21 ─明日も、薔薇の木の下で。
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[そろそろ食堂というところで 突然、甲高い破壊音が響く>>165]
…ガラス?
[フィリップの腕からリュシュカが飛び上がり 天井のあたりを旋回している
視線を移すと 戸惑いを隠し切れない彼と目が合った]
…誰かが割ったんでしょうか?
[そうでなければ 他に思いあたることもなく リュシュカをどうにか呼び寄せて 食堂の扉をくぐった]
(186) 2013/08/08(Thu) 16時半頃
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[途中、手にスカーフを巻いたセシル 彼を連れたラドルファスとすれ違ったが
ガラスを割った犯人だと気づくのは もっとずっと後のことだろう]
(187) 2013/08/08(Thu) 16時半頃
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― 食堂 ―
…おはようございます、グレッグ先輩
[声をかけられ少しはにかみながら笑顔を返すが 視線はすぐに外された 2人分の食器を片づけるのを見て]
(…朝からよく食べ…たとは違う?)
[食器が並んであった位置から 何となくそう思うが、あえて口にはせず フィリップの後に着いていった]
(194) 2013/08/08(Thu) 17時頃
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[中庭の見える机の席、フィリップの隣ではなく それを挟んだ向かい側に座る ひとりで厨房へ向かう彼を見送ってから 頬杖をついてリュシュカを見つめた]
…フィリップ先輩、やさしいね
[独り言のようにポツリとリュシュカに囁くと ご機嫌な声で返事が来る]
さっきはびっくりしたね…
[他愛ないやり取りをしばらく続けると カップを持ったフィリップが戻ってきたので 慌ててて立ち上がり]
俺、食事取ってきます…
[と、逃げるように向かった]
(200) 2013/08/08(Thu) 17時半頃
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ガーディは、朝食はパンケーキを選らんで席に戻った**
2013/08/08(Thu) 18時頃
まだ…を…たしてくれないの…
…
…をひとりにできない
…に…りの…へ…けばいいでしょう…
でも…っ
…
…を…してくれないの…
…でも…を…れたくないんだ
…
…そう…
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[パンケーキを2人分持って席に戻ると
フィリップの視線は窓に 窓の向こうにあるのは――中庭の薔薇園
愛でるにはほど遠い表情から 彼は薔薇を忌み嫌っているのが透けていた]
フィリップ先輩…お待たせしました
[皿を机に置く音で振り向く彼にほほ笑み返し]
いつもやってもらってばっかりじゃ嫌だし それに俺だって… 先輩のためにできることあったらしたいですから
[向かう時の言葉に反論する>>211]
(228) 2013/08/08(Thu) 21時頃
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[パンケーキをつつくフィリップに]
そういえば… さっきすれ違ったセシル先輩大丈夫でしょうか?
[手に巻いていたスカーフに染みていた赤 それから、痛みに堪えてるような表情から 何かの事情で怪我をしたのだろうと]
(…そういえば、あの音の後だったな)
[廊下でリュシュカが飛び上がるほど 大きなガラスの破壊音 もしかしたら、それが絡んでいるのだろうか? しかし、それはただの妄想にしか過ぎない]
(…考えすぎかな)
[と、思い直してパンケーキを食べ始める]
(232) 2013/08/08(Thu) 21時半頃
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[フィリップの手元をぼんやり見てて 嵐の晩にはなかった>>0:46>>0:47 手首の包帯が目に止まった]
…先輩、それ大丈夫ですか?
[昨夜は包帯はすでに巻いていただろうか もしかしたら、怪我でも? と、思い不安で顔を曇らせた]
(237) 2013/08/08(Thu) 21時半頃
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[セシルに関する返答には それもそうだと納得したので]
…そうですね ラルフ先輩もいましたから
[多分、自分が心配するまでもないだろう]
(239) 2013/08/08(Thu) 21時半頃
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い…が…れる…
…は…を…するのに…の…を…き…うのね
…の…それは…の…い…
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[フィリップの問いに]
…先輩はどうして薔薇がお嫌いなんですか?
[昨夜の問いの答えはもらえなかったが つい今しがた、中庭を見ている顔から すでにそれは見て取れて、さらに問いで返す]
(243) 2013/08/08(Thu) 22時頃
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が…んだ…は…まらない…
…こんなに…が…をみてあげたのに…
…むかつくわ…
…すごく…すごく…むかつくわ…
…こうなったら…
…はまだ…に…がないから…
…しか…ないけれど…
…あの…の…に…
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[フィリップの用心深い問いに 目を伏せて]
俺は…先輩さえいてくれれば 薔薇なんて咲こうが枯れようが構いません
でも、俺から先輩を奪うものなら…嫌いです
[視線を彼に戻してきっぱりいった]
(246) 2013/08/08(Thu) 22時頃
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…先輩、それはどういうことですか?
[フィリップを恨むことなんて 自分には全く思いつかず]
先輩を恨むなんて… 俺に出来る訳ないじゃないですか!
[両手をばんと机に叩きつけ立ち上がった]
(252) 2013/08/08(Thu) 22時半頃
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[しかし、話題は打ち切られたようで]
リュシュカをですか? いいですけど…先輩どこに行くんですか?
[いつも一緒にいるはずの鳥を 自分に託すことに、不安は募る一方で]
(254) 2013/08/08(Thu) 22時半頃
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これ…のことを…されたら…るわ…
…あの…をなめすぎていたようね…
…ならば…も…でいくわ…
…を…こしなさい…
は…を…つ
…それは…の…が…われない…いせと…わんばかりに
…の…りは…を…わせて…わせて…
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だったら、もっと俺が笑いたくなることを 俺、先輩のこと何にも知らないから …不安にしかなれない
[フィリップの願いへ まるで、駄々をこねるこどものように]
(262) 2013/08/08(Thu) 23時頃
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俺…もっと、先輩のこと知りたい
[上目使いでフィリップを睨んだ]
(263) 2013/08/08(Thu) 23時頃
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せ、先輩…ここで?
[突然フィリップに抱きしめられて 驚きながらも そんなことをつぶやいた 襟元にかかる彼の手を拒むという考えはなく]
本当にそれでいいなら…受けて立ちますよ?
[身じろぎもせずに答えた]
(273) 2013/08/08(Thu) 23時頃
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の…りに…はさざめいた…
…
…
…く…ちてしまいなさい
…それは…り…てるような…そして…い…り…
だ…の…きにはさせない…
…じゃないの…
…に…せれば…だって…せになれるのに…
…せ…っ…られた…で…する…を…くことが…
…は…できない
…なんですって…
…に…を…させてもらうよ
…どういうこと…
…は…にくちづけたい…
でもそうしたら…は…に…く…
それで…は…を…むんだ…
…そのために…のことを…したのね…
よ…そんなのは…
…が…かうの…
…にはもう…どうにもできないわ…
…の…は…られるみたいだけど…
…その…にも…けてしまうかもしれない…
…どうしたらいいの…どうしたら…
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…だって、いきなりこんなところで
[フィリップはシャツのボタンを外しながら 自分の肌に口づけていく 始めはくすぐったさと吸われる痛みを覚えたが 少しずつ、違う感覚を覚えて]
あっ、いやっ…
[口から出た鳴くような声に思わず赤面した]
(281) 2013/08/08(Thu) 23時半頃
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[胸に赤い薔薇が咲いても フィリップの唇は肌の上を滑っていき 下腹部の方を攻め始める
『感じたの?』
その問いに、首を横に振る 芳醇な薔薇の香りに頭がぼんやりするが 縦には振りたくなかった]
(283) 2013/08/08(Thu) 23時半頃
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…先輩の意地悪
[声は思わず漏れたもので それが感じていることだと知ったのが 初めてだったのだから分かるはずなどないのに]
先輩…そんなもの…
[ズボンごと下着を下ろされ 無防備になった自分のそれに フィリップは唇を寄せて舌を這わせる こちらへ向ける挑発的な視線が憎らしい]
(291) 2013/08/09(Fri) 00時頃
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[フィリップにされるがままに 両手を机につき 背後から指で執拗に攻められる]
…はぁっ、いたいっ
[しかし、徐々に慣れていき 口から漏れる甘い声も気にならなくなった]
…フィー
[どこか痺れて朦朧としかけたところで 請われて彼の名を呼んだ]
(297) 2013/08/09(Fri) 00時頃
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フィーは気持ちいい? 俺を感じてる? …俺、もっとフィーを感じたい
[フィリップのそれを受け入れながらつぶやいた]
(302) 2013/08/09(Fri) 00時半頃
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