人狼議事


78 わかば荘の薔薇色の日常

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:



…ああ…う…で…く…として…わした…だったら
…にとったらお…のほうが…るだろう…

…でも…そうやってなくなら…にするぞ…


【人】 MNU機関 ジャニス

[それぞれに違う店名の入った色違いのビニール袋を、
片手に提げて帰路を辿る。

黄色の袋には総合感冒薬。
白い袋にはヨーグルトと、エクレアと、
ぷにぷにの食感が好きなブラックタピオカレモンティー。

薬はもちろん、
これから風邪をひく予定の男への献上品。

──ただし、今夜渡してしまうと
うっかり回復してしまうかもしれないので、
明日の朝以降、菌が回りきった頃にでも届けてやるつもり。

どうせ、南方の部屋には、常備薬など置いてあるまい。]

(5) 2014/06/30(Mon) 00時頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/06/30(Mon) 00時頃




【人】 MNU機関 ジャニス

[袋を持っていない方の手には
食べかけのガリガリ君が握られている。

涼し気な水色のそれを、時折齧って坂道を上る。]

(11) 2014/06/30(Mon) 00時半頃


ほんまに…だって…やで…



…あかん…そないなことしたら…は


しそうだ…


をつけっぱなしで…っていた…
…がわからず…を…る…

…ばかかよ…

…まだ…け…だ…
…だというのに…のわからない…に…きてしまった…
…りが…くなるというから…のせいもあったろう…
…もかぶらず…に…がってそのまま…っていたらしい…

…さむう…

…の…け…を…き…せた…
じっと…があたたまるのを…つ…
…になにか…っかかっているみたいに…げほげほと…が…まらず…のあたりが…む…


【人】 MNU機関 ジャニス

─ 大人の事情でテイク2 ─

[袋を持っていない方の手には
食べかけのカリカリ君が握られている。

涼し気な水色のそれを、時折齧って坂道を上る。]

(14) 2014/06/30(Mon) 00時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[蛇行しながら長く続く目的地への道の終わりに
季節外れの厚着姿が生け垣の外に立っているのを見つけ、
歩調を変えぬまま、遊は薄闇の下でぱちりと瞬きした。

ガリガ──もとい、
カリカリ君はもう棒だけになっている。]

(15) 2014/06/30(Mon) 00時半頃

が…だってはっきりわかったのは…だけど…

…は…が…に…てるから…みだって…ったんだ…



…だけどな…はお…のこと…きたいと…えるぐらい…きだ…
…でもな…お…が…け…れられないってんなら…なかったことにしてやれる…
…までどおり…もなかったことに…してやれるから…

…だから…いたりするな…




…ありがと…さんみたいなええ…にそんなん
…われて…めっちゃ…しい
…て…うたら…やな…

…は…しか…きになれへんねん
…しかもな…ここの…の…にす…きな…が
…おって


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/06/30(Mon) 00時半頃




…あ…

…だるさに…せて…うめいた…
…がおかしい…うしかなかった…
…り…すような…でないが…が…まであまり…まらないのでは…る…たちが…と…を…ける…まり…った…で…が…いて…いというのは…にどうだろう…
…くなら…にせよ…は…だ…に…い…ってしまったきりなので…は…で…っていく…があるなと…える…

…げぇほ…ぇほ…え…

…は…にない…はかったところで…が…わるわけでもないからだ…
ただ…き…け…が…がっているのもあいまって…があるという…はない…

…ん…ん…

…くしゃみをして…をかんだ…


【人】 MNU機関 ジャニス

[分厚い前髪が隠していてもわかる顰めっ面>>21

指先で、木の棒をぷらぷらと振って]

 コンビニと薬屋。

[と答えた。

声を張らなければハッキリと聞こえない距離でも
遊の声はいつもと同じため、ちゃんと聞こえているか怪しい。

止まらない歩みは、すぐにその距離を縮めるけれど。]

(25) 2014/06/30(Mon) 01時頃


に…った…のせいか…に…のせいか…だるい…
…をかんで…を…めて…へ…り…んだ…ばったりと…の…に…れたまま…きひとつするのも…がっていたが…はすっかり…してきていた…
のそのそと…き…がり…かったので…け…をかぶったまま…に…る…
…の…から…くと…では…い…がふっている…
…についた…がひんやり…えた…

…めんどくせ…

…までの…を…ってため…をつく…


た…つ…ひさ

…きはいい…しだけ…をしぱしぱすれば…
…の…の…と…じ…

…の…









…それをすると…なかったことにできないぞ…


【人】 MNU機関 ジャニス

[伸ばされた手は、避けない。
肌に触れる前に手を引いたのでなければ、
かったるい道程を歩いて来て少しは上がっているはずの体温が
それでも草芽よりは低い温度を指先に伝えるだろう。

草芽の一歩手前で足を止め、
質問>>28の答えを探す。]

 ……多分。

[メイビー。

今日より明日の方が悪いんじゃないかな。
なんて他人事のように呟く。

実際他人事なのだが。]

(30) 2014/06/30(Mon) 01時頃

が…みに…って…すのが…だろうか…
…が…まらないため…で…を…かした…
…く…の…で…さくしゃがみこんで…つ…

…え…っほ…うえ…っふ…げぇほ…げえぇほ

…しげな…の…ひゅ…と…を…う…があった…
…を…める…いて…をゆらすたび…がんがん…む…

…だぁるう…

…わず…に…してしまった…に…く…から…した…の…が…こえて…ち…がる…に…をそのまま…れて…るか…ないかも…った…に…ぜ…をせず…の…まで…っていき…を…もたれに…に…り…み…ちびちび…を…んだ…
…かいものを…んではなが…てきたので…をものぐさに…を…ばして…き…せた…






…やよ…



…いてるの…


を…する…
…は…のように…きかけの…の…を…って…の…を…していた…

…あ…

…を…して…きもち…は…ってきた…ような…になる…
こういう…は…も…に…いない…は…からとかいうし…

…だけ…

…ってあった…を…っ…りだし…を…げ…の…の…を…んだ…の…を…の…にのせ…か…する…
…かないと…になる…み…いた…から…け…せない…


【人】 MNU機関 ジャニス

[>>35疑われている。

でも、掠れた声やら空咳やら億劫そうな動きやらで
軽く風邪の症状が出始めているのに加えて、
自殺行為である大量飲酒までしていたのだから
南方の体調悪化はほぼ間違いない。]

 マジで。

[ひとっつも怠そうな感じのしない頷きを返し、
ふとアイスの棒に目をやると
消えかけた薄い文字が目に入る。]

 あ──、

[言いかけた言葉が、
押し付けられたふにゃっとした物体の柔らかさと
腕を引く強引な手に遮られた。]

(41) 2014/06/30(Mon) 01時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 え

[なにか、思いがけない言葉が聞こえた。

こちらを向かずに発せられた声は
はっきりとは聞き取れなかったけれど、
休んでおけとかなんとか言われたような。

あれ、何か──

勘違いしてる?
──と、やっと違和感を感じたけれど。

掴まれた手首から、
ひとの体温がじわりと染みこんで来て──]

 ───。

[咄嗟に振り払う失態を
見せないようにするのが精一杯だった。]

(42) 2014/06/30(Mon) 01時半頃

ジャニスは、手を引かれるまま、無言で草芽の後をついてゆく。

2014/06/30(Mon) 01時半頃


どうしよ…かな…


げほ…けほ

…になった…が…らかまともになると…また…に…るような…のまま…しを…けていた…
…が…こえている…が…する…
…ち…がって…におちたままの…け…を…に…すと…に…かった…
…を…ってすっきりした…また…を…く…めて…を…う…
…は…らか…るくなってきている…に…っていた…の…を…むと…を…け…を…いに…に…た…がないから…すとか…そういう…は…にない…
…った…が…いせいか…ちゅんと…の…がした…

…のどかぁ…

…をくわえ…でしゃがみこみ…ぼんやりと…を…め…けた…い…わったら…り…は…そうと…める…







…くん…



…いてていいよ…
…も…って…ないように…とくから…


を…ばして…
…の…に…れたなら…

…る…る…を…つ…



い…だ…



…だから…しか…わないし…にお…も…にしなくていいんだけど…


は…を…らない…にしよう…


ごめんなさい…


なんか…いたいこととか…いとか…くね…


【人】 MNU機関 ジャニス

[離れてくれない体温を
振り解くことも出来ないまま
気付けば自室の前まで連れて来られていて──]

 …──、

[やっと解放された手首に
なにやら汗ばんだ草芽の手の感触が残っている。

──ビニール袋を持った手で、そっと手首を撫でた。]

(48) 2014/06/30(Mon) 02時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 ……。

[わざわざここまで連れて来て、
言う言葉がそれか>>45

いつも通りの面白い草芽に
唇が勝手に人の悪い笑みを刻む。]

(49) 2014/06/30(Mon) 02時頃



…うん









…これ…


あ…り…がと…

…いたり…いたりしたのに…
…きになるかもしれないとまで…って…
…それでも…えていいなんて…

…えぺたも…
…も…
…こうして…いでくれる…も…


お…

…お…や…すみ…

…むようになったが…げて…を…す…



【人】 MNU機関 ジャニス

 …──おやすみ。

[草芽の黒い輪郭に流し目をくれて、
自室の重いドアを引き開けた。]

(52) 2014/06/30(Mon) 02時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

─ 201号室 ─

[開けっ放しの窓から、
雨が降り出す前特有の、腥い風が流れて来る。

真っ暗な部屋の中で
消し忘れたノートパソコンの白い光が
白々とキーボードを照らしている。

今日は色んな意味で來夏が頑張っていたから
ご褒美に渡そうと思って買って来たエクレアが
袋の中で生暖かくなってゆくのに
すぐにそれを渡しに行こうとか、
冷蔵庫に入れようとかいう気になれない。]

(54) 2014/06/30(Mon) 02時半頃

うん…



…はさ…
…くんが…っている…に
…のこと…てるし…に…けてるよ…




…どうしてかな…
…わかるんだよね…くんが…いてるの…





…だから…えよ…なんか…



【人】 MNU機関 ジャニス

[必要と思うことはすべて口に出している。
言わないのは、
言う必要がないと思っているからだ。

それ以上の──]

 なにを……

[草芽は、知りたいと望んでいるのか。]

(57) 2014/06/30(Mon) 03時頃

だって…
…いつも…さんのこと…してたんすよ


どうして…の…えは…も…っていないらしい…
…の…ということで…ちの…っぽさも…わるのだろうか
それにしては…は…や…の…しい…ちに…づくことができていなくて…し…ない…ちになる

…を…でてくる…の…もりにまた…が…んで…それからしばらくの…かに…かせてもらった…
こんなに…いたのは…した…だ…

…に…われたら…あの…くらい…いちゃうだろうなと…っていたけど…そうでないのに…けてくるのは…なんだろう
…かせたくない…って…ってもらったのに

…はどうして…あの…に…をつけたのだろう…

…わへんの…


さん…も…うてかっこええけど…
…の…が…もっとええね






…さんとこの…やからやし…

…がってなんて…


されたら…るのは…のほうだろう…
…のことは…にしなくていい…

…ああ…きなときに…にくるといいよ…
…ありがとう…



…あの…にはもういけない…か…




…あ…




…もうちょっとこう…なあ…
…やりようがあったろうに…に…いことしたな…







…へと…っていく…の…
…こえなくなってから…

…いでいた…に…そっと…を…し…けた…

…おかげで…が…くて…しの…れなかった…


あ…のな…

…さんと…その…
…して…く…る…たい…

…それはとても…いことだ…
つらくて…しいに…いない…
それでも…いきたい…から…


…お…の…に…いきたい…っちゃん…


…にぺたりと…を…える…


こんな…は…ましくて…いんだと…う…

…きな…が…いる…
…さんが…ずっと…きで…
…に…かれていて…

…の…にはずっと…かがいて…
…は…えてもいいと…ってくれる…

…しい…に…り…えるんだろう…

…が…いたって…が…たって…きっとそう…う…
…だって…そう…ってる…
…に…くて…ましい…





…えそう…だとしても…





…い…とおよ…


…もう…なんかじゃ…なく…


ぽつり…とした…
…についた…を…し…ぎゅっと…りこんだ…
…げない…ために…

…こえてないと…っていた…

…きないと…っていたから…


…それでも…しにしか…えずいたのに…


【人】 MNU機関 ジャニス

─ 201号室 ─

[背に固い扉の感触。

部屋に入った遊はすぐにその場を動かず
窓の外の漆黒を見詰めて
数秒ほどぼんやりとドアに体重を預けていた。

それからおもむろにキッチンに向かい、
ミネラルウォーターと調味料以外
めぼしいものの何も入っていない中型冷蔵庫に
買って来た要冷蔵の品を全部突っ込むと、
つけっ放しのノートパソコンの前に、義務的に腰をおろした。]

(74) 2014/06/30(Mon) 09時半頃


…それは…
…も…いてなかった…




…っ…ごめん…



…それだけ…けたんなら…
…だよ…



うん…
…うよ…

…に…としちゃ…いから…
…しの…ってただけ…




ん…




…てる…んだよね…


くん…
…し…の…に…




の…にあたる…で…













【人】 MNU機関 ジャニス

[小説が、最終章以外
もうこれ以上いじるところのない状態に近づいた頃、
遊は短く嘆息して、片手でノートパソコンの天板を閉じた。

側面の排気口から熱風を吐き出し続けていたファンも
しばらくして沈黙する。

空はいつの間にか白み、
針のような細い雨を降らせ始める──。]

(80) 2014/06/30(Mon) 11時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[時計の針が指しているのは
他人の部屋を訪問するにはまだ非常識な時間。

昨夜から着っぱなしだったリネンシャツをハンガーに掛け
タンクトップを黒に変えて
上から着心地のいい白い半袖パーカーを羽織る。

ローテーブルの横には、空になった泡盛の瓶が立っている。
その横に放ってあった黄色い袋と
冷蔵庫で冷やされたアロエヨーグルトを手に
遊はふらっと自室を出た。]

(81) 2014/06/30(Mon) 12時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[いつもの裸足、いつもの足取りで
誰もいない階段を下り、
104のナンバープレートが掲げられた扉の前で止まる。

コンコン──と、
無遠慮なノックが南方の部屋を襲った。]

(82) 2014/06/30(Mon) 12時頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/06/30(Mon) 12時頃


【人】 MNU機関 ジャニス

─ 104号室前 ─

[静かな廊下で扉の向こうのに意識を向けていると、
聞き耳を立てずとも人の気配は感じ取れる。

ノックの直後にはしなかった微かな物音が
閉じた扉の方へ近づいて来て──]

(89) 2014/06/30(Mon) 12時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 おは──

[ドアが開いたので、
好きのする笑み──のつもりの薄笑いを浮かべて、
南方より低い位置から見下ろすように顎を上げて
爽やかな朝の挨拶を言いかけた瞬間、ドアが閉じた。]

(90) 2014/06/30(Mon) 12時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 …………

[片手をノックのために上げた半端な姿勢で
開きかけの唇を閉じる。]

(91) 2014/06/30(Mon) 12時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[再度、ノックをしようと──
十回くらい叩いてやろうと少し手前に腕を引いた瞬間に
またドアが薄く開いて>>88]

 もう──

[隙間から見える男の顔を見て]

 朝だし。
 多分、必要だと思って

[黄色い袋を軽く掲げた。]

 差し入れ。

(92) 2014/06/30(Mon) 12時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[普段なら寝ているかもしれないが──]

 今日は起きてた。

[知ってた。
と言いたげに、閉じた唇を横に引く。

鼻声の、掠れ声。]

 風邪
 悪化してる。

[指で己の喉をさして、また笑った。]

(94) 2014/06/30(Mon) 13時頃

あぁそうだ…

…を…ながら…の…く…を…う…
…には…に…していなければいけない…
…に…なんて…っていたろうか…
…わないので…らない…いなら…うのは…

…みぃ…
めんどくせ…


【人】 MNU機関 ジャニス

[チェーンが隔てる彼我の境。
南方の警戒心が形になったようなそれへ
小枝のような、節のある細い指が掛かる。

胸の高さから
腹の高さまで

すぅっとドアの縁を指で撫で下ろし、
金属チェーンを人差し指で、そっと撫でた。]

(95) 2014/06/30(Mon) 13時頃



まれない…に
…に…み…めるようになるわけではない…



【人】 MNU機関 ジャニス

 してない?



 なら──

[指が、チェーンを離れる。]

 これからだ。

(97) 2014/06/30(Mon) 13時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 飲んだほうがいいよ、薬。

[面倒くさそうな、
言葉──うそ──
に、伏し目がちに笑って、再度掲げた袋を揺らした。]

(98) 2014/06/30(Mon) 13時半頃



にでも…なんて…ひくものだ…
だからこそ…や…を…す…に…た…れなさを…じる…
…の…を…ろうとしない…
…の…の…を…ねない…
…の…についてをきかない…
…が…に…られて…しいのかどうかを…ねない…
そういえば…つ…いた…
…さんは…と…ぎに…き…した…
…は…れた…という…なものだったが…


のように…うからだろうか…
…を…にするよりも…に…など…り…われてしまいそうで…はこうして…に…を…いている…



【人】 MNU機関 ジャニス

[頷く。


中身が見えづらい黄色の薄いビニール底に
長方形の箱の形が浮いている。

もう一つ、ヨーグルトも入っているから、
わかりにくいかもしれないが。]

(103) 2014/06/30(Mon) 13時半頃



ジャニスは、ミナカタの視線にビニール袋が怯えている気がした。

2014/06/30(Mon) 13時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

[一度、扉が閉まる。


らしくもない落胆を感じた瞬間、
もう一度金属音があって]

 ……。

[金属線に遮られていない空間が、ひらかれた。]

(105) 2014/06/30(Mon) 14時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 いらない。

[閉まってしまおうとするドアを手で押さえ、
背中に声を投げる。

外側に開いたドアの向こうに
ドアが収まるべき枠がある。

それを越えていいのか、
迷って]

 お金はいらない。

[もう一度言って、爪先を枠に乗せた。]

(106) 2014/06/30(Mon) 14時頃





【人】 MNU機関 ジャニス

 ──…。


[片足踏み出しかけたまま、
ひとり歩きした思考の途中で、遊は一瞬、微妙な顔を見せた。]

(109) 2014/06/30(Mon) 14時頃


【人】 MNU機関 ジャニス

[悪人でも、どうでも。
気にしない。

折角のチャンスなのでお邪魔することにした。

104号室の扉が閉まる。
黄色い袋を提げた珍獣を中に迎え入れて。]

(111) 2014/06/30(Mon) 14時半頃

な…は…り…われている…
…れば…とは…はかけなかった…
…るのは…いの…えない…だけだ…


【人】 MNU機関 ジャニス

[目についたのは、部屋と玄関とを隔てるカーテン。



──こんなところにも境界線がある。]

(112) 2014/06/30(Mon) 14時半頃

と…りとで…になったそれには…お…は…まで…という…で…してあるといってもいい…


【人】 MNU機関 ジャニス

[南方が通るために捲ったカーテンの隙間から
作業台のようなものと、その上のカップと、ベッドが見えた。

床に置かれた板は、隙間からではそうと認識できなかった。

ぱちりと目を瞬いて、
何も考えず後をついてゆく。]

(113) 2014/06/30(Mon) 14時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

[南方が財布に手を伸ばした辺りで、
仕切りのためのカーテンが捲れて、白い姿が覗く。]

(115) 2014/06/30(Mon) 14時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 ──絵だ

[玄関に戻るために南方が振り返るのと
気配に気付いて顔を上げるのと
陽光をカーテンで遮った部屋に、遊の声が響くのと。

どれが最初だっただろう。]

(116) 2014/06/30(Mon) 15時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[裸足が、絵の具のこびり付いた床板を踏んで、
大きなキャンバスの前で止まる。

光沢の足りない肌色は
それがまだ乾ききっていないことを示している。]

 ──。

[表情を変えない遊の目が、じっと裸像に注がれる。]

(118) 2014/06/30(Mon) 15時頃


えない…が…された…への…
…は…はっきりと…を…した…
それでも…めの…も…に…く…たのは…をずっと…いしてこなかった…だろう…


【人】 MNU機関 ジャニス

[首を振る。
金はいらない──と。

苛立ちを含んだ詰るような声音の理由がわからない。
境界を越える前に感じた一瞬の罪悪感は、
現れた絵という新しい情報に上書きされた。]

(120) 2014/06/30(Mon) 15時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[遊の目はもう南方を見ない。

画布の上の描きこまれた裸像から
なにかを読み取ろうとするように
自然体で絵と向き合っている。]

(121) 2014/06/30(Mon) 15時頃


…の…を…ぎゅっと…る…

…が…たった…しでも…いでいた…
…の…を…い…す…

…な…


【人】 MNU機関 ジャニス

[時間にして五分に満たない時間。

その後、
不思議そうに首を傾げ
握った袋に南方が触れたのを機に、
興味を失った体で南方を見上げた。]

 これ、
 楽しい?

[遊の手は、あっさりと袋を手放した。]

(124) 2014/06/30(Mon) 15時半頃






…すきに…なって

…ごめんなさい…


こんなものしか…らなくなってしまっても…
それでも…

…を…くことが…しくないわけが…なかったからだ…


【人】 MNU機関 ジャニス

[絵のことはよくわからない。
練習用の絵なんて、そんなものかもしれない。

自分の中から産まれる世界を表現したくて書く小説とは、
違うのかもしれない。

そうは思っても、聞かずにいられなかった。]

 ──南方、上手だね

[他に、言う言葉がなかった。]

(127) 2014/06/30(Mon) 15時半頃

にだけ…ってきた…
…しい…というのは…いつでも…かに…ほんの…かな…だけ…ふっと…を…して…あっという…に…ち…えた…めるも…それは…に…れない…
…のこもった…い…とともにやって…る…しい…については…とんとご…だ…
…な…ちいさな…しいが…した…ちに…れるだけ…

それは…こんな…り…をする…しかなくなって…の…に…するのをやめた…でもあった…

…しくなり…しくなり…それでも…どうしようもなく…れられない…
ただひたすらに…ずっと…しくなければ…しがみつこうとは…わなかったかもしれない…

…やかに…の…っていった…しい…は…しくても…の…かないものに…わりつつあった…


だから…の…から…しい…と…かれて…めて…を…すことも…やろうと…えば…あっさりと…てしまうのかもしれないなと…しく…う…
…を…す…と…さないの…が…の…だ…


【人】 MNU機関 ジャニス

 あ


 先生、なんだ。

[袋を移し替えてしまったから
ヨーグルトにスプーンはついていない。]

(130) 2014/06/30(Mon) 16時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 アロエ
 喉にいいから。

 冷やしておいたし。
 美味しいよ。

[用法など気にしたことがないから
ヨーグルトは
少し眠って起きた時に食べればいいと思っていた。

でも、食べたいなら今食べればいいとも思う。

角切りのアロエが
白い海にぷかぷか浮いている。]

(131) 2014/06/30(Mon) 16時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 うん
 平日に、わかば荘にいるときあるしね。

 塾って、予備校的な?

[どっちにしろ、教え慣れている。
億劫がりながらもいつも返事をくれていた
理由の一端が見えた。]

(133) 2014/06/30(Mon) 16時頃

ジャニスは、ミナカタのベッドに勝手に腰掛けた。

2014/06/30(Mon) 16時頃


【人】 MNU機関 ジャニス

 コンクールとか
 出さないの。

[油絵の具の飛んだ床板を見ながら
ぽつりと言う。

質問というより、独り言に近い
一言。]

(135) 2014/06/30(Mon) 16時頃





…ほんの…し…まで…そうしていた…
…の…にもなっていた…
…はまだ…いや…すかどうかも…



…さないと…い…ってしまうつもりで…その…が…ない…



【人】 MNU機関 ジャニス

 
 うん…──。

[出さない、
と言われなくて

ほっとした。]

(144) 2014/06/30(Mon) 16時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[気を張っていたわけじゃないのに
気が抜けた。

慣性の法則に従って、背中からたおれる。

柔らかくて]


 ……眠い。

(145) 2014/06/30(Mon) 16時半頃



【人】 MNU機関 ジャニス

[スリッパが床を擦る音が近づいて来たので
キャンバスから目を話して、
ベッドの前に立つスリッパを見た。

膝を上って
腰を過ぎて
シャツの胸元を通って

顔に至る。]

 寝れば

[寝る、と言うので
寝やすいように少し端に寄ってやった。]

(147) 2014/06/30(Mon) 16時半頃



【人】 MNU機関 ジャニス

 あるけど──


[あそこは、あまり眠れない。]

(149) 2014/06/30(Mon) 17時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[掛け布団が飛んで来た。>>148

薄い、やわらかい、布団の端を掴んで
もぞもぞ動いて足先が出ないよう掛け直した。

寝ていいと言われた気がして目を瞑る。]

(151) 2014/06/30(Mon) 17時頃


【人】 MNU機関 ジャニス

[──仕事なんてやすめばいいのに。

思った言葉は、頭の中にだけ響いた。


寝相は悪くないから、
きっと南方の睡眠の邪魔はしないだろうと
ベッドの端で膝を曲げて、すぅと眠りに落ちた。**]

(152) 2014/06/30(Mon) 17時頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/06/30(Mon) 17時頃




…がって…ほどぶつけた…に…れる…の…にそれほど…くはなかったけど…まさか…に…きされるとは…わなくてびっくりした

…てて…って…をさすってくる…が…だか…くて…そんなに…だということも…めて…った…かったし…いていたから…を…としたのに…づかなかった…も…い…

…ぷっ…えらい…の…れ…やね…




…うてくれたら…して…り…むくらいはしますよ…



…ほんま…ありがとうございました
…さんがいてくれて…かった…おやすみなさい…






…ほんま…めてくれて…かったわ
…さすが…さんや…で…しい




…ちゃんと…まで…りできるんかなあ



…いつ…なかったことになるんやろ














…む…い…はっちゃけ…ぎたかあ…
…よん…は…に…るであります…






…うさみ…って



を…て…



…り…まねえとね…




を…るちょっと…

…ん…

…を…ましたのが…いつもの…であったのは…で…を…して…った…ついでに…を…める…
…をひとつ…ふたつして…きなければ…と…いながら…ごろ…と…りをうった…
のろのろ…を…こした…に…が…かに…れて…なんだっけ…と…う…
…が…がる…の…えた…が…の…い…へ…れていた…
…からず…し…を…かめ…それが…の…だとわかって…てて…を…っ…める…そういえば…が…ていった…と…い…して…そこで…がしゃんとした…
…が…っているように…えたため…わるい…と…るのは…める…こうは…きに…る…うのだが…なんとなく…から…れるのには…があった…ちついでに…の…として…しをお…いしたのは…く…



…そういや…いつも…とかなんとか…

…のような…を…て…うな…をしてなさそうだと…れる…
…のことが…える…らしではないが…
…をつけるのが…になって…がしまったままの…い…で…え…ち…を…えた…











っは…は…だそれ…



…ゃ…





…の…の…る…
…きも…も…に…けて…えて…




…そっか…そやな…




…に…しては…であるため…にきちんとした…なりで…する…といった…は…ない…
…から…が…れた…を…り…して…った…
…をする…のせいか…い…
…くの…で…った…をつけた…
…と…をかけられ…めに…した…に…をする…

…ん…おはよ…

…え…
…いや…で…やられんだわ…
…はは…うっせ…なんだって…

…なんのかんのと…のお…で…は…にでも…になっている…
それさえ…しなければ…あとはどうという…もない…
…は…しんどそうだという…だけ…めて…え…ればいい…
…は…まだ…が…まる…のがらんとした…を…く…し…めた…





…なんかあったら…れよ…


【人】 MNU機関 ジャニス

─ 104号室 ─

[夢の中、いつの間にか遊は故郷の果樹園に立ち
この果樹園では初めて収穫される品種の桃に手を伸ばす。

視界に入る自分の手はまだちいさくて
桃は手に余る大きさだ。

細かくて柔らかい針のような毛に覆われた桃は
太陽を浴びて仄かにぬくい。

父親に、いつものより甘くい匂いがするぞと言われ、
鼻を近づける。 ──と、
淡いクリーム色と薄紅の果実から、油絵の具の匂いがした。]

(180) 2014/06/30(Mon) 22時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[すぅ、と息を吸って
もう一度、匂いを嗅ぐ。

やっぱり感じるのは油の匂い。]

 ──……。

[視覚と嗅覚から入り込む情報の落差が
夢の円滑な進行を妨げ、
そういえばこれは夢だった──、と気付いた瞬間
遊は目を覚ました。]

(182) 2014/06/30(Mon) 22時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 ……。

[横たわる遊の眉が、若干中央に寄っている。
悪臭──ではない。
不思議と落ち着く匂いだ。

しかし甘いと思って嗅いだ違和感が
目覚めた今でも強く残っている。]

(183) 2014/06/30(Mon) 22時頃



…もなくても…りにしてるで…は…
…も…うた…り…せ…やし



…ぁ…


それに…まだ…るっちゃ…
…そんなすぐ…ていかされんよ…くぞ…

…そんな…を…して…

…てく…には…なんかしてもらおうかいね…

…なら…をしてくれるんだろう…
…な…を…て…く…を…げた…



…まあ…まだいる…に…べばいいか…
…あと…に…しに…くのもありだな…



…ん…


【人】 MNU機関 ジャニス

[嗅ぎ慣れない匂いのする寝台でゆっくり身体を起こす。
短い時間だが、よく眠れた。

ここには自分を追い立てるものが何もない。

窓を見た。
カーテンは閉じていて、部屋は薄暗い。]

 時計……

[アラームを掛けると言っていた>>150から
まだ八時半前だと思ったら
そんな時間はとっくに過ぎていて、
部屋のどこにも、主の気配がしなかった。]

(190) 2014/06/30(Mon) 23時頃



…に…ったらさ…


にかぁ…それもありっちゃんね…
…みたいに…んで…いで…



…やめいよ…それこそこっぱずかしい…


【人】 MNU機関 ジャニス

[主の不在をいいことに
もう一度寝てしまおうかと思ったけれど、
午後からバイトだったのを思い出した。
ベッドの上でもそもそと布団を畳んで立ち上がる。

──改めて、部屋を見渡す。]

 ──。

[ものがないわけでもないし
整然としすぎている──ということもない。

だけどここは、生活の基盤というより
単なる作業場のような感じがする。

学生時代、時々遊びに入った美術準備室が近いだろうか。]

(193) 2014/06/30(Mon) 23時頃


…いで…い…もっていってやるよ…



…ここのやつらなら…き…ってくれるだろ…


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/06/30(Mon) 23時頃


【人】 MNU機関 ジャニス

[いや──あそこはもっと、
筆だの絵の具だのが散乱していて汚かったな。

ちょっと違うな、と首を傾げて
目的もなく視線を巡らせていたら、
作業台の上の、でかでかと書かれたメモ>>154を発見した。

置いてある鍵を手に、文字に視線を走らせる。]

 九時──

[大丈夫、バイトは終わってる。]

(202) 2014/06/30(Mon) 23時頃

が…むんじゃなくて…お…が…むとやろ…



…せやんね…
…でも…しい…れの…で…しい…は…しい…




…も…むとも…
…まあ…ならつくってやれんこともない…



…ま…うかどうかはそのときにならんとな…


【人】 MNU機関 ジャニス

[殴り書きなのに妙に読みやすい。

細いペンを探したが、作業台の上になかったので
勝手に引き出しを開けた。]

(211) 2014/06/30(Mon) 23時半頃


…だけど…ってる…
…もし…に…わなかったら…
…の…で…っててくれてもいいです…
…はあいています…

…はここに…



…そうだ…は…が…き…


【人】 MNU機関 ジャニス

[普段喋るよりよほど雄弁で、
主語も目的語も行方不明にならない丁寧な口調。

殴り書きのメモの隅に
鉛筆の細い字で、流れるように書き記した。

書き終わった鉛筆は、
返信があると主張するように作業台に転がした。]

(213) 2014/06/30(Mon) 23時半頃

こんな…を…た…


う…はただみんなに…んで…しくて…
…もしかして…だったのか…ならやめるよ…ごめんな…だからさ…だから…わないでくれよ…
…の…いところ…すから…なあ…が…




…き…とは…しいな…



【人】 MNU機関 ジャニス

[部屋の隅に片付けられた他のキャンバスも気になったが
慣れないものに勝手に手を触れて散らかすと
片付けが面倒だと思って見るのをやめた。

部屋を出る前に、
見慣れない一階のベランダからの景色を見ようと
カーテンを捲って窓を開け、身を乗り出して外を見た。]

 まだ降ってる。

[濡れて仕事に行くわけにはいかないので
傘がいるなと思った。]

(215) 2014/06/30(Mon) 23時半頃

したら…しいのんにして…



…しみにしとうっちゃ…

…にしても…いいだろうか…なんて…
…を…こしに…くだろう…の…に…いた…



…お…


【人】 MNU機関 ジャニス

[言われた通り窓を閉めて、そこにもしっかり鍵を掛けた。
玄関と部屋を隔てる間仕切りをくぐる前、
もう一度裸像の描かれたキャンバスを、振り返って見た。

絵は、なんのイマジネーションも掻き立てられない
ただの習作のようであるが、
改めてよく見れば、白の中にも幾重もの色が重なっていて
それがリアルな立体感を感じさせているのだとわかった。

よく描き込まれている。
自分なら、一枚の習作にこうも手を掛けられない。

好き──なんだな。

ぼんやりと、そう思った。]

(221) 2014/06/30(Mon) 23時半頃





あれは…き…だったのかな…



あれは…だろうな…


【人】 MNU機関 ジャニス

─ 104号室前 ─

[閉じたドアに鍵を掛けて、鍵をポケットにしまう。
談話室に顔は出さず、階段に向かう。

自室で着替えて出掛ける準備をするためだ。

來夏はもう起きているだろうか。
昨日渡し損ねたエクレアを部屋に持って行こうか。]

(226) 2014/07/01(Tue) 00時頃






…っこちた…と…うるさい…の…び…で…
…に…が…めた…

…てぇええええええ…



【人】 MNU機関 ジャニス

[遊が目を覚ましたのは、
天露が管理人への告解を行った時間よりはずっと後で、
104号室の窓から庭を覗いた時には、
巨躯を縮こまらせる檀>>199はもう庭から消えていたし、
道菅の大声>>207も、響いた時にはまだ夢の中だった。

昼にほど近い、遅い時間。
たまたま誰ともすれ違わずに二階まで来て、
自室までぺたぺたと、冷たい床を踏んで歩いた。]

(239) 2014/07/01(Tue) 00時頃


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/07/01(Tue) 00時半頃



ありがとう…


っと…

…すべきか…んで…
…どのくらいか…し…の…ゆっくりと…いた…

…か…なうなら…
…どうに…か…なり…たい…

…こいつは…じゃないだろうに…
…わかってていて…にした…


あとで…


【人】 MNU機関 ジャニス

 おはよう

[204号室──芸の部屋の前辺りに差し掛かったところで
自室の隣の部屋の扉が開いた。

立ち止まらず、表情を変えず、言葉を返す。]

 ──…

[そのまま202号室の前まで来て、足を止めた。
前髪が邪魔で、草芽の表情は見えない。]

(265) 2014/07/01(Tue) 01時頃

さんからは…げていた…
…られたくない…してほしくない…
…のことなんてわからなくていいからと…

…からも…げたけれど…
…ってほしい…け…れてほしい…
…のことをわかってほしいのにと…だった…


…すきになる…て…うたのに
…しくしたんは…ったい…


…れない…

…こそ…られてしまうんだろう…か…


【人】 MNU機関 ジャニス

 手──

[自分の掌を見せて、
同じように手を出せと促す。]

(273) 2014/07/01(Tue) 01時頃



【人】 MNU機関 ジャニス

[扉から恐る恐る差し出された手を
いつもと変わらぬ温度で、握る。

握って、手前に引いた。

部屋の中から引っ張り出すように──。]

(283) 2014/07/01(Tue) 01時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[握った手を離さず、
反対の手を、草芽の前髪に伸ばす。

逃げられなければ、前髪を額で押さえて
覗くライトブラウンを、間近から見下ろした。]

(284) 2014/07/01(Tue) 01時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 
 見て。

[気持ちを伝えるのに、言葉はいらない。
そんなことを言うのは、
物書きとしてどうかと思われるかもしれない。

けれど実際、
視線から、態度から、読み取れるものは多い。]

(286) 2014/07/01(Tue) 01時半頃



…は…

…お…の…が…きだよ…




…しいくらいに…

…お…のことが…きだ…




は…が…すき…と…

…に…たなかろうが…
…を…に…なかろうが…
…どこかへ…って…ってこなかろうが…


…は…この…ちを…にしたくない…



…お…に…のこと…すきに…なってほしいと…よ



MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/07/01(Tue) 02時頃



せやけん…から…くさ…

…お…に…しくされると…い…んでしまうかもしれんと…
…ってくれたり…してくれたり…
…ったり…いかけてきてくれたり…

…かれて…しくないわけじゃないんも…わかるっちゃ…
…でも…もし…それ…を…えれんなら…
…えようとも…わんなら…

…に…しくせん…とって…


…は…じゃ…ない…っ


【人】 MNU機関 ジャニス

[草芽の唇が動く。>>297
何かを言おうとして言葉にならなかったのか。

>>299見せろ、と訴える相手の目を
もう一度、自分に向けるように顔を寄せて繰り返す。]

 見て。

 俺は──
 眠い時は眠いって言うし
 面白くなければ、笑わない。

 いちいち自分のこと、全部言おうと思わないから
 目を瞑ったままだと、俺のことはわからない。

 心配なら── 心配、したいなら──。
 自分の目で、見なよ。

(303) 2014/07/01(Tue) 02時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[心配されるようなことは、
今のところ、小説の進み具合ぐらいしかないけれど。]

(305) 2014/07/01(Tue) 02時頃



【人】 MNU機関 ジャニス

[近く見詰める、切れ上がった一重の眼は
それでも、斬りつけるような鋭さは持たない。

草芽の淡い色の虹彩がどんな表情を湛えるか
逃げることを許さず見ていたが]

 ──…

[頑張る、と
頼りなく答えるのを聞けば
僅かにその表情は笑み、掴んでいた手を離した。]

(311) 2014/07/01(Tue) 02時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 髪、切れば。

[握っていた掌に
草芽の体温が残る。

距離はもう元通り。
引こうと思えば、いつでも新たな境界線を引ける位置。]

 邪魔でしょ。
 あと

 そういえば、お揃い。

[白いパーカーのフードを摘んで、
そこについた、猫の耳のような飾りを見せた。]

(312) 2014/07/01(Tue) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[フードを被ることがないから
その飾りは日の目を見ることはない──が、
もし、日向を見つけたら被るつもりでいる。

猫っぽいと言う日向の前で
猫の真似でもしてふざけてみようと思ったのだ。]

(313) 2014/07/01(Tue) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[一歩、扉から離れ]


 ──あ、來夏。

[廊下の途中に立っている來夏に気付いて、名を呼んだ。]

(314) 2014/07/01(Tue) 03時頃

ジャニスは、テッドをちょいちょいと手招きする。

2014/07/01(Tue) 03時頃


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/07/01(Tue) 03時半頃






…うん…ありがとう…
…お…のこと…として…に…ってる…



…きになってくれてありがとうな…



…お…が…も…わないからって…えててごめんな…


【人】 MNU機関 ジャニス

─ 202号室前 ─

[草芽が遊の前で笑うのは珍しい。

>>317空気が漏れたような音と
口許の緩む様子に、遊の口許に刻む笑みもごく僅かに深まる。

來夏が重い足取りで近づいて来れば
ちゃんと隣に来るまで手招きを続け
眠たげな顔を見て]

 眠い?

[と尋いた。]

(325) 2014/07/01(Tue) 08時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[理由を探すような視線に気付くと]

 ちょっと待ってて

[と言い置いて、
一度自室に入り、冷えたエクレアを持って戻って来た。]

 昨日
 買って来た。

 ──、

 お土産。

[理由もなにも言わず
來夏にエクレアを差し出して、
聞かれれば昨日手伝い頑張っていたからだと教える。]

(326) 2014/07/01(Tue) 08時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[草芽も食べたがるようなら

じゃあ、今度買って来る。

と言って、
フードの上から草芽の頭を撫でようと手を伸ばす。]

(327) 2014/07/01(Tue) 08時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 と、バイト──

[そろそろ出ないと遅刻する、と気付いて
眠そうな來夏の額辺りも一度撫でてから
二人に背を向け、201号室の扉の向こうに消えた。]

(328) 2014/07/01(Tue) 08時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

─ 201号室 ─

[南向きの、カーテン開け放しの窓から
灰色の空が見えている。

雨の日の自然光で満たされた室内は
暗くはないのに、光よりも影を身近に感じる。

光沢のある黒いローデスクの上で
閉じた薄い機械が沈黙している。
機械に心はないのに
もう時間はないぞ──と急かすような、
無言の圧力ばかりを感じる。**]

(329) 2014/07/01(Tue) 08時半頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/07/01(Tue) 08時半頃


ジャニスは、財布と透明の傘と携帯を持ち、バイトに出掛けた。**

2014/07/01(Tue) 08時半頃






…の…





…さん
…おはようさん

…はどう…
もう…ししたら…かけるから
…か…ってきて…しいもんあったら…うて

ところで…の…そこにある…
…までに…りに…くんで…のいい…
…ちょうだい…





…き…って…
…には…い…せないものなんだな…



…なんか…
やっと…ちゃんと…れた…がする…




…おはようさん


…だいじようぶ…
…わか…ふとんもありがとう…
…までにはかえすがえす





【人】 MNU機関 ジャニス

[壬浪商店街に入って一本目の脇道を入ると
昭和の時代から変わらない古い家屋と
最近出来たばかりの
和モダンなデザイナーズマンションが同居する、
ノスタルジィな雰囲気の裏通りに出る。

常連からても爺と呼ばれ親しまれている
白髪の柔和な店主が営む狩生堂古書店は、
そんな新古入り混じる不思議な通りの一角に
ひっそりと隠れるように建っていた。]

(341) 2014/07/01(Tue) 16時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

─ 狩生堂 ─

[木枠にガラスを嵌め込んだ古い引き戸を開けると
最初に目に入るのは
男性の腰ほどの高さの木製の台。
てっぺんに赤い座布団が敷いてあって、
その上に、真っ青な目をした白い老猫が
身体を丸めて眠っている。]

 ──。

[台とほぼ同じ高さのカウンターが
台と隣接するように店内へと伸びていて、
レジの奥に、本を読み耽る店番の青年──遊がいた。]

(342) 2014/07/01(Tue) 16時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[遊は、店にいる時間のほとんどを
カウンターで本を読んで過ごす。

客が入って来た時だけ顔を上げ、
ちらりと客の顔を確認するとまた本に視線を戻す。

いらっしゃいませの一言もない。

──が、
洋書や専門書を多く取り扱う狩生堂の客の多くは
美術系の学生やまだ若いデザイナーであるためか、
その無愛想さが、逆に気を遣わなくてよいと、
評判はそこまで悪くなかった。]

(343) 2014/07/01(Tue) 16時半頃





…みんな…らないんだろうか…


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/07/01(Tue) 17時半頃





…うん…
…なんだ…



…まれれば…づけを…むことはない…
…を…る…は…までと…わらぬもので…づけ…つで…わりそうもない…
…いつ…れあってもおかしくない…そんな…で…かに…って…


むなら…えてやりたいと…ったからだ…




…くそ…しそうだな…
…が…されたのがそんなに…しいか…

…おう…めてだよ…されんのなんて…
…めてが…か…って…だから…うなよ…


おう…
…が…したって…はお…を…


…を…れない…


…だからもうちょっと…ってろ…
…がそっちに…くまで…だろうが…そこで…をずっと…ててくれよ…



…しないよ…

…むようにさせてくれるようだったから…
…の…い…が…までにない…い…で…を…えて…
いつも…しでしかわからない…の…を…
…なかったこと…にしてからは
あまり…い…つめないようにしていた…を…
じっくりと…が…むまで…で…つめ…





…はさ…

…としても…
お…のこと…とても…に…ってるよ…




だから…
…だよ…




…ありがとう…



…ん…
…めた…

…るね…
…もう…だよ…








…また…よろしくね…







…ん…ありがとう…


ああ…それなら…は…るよ…




…こちらこそ…だ…

…よろしくな…



…ありがとう…な…

…じられた…に…つぶやきを…して…
…から…て…った



…だよ

…しぶり…にしてる…いた…
…ありがと…ぴったりやったで

…ごめんな
こっちで…きな…ができた…ながら…だよ
ばれないうちは…にしておこうかと…った
でももう…んなった…はただ…を…きになっただけや
それってそんなにあかん…なの…
…さんは…さんと…うし…ももう…やよ

この…に…れなくてもいい
…りも…らない…もいらんて…さんちに…えて
もうなかったことにして…れたから…も…いらんよって
…なら…った…は…すからって…
…まで…り…には…かけないように…をつけるしええ…で…るから
どうかこの…いは…して…して…お…いします




…ごめんな…ばっか…うて
…もでけへん…ええ…にもなれへんで
…ごめん


【人】 MNU機関 ジャニス

─ 狩生堂 ─

 ──…
 ──…
 ──…

 ──…? 

 ──…あ、 いらっしゃいませ。
 買い取り希望ですか?

[雨のせいか、曜日のせいか、
店を訪れる人の数はいつも以上に少ない。

夕方近くになって、
一人の女性客が段ボール一箱分の写真集を抱え
細腕をぷるぷるさせながら無言でレジ前に立っていた。]

(384) 2014/07/01(Tue) 22時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[遊がこの日

いらっしゃいませ、と
ありがとうございました、を

口にしたのはこれが三度目で
同時にこれが最後となった──かもしれない。]

(385) 2014/07/01(Tue) 22時頃





…いな…




…かいな…



…を…くぞ…


か…


【人】 MNU機関 ジャニス

[女性客が訪れる前の、平和──もとい、暇な店内。

遊がいる間、ても爺はあまり姿を見せない。
白猫のみぃも、遊に懐いている。
今は餌のカリカリを食べ終えて睡眠中だ。

邪魔する者のいない店内で、遊の読書は捗っている。]

(404) 2014/07/01(Tue) 23時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

─ 狩生堂 ─

 …──
 …──
 …──

 …──あ、

 …──宇佐美

[まいど──から四拍ほど遅れて
遊は顔を上げた。

夢から引き戻されたような顔で、意外な客の顔を見る。]

(407) 2014/07/01(Tue) 23時頃

ジャニスは、サミュエルの顔を、凝っと見て──

2014/07/01(Tue) 23時頃


を…れる…

…ぁ…

…だけどな…
…りてる…


【人】 MNU機関 ジャニス

[遊が読んでいたのは
病沢エリの著書──人間不全。

その昔、作者がわかば荘に住んでいたことを
遊は知らない。]

 イラストなら──

[かなり後半の頁に栞を挟み
立ち上がって店の左奥の棚を指指した。]

 そこ。

[ただ、そことは別に、
最近のイラストレーターが参加している
雑誌のバックナンバーを扱ったコーナーが
今教えた場所から三つ隣の棚にある。]

(413) 2014/07/01(Tue) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[藤堂のイラストを探しに来たと知らない遊は
一般的なイラスト教本のある棚を教えたが、
宇佐美が気紛れに他の棚にも目を向ければ
平置きされ並べられた雑誌の表紙のひとつに
藤堂のイラストが用いられているのを
見つけることが出来るかもしれない。]

(415) 2014/07/01(Tue) 23時半頃

せっかくなので…はじめてのお…かき…な…を…に…って…ぱらぱらとめくってみたもののこれじゃない…で…すぐに…に…した

…に…が…を…きたいわけじゃない…
ただもう…し…この…に…しくなったら…の…を…た…に…もっとうまい…ができるようになれないかと

…も…じないわけではないのだ
…ているとふわ…と…ちがあったかくなったり…はっとしたり…
どの…についても…のような…じゃなくて…どいから…が…ちる…くらいの…かな…があって…

ただそれを…どう…にすれば…わるのかが…らなくて…き…というごく…な…で…わってしまう



【人】 MNU機関 ジャニス

 宇佐美、絵でも始めるの?

[奥へ向かう宇佐美を
物珍しげに遊の視線が追う。

そうなら──
南方にでも教われば、上達が早そうだ。

藤堂の仕事も小耳に挟んだことはあるが、
教えるなら南方の方が慣れているだろう。

静かな店内のこと。
張り上げずとも声は届くか。]

(422) 2014/07/02(Wed) 00時頃




…とともだち…か…



…とりあえず…するか…



MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/07/02(Wed) 00時半頃







…の…

…して…めよ…
…いや…も…じゃ…よん…










…である…

…の…を…つ…
…のとこで…げ…ってる

あの…どうなったのか…えろよ…
…の…
…をうつすとかって…の…





…ごめん…

…れて…





…でも…に…せ…んっ…くれ…て

…あ…り…が…っ…と…う



【人】 MNU機関 ジャニス

─ 狩生堂 ─

 へぇ……



 ……見たい。

[>>427下手と聞いて俄然興味を湧かす。

謙遜か
画伯レベルか。

後者なら面白いな──、と。]

(444) 2014/07/02(Wed) 07時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[壁際以外は目線の高さ以下で揃えられた本棚。
店内の見通しは悪くない。

どこに何があるか完全に覚えているわけではないし
宇佐美が手にした本のタイトルが見えるほどの超視力もないが
教えたのは教本関係のコーナーで、
そこから動かず眺めているところを見ると
間違ってはいなかったかと思ったのだが──]

 やるんじゃないなら、
 隣の隣。

 ──そう、そこ。
 その棚は、画集とか置いてる。

 デザイン系の雑誌のバックナンバーは、もう一つ隣。

(446) 2014/07/02(Wed) 07時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[絵で稼ぎたいと思っている人──]

 ──うん

[南方は──]

 いるね

[絵で稼いで──いる。]

(447) 2014/07/02(Wed) 07時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

 
 ──。

[羨む宇佐美の声>>427に遊は沈黙し
代わりにみぃがクァァッと大きな欠伸をした。]

(448) 2014/07/02(Wed) 07時半頃

での…



…った…だ…に…うな…


かった…ちゃ…

…でも…く…える…い…い…
…も…に…しかけてしまいたかった…

…に…わらなくていいと…すような…
…きなだけいてもいい…きに…て…けばいい…
…き…すように…じゃないと…げられて
…はどこかから…らされた…

その…に…が…らないことに…しんで…しんで…

いま…むのはほんの…しだけ…
…とさえ…ってもらえないんだと…そんな…しみに…れるだけ…


び…める…は…の…を…ていた…

…に…をすることはない…
…らしい…も…になるのは…だけ…

それだけで…どうした…って…なのだと…

…なら…として…に…れたかも…れない…
…えただけでよかったのに…にいられるだけでいいのに
…すき…と…う…は…たらしく…を…める…
…んで…やがて…としてもいられなくなる…

…いなんてものは…をも…むような…

…り…げられる…え…も…
たとえば…もし…たら…れば…

それでもこんな…に…をくれる…さんだからこそ…
きっと…は…きになっていたんだろうと…
どこか…に…を…いた…


い…の…

…が…で…どうすれば…できるのか…



…のように…って…



…わからない…



…すいとおよ…

…すきになって…



…ごめんなさい…





…おはようさん


…はいった
…までもどれんごめん
…は…っていいけん
…ふとんもつてて



【人】 MNU機関 ジャニス

[差し出されたメモの絵を見て]


 はは


[乾いた笑いが漏れた。]

(454) 2014/07/02(Wed) 08時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[何とも微妙な絵だった。


上手くもなく、
画伯と言うほどエキセントリックでもなく。]

 ……うん

[何がうんか。

とりあえず話を変えた。>>446]

(455) 2014/07/02(Wed) 08時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[座布団の上で寝直したみぃは
宇佐美の動く物音を聞き取ってか、
時々ぴくりと耳を動かす。

宇佐美が帰るまで読書は置いておいて
遊はみぃのそういった動きを、
考えこむような眼差しでじっと見ていた。

そして──
宇佐美が目的のものを手にしたかしないかに関わらず
店を出る宇佐美にこう尋ねた。]

 絵本は好き?

(457) 2014/07/02(Wed) 08時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[嫌いと言われなければ]

 じゃあ──その箱の中の絵本
 どれでも一冊好きなのを持ってっていいよ。

[カウンターの裏の、
客からは見えない位置に置いてある段ボール箱の中の
新しいものも古いものも混ざって積まれている絵本を指して]

 俺の奢り。

[と、薄く笑った。]

(458) 2014/07/02(Wed) 08時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[その箱の中身は、先日本を売りに来た客が
金にならなくていいから処分してくれと置いて行ったもので
ほとんど全部、あまり有名でない作家の絵本だった。

今日ここに来て最初の仕事が
この中から売れそうな本を分けることだった。

一冊一冊目を通しながら、これを持って来た客が
なぜこんなに沢山の絵本を集めたのか。
そしてなぜ突然不要になったのか。

想像するのは楽しかった。

今箱の中に残っているのは
日焼けが酷かったり
逆に新しすぎたりして売れそうにないものばかり。

だから奢りと言っても、元々タダなのだけれど。]

(459) 2014/07/02(Wed) 08時頃


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/07/02(Wed) 08時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

 ……。

[>>460勘違いも甚だしいが
狐面を貼り付けたような微妙な表情で聞き流した。]

(461) 2014/07/02(Wed) 08時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[宇佐美が選んだ雑誌の会計を済ませ、
絵本と一緒に雨の日用のビニールの手提げ袋に入れてやる。]

 …──

[本を受け取った宇佐美に
声を掛けようとして、やめた。]

(464) 2014/07/02(Wed) 08時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[やりたいことは自分で見つければいい。

苦しくても好きなことを模索するか
出来ることを一生懸命こなすか。

どちらも間違いではない。
選ぶのは自分だ。]

 ありがとうございました。

[本日二度目のありがとうございます。
みぃがまた欠伸をした。]

(467) 2014/07/02(Wed) 08時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[七時に店を閉め、書架を軽く整理して店を出た。
帰り際、ても爺が手土産をくれた。
あんこの代わりに桃の入った水まんじゅうらしい。

ただのバイトの身に余るほど、ても爺は気に掛けてくれる。
昔小説家を目指していたから、若いころの自分と被るそうだ。

本当に今月いっぱいでやめてしまうのかい──?

そう問われて、多分──と、曖昧な返事をした。]

(469) 2014/07/02(Wed) 09時頃



…くん
…りょ…


【人】 MNU機関 ジャニス

[雨はまだ降り続いている。
細い細い針のような、柔らかい雨。

傘を打つ雨音さえ優しい。

帰り道、コンビニに寄ってエクレアを買った。
ついでにのど飴も。

坂道を上る遊の手に、二つの袋が揺れている。
一つには大判の写真集が入っているから、少し重い。*]

(471) 2014/07/02(Wed) 09時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

─ 夜 わかば荘 ─

[宇佐美の忠告のおかげで
遊は珍しくちょっとも濡れずにわかば荘に帰って来た。

途中、傘を閉じたくなったけれど
宇佐美の言葉>>462を思い出してやめたから
やっぱり今日わかば荘の廊下が濡れずに済んだのは
宇佐美の功労と言って差し支えない。]

 ただいま

[玄関でスニーカーを脱いで、誰にともなく言う。]

(473) 2014/07/02(Wed) 09時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[談話室を覗いて壁に掛けられた時計を見る。
針はまだ、八時ちょっと過ぎを示していた。

スマホを取り出して着信を確認する。
メールが一通届いていた。

中を確認して、無言でしまう。]

(474) 2014/07/02(Wed) 09時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[知らない番号からの着信はなかった。
南方に緊急事態は起きなかったのだろう。

メモに連絡先を残したから、何かあったら携帯に──]

 ……

[そこまで考えて、重大なことに気がついた。]

(477) 2014/07/02(Wed) 09時半頃


…に…らなきゃ…れないじゃん…


【人】 MNU機関 ジャニス

 ──。

[玄関に取って返して南方の靴を確認する。

ない。
まだ帰って来ていない。

多分。]

(478) 2014/07/02(Wed) 09時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[オーケーオーケー。 何も問題ない。

九時になる前にもう一度お邪魔してメモを処分しよう。]

(479) 2014/07/02(Wed) 09時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[談話室には何人くらい人がいただろうか。

草芽がその場にいれば、
買って来たばかりのエクレアを取り出し
來夏に渡した時と同じようにお土産、と言って渡す。

他にも人がいれば、いくらか言葉を交わして
グラスに氷と水を入れて、喉を潤した。

重い写真集の入った袋は、そのまま自室に持ち帰る。]

(480) 2014/07/02(Wed) 09時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

─ 201号室 ─

[扉を開けると、真っ暗な部屋がそこにあった。
閉じたままのパソコンが死んだように沈黙を続けている。]

 ──……。

[引き寄せられるように近づいて蓋を開ける。

電源を入れると、低い駆動音が空気を震わせ
やがて画面に灯った白い光が、
薄ぼんやりと部屋を照らし出した。]

(481) 2014/07/02(Wed) 10時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[手提げ袋を部屋の中央に放り出して、
デスクの前のクッションにストンと腰を落とす。

手が勝手にマウスを操作し、
書きかけのテキストを起動させていた。]

(482) 2014/07/02(Wed) 10時頃

ジャニスは、九時を過ぎても、そこでぼうっと画面を見つめ続けている。

2014/07/02(Wed) 10時頃


【人】 MNU機関 ジャニス

[談話室の真上の
ウッドデッキに出て来た人の話し声の聞こえる
この部屋の位置が気に入っている。

階段からは少し遠いけれど、二階の屋上も近くて
外の気配が間近に感じられるのがいい。

まさかそんな所でクレームが発生しているとは思わず
鍵の閉じていない部屋で、増えない文字を睨んでいる。]

(486) 2014/07/02(Wed) 10時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[扉を叩く音がして、小さく肩が跳ねた。
半分放心していた。]

 ……あいてる。

[辛うじて外に聞こえるくらいの声を、扉に放る。]

(487) 2014/07/02(Wed) 10時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

[無垢材のフローリングは
遊が入居する前に201号室に住んでいた人が改装したのを
特に変える必要もないからそのまま使っている。

部屋に満ちるのは本の匂いではなく
開け放たれた窓から入る雨の匂い。

真っ暗な部屋の、四角い白い光を背負って
入って来た南方を座ったままの遊の横顔が出迎えた。]

(489) 2014/07/02(Wed) 10時半頃


こええよ…


【人】 MNU機関 ジャニス

[いつも、誰にでも
無造作に放るように掛けていたお帰りの言葉はない。

心ここにあらずの表情で
凝っと、南方の顔を見上げていた遊の目が
重い足取と息遣いに気付いて、ようやく瞬きをした。]

 ……南方、具合悪い?

(491) 2014/07/02(Wed) 11時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 ?

[言われた意味がわからない、という顔。


夜。
それがどうしたのだろう。]

(492) 2014/07/02(Wed) 11時頃

ジャニスは、本を読まないのに電気をつける必要を感じない。

2014/07/02(Wed) 11時頃


【人】 MNU機関 ジャニス

[緩やかに、首を横に振る。
体調は悪くない。]

 目は、両方1.5だけど

 ──あ
 そこ

[南方が部屋の中に歩いて来るなら、
足元に気をつけろという意味で
写真集が落ちている辺りを指で示す。

本が落ちているから気をつけて、
までは口にしなかったが。]

(494) 2014/07/02(Wed) 11時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 風邪、あんまり引けなくて

[小さい頃から実家の果樹園の手伝いをしていたから
見た目よりも基礎体力がある。

寝不足続きで濡れても風邪をひかないのは
きっとそのせいだろう。

自力で患えないから、お裾分けに預かろうと思ったが──]

 あ

[注意した瞬間、南方が体勢を崩した。
鈍い音も、小さく聞こえた。

ハードカバーの写真集は
角が当たれば相当痛いだろう。]

(499) 2014/07/02(Wed) 11時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 大丈夫?

[──足。

咳き込み、その場に膝を突いた南方に
見当違いの心配をして立ち上がると、
傍らに寄って姿勢を低くし、背中を撫でた。]

(500) 2014/07/02(Wed) 11時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

 ──それ、
 今日入荷したから、來夏にあげようと思って。

[南方が見ているのは、
本日最後の女性客が売りに来た本の中にあった、
來夏が好きな写真家の写真集で、
さほど有名ではないせいか、扱っていない書店も多いので
プレゼントしようと思って買い取って来た。

聞かれたわけでもないのに、
しげしげと本を確かめる様子を見て、何となく口にした。]

(502) 2014/07/02(Wed) 12時頃

ジャニスは、本を受け取って、少し離れた位置に置き直す。

2014/07/02(Wed) 12時頃



が…を…くから…くから…っている…
…と…が…の…にいる…よりも…に…そうにうつるのは…のせいだろうか…の…から…かなかったせいだろうか…
さっきの…ここにあらずといった…が…が…に…っているせいだろうか…
…によってきた…をみるに…そろそろ…いつもどおりに…えないでもないのだが…


のなかには…らしき…のものから…まで…だ…
…い…なので…と…いろいろある…で…る…
…が…や…で…しってる…と…えるのは…に…てくるようなものか…になった…か…の…に…いてある…で…たまたま…たことがあるものくらいか…



【人】 MNU機関 ジャニス

 ……いや、中古。

 俺のバイト先、古本屋さんだから。

[──気にしないで。]

 それより

[南方の、背中に触れた手が少し──]

 熱い。

(504) 2014/07/02(Wed) 12時頃


【人】 MNU機関 ジャニス

 
 ……────。

[──退散してやるから


その言葉に、唇を閉ざす。]

(506) 2014/07/02(Wed) 12時半頃

な…が…をついて…たなと…う…
…となく…のせいかもしれないが…
みょうに…っているように…えたのだ…
…の…の…が…


【人】 MNU機関 ジャニス

[背中を撫でていた手は止まって、
今は、そこに重みが乗っているだけの状態。


南方が口にするのは、
薬への礼と、明日の予定と、冗談と。]


 南方って──


[舌が勝手に動き出そうとして
喉元で堪えている感覚。]

(508) 2014/07/02(Wed) 12時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 ──────────。


[その癖
正解へと繋がる鍵を、開くためのキーワードが見つからない。]

(509) 2014/07/02(Wed) 13時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[結局──]

 …──先生は、本は読む?

[どうでもいいことを口にして、また緩く背を撫でた。]

(510) 2014/07/02(Wed) 13時頃




【人】 MNU機関 ジャニス

 嫌いじゃないけど──
 読まないか。

[そんな時間があれば、絵を描くのかも知れない。]

 ──好きだよ。
 読むのも、書くのも。

[読むのが好きだから、書きたいと思った。]

(514) 2014/07/02(Wed) 13時頃

けてよ…さん…




【人】 MNU機関 ジャニス

 ──…

[書くの?

──と、聞かれたことに、また口を噤む。]

(520) 2014/07/02(Wed) 14時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[知らないのが意外だった。

遊が小説を書いていることは、
わかば荘の中では、
比較的誰もが知っている事実だと思っていた。

談話室のソファをよく寝床にしているから
聞かれることは少なくなかった。


でも──そういえば、
南方に訊かれたことはなかった、と思い出す。]

(521) 2014/07/02(Wed) 14時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 書くよ。

[結局、ぽつりとそう答えた。]

(523) 2014/07/02(Wed) 14時頃

は…わかば…に…んでいる…のことを…
…どれほども…らない…

…を…わせる…があって…が…まって…て…が…る…
…らしい…
…という…にすら…と…ない…
いや…を…ている…りではその…を…ってもいいのかもしれないが…それは…が…ってはじめてだ…

…に…える…
その…は…わりのない…が…うことではない…


に…て…って…り…みは…って…を…く…
…づきあいをする…が…いのが…しいが…
…の…と…きな…いとは…だろう…

…は…
もし…が…そのまま…ったままならば…もしかすると…そのまま…も…かずに…ったろうか…
それとも…のわきかけた…として…
…しに…ねてみたろうか…


わなかった…

この…に…て…めて…した…や…は
…の…を…に…した…
…では…じられなかったものが…じられ…
…えなかった…から…が…えた…がした…

あの…で…しい…に…ってしまえば…
それは…にだが…われる…がした…




【人】 MNU機関 ジャニス

 ──、読める。

[どうってことない一言が、一瞬詰まりそうになった。
声にする前、南方の背に触れていた手に、僅かな力が籠もる。

それは、重みとして、南方にも伝わったかもしれない。]

(529) 2014/07/02(Wed) 14時半頃



…お…さ…
…に…わりすぎなんだよ…



…でいいよね…



…その…は…



するのか…


【人】 MNU機関 ジャニス

[嫌とかいいとかでなく、ただ──]

 長いよ

[とだけ、告げる。

200頁を超える長編だから、
すぐには読み終わらないだろうと。]

(537) 2014/07/02(Wed) 15時頃


【人】 MNU機関 ジャニス

[でも──]

 読んで

[欲しい。]

(538) 2014/07/02(Wed) 15時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 南方、具合は?

[境界を踏み越えてプライベートに踏み入った。
厳重に隠されていたライフワークを覗いた。

対価を支払うのは道理だ。]

(541) 2014/07/02(Wed) 15時頃


【人】 MNU機関 ジャニス

[>>543ですよね。]

 ──まだ、プリントアウトしてなくて

[そもそも、最終章が完成していない。

今から印刷したら軽く一時間は掛かりそうで]

 ──

[どうしよう──と
四角い光を見ながら、悩む。]

(544) 2014/07/02(Wed) 15時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[悪い──の加減を確かめようと
南方を見下ろして]

 ──…。

[>>540笑っているような表情に、目を瞬いた。]

(545) 2014/07/02(Wed) 15時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

[頭を振って、だめじゃないと示す。]

 いいけど


 あ、

[鍵。
渡し渋った──つもりはないのだが。
渋った──のかもしれない。

そして忘れていた。]

 ごめん、鍵

[ポケットの中を探って]

 あれ──…

(551) 2014/07/02(Wed) 15時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[ハーフパンツのポケットも探って、
腰ポケットにも手を突っ込んで、
もう一度パーカーのポケットに両手を入れて、鍵を探す。]

 ……ない

[ポケットから出した両手を、
ひら、と南方の前で振った。]

(552) 2014/07/02(Wed) 15時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[そのまま少し、溜めて。]
 
 
 
 
 …────なんちゃって。

[薄く笑って、
指の間に見えないように挟んでおいた鍵を
掌に乗せて南方へと差し出した。]

(553) 2014/07/02(Wed) 15時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 うわっちょっと、ごめん

[まさかそんなに驚くとは思っていなくて
(叱られるとはもっと思っていない)
げほげほ咳き込む様子に焦って背中を擦る。

そうして咳が落ち着くと、
まだ上下する肩甲骨辺りを撫でながら]

 南方──サン、さ
 歳一緒なんだから、呼び捨てでいいよ。

[全然関係ないことを、言った。]

(558) 2014/07/02(Wed) 15時半頃



…ひ…さ…

…えを…いて…しまった…
…する…を…っ…き…して…


が…されそうで
…の…ちが…まれたのか…
それとも…をするうちに…し…が…って…たのか…

…しそうな…を…じていた…が…
…し…くなった…がした…




…ごめん


…さっき…ごめん
…ちゃんと…たい




…っ…ん…

…また…してくれるかなんてわからないけど…
…ちゃんと…が…したい…



【人】 MNU機関 ジャニス

[正面から見なくてもその心境が窺い知れる
皺の寄った眉間を見下ろして、
南方の口から語られるスペアキーの所在に]

 へぇ──…

[軽く頷きかけて]

 同棲?

[あれ、一緒に住んでたのかと、尋ねる。]

(564) 2014/07/02(Wed) 16時頃


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/07/02(Wed) 16時頃


【人】 MNU機関 ジャニス

 ……それ
 いつ完成するの。

[モデルの確保手段に問題がありすぎる
──ような。

永遠に完成しない気がして、密かに心配になる。]

(568) 2014/07/02(Wed) 16時頃


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/07/02(Wed) 16時頃


【人】 MNU機関 ジャニス

 そ。
 じゃあ、その人明日一文無しになるといいね。

[物書きにとって、敬称──それも、
どこか必要以上に余所余所しい音──は、
意外と気になるところで、
南方に呼ばれるたびに、ずっと違和感を感じていた。

こんな小さな引っかかりは、
知られたところで他にもっと気にすることがあるだろうと
突っ込まれかねないので言わなかったけれど。

なぜか今、言葉は思いの外するっと飛び出して来た。]

 ──遊?

[二択を迫られ、自分が呼びやすい方を答える。]

(572) 2014/07/02(Wed) 16時半頃



…その…


【人】 MNU機関 ジャニス

[きっと呼び方も一つの境界線なのだ。

南方に呼ばれる時は、
他の人から呼ばれるのより強い線引を感じ取っていた。

それはそれで構わなかったが
不自然な“音”が排除されると、やっぱり少し落ち着いた。

うん、と頷いて]

 今、読める?

[熱がありそうな高い体温を気にしている。
背中から首裏に手の位置を移し、
直接触れるとやはり相当に熱くなっていた。

それでも早く目を通して欲しい気持ちがある。]

(576) 2014/07/02(Wed) 16時半頃



…そんなたいそうなものはないな…

…をみてて…の…をくっつけて…しただけだ…
…それを…が…み…えてな…

…したけどそっちのが…いとかいって…り…わなかったんだあいつ…


【人】 MNU機関 ジャニス

 ……心があったかいから。

[手の温度を言われているのはすぐわかった。
よく、冷たいと言われるから。

子供の頃はそうでもなかった。
昔より身体を動かさなくなったせいかもしれない。]

 ありがとう

[読めるか尋かれて読めると答えたはずなのに
いつの間にか、読んで貰う立場になっていた。

短い感謝はその現れ。]

(580) 2014/07/02(Wed) 17時頃

へえ…

…ん…ええ…しとる








【人】 MNU機関 ジャニス

 うん、いい

[一人でも──]

 どうせ書けない。

[とは言っても、
ここまで熱があると無理をさせるのは憚られる。

ここにはリラックス出来るソファもないし、
布団は普段クローゼットにしまわれていて、
滅多に日の目を見ない。

段々と温まる掌を南方の首筋に当てたまま、
良い方法はないかと考えた。]

(584) 2014/07/02(Wed) 17時頃

やて…うたやろ…に…き…うた…がな
…の…で…さん…うねんけど



…の…やったし…へんよう…ぃつけてんけど
…だけ…のかからん…でその…してもうて



…もう…るやろ…そこで…が…に…て…
…られなくないとこ…られて…てん




…さんも…ってるやろけど…じゃそれなりに…のある…やし…お…い…の…き…いもあったから…まあさっくり…うと…が…って…を…てそこで…しくしといてくれれば…なかったこと…にしましょうと
…うちの…にも…はあるから…は…うて…

…は…も…えんかった…
…さんが…こうなったらしゃ…ないね…てあっさり…のいうこと…いたんが…ひたすら…で

…もう…えないだろうけど…は…にでも…しいし…かれるから…じゃなくても…でしょ…
…なら…もっといい…が…つかるよ…

…で…して…めて…には…と…るな…でもその…とか…や…うんがこっちで…んようしろ…われて…

…は…さん…やったら…が…やから
…われた…り…しゅう…ええ…にしとったんやけど


あん…で…さんに…うまでは…な



…そんなやから…さんから…われたことも…
…け…れるわけにはいかんくて…でも



…なあ…
…を…の…わりにしよう…うた…うたやん…
…もし…やったら…ほんまにそうしてたん…

…いうんはそんな…なもんなん…


【人】 MNU機関 ジャニス

 ──……。

[同情の言葉に、僅かに目を伏せる。

好きなものを書いていて、
表現に苦心して書けなくなったのとは違う。
より良い場面を模索して行き詰まっているのとも違う。

どう──したいのかも
わからない。

爽やかな、未来へ繋がる決意でも書けばいいのかもしれない。
けれどそれは、拒否反応が強い。
自分の中の感性が、そんな陳腐な結末を許容してくれない。]

(586) 2014/07/02(Wed) 17時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

 今開いてるやつ。

[本人が読むと言っているのだから
その意思に任せよう。]

 待って、冒頭に戻す。

[振り返る南方の視線に招かれるように隣に進み、
開きっぱなしにしていたテキストエディターの
スクロールバーのノブ一番上まで移動させた。

頁を捲るタイプではない。
ただひたすら、下にスクロールして読み進めるだけだ。]

(587) 2014/07/02(Wed) 17時半頃


さんな…ほんまは…のことが…きやったんて
…に…を…すと…までの…が…れてしまうから

…わり…に…を…



…な…おめでたい…やろ
…のあほさ…がほんま…になるわ…


【人】 MNU機関 ジャニス

[今──どんな風に、発熱と戦っているのか
興味がないわけではない。

きっと座っているのも辛い。
だろうに、さっさと寝ると言って部屋に戻らず
付き合ってくれているのが少し嬉しい。

けれど──南方が読み始めたのがわかると
遊の目は冷めたように、
感情をなくして機械の光を見下ろした。]

(589) 2014/07/02(Wed) 18時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[すぐに踵を返し、
キッチンでミネラルウォーターをグラスについで戻って来て]

 薬
 あれば。

[グラスをローデスクに置くと、南方の隣の床に直に座った。]

(590) 2014/07/02(Wed) 18時頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/07/02(Wed) 18時頃


ジャニスは、ミナカタの手に鞄を手渡し、様子を見ている。**

2014/07/02(Wed) 18時半頃















…それはどう…えても…の…が…いだろ…

…いいわけはしないけどな…それでも…は…の…だという…を…てからしか…ばないぞ…


ってほどじゃないだろ…
…いたくないことなんてみんな…かしら…ってて…しゃべらないだけで…



…なあ…
…はそんな…の…で…お…のこと…いになったりはしないから…

…だからそんなに…がらなくていい…




…とりあえず…その…は…ってやりたいが…
…それをすると…も…の…も…りそうだからやめておくけど…




…うん…ってるよ…さんは…さんとは…う
…は…あん…の…さんが…ほんまに…のために…その…えて…ぃ…うてくれたんがようわかって


【人】 MNU機関 ジャニス

 読み慣れてないと、二時間くらい──

 …──いや、もっと、掛かるかな。

[読み始める直前におおよその所要時間を告げて、
クッションを使っていなければクッションを押し付ける。

読み易い言い回しや表現を使用した大衆小説だから
引っ掛かるところはない──だろう、きっと。]

(603) 2014/07/02(Wed) 20時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[樹の幹をキューブ状に削りだしたものに
針を付けただけの時計が、パソコンの少し奥に置いてある。

南方が帰った時点で九時半を過ぎていた時計は、
今はもう十時半を回ろうとしている。

>>591怠そうに姿勢を崩すのは身体が辛い証拠だろう。
>>593ゴミは手で受け取って部屋の隅の屑籠に捨てた。]

 ──

[ありがとう──。
南方に言われるのは何度目だろう。
数えるほどか、初めてのような気がする。

無理をさせているこんな時に言われるなんて。]

(606) 2014/07/02(Wed) 20時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[時間が掛かると言われて、
この状態の客人を放置して行けるほど
遊はまだ人間離れしていない。

言葉なく頷いて、大人しくしている。

少しして、雨の匂いに混じって油の匂いが鼻を掠め
床の上の畳まれた白衣に目をやった。
手を伸ばして引き寄せ、鼻を寄せる。

染み付いた油の匂い。
飛んだ絵の具。
夢の一幕を思い出す。

すぐに戻したけれど、
夢の終わりに見た故郷の風景が、淡く印象を残した。]

(608) 2014/07/02(Wed) 20時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[途中で座っているのに飽いて、
ベランダから外を見たり床の袋を片付けたり。

それも飽きると、南方のすぐ後ろで横になった。

寒い>>600と訴えるのを聞くと
大きめのカーディガンと夏布団を取り出し掛けてやる。
空になったグラスに水を注ぎ足し、
ミネラルウォーターのボトルを隣に置いた。]

(611) 2014/07/02(Wed) 20時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

[それからまた、南方の後ろから
南方とその向こうの白を重ねて見える位置で横になり
いつの間にかうとうとしていた。

この部屋で、パソコンを開いたまま
自然な眠気が訪れるのは久しぶりだった。

恐らくは、南方が羽織った白衣の匂いと
朝、部屋にいることを許してくれた
人の気配があったからだろう。

声は、眠りかけていた意識を唐突に現実に引き戻す>>604]

 ──…

 ……今月、新人賞の締め切りがある。
 それに……応募する。

[少し眠そうな声が、起き上がる気配と共に答える。]

(616) 2014/07/02(Wed) 21時頃



…みやすく…に…そうな…の…った…から…なんとなく…のよさを…じた…その…をそのまま…うのは…られた…
それは…から…または…が…われてきたからだろうか…
…み…めやすい…いは…かの…で…きやすい…が…べ…されて…は…まっている…
…しかしたら…これで…の…の…であるのかもしれないが…その…の…など…の…るところではない…


つまらないとかをいう…も…こらなかった…
つまらない…という…に…になっているだけだろうか…
こういうものは…こういうものとして…あるような…もして…
…が…いているとか…というものには…がある…
だから…それを…いて…かやろうとしているのなら…それでもいいのだろうと…える…
…をさせない…を…した…
…やお…に…して…を…いたいと…えるほど…しもの…きでもない…
…をしようとしても…の…は…めない…
…いのだから…


ここに…があるとしたら…だろう…
…に…いつくのは…て…が…を…んだ…の…であること…
それ…は…なところ…からなかった…
…はここからどうする…なのだろう…
…までお…の…を…めるのだろうか…
…なにがしたいんだろう…



のように…を…るだけになるもっと…から…われ…けていた…を…う…
…した…と…をとった…が…の…で…くに…んでいた…
せめて…に…なければよかった…
…の…が…れている…と…える…があればよかった…
けれど…ただ…した…
ぐうの…も…なかった…
その…の…の…がいいだけの…が…の…に…と…り…ける…をもった…を…する…しさという…の…で…ひどく…つまらなく…ちっぽけで…ありがちに…えることが…あまりにも…で…に…えた…
そして…それを…うのは…その…が…ではなかった…


ここに…はなさそうだと…じた…に…いてでも…をこねてでも…これからの…の…い…を…えても…を…げても…その…を…み…す…を…て…ち…かわなくては…き…を…けることが…ない…がして…ち…かうのをやめた…
だから…の…として…を…る…を…じない…
…として…じている…
もう…にとっての…は…わっていた…
もう…するには…を…わい…ぎたと…じている…
それでも…がこの…で…しいと…をしめてしまった…が…に…すのは…しかった…




こんな…に…えたことないな…











…を…に…えんのってどう…う…






に…こ…




…おはようございま…


ああ…そうか…



…やっと…めて…いになれたんや…




…きだ…


の…ひよこ…け…



…ひとくちはやれねぇから…



【人】 MNU機関 ジャニス

 最後は、


 …────……最後は、多分、泣くんだ。

 自然の厳しさと思い知って、
 それでも感じる圧倒的な美しさに涙を流して、
 歩き出す。 ──…未来、に向かって。

[波長の短い白光が南方の顔に陰を作る。
目の前の男が今どんな顔をしているかが見えない。

書いていない結末は、大分前から頭の中にはある。
そうあるべきと思われる筋が、漠然と。
決して映像として、実感を伴って広がる世界ではないそれを
自分の中から、出したくないのだ──。

語る声音は、珍しく重い。]

(634) 2014/07/02(Wed) 21時半頃



…も…き…さんが…き
…ずっと…におってもらえたら…しい





…ん…の…にいるとも…
…ずっと…にいような…





…かった
…りとかじゃないねんな




…えるかな…



…うん…
じゃあ…



…ごめん…



に…が…えていないとは…らなかったけれど…その…は…ひどく…そうな…げな…をしていた…




…られた…は…い…していた…を…るみたいに…かだった…ちのめされて…として…し…く…を…えた…を…えば…その…には…そう…ていれば…そんなふうに…えなくもなかった…
…は…の…びとして…しっくりとして…いるのだろう…




…そんなもったいないことするわけない…


える…
おれが…れたから…




いつでも…んで…


おれこそ…ごめん…


【人】 MNU機関 ジャニス

 ──、

[忘れたと言ったはずなのに。
物書きとして、足りないものを指摘されたように感じた。]

 …──ない。

[しかし今、嘘をついてもしょうがない。
目を伏せて、白い光から表情を隠すように俯いた。]

(643) 2014/07/02(Wed) 22時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 どう──…

[顔を上げて、表情の見えない男へ問う声は
不安げに揺れる。

期待は持てない。
書いた自分が良いと思えないものを
読者が良いと思うはずがない。

それでも縋るように、尋く。

賞を──取れるかどうか。]

(645) 2014/07/02(Wed) 22時半頃



…お…




…にゃろう…




…だってせっかく…いなれたんやし…
…に…でいちゃいちゃしたいとは…わへんけど…もしそないな…になった…に…やなくてちゃんと…が…きなんは…さんや…いたいなって




…わかった…
…ね…



ん…そうだな…

…つく…ない…かれたらほんとうの…を…えばいい…



けれど…その…まった…は…からなくはなかった…
…の…は…どうだったろう…


めちゃめちゃ…なものを…た…に…
そうだな…きそうにはなった…はあるよ…


【人】 MNU機関 ジャニス

 ──…あぁ、

[吐息に滲む落胆。

コンクールには出さない、つまり
画家という道を断念──あるいは保留するという意味の。]

 南方は

[──諦めたくないんだ。

当たり前のことだ。
好きでなければ描き続けられない。
あんなに緻密に、あんなに執拗に。]

(663) 2014/07/02(Wed) 23時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[その言葉は途切れて宙ぶらりんのまま
続く南方の言葉に埋もれる。

泣けもしない──と。]

 ……

[わかっている。
書き始めてすぐに気付いた。
これは自分が表現したいものとは違うと。

それでも賞を取るために、続けた。
今年中にデビュー出来なければ帰って来いと言われている。]

 どうすればいいと思う。

[引き直されたライン上に上がり込み
答えをねだる。]

(664) 2014/07/02(Wed) 23時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[諦めたくない。
来年の今頃もここにいて、
ここで生まれる言葉を綴っていたい。]

 デビュー出来なかったら
 来年
 俺は
 ここにいない。

 いられない。

 だから──

(665) 2014/07/02(Wed) 23時頃



MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/07/02(Wed) 23時半頃



【人】 MNU機関 ジャニス

[得られたのは、酷く簡潔で
酷く酷薄にも思える答え。

取捨選択を間違えている。

──そう言われた気がした。]

(679) 2014/07/02(Wed) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 
 書くためにここにいる。
 書くためにここがいる。

 例えば、ものにならなくても
 他のものを全部捨てた結果、駄目でも


 ……書きたい……  と思う。
 

(683) 2014/07/02(Wed) 23時半頃








【人】 MNU機関 ジャニス

[口にしてしまった。

愛情深い家族よりも
美しい故郷よりも
書くことが大事だと。

それと同時に、もう一つわかった。

自分が書きたいのは、やはり違うものだったのだ──と。]

(687) 2014/07/03(Thu) 00時頃



情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ジャニス 解除する

生存者
(13人 155促)

ジャニス
140回 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
裏方
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.148 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび