕の変わりにする。

暖かな日差し、適度な賑やかさ。
油断したら、このまま眠ってしまいそうだ。
眠ってしまったら、あっという間に時間が過ぎてしまいそうだけれど。]


 ……ぁふ、

[堪えに堪えたその感情、零れた一粒が、どうか欠伸に紛れてくれますように。

瞼を擦り、キャラメルの箱から一つを取る。
口の中に放り込めば、舌先で甘さを溶かしていった。]

(285) 2014/03/26(Wed) 01時頃

【人】 測量士 ティソ

 ……俺は星の王子様だから、
 俺は夜に輝くから……

[つつく掌を振り払うように、ひらりひらりと手を振って。
そも、今日の花見で何をするのか、あんまり把握していない。
桜餅のことしか気にしていなかったし、そして今日が最終日とも思っていなかった。

キャラメルを溶かしながら、色素の薄い瞳は締坂の方を向く。
半開きの口が、何かを言おうとして、とどまって。]

 ……樹央、あれ歌ってよ
 きらきら星、……英語歌詞の方

[子守唄になりそうな予感が、しないでもないのだけれど。]

(293) 2014/03/26(Wed) 01時頃

測量士 ティソは、メモを貼った。

2014/03/26(Wed) 01時頃


【人】 測量士 ティソ

[日光が遮られたのは、樹央に曲を強請っている最中だったか。>>294
その髪から滴る水滴が頬を、額を、容赦なく濡らしていく。

視線は、真上を向く。
空は、映らない。]

 ……おひさまが、きもちいので

[昼寝日和だよねぇ、と、薄く笑む。]

 夜、晴れたらいいな
 こいぬ座を、……ゴメイザをね、見たいんだ、

[そのうちに、届く歌声に、目を細めた。>>297

覗き込む瞳から逃れるように、腕で瞼を覆い隠す。]

(301) 2014/03/26(Wed) 01時頃

【人】 測量士 ティソ

 …… Up,above the world,so high,

[歌を口ずさむというよりは、詩を諳んじるような。

そんな細い声を、細く開いた唇は紡ぐ。
メロディは、樹央に任せればいい。]


 Like a diamond in the sky……

[きっとどれだけ遠くに離れても、空を見上げれば必ずそこに星はある。
色褪せない輝きとして、いつだって、そこにある。

それ以上の続きは、声にはならない。
ただ、胸のつかえを逃がすように、細い息を吐いた。]

(306) 2014/03/26(Wed) 01時半頃







…しかつかわないから…
…ちゃんが…くのは…だけど…へ…
でも…やだ…りたい…が…く…


【人】 測量士 ティソ

[歌が終わる、余韻が満ちる。
目を閉じたまま腕を離し、掌を何度か緩慢な動作で打ち鳴らす。
ぱちぱちと、別の拍手が聞こえた。>>317]

 何だよ、……じゃぁ何か俺の目ぇ覚ますような事してよ
 面白いこと言えよ、お前それで俺のルームメイトか

 ほら、樹央歌ってくれてんだからさー
 利一もなんかやれよー、コーラぶちまける以外のことー

[緩く握った拳を、声のする方向に緩く振り上げる。

目は開かない。
目は、開かない。]

 ……辛ぇよ、ばか
 すっげぇ辛ぇよ、主に右の尻が

[両の手で顔を覆う。
目元を隠しながら、それでも口元で、にっと笑った。]

(322) 2014/03/26(Wed) 01時半頃



…くひひひ…



…は…えてなんぼのもんやでえ…
あ…いは…でなく…ちゃんによろろ…
…も…み…い…し…い…したのも…ちゃんだからさ…




…えとけよお…



って…も…のこと…えないけど…
…だなんて…い…っ…あるなら…も…みてぇつ…の…
…もちゃんと…っといたよん…

ん…や…なんか…になった…
…むつりん…めてないな…って…
いつでも…の…に…び…んできていいんだからね…




…やあねえ…



…きなり…るって…うもんね…
まあ…しっかり…でみてもらってこいよ…
そして…い…だべ…

…は…りょ…かい…
でもなるべくこいよな…ってるぞい…




…すげぇぜ…



…た…あるある…
まじ…の…すげぇべ…
でも…より…のが…いいから…か…で…してっていっといて…


【人】 測量士 ティソ

 英語とか暫く触れてないから大丈夫大丈夫
 良かった、その調子で二番いってみよー

[流石に二番の歌詞は知らないけれど、と冗談めかして付け加える。
生憎と、自分に混ざる血は英語圏の血ではない。
かといって、混ざる血の生産地の言葉が喋れるわけでもない。
そういうものである。

うー、と、低い声で唸りながら体を起こし、伸びをひとつ。
少し俯き気味に顔を傾ければそっと瞼を開き、具合を確かめるように瞬きを繰り返す。

大丈夫、溢れない、大丈夫。

盛大な勘違いの声に、全身を使うようなため息を一つ。>>324]

(327) 2014/03/26(Wed) 01時半頃

【人】 測量士 ティソ

 歌えとは言ってないよ、俺……

[歌い始める利一の姿に、いつも通りに耳を塞ごうと両耳へと手を伸ばす。
けれど指先が耳たぶに触れる直前、一瞬の逡巡の後、掌は自らの前髪をわしゃりと掻き混ぜた。

下手な歌声に、お世辞を使えばなんとか「聞ける」と言えるようなありすの声も混ざる。
利一が顔に落とした雫を手で拭い、肩を揺らして。]

 あーもー
 ありす、俺にもタオルー

 ……顔、  顔濡れて、……

[早く、と、手を伸ばした姿勢のまま、俯く。

顔が濡れたのは、利一が濡れたままこちらを見たからだ。
結構ずぶ濡れだったんだ、あいつ。
だからまだ、顔が濡れているんだ。

伸ばす指先が震えるのを、誤魔化すように、堪えて。]

(341) 2014/03/26(Wed) 02時頃

【人】 測量士 ティソ

 ………

[あぁ、ほんとうに。
ほんとうにこれが最後なんだ、と。

思ってしまった。

歪む視界に広がるのは、空の青とは程遠い、ブルーシートの青色。
滴る雫を利一のせいにして、袖で拭う。
枕にしていたパーカーで拭う。

顔を、覆う。

パーカーのポケットから滑り落ちたスマートフォンが、太腿で跳ねる。]

 ……まばたきしては、 みんなをみてる、……

[パーカーで覆ったせいか、妙に震えた歌声は43(0..100)x1程の音程を伴って。]

(351) 2014/03/26(Wed) 02時頃

ティソは、まだ暫くは、顔を上げられそうにない。**

2014/03/26(Wed) 02時半頃


測量士 ティソは、メモを貼った。

2014/03/26(Wed) 02時半頃




…なんかやる




だっても…







…れんの…わり
そう…





















…えた

すまん…だ…
…のはなんでもない…りの…らには…うな
…に…うな…む…




【人】 測量士 ティソ

[硬い生地のパーカーで、何度か顔を拭う。
俯いたままパーカーを羽織り、フードを目深に被る。]

 ……平気だよ、夜更かしは得意だから
 利一こそ、夜更かししすぎて明日寝過ごさないようにね?

[それは、一年と半年前の自分を思い出してか。
見送ってほしい、見送らないでいて欲しい。
この2つの思いを、かつての日に先輩も抱いていたのだろうか。
歩み去る背中に、口元だけで、笑んでみせた。

落ちたスマートフォンを拾い上げると同時、メールの着信がひとつ。
暗い画面に映り込む自分の顔がなかなかに酷くて、かき消すようにスイッチを入れる。
フードの下、一瞬だけ瞳は丸く開かれて。
それからそっと笑めば、返信文を作成する。]

 ……顔、洗ってくる、

[その場にいる者にはそう述べて、桜餅のパックを片手に立ち上がる。
パーカーのポケットの中、キャラメルの箱が音を立てた。*]

(389) 2014/03/26(Wed) 09時頃




…えた

それいま…
いまどこ…
れいじもいっしょ…
おれも…たい




…こないの…




…の…にある…の…だ…
…の…りにたまたま…に…ってな

…くはないからちょっとだけ…るか…

…はこいつらの…の…け…わったら…しだけ…を…す…







いくからまってて

さくらもちもってく




…った…

あぁ…もあいつも…ってなかったから…かる…
さくらもちって…も…うんだろうか…

ゆっくり…いよ…に…かないようにな





…った…

むりしないていどにがんばる


【人】 測量士 ティソ

[送信と同時、濡れた前髪の上からフードを被る。
流水で冷えたとはいえ、すぐに消せる痕跡でもないだろう。

ブルーシートの方をちらりと見て、少しだけ外を見てくると告げればそのまま外へと出ていくだろう。
春の陽気はフード越しにも十分に感じられる。

寧ろ、色の濃いフードでは熱を吸って熱いくらいだ。
周りに人がいないことを確認し、フードを脱げば掌でぱたぱたと顔に空気扇ぐ。]

 ……裏手の、団地、

[そのうちに通いなれたスーパーの傍まで来れば、ぐるりと道を迂回する。
団地の存在は知っていた、けれど、わざわざ公園まで足を運ぶことなんてなかった。
三年間、長いようで短くて。
色々と慣れた気になっていたのに、知らない事がまだまだあって。

公園に辿り着けば、フードを被りなおして二者の姿を探す。]

(402) 2014/03/26(Wed) 13時頃





やはり…




【人】 測量士 ティソ

− 団地公園>>404 −

 どこの不審者かと思った

[マスクにメガネ、軍手と揃ったその姿に述べたのは、率直な感想。
とはいえ、決してパーカーをずらさない自分も似たようなものか。

怜二の姿もそこにあれば、掌を軽く振った。]

 歩けなかったら流石に病院行くって、

 ……寮出てくの、遅らせられたかなぁ、

[なんてね、と冗談めかして軽く笑う。
小ぶりな桜餅が四つ入ったパック―― 一つは道中で食べたので中身は三つ――を軽く持ち上げれば、どこかで座って食べようと促した。**]

(405) 2014/03/26(Wed) 13時頃





…う…


【人】 測量士 ティソ

−日没後−屋上−

[花見が散会となったのは何時頃だったか。
片付けの最中、ブルーシートをそのまま借りられるかと頼み、屋上へ運び込む。
召集のメールは簡素なもの。
シリウスが顔を覗かせる夕闇の中、花見の残りの団子を口に咥えながら、ビニールシートを広げていく。

夜とはいえ、街灯の邪魔はある。
月だって、昇っている。
だから、とても美しい星空とは、到底呼べないだろう。

日が落ちる。闇が広がる。

冬の大三角の頂点の一つ、小さく輝く星を見つけて、作業の手を止めた。]

 ………よし、

[パーカーの袖を捲り、気合を入れるべく、一声。
ブルーシートの準備が終わるまで、あと少し。*]

(412) 2014/03/26(Wed) 18時半頃

の…




…てんたいかんそく

…たべおわって…な…は…てね
よかったらいっしょに…を…ましょう
…はおれがやっときます

…の…くらいなら…られると…う


測量士 ティソは、メモを貼った。

2014/03/26(Wed) 18時半頃









そうか…かった
こっちはわりと…り…がってる

…の…てる…


【人】 測量士 ティソ

− 昼−団地公園 − 

[群れる猫たちにナンバリングがされているとは知らず、適当な一匹の前にしゃがみ込み、そろりと手を伸ばす。
柔らかな毛並みと耳と暖かさを堪能するように、わしゃわしゃとその頭部を撫で、撫で、撫でて。
逃げない猫を抱き上げていれば、丞のくしゃみが耳に届く。]

 ……アレルギー?

[ガスマスクではないとはいえ、十分に不審者な姿への問い掛けは一つ。]

 赤ずきんちゃんっていうか、青ずきんちゃんっていうか、……紺ずきん?
 まぁ、何色ずきんだろうと狼さんは食べないでしょ、大丈夫大丈夫、

[そんな風に、指摘されても自らフードをを外そうとはしなかっただろう。>>413
フード越しでないと、涙腺が緩みそうで。

抱いていた猫に、ちいさくじゃあねと告げ、立ち上がれば示されたベンチの方に向かった。]

(422) 2014/03/26(Wed) 19時頃

【人】 測量士 ティソ

[ベンチに向かう途中、裾を引かれれば、一度足を止める。
その指摘に、何よりも気にしたのはフードの丈だった。]

 ……そうかな、秋に買ったんだけど、

[身長伸びたかな、と、誤魔化すように笑う。
ポケットの中、増えた重みにはまだ気付かない。

ベンチに腰かけ、パックを開けば一つを口に咥え、丞に、怜二に勧めるように差し出した。
断られても無理矢理に押し付けただろう、俺の桜餅が食えんのか。

今日何個目かになる桜餅をぺろりと平らげれば、ベンチの背に凭れてまた、空を見上げる。
ずり落ちかけたフードを正して、口を半開きにして。]

 ……あったかいねぇ

[口から出るのはそんな、曖昧な言葉。
日差しが妙に眩しくて、目を細める。]

(423) 2014/03/26(Wed) 19時頃







ごめん…えて…ったから…
…やだやだ…えない…れる…
だから…ちて…

そっかそっか…
いつでも…のここ…いてますから…


【人】 測量士 ティソ

 うぃ、宗介だよ

[丞に次いで、こちらに気付いたらしい怜二に笑いかけ、パックを持っていない方の手を軽く振る。]

 猫見にきた
 ……懐こいねぇ、ここの猫

 餌はないよー、これは俺達のだから、駄目だよー

[最も、猫に桜餅というのが良いのか悪いのかもわからないが。
怜二に桜餅を押し付け、ベンチへ向かう。

空を見上げていた視線が、猫の傍から離れない怜二の背の方へと向いて。]

 ……怜二もこっち来ればいいじゃんー
 皆で食べようよー

[既に食べ終わった自分の事は棚に上げて、ベンチの空いた箇所を軽く拳で叩く。
こん、と、木製のベンチは軽い音を立てた。]

(428) 2014/03/26(Wed) 19時半頃

の…の…




…てんたいかんそく

…かった…く…







…てんたいかんそく…

…する…



…れ…の…は…の…だ…


【人】 測量士 ティソ

[8分19秒の旅を終え、頬に触れた陽光が顔を照らす。
一番近い恒星とは、朝までの、暫しの別れとなる。
朝になれば、暫しの別れとなる。]

 ん、

[フード越し、呼ばれた名前に視線を上げる。>>433
端的に告げられた言葉、示されるフードにゆっくりと瞬いて。
空を見上げるように顔を上げ、両の手でフードを下ろす。
色素の薄い髪が、揺れた。]

 ……一日、終わるなぁ、
 もっとのんびりできるかと思ったけど、あっという間だったな、
 なんか、色々、あっという間だった

[呟く言葉は、きっと、自分に向けて。]

 猫、見れて良かった

[ありがとね、と、丞と怜二を交互に見れば、フードの遮りのない顔で笑った。]

(445) 2014/03/26(Wed) 20時頃

【人】 測量士 ティソ

[丞が一枚を描き終えるまで、隣の席を怜二に勧め続けていただろう。>>434
その背中が踵を返そうとしていても、同様に。>>439

それでも彼が帰りたがるのならば、そこまで強く止めはしない。
引き留められたとしても、告げる事は一緒だった。]

 今日、夜、天体観測するから
 新月じゃないけど、星を見るから

 怜二もよかったら、来て、……詳細は後で、メールするから

[二年の夏、降り注ぐ流星群の元に、怜二の姿があったことを、覚えていたから。

そんな風に天体観測への勧誘の言葉を述べたのは、どんなタイミングだったか。
フードの袖ごと、掌を握りしめた。]

(446) 2014/03/26(Wed) 20時頃



…そ…ちんの…は…きますか…


…おつかれさん…
…どれ…ってなると…うけど…に…くぜ…








…する…

…けど…じ…では…かも…
…の…けもあるし…
こっちは…にせずな…じ…げてんべよ…
…みに…の…ならきっと…も…に…えるぞい…おすすめ…


の…




…どこ


…れた…


も…いる…


【人】 測量士 ティソ

 そ、猫見に来た
 あと天体観測の勧誘

[付け足しに思われるかもしれないけれど、強ち間違ってはいない。
怜二の問いにそう答えれば、背を押す丞に便乗する様に腕を片手で掴み、>>447ベンチの方へと引く。]

 んー、ちょっと変なとこ怪我してる以外は無事
 すごい健康体で巣立ちますよー

[バスが少々不安ではあるが、そこは耐えるしかないだろう。
そこまで過酷な旅にならないことを、信じたい。

そうこうしている間にも、丞のペンは動いていく。
出来上がった絵を見せられ、少しだけ眉を寄せた。>>449]

 ……俺、こんなつねりたくなる顔してない

[唇を尖らせ、わざとらしく不平を漏らすが、すぐにその表情も解けるか。
ありがと、と小さく呟き、彼が許可したのならばスマートフォンでそのイラストを撮影させてもらう。
写真に保護をかけながら、フードを被りなおした。]

(467) 2014/03/26(Wed) 21時頃

【人】 測量士 ティソ

 うん、じゃぁ、またね

[公園を去る丞に、常通りの笑顔で再開の挨拶を。>>452
実際、その再開は直ぐに果たされるのだろう。
けれど、その次は。

たった三文字のその言葉の重みが、じわりと染みる。

そうして、唇で笑みを形作れば、怜二の方に顔を向ける。]

 ……怜二はタイムカプセル、いいの?

[間に合わなくなるよ、と、首を傾げて問う。
どこからか、擦り寄ってきた猫の姿に、その場にしゃがみ込み、頭を撫でて。]

 ……いいなーおまえはー
 昼もごろごろできて、……ずっとここにいられて

[丞のイラストではないけれど、猫になれたらよかったのに、なんて。]

(468) 2014/03/26(Wed) 21時頃







…によろしく…っておいてください


からの…


…てんたいかんそく

まってるよ…
ちょっとさむいからあったかくしてね




…てんたいかんそく

…ありがとう…
…しっかりしてきてね
…あると…
…もう…っちゃったけど





…そ…にはかんたんな…するよ

…の…は…から…の…


…たまに…



を…いだやつです…

…はみんな…だから…えるんじゃないかな…






…だよ…
…までは…るつもりだから…
よかったらきてね…



…ありす
…てんたいかんそく

これたら



きてね







…どこ

もうすぐ…わるよ

こいぬ…よく…える…よかった








…えね…


…じゃわかんね…
から…く


【人】 測量士 ティソ

− 夕方−団地公園>>472 −

 手紙とか、……何かそういうのは?

 っても、俺も何も用意できなかったけどねぇ

[殆ど荷物は送ってしまったのだ、後は天球儀を、タオルに包んで鞄に突っ込むだけ。
小さいサイズの雑貨とはいえ、流石にクッキー缶には入るまい。
星座早見もまた、同様に。

手紙を書く気には、やはり、なれなかった。
10年後の自分の姿と言うものが、あまりにもおぼろげだったから。
想像したくなかった、とも言えるのかもしれない。]

 ……そりゃ、ね
 俺だって完璧超人じゃないんだもの

 寂しいし、辛いし、……なんかもう、わけわかんないよ

[どうしたらいいんだろうねぇ、と、怜二を見上げて笑う。]

(487) 2014/03/26(Wed) 21時頃

【人】 測量士 ティソ

 ……ん、んー
 待って、ちょっとまって、もう少し、

[一匹の猫を撫でていれば、わらわらと寄ってくるその他の猫。
一匹ずつを最低一撫ではして、よし、と一声。
フードの毛を払いながら立ち上がれば、行こう、と促す。]

 ……そういや、キャラメルあるよ、キャラメル
 怜二食べる?

[歩く最中、そんな事を話しかけながらポケットに手を突っ込む。
指先に触れたのは、手のひらサイズの小箱と、もう一つ。>>414]


 ……増えた

[唖然とした表情で、呟く。*]

(491) 2014/03/26(Wed) 21時半頃




…えね…

もうすぐ…わるとは…ってるけど…わってないよ

…るなら…の…にあるおかし…ってきて





…てんたいかんそく


…く…く…


【人】 測量士 ティソ

− 夜−屋上 −

[残っていた団子の最後の一串を口に運ぶ。
ビニールシートの隅、ゴミ袋用にと確保しておいたビニール袋に、それらのごみをひとまとめにした。

設営と言っても簡単なものだ、ビニールシートを大きく広げ、四隅に重石を乗せる。
それが自分の靴だったり、鞄だったりは様々だけれど。

設営準備と称して、何かを整理する時間が欲しかったのかもしれない。
鞄からそれ用に購入してあった懐中電灯を取り出せば、スイッチを入れる。

真っ直ぐに伸びた光は、夜空に突き刺さる。
空は高すぎて指し棒が届かないから、今日の講座にはこれを使うつもりだった。

照らした先に輝くのは、こいぬ座β、星名はゴメイザ。
アラビア語で、涙に濡れた瞳の意味を持つ星。

誕生花があるように、誕生星もあるわけで。
そんな星の星言葉を思い出せば、少しだけ自嘲した。*]

(503) 2014/03/26(Wed) 21時半頃

の…に…いた…


【人】 測量士 ティソ

− 夕方−団地公園>>497 −

 ……そうだねぇ、結構、わかんなくなってる
 覚悟はしてたんだけど、……してたから今でいられるのかな

 ……寂しい、辛いって泣いてる姿を覚えられたらたまらないからねぇ

[だから怜二も忘れてね、と付け加える。
屈む背と、此方を覗き込む瞳と。
色素の薄い瞳は一瞬だけその瞳を見つめて、それから直ぐに、逸れて。]

 あるけど、いい、……今、言う必要は多分、ないし
 言ってもただの、自己満だから
 今満足して、全部ぶち壊すくらいなら、十年後に笑う方を取るよ、俺は

[これからもきっと、必要はない。
ほんの小さな恋心も、きっといつか、思い出になる。
十年後、作った口実を果たしに、再開すればいい。

十年もきっと、あっという間だけれど。]

(513) 2014/03/26(Wed) 21時半頃

【人】 測量士 ティソ

 ……っていうか、食べ物あれば俺が来るみたいな認識の奴、ぜったいいたよね
 俺別にそこまで日中食って、……食って、るかなぁ……

[現に今も、キャラメルを頬張っているわけで。
増えた菓子とをポケットに戻し、軽く握り締めた。

夕焼けが辺りを満たす。
青かった空を赤く、そして藍色に染めていく。

下校中、幾度か見た景色ではあるのだけれど。]

 ……見納めだー!

[吹っ切れたように一言叫べば、フードを脱ぐ。
どこぞの青春漫画よろしく競争しようと言いたかったけれど、負傷部位のせいで上手く走れなかった。**]

(514) 2014/03/26(Wed) 21時半頃



…てんたいかんそく

…け…がけっこういておれはびっくりしている
おつかれさま…まってるよ…





…てんたいかんそく





ぜひぜひ


【人】 測量士 ティソ

− 夜−屋上>>511 −

 だってそんな直ぐ来ると思わなかったし
 勝手に来た利一が悪い、防寒対策してなかったのも利一が悪い、はい解決!

[懐中電灯の電源を切れば、シートの上に上がるように促す。
机の上に放置していたのは、昨日環から貰ったものだ。
中のグミ菓子の袋を開け、一つを口に含めば利一に中を勧める。
期間限定のそれは、独特の酸っぱさがある。

唇を軽く窄め、見上げる利一につられるように、空を見上げる。
一等星の輝く空、取り出した眼鏡をかければ、二等星くらいまでならくっきりと見えるようになるか。]

 見えるよ、こいぬ座β
 俺の誕生星ー

[そう言って星を指さすが、利一が気付かぬようなら片手に懐中電灯を持ち、該当箇所を照らす。]

 こっちの明るいのが仔犬の尾っぽ
 で、こっちね、β

(518) 2014/03/26(Wed) 22時頃




…いく
…ちとおくれっかも…しれんけど
す…ぱ…しりょく…みせてやる





…なし
…なあ
いつかじかん…もらえね…


そ…


…は…ないし…
…れるかなぁ…


【人】 測量士 ティソ

− 夜−屋上>>530 −

 全部利一のせいってした方が、主に俺が穏便になるかなって
 ……これめっちゃ酸いね

[もごもごと、酸味の残る口内を、持ち込んでいた緑茶のペットボトルで洗う。
真っ直ぐに伸びる白の一直線。
それでも見辛いようならば、赤縁の眼鏡を手渡すだろう。
星を見るときだけ、と、忠告して。

見上げた空は、降りそうな程からはほど遠い。]

 あんま生まれた日と、その日見える星は関係ないよ
 俺かに座だけど、かに座そこにいるし

 ……さそり座、あれって秋生まれの星座だけど、夏の星座なんだよ
 オリオンは冬にいばるけど、さそり座が見えてきたら隠れちゃうの

[そう言いながら、次々と光の先は星を指す。
少しでも星を覚えておこうと、瞳の中に星を映す。]

(537) 2014/03/26(Wed) 22時半頃


…てんたいかんそく

…い…もそろそろ…けるわ…
…でな…


【人】 測量士 ティソ

 元祖すもも味

[パッケージの文字をそのまま読み上げる。
一口目に慣れてしまえば二口目からはペースがあがる。
むぐむぐと、口の中でグミを転がして。]

 8月、……待って、調べる
 流石に俺365日覚えてない

[そう告げて、日付を確認すればスマートフォンで調べる。
あぁ、と一つ呟き、星は暗闇を指す。

視力が良ければ、或いはもう少し辺りが暗ければ見えたかもしれない。
北斗七星から、然程離れない距離。]

 おおぐま座の足、タニア・アウストラリス、……三等星だからすごい見辛い

 ……見える?俺は裸眼じゃ見えない

[あのあたり、と、アバウトな位置を光は照らした。]

(550) 2014/03/26(Wed) 22時半頃

【人】 測量士 ティソ

[皆が遅い、という声に、僅か肩を揺らして笑う。]

 ……利一が早く来すぎたんじゃない?
 どしたの、なんか張り切ってる?

 ……張り切っても、星は逃げないよ

[ゆっくりでよかったのに、と、穏やかに。

懐中電灯のスイッチを切れば、寝転がる。
患部が圧されて、また、小さな声で痛い、と零した。]

(552) 2014/03/26(Wed) 22時半頃


…の…


どうする…
…づけで…しかったら
…か…かに…けてもらえれば…しとくよ

…は…から…で…してる





…おうよ


…の…ならいつでもいいぞ…


【人】 測量士 ティソ

 もっと田舎の方とか、暗いところとか、
 そういうとこなら多分、見えるよ

 三等星どころじゃなくて、もっともっと小さい星も多分、見える

[やっぱり天体観測は夏だなぁ、と、細かな砂をばら撒いたような天の川に思いを馳せる。
細かな星がきらきらひかって、本当に一つの川のようになって。
ミルクの粒に例えた気持ちが、よくわかって。]

 じゃぁ、張り切ってないのに一番乗りだった利一にはグミをあげよう
 遠慮なく受け取りたまえ

[利一の心中を、察することはできない。
自分が堪えるのに、精一杯だから。

そんな風にしていれば、丞や頼児が屋上へやってくるのだろう。
上がってきた面々に、ブルーシートの上を勧めた。]

(577) 2014/03/26(Wed) 23時頃


…よかったぜ…


ひ…ちゃん…る…
…るならひざ…け…したいなって…




…よかったぜ…



では…け…りにいきます


【人】 測量士 ティソ

うぃー
 準備出来てるから適当にすわッ

[すわッ。

利政の声に体を起こして振り返れば、顔面に飛来する、馴染みのチョコが菓子の詰め合わせ。>>578
もちろん受け止められる筈がなく、一度顔面をクッション代わりにしてビニールシートの上に落ちた。
その中身が何であるかを確認すると同時、詰め合わせと利政の顔を交互に見て、]

 ……かっ、……金は、やらんぞ……

[抱え込み、主張するのはとてもみみっちい事。
そんな風に変に振り切ろうとするのは、少しでもこの空気を紛らわせようとしてか。]

 ……利政、グミ食べる?

[そんな風に差し出すグミは、やはり元祖すもも味。]

(594) 2014/03/26(Wed) 23時半頃

【人】 測量士 ティソ

 説明は、ある程度揃ってから始めようか
 ほら、俺、喋りだしたら止まらないから

[ダイアモンドを、という声に立ち上がり、懐中電灯を手に取ればスイッチを入れる。

オリオンをなぞる、という声に、光の一筋は三連星を撫でた。
それは、きっと頼児の指先よりもずっと確かになぞっただろう。

力強い光を持ってしても、オリオンには届かないのだけれど。]

 ……シリウスはねぇ、こっち
 今年は惑星が綺麗だから、一等星でも霞んじゃうんだよね

 近くにいるほうがやっぱり、輝いて見えるから

[長旅の末に、やっとやってきた光だというのに、こんなにも呆気無く抜かれてしまう。
空を見上げ、苦笑した。] 

(595) 2014/03/26(Wed) 23時半頃

【人】 測量士 ティソ

 ちょ、写真は事務所通してくださいー

[写真、という智明に冗談めかして掌を向ける。
気分はパパラッチに囲まれる有名人だ。
同室、の言葉に利一の顔をちらとみて、小さく頷く。]

 しかも、そこの丞は去年の同室だし、そっちの頼児は一昨年同室なんだよね
 ……あっ、これはもしかしてあれか、三人で俺の恥ずかしい話しちゃう感じか!?

 やめてよ、俺恥ずかしい人生しか送ってないから!

[どうなんだ、と、かつての同室者達と現同室者とに視線をやる
隅へと走る智明の背を苦笑しながら見送る。

カメラを向けられれば、できる限りの笑顔を見せただろう。]

(598) 2014/03/26(Wed) 23時半頃

【人】 測量士 ティソ

 よっ、 ……呼びましたっけぇ……?
 俺ちょっと、そんな前のことは覚えてない、っていうか、

[というか何故、そんなに覚えているのだ。

残念な事に丞の語る言葉達の殆どが、というか全部に身に覚えがあるので、何も反論ができない。
半開きになった口が力無く開閉し、代わりに頬に血が昇る。]

 や、  やめ
 ……それは俺読めない新聞だよね!?

[読めたらいいのかという話ではないが。
しかし智明の手にかかれば本当に自分の残念エピソードが紙面で踊りそうだ。>>609

ツーショットの言葉に、いいよーと軽く返す。]

 星が映ればいいんだけどね、
 光が小さすぎるから、機材が別にいるんだよねぇ

[いつか、そのあたりの機材も揃えたいものだと、星空を見上げ、呟く。]

(614) 2014/03/27(Thu) 00時頃

【人】 測量士 ティソ

[そうして。

参加する、と、メールの返信をくれた者達がある程度集まれば、ブルーシートの中央に立ち、わざとらしく咳払いをする。
見上げた夜空は高い、星も、この地域にしては綺麗に見えている。
懐中電灯のスイッチを入れ、天上を真っ直ぐ指して。]

 まずは、東西南北の確認から、始めるねー

[そんな、基礎的なことから、天体講座は始まるだろう。

専門的な用語はあまり使わないように心がけながら、ひとつひとつ、星を指す。
冬の大三角形。
冬のダイアモンド。
北斗七星と、その側にひっそりと輝くアルコルの存在。

兄が死して尚、共にいることを望んだ双子の話。
大神の妻の嫉妬に充てられ、熊へと変えられた娘とその息子の話。
女神の怒りに触れ、鹿へと変えられてしまった主人を噛み殺した猟犬の話。
そしてお馴染みの、蠍を恐れる巨人の話。
愛憎渦巻く、妙に人間臭い神々の話。]

(615) 2014/03/27(Thu) 00時頃

【人】 測量士 ティソ

 結構、「結局ゼウスが悪いんだろ」って話が多くて、……

 ……後は、……あとは、何かな、
 何、だろう、

 えっと、思い出すから、ちょっと待ってね?えっとー……、

[次の言葉を探す。
言葉を途切れさせる前に、次の話を。

話しておかないと、だって。
次にみんなで星を見ることなんて、ないから。

だから、沢山、話して。]

 ………、

[話さないと、いけないのに。]

(617) 2014/03/27(Thu) 00時頃




…か…あとから…くよ…


【人】 測量士 ティソ

 あとは、そうだな、

 ……今年は、……星の……観測ポイント、っていうのかな、
 そういうのが、結構あって、

[けど、もうこの場所では見られなくて。]

 4月なったら、火星が二年ぶりくらいに、最接近して、

[けど、もう自分は遠い地にいて。]

 次の、流星群も、 ……4月に、こと座が、
 ……でも、……今年は、あんま、見られないだろうって、

 5月の、みずがめ座が、……ゴールデンウィーク、だから、……

[話すことが、未来に偏る。
今の星空で語れることがなくなれば、自然とそうなることは、予測できただろう。
スイッチを落とした懐中電灯を、腹の前で握りしめる。
声が震えるのを、堪える。]

(637) 2014/03/27(Thu) 00時半頃

ティソは、ススムの小声は、自らの声に紛れて届かない。

2014/03/27(Thu) 00時半頃


【人】 測量士 ティソ

[堪えていたものが溢れると、星に向けていた瞳を固く閉じたと同時。]

 ……はぇ、

[丞の声に応じるには、間の抜けたすぎた音が、漏れた。>>646
その手に握られているのがクラッカーだと理解するよりも先に、弾ける音。
弾みで零れた数粒の涙は、抱き寄せる利一の肩口に落ちる。>>653

呆気にとられたように、瞬く度に落ちる涙。
はらはらと舞う星形の紙吹雪の中、耳に届く利一の声に、くしゃりと顔を歪めた。]

 ……ばか利一
 なんでお前が先に泣くの、……主役差し置いてんじゃねーよ、ばか

[肩口に押し付けられる目元。
その柔らかな癖毛を、くしゃりと掻き混ぜる。]

 ……っくそ、ばか、 ばか、……ばーか、……

[子供じみた悪態も、そのうちに、泣き声に掻き消える。]

(664) 2014/03/27(Thu) 01時頃

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