人狼議事


108 Persona外典−影の海・月の影−

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【人】 匿名軍団 ゴロウ

[景色が赤に、黒に、染まってゆく。
胸の傷がじくりと、滲むように痛みを発した。
去りゆく少女を追いかけたいのに、胸の痛みが、苦しみが、それを遮る]

………っ、待て…… 翔子―――…!!

[伸ばされた腕は、手は、その指は。
決して少女に届くこと無く、空を切る。

後に残されたのは、キィと音を立て揺れる戸があるだけだった]*

(340) 2015/02/19(Thu) 22時頃

匿名軍団 ゴロウは、メモを貼った。

2015/02/19(Thu) 22時頃


ようやく…はじまる…わたしのじかん…
えものはとなり…ちゃんすはいっぱい…

さぁ…はやくあそびたいな…
ね…


ああ…は…で…たのしいな…

…が…られるのはとてもとても…しいこと…
だから…は…を…み…ねなくてはね…


【人】 匿名軍団 ゴロウ

― 祟神市・北部 ―

くそ、ッ………!!

[胸に違和感を覚えたまま、翔子の家を飛び出す。
辺りはすっかり赤に彩られ、物の、己の形作る影に歪さを感じて、吐き気を覚えた。

違和感を覚える箇所を、服の上から触れる。
追う手を遮らせた胸の傷は、ペルソナを使っても、何故か癒やす事は出来なかった。
だが、痛みを感じたのは、街が赤に染まりゆく間だけで、完全に海と交じってからは、痛みは完全に消えてしまっている]

……一体なんなんだ。 俺は、俺は………

[吐き気が強くなり、眉を顰め、胸元を服ごと抑える。
自身に対しての違和感も気になるが、今はそれよりも去った翔子の事が優先だった。
ゆっくりと息を吐き、徐々に呼吸を整えると、手元のカードを握り潰す。

その柄は――――――]W『節制』]

(381) 2015/02/19(Thu) 23時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

あの時のように、全てを俺に伝えてくれ。

そして教えてくれ。
翔子の居場所を。「リツキ」の居場所を。

[祈るように、その瞼を閉じる。
既にその手にはないものを握りしめ、胸へと押し当てた。
手の触れた箇所から熱を帯び、男の背後に現れた女神もまた、その瞳を閉じる。
そしてその両の手を拡げると虹色の衣が光りだし、背の羽根を羽撃くように揺らした瞬間、その色が粒子となって拡散してゆく。

感じ取れる者は、遠くなければ鮮明に、遠ければ朧気に、感じ取る事が出来るだろうか。
また同時に男の方も、感じる者の気配を感じ取る事が出来るだろう。

傍らの蝶が、その羽根を青く染め、男の肩に佇む]*

(382) 2015/02/19(Thu) 23時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

[粒子の拡がりは、小学校の周辺まで及んだか。
或いはビルの周辺まで及んだだろう。

頭の中に響くのは、怨嗟の、苦痛の、憤懣の声。
けれどその中で、吐き気がするほどの異質な存在を二つ。
そして、目的の人物の場所を示すように、男の側にいる蝶が、その燐光を強め、空へ登った]

………そこに、いるのか。

[あの時と同じ様に、蝶が男を導く。
けれど、あの時のように悠長はしていられない]

(421) 2015/02/20(Fri) 00時半頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

[イーリスは虹の女神。
そして、ハルピュイアの姉ともされる。
ならばその風の加護を、姉が受けていない訳がない。

虹色の光が衣へ返れば、
その羽根を打ち鳴らし、男の身体に加護を与える。
重力のかかる身体が、解き放たれたように、自由を感じた]

(422) 2015/02/20(Fri) 00時半頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

[蝶が示す場所は、そう遠くはないと感じる。
異質な存在の一つは、示された場所に居るのも知れた。
けれど時間は確実に過ぎてゆく。
男が場所を定めたように、上空を回る鴉が、此方へ気づいたのだろう。

ひとつ、ふたつ―――…
獲物を見つけたと言うように、近づいてくるのが分かった]

追いつかれる訳には、いかない……っ

(425) 2015/02/20(Fri) 00時半頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

[背後から迫り来る気配を感じながら、男は駆け出す。
けれど風と共にある鳥と、地を駆ける人と、その速さは比べるまでもなかった。

少しずつ、少しずつ、その距離は縮まってゆく。
一匹が男を追い詰める中、もう一匹がその翼を打ち、6本もの羽根を飛ばす。
それは刃のように男の肩を裂き、腕を刺し、行く手を阻むように地へと突き刺さった]

―――――っな、

[扱い切れぬ身体が、遮りに惑わされ、地を滑る。
強かに地面へと打ち付け、立ち上がる頃には、鴉は男の目の前まで迫っていた]*

(426) 2015/02/20(Fri) 00時半頃


さて…まだ…が…めないな…



…は…ちゃんにしてあるけど…は…どうだろう…
…は…と…じにしてある…



そうだね…はここで…ちといて…わないと…うな…
じゃあ…もそれなりのところにしておこう…



あ…はいはい…もそんなかんじで…


【人】 匿名軍団 ゴロウ

っ、こいつ……小学校の奴のか

[感じる気配は、目的地のソレに酷似していた。
男が体勢を立て直すのと同時に、鴉たちも戦闘態勢に入る。
先程のはあくまで威嚇、らしい]

面倒くさい………俺の邪魔を、するな……

[男の瞳に、炎が揺らめく。
虹色の布が男を守るように取り巻いた後、女神と共に消え失せ、現れたのは獅子の顔を持つ奇形獣。
威嚇するように低く唸り、男と鴉の間を遮るようにその身体をねじ込んだ。

互いに睨み合うように膠着を続ける。

だが、先に口火を切ったのは鴉の方だった。
鋭い嘴を構え、男の身体を喰らわんと飛びかかる]

(454) 2015/02/20(Fri) 01時半頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

――――――行け! あれが貴様の餌だ!!

[男の叫びと共に、獣が地を蹴り、空へ飛ぶ。
迫りくる二匹の内、一匹がその躰を獣の牙に食い破られ、口より掃き出される炎で蒸発した。
だが、もう一匹は獣の妨害を受けること無く、男の身体へと迫る。

けれど、男は一歩たりとも動かない。
その炎揺らめく瞳で、じっと鴉を見つめている。

そして、鴉の嘴が男の肩口へ突き刺さった、その時――――]

(455) 2015/02/20(Fri) 01時半頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

[虹色の布が、再び男の身体を取り巻くように現れる。
嘴は男の肩へと刺さっていたが、布が、奥まで辿り着かせまいと揺れる。

傷が浅い事に気づいた鴉が、
距離を取るためその身を引こうとした時には、既に遅く。



刺さる肩とは別の腕が、その身体を、翼を、捉えていた]

(456) 2015/02/20(Fri) 01時半頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

邪魔をするなと、言ったはずだ……

[鴉の翼を握りしめ、その躰を地面へと引き倒す。
地面へと打ち付けた時、掌に骨の砕けるような音が伝わったが、鴉が未だ動きを見せれば、再び翼を持って振り上げ、打ち下ろした。

何度も、何度も、何度も、何度も

その骨が砕け、躰が曲がり、とうとう翼がもげても、男の怒りは止まなかった。
最後に、地面に伏す鴉の頭をその踵で踏み砕くまで]

(457) 2015/02/20(Fri) 01時半頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

…………終わったか

[踏み砕いた鴉が、霧となって消えてゆくのを確認すると、再びその手に『節制』のカードを握り、女神を呼び出す。
再び加護を纏わせて、目的地への道を辿る。

一度獣をを呼びだしたせいで、男の感応は鈍りを見せていた。
少女の身が、まさに危機に瀕していた>>432事が、朧気にしか気づけずに]

(458) 2015/02/20(Fri) 01時半頃

匿名軍団 ゴロウは、メモを貼った。

2015/02/20(Fri) 01時半頃


匿名軍団 ゴロウは、メモを貼った。

2015/02/20(Fri) 02時頃


【人】 匿名軍団 ゴロウ

― 北部・祟神北小学校前 ―

[朧気に感じられる気配が、近づくにつれ鮮明になってゆく。
そして、鮮明になればなるほど、その生命が消えかけているのがわかって…

男の視界が、ぐらりと揺れる。
過去の幻影が、男を追い立てるように、その視界を赤く染める]

――――――ッ、

[揺れる視界を、幻影を、振り払うように頭を横に振った。
崩れかけた体勢を直し、息を切らせ、目的の場所へと向かう。

目の前に小学校の門が見え、そこにある人影を視認した時]

(470) 2015/02/20(Fri) 02時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ


[男の傍らに寄り添う蝶が、砕け散った]
 

(471) 2015/02/20(Fri) 02時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

キサマアアアアアア!!!!

[およそ人の喉より紡がれる音とは思えない、
獣の咆哮の如き声をあげ、男はリツキへと襲いかかる。
その背には、三叉戟を構え、貫かんとする、羅刹の形相をした甲冑姿の男のペルソナが。

そして三叉戟は男の手を離れ、真っ直ぐにリツキへと放たれた]

(476) 2015/02/20(Fri) 02時半頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

邪魔するな、だと……

                          [どの口が、それを言う]

……貴様こそ、邪魔をするな

             [今の惨状を引き起こしたのは、他でもない]


これ以上俺から、俺から………

(487) 2015/02/20(Fri) 03時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

―――大切なモノを奪っていくな!!

                       [貴様のくせに――――!]

(488) 2015/02/20(Fri) 03時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

[男はその手に短刀を構え、加護の残る足でリツキへと迫る。
背後のペルソナは、落とされた三叉戟を手元へ引き寄せ、再び構えた。

振り下ろされる三叉戟は地面を撃ち、周囲に衝撃の波を伝える。

それに合わせて、男は地を蹴り、
その顔面へと短刀を突き立てようとした]

(489) 2015/02/20(Fri) 03時頃

が…わったら…きっと…
たくさんの…の…が…ちるのだろうね…

…に…まれた…と…
…んだ…の…を…どれだけ…ることが…るのか…
それは…するだに…しい…のだけれど…

その…に…


匿名軍団 ゴロウは、メモを貼った。

2015/02/20(Fri) 03時半頃




いまうばったって…はでられないじゃん…
ぼ…


【人】 匿名軍団 ゴロウ

[短刀がリツキの身に届くことはなく、代わりに戟を落とした白い猿の腹を裂いてゆく。
裂いた腹から黒い霧が散り、男の視界を遮った。
掻き分け、空く手で掴もうとするも、既にそこに姿はなく。

リツキの言葉が、男の身に突き刺さる]

なら、翔子は……
影ではない、翔子は……何処へ行くと言うんだ……

[遠ざかってゆく姿を追う事ができない。
此処とは違う、赤の世界で横たわる姿を見た時から、己の無力さなど、男が一番良く知っていた。

けれど、それでも守りたかったのだ。

なにがあっても
どんなことをしても

守りたかったはずのに――――…]

(498) 2015/02/20(Fri) 05時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

………―――。

[アスファルトに崩れ落ちる身体を、その腕で支え、抱きしめる。

昔に出来なかった、その後悔を重ねるように。
公園で会った時、してやりたかった事をするように。

今もなお、流れる涙を止める手段すらなく。
せめても指で拭って、頬を流れ落ちるのを防ぐだけ。

虹の女神が、その頬を撫で、癒しの術をかけても、腕の中の少女の動きは変わらない。
少女自身である月塞の気配も、感じ取れない。

男がしてやれる手立てなど、なにもない]

(499) 2015/02/20(Fri) 05時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

無理矢理にでも、引き止めればよかった……

[いつかにした後悔を、今もまた、男は変わらず、し続ける。

同じ過去を、何度も繰り返す。

妹を、友を、そして妹によく似た少女を、
こうして守る事も出来ず、ただ見送るしかない。


男は、無力だ]

(500) 2015/02/20(Fri) 05時頃

【人】 匿名軍団 ゴロウ

―――………。

[腕の中の温もりを失わないように、きつく、強く、抱きしめる。

少女の涙に引きずられるように、
男の目尻から、銀の雫が、頬を伝った]*

(501) 2015/02/20(Fri) 05時頃

匿名軍団 ゴロウは、メモを貼った。

2015/02/20(Fri) 05時半頃


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