108 Persona外典−影の海・月の影−
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[男が真弓の所在を聞くことに、違和感や疑問を覚える者がいたならば、その旨を返信にのせたなら男も返しただろう。
確信を持つにはまだ遠く、 けれど引っ掛かりを覚える、翔子の言葉>>2:269>>2:270の事を。 そこから導いた、男の妄言じみた推測の話>>3:271を]**
(184) 2015/02/21(Sat) 13時頃
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― 中央部・崇神病院 ―
翔子は、リツキと会う約束を交わしていたようだ。 君が信じたくないというのなら、リツキではない可能性を探るのもいいだろう。
だが俺は、翔子に危害を加えたのはリツキだと断定する。
[巡理の問いかけ>>185に、男は応える。 あの夜、無力を再確認した時に投げかけられた言葉>>491は、男に杭として残っていた。 男の断じる言葉に巡理が理由を問うならば、男は翔子のメールを見せ、その言葉を伝えるだろう]**
(187) 2015/02/21(Sat) 13時半頃
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の…とは…
…まともで…な…だな…
…われているみたいだね…
…さすがにあの…では…
…だましは…じなさそうだ…
ああ…だっけ…
…が…の…の…を…いていたのか…
そう…えばこの…の…でも…を…めることはできなかったな…
…な…だ…
…がかかることはそれもまた…しいが…ただ…なのは…だ…
…に…かるかな…この…ちが…
まあ…けれど…らも…は…が…った…
…を…すのももうほんの…しの…だ…と…いたいね…
あかり…
…あの…いは…だな…
…
…の…の…しみを…されたくない…
…
に…われた…から…していく…
…というのは…いささか…がなさすぎるかな…
…しみのないことは…つまらないね…
けれど…ごとを…しなければ…しみにもたどり…けない…
あかりのことは…に…せてよ…
…は…の…だからね…よく…っている…
それに…の…は…だよ…も…ない…
もう…くらい…いてほしいものだけれど…
…けば…くほど…
…の…さは…らかなこころを…つける…
そうだなあ…あかりは…かに…だな…
…きこもっていたようだけれど…まあ…いいか…
…の…には…が…らないようにはしておこう…
…は…にはご…かな…
…い…があるなら…せるんだけれど…
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[真弓の所在を問うメールには、いくつか返信がきた。 あかり>>196、巡理>>193、麻夜>>205…… 他からも返信があっただろうか。 けれど、律から返信がくる事はなかったが。
返信が返らない人物の名を片隅に記憶し、男は返事を返す。 あかりと麻夜には「土曜日に所在を問いただす」と返し、巡理には「一緒ではなかった」と返した。
真弓が実際は何者であるかは置いといて、単独行動気味であった自分も含め、大体のペルソナ使いの所在は知れている。
だからこそ、そこに違和感を感じて。 けれど、それをを拾い上げようとする行為は、沼に足を踏み入れるようだと思った]*
(228) 2015/02/21(Sat) 19時半頃
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が…でした…って…
…なねたばらしをしたいだけだよ…
なにせ…ちゃんには…いてもらえなかったしね…
そうか…
…にその…は…うつもりもなかったし…からは…っておこう…
…けれど…をばらしたいなら…めの…がいいかもしれないね…
…らもそう…くはないが…ったより…しは…さそうだ…
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― 北部・公民館食堂 ―
[当日、真弓の口から告げられる弁明>>213に、男は納得がいかないという顔をしていただろう。 何処か子供が嘘をつくような言葉の軽さに、違和感が深まったとも言えた。 けれど追求できる証拠があると言うわけでもなく、その場はそれで流れてしまったが。
その場にいなかったのは、麻夜と敢くらいだっただろうか。 男は巡理や馨一に話した事>>172>>173>>174を、再度説明した。 求められれば背中の傷さえも見せたに違いない。
正直な話、「リツキ」のような「格上のシャドウ」が、複数居る可能性を示唆するだけでも上々と言えた。
男は一度感じている。 胸が詰まるほどの吐き気を感じる、異質な存在>>3:421を。 そしてその数が、一つではなかったことを。
これからの戦いで、更に犠牲が増える可能性は十分にある。 多少過剰と思えても、それぞれの心に留めておく必要があるだろうと、男は考えていた]*
(230) 2015/02/21(Sat) 20時頃
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― 北部・公民館食堂 ―
[話し合いが終わった後だっただろうか。 男は巡理と馨一に、病院では聞きそびれていた事を問いかける。
「雛宮律に似たシャドウ、若しくは父親に酷似するシャドウ」を見ることができたのか、と。
見ていない旨の返答が返るなら、 今度は自分も調査に参加しようと声をかけて。 二人の中で、まだ調査する気があるのならば誘うだろう。
二人にその気がなかったとしても、 男は律に声をかけ、調査に協力して欲しいと言葉をかけたか]**
(232) 2015/02/21(Sat) 20時半頃
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さて…どちらを…そうか…
ねたばらしを…かされたからね…
どちらかには…を…めてもらおう…
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― 北部・公民館食堂 ―
[自分の肉親に係る事のはずなのに、当の本人は至って興味がない様子>>263だった。 家庭の事情が関係しているのかもしれないが、それにしてもひどい言いようで。 だが花河に対する態度は、随分と印象が違うように感じられて、何処か既視感を覚えた。
「リツキ」 その既視感の出処には、この時は未だ辿り着けずに――…]*
(302) 2015/02/22(Sun) 00時頃
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― 満月の夜・祟神神社 ―
[近くまでは車で乗り付け、 神社に辿り着けば馨一の姿>>285があった。 共に社殿へと向かえば、腰を降ろす律の姿>>282が見える。 戸惑いがちにかけられた言葉に、二人の間で込み入る話があったのだろうかと、口を挟まず聞くに留める。 返る言葉の鋭さに、こういうものかと納得出来ないのは何故だろうか。
男へ問いが向けば、本来の目的を告げる]
――――――炎を纏う鳥を探しに。
[律の父親らしきシャドウを探すのは目的の一つ。 だが、それとは別に、幾度となくシャドウの襲撃に晒される神社周辺に、何かあると考えていた。
その何かが、"誰"であるかの検討は、付いているわけではなかったけれど]
(303) 2015/02/22(Sun) 00時頃
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[玉砂利の音に気づけば、見知る姿>>295がそこにはあって。 側で声をかける>>300に合わせて、男も視線を向ける。 だが、警戒を示すように背後の自身がその翼を拡げた時、巡理の叫び>>310が聞こえて]
―――――イーリス!!
[巡理が律の腕を引くなら、男は彼女らの動きを助ける為、風の加護を与えるか]
(311) 2015/02/22(Sun) 00時頃
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櫻井の背に刻まれた傷が、鳥の爪痕に似ている。 傷跡が火傷であることを思えば、 それらしい攻撃をするシャドウでもいるのかと。
まあ、安直と言われればそれまでだが?
[土曜日の集まりの時に、その辺りのことは説明済みである。 とはいえ、此方が男の本来の目的であるなどと説明はしていないから、理由を問われる>>312のはある意味当然ではあるが]
しかし、静かなものだな。
[この時はまだ、近づく脅威>>304に気づかずに]*
(321) 2015/02/22(Sun) 00時半頃
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[足元を浚う黒い海に地面は覆われ、男は自由を制限された。 粘性を帯びたそれに湧き上がるのは不快の一色。 視界の端に、共に捕らわれる馨一の姿を認めれば、盛大な舌打ちをする]
―――――ッ、花咲!
[後ろ手に取られ、動きがままならぬ少女へ声をかける。 巡理を捉える律の背後に浮かび上がる、墨で染めたような色の3足烏に目を見張った。 身体のいたる場所から漏れる炎の熱さが、男の元まで伝わるようで、自由の聞かない足への苛立ち含めて、その瞳が半月を形作る]
落ちるのは、お前だ。
[けれど、言葉にするのは敵意。 律が此方へ害意を表すように、男も相応の感情を向ける。
背に、胸に刻まれた傷跡が、熱を持つように、痛かった]
(335) 2015/02/22(Sun) 01時頃
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[烏の羽ばたきに対抗せんと、 背後の自身もまた、その翼を拡げ暴風を引き起こす。 けれど自身が疾くある為に扱う翼、その威力は対抗しきるには劣る。
視界の端に耐える姿>>351を認めれば、 身動き取れぬ他の者を守るに力を割こうとした。 風の間を縫うように過ぎてゆく熱が、男の頬を、身体を、じわりと焼く]
(359) 2015/02/22(Sun) 02時頃
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[馨一が木刀を振り下ろすが、無残にも灰となり、火焔流がその腕を焼く。 横倒れ、地に転がるのを見、男は叫んだ]
――――疾く、守れ!
[傍らの自身が衣を纏い、一陣の風となって馨一の盾となるべく阻もうとする]
(370) 2015/02/22(Sun) 02時半頃
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[襲いかかる鉤爪>>373に、滑り込む>>378のが見え、その身を犠牲にしようとする姿諸共、守らんと女神が立ちふさがる]
悪いが、これ以上若い命を散らせる気はなくてな……!
[その瞳に薄らと過ったのは、間近に見た幼き姿だったか]
(381) 2015/02/22(Sun) 03時頃
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――――――グ、ぁ
[斬り伏せられたペルソナが、淀む地面へと倒れる。
背に庇うその姿は女神。 神殺しの剣なれば、その生命は一息で散るもおかしくはなく。
虹色の粒子となって空へと散るのと同時に、それを自身とする男もまた、黒き海へと倒れた]
(398) 2015/02/22(Sun) 03時半頃
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ゴロウは、フィリップと意識の沈む巡理の様子を苦悶に満ちた表情で*見ている*
2015/02/22(Sun) 04時頃
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