![人狼議事](http://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/giji-assets/images/banner/title580c.jpg)
108 Persona外典−影の海・月の影−
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[景色が赤に、黒に、染まってゆく。 胸の傷がじくりと、滲むように痛みを発した。 去りゆく少女を追いかけたいのに、胸の痛みが、苦しみが、それを遮る]
………っ、待て…… 翔子―――…!!
[伸ばされた腕は、手は、その指は。 決して少女に届くこと無く、空を切る。
後に残されたのは、キィと音を立て揺れる戸があるだけだった]*
(340) 2015/02/19(Thu) 22時頃
|
ようやく…はじまる…わたしのじかん…
えものはとなり…ちゃんすはいっぱい…
さぁ…はやくあそびたいな…
ね…
ああ…は…で…たのしいな…
…が…られるのはとてもとても…しいこと…
だから…は…を…み…ねなくてはね…
|
― 祟神市・北部 ―
くそ、ッ………!!
[胸に違和感を覚えたまま、翔子の家を飛び出す。 辺りはすっかり赤に彩られ、物の、己の形作る影に歪さを感じて、吐き気を覚えた。
違和感を覚える箇所を、服の上から触れる。 追う手を遮らせた胸の傷は、ペルソナを使っても、何故か癒やす事は出来なかった。 だが、痛みを感じたのは、街が赤に染まりゆく間だけで、完全に海と交じってからは、痛みは完全に消えてしまっている]
……一体なんなんだ。 俺は、俺は………
[吐き気が強くなり、眉を顰め、胸元を服ごと抑える。 自身に対しての違和感も気になるが、今はそれよりも去った翔子の事が優先だった。 ゆっくりと息を吐き、徐々に呼吸を整えると、手元のカードを握り潰す。
その柄は――――――]W『節制』]
(381) 2015/02/19(Thu) 23時頃
|
|
あの時のように、全てを俺に伝えてくれ。
そして教えてくれ。 翔子の居場所を。「リツキ」の居場所を。
[祈るように、その瞼を閉じる。 既にその手にはないものを握りしめ、胸へと押し当てた。 手の触れた箇所から熱を帯び、男の背後に現れた女神もまた、その瞳を閉じる。 そしてその両の手を拡げると虹色の衣が光りだし、背の羽根を羽撃くように揺らした瞬間、その色が粒子となって拡散してゆく。
感じ取れる者は、遠くなければ鮮明に、遠ければ朧気に、感じ取る事が出来るだろうか。 また同時に男の方も、感じる者の気配を感じ取る事が出来るだろう。
傍らの蝶が、その羽根を青く染め、男の肩に佇む]*
(382) 2015/02/19(Thu) 23時頃
|
|
[粒子の拡がりは、小学校の周辺まで及んだか。 或いはビルの周辺まで及んだだろう。
頭の中に響くのは、怨嗟の、苦痛の、憤懣の声。 けれどその中で、吐き気がするほどの異質な存在を二つ。 そして、目的の人物の場所を示すように、男の側にいる蝶が、その燐光を強め、空へ登った]
………そこに、いるのか。
[あの時と同じ様に、蝶が男を導く。 けれど、あの時のように悠長はしていられない]
(421) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
|
|
[イーリスは虹の女神。 そして、ハルピュイアの姉ともされる。 ならばその風の加護を、姉が受けていない訳がない。
虹色の光が衣へ返れば、 その羽根を打ち鳴らし、男の身体に加護を与える。 重力のかかる身体が、解き放たれたように、自由を感じた]
(422) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
|
|
[蝶が示す場所は、そう遠くはないと感じる。 異質な存在の一つは、示された場所に居るのも知れた。 けれど時間は確実に過ぎてゆく。 男が場所を定めたように、上空を回る鴉が、此方へ気づいたのだろう。
ひとつ、ふたつ―――… 獲物を見つけたと言うように、近づいてくるのが分かった]
追いつかれる訳には、いかない……っ
(425) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
|
|
[背後から迫り来る気配を感じながら、男は駆け出す。 けれど風と共にある鳥と、地を駆ける人と、その速さは比べるまでもなかった。
少しずつ、少しずつ、その距離は縮まってゆく。 一匹が男を追い詰める中、もう一匹がその翼を打ち、6本もの羽根を飛ばす。 それは刃のように男の肩を裂き、腕を刺し、行く手を阻むように地へと突き刺さった]
―――――っな、
[扱い切れぬ身体が、遮りに惑わされ、地を滑る。 強かに地面へと打ち付け、立ち上がる頃には、鴉は男の目の前まで迫っていた]*
(426) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
|
…は…ちゃんにしてあるけど…は…どうだろう…
…は…と…じにしてある…
そうだね…はここで…ちといて…わないと…うな…
じゃあ…もそれなりのところにしておこう…
|
っ、こいつ……小学校の奴のか
[感じる気配は、目的地のソレに酷似していた。 男が体勢を立て直すのと同時に、鴉たちも戦闘態勢に入る。 先程のはあくまで威嚇、らしい]
面倒くさい………俺の邪魔を、するな……
[男の瞳に、炎が揺らめく。 虹色の布が男を守るように取り巻いた後、女神と共に消え失せ、現れたのは獅子の顔を持つ奇形獣。 威嚇するように低く唸り、男と鴉の間を遮るようにその身体をねじ込んだ。
互いに睨み合うように膠着を続ける。
だが、先に口火を切ったのは鴉の方だった。 鋭い嘴を構え、男の身体を喰らわんと飛びかかる]
(454) 2015/02/20(Fri) 01時半頃
|
|
――――――行け! あれが貴様の餌だ!!
[男の叫びと共に、獣が地を蹴り、空へ飛ぶ。 迫りくる二匹の内、一匹がその躰を獣の牙に食い破られ、口より掃き出される炎で蒸発した。 だが、もう一匹は獣の妨害を受けること無く、男の身体へと迫る。
けれど、男は一歩たりとも動かない。 その炎揺らめく瞳で、じっと鴉を見つめている。
そして、鴉の嘴が男の肩口へ突き刺さった、その時――――]
(455) 2015/02/20(Fri) 01時半頃
|
|
[虹色の布が、再び男の身体を取り巻くように現れる。 嘴は男の肩へと刺さっていたが、布が、奥まで辿り着かせまいと揺れる。
傷が浅い事に気づいた鴉が、 距離を取るためその身を引こうとした時には、既に遅く。
刺さる肩とは別の腕が、その身体を、翼を、捉えていた]
(456) 2015/02/20(Fri) 01時半頃
|
|
邪魔をするなと、言ったはずだ……
[鴉の翼を握りしめ、その躰を地面へと引き倒す。 地面へと打ち付けた時、掌に骨の砕けるような音が伝わったが、鴉が未だ動きを見せれば、再び翼を持って振り上げ、打ち下ろした。
何度も、何度も、何度も、何度も
その骨が砕け、躰が曲がり、とうとう翼がもげても、男の怒りは止まなかった。 最後に、地面に伏す鴉の頭をその踵で踏み砕くまで]
(457) 2015/02/20(Fri) 01時半頃
|
|
…………終わったか
[踏み砕いた鴉が、霧となって消えてゆくのを確認すると、再びその手に『節制』のカードを握り、女神を呼び出す。 再び加護を纏わせて、目的地への道を辿る。
一度獣をを呼びだしたせいで、男の感応は鈍りを見せていた。 少女の身が、まさに危機に瀕していた>>432事が、朧気にしか気づけずに]
(458) 2015/02/20(Fri) 01時半頃
|
|
― 北部・祟神北小学校前 ―
[朧気に感じられる気配が、近づくにつれ鮮明になってゆく。 そして、鮮明になればなるほど、その生命が消えかけているのがわかって…
男の視界が、ぐらりと揺れる。 過去の幻影が、男を追い立てるように、その視界を赤く染める]
――――――ッ、
[揺れる視界を、幻影を、振り払うように頭を横に振った。 崩れかけた体勢を直し、息を切らせ、目的の場所へと向かう。
目の前に小学校の門が見え、そこにある人影を視認した時]
(470) 2015/02/20(Fri) 02時頃
|
|
[男の傍らに寄り添う蝶が、砕け散った]
(471) 2015/02/20(Fri) 02時頃
|
|
キサマアアアアアア!!!!
[およそ人の喉より紡がれる音とは思えない、 獣の咆哮の如き声をあげ、男はリツキへと襲いかかる。 その背には、三叉戟を構え、貫かんとする、羅刹の形相をした甲冑姿の男のペルソナが。
そして三叉戟は男の手を離れ、真っ直ぐにリツキへと放たれた]
(476) 2015/02/20(Fri) 02時半頃
|
|
邪魔するな、だと……
[どの口が、それを言う]
……貴様こそ、邪魔をするな
[今の惨状を引き起こしたのは、他でもない]
これ以上俺から、俺から………
(487) 2015/02/20(Fri) 03時頃
|
|
―――大切なモノを奪っていくな!!
[貴様のくせに――――!]
(488) 2015/02/20(Fri) 03時頃
|
|
[男はその手に短刀を構え、加護の残る足でリツキへと迫る。 背後のペルソナは、落とされた三叉戟を手元へ引き寄せ、再び構えた。
振り下ろされる三叉戟は地面を撃ち、周囲に衝撃の波を伝える。
それに合わせて、男は地を蹴り、 その顔面へと短刀を突き立てようとした]
(489) 2015/02/20(Fri) 03時頃
|
が…わったら…きっと…
たくさんの…の…が…ちるのだろうね…
…に…まれた…と…
…んだ…の…を…どれだけ…ることが…るのか…
それは…するだに…しい…のだけれど…
その…に…
|
[短刀がリツキの身に届くことはなく、代わりに戟を落とした白い猿の腹を裂いてゆく。 裂いた腹から黒い霧が散り、男の視界を遮った。 掻き分け、空く手で掴もうとするも、既にそこに姿はなく。
リツキの言葉が、男の身に突き刺さる]
なら、翔子は…… 影ではない、翔子は……何処へ行くと言うんだ……
[遠ざかってゆく姿を追う事ができない。 此処とは違う、赤の世界で横たわる姿を見た時から、己の無力さなど、男が一番良く知っていた。
けれど、それでも守りたかったのだ。
なにがあっても どんなことをしても
守りたかったはずのに――――…]
(498) 2015/02/20(Fri) 05時頃
|
|
………―――。
[アスファルトに崩れ落ちる身体を、その腕で支え、抱きしめる。
昔に出来なかった、その後悔を重ねるように。 公園で会った時、してやりたかった事をするように。
今もなお、流れる涙を止める手段すらなく。 せめても指で拭って、頬を流れ落ちるのを防ぐだけ。
虹の女神が、その頬を撫で、癒しの術をかけても、腕の中の少女の動きは変わらない。 少女自身である月塞の気配も、感じ取れない。
男がしてやれる手立てなど、なにもない]
(499) 2015/02/20(Fri) 05時頃
|
|
無理矢理にでも、引き止めればよかった……
[いつかにした後悔を、今もまた、男は変わらず、し続ける。
同じ過去を、何度も繰り返す。
妹を、友を、そして妹によく似た少女を、 こうして守る事も出来ず、ただ見送るしかない。
男は、無力だ]
(500) 2015/02/20(Fri) 05時頃
|
|
―――………。
[腕の中の温もりを失わないように、きつく、強く、抱きしめる。
少女の涙に引きずられるように、 男の目尻から、銀の雫が、頬を伝った]*
(501) 2015/02/20(Fri) 05時頃
|
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る