50 【24日5時開始】聖夜に爆ぜろ!【誰歓】
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むう。そうやって知らない振りしてー。
明るくなっても未生のカプチーノ淹れてあげないんだから。
[そう言いかえして]
毛布、あったら嬉しいけど。
毛布かけたらあったかくて眠っちゃいそうだな。
うん、帰ってこないね。
暗いから、迷っちゃってるのかも。
暗いのって不安になるんだね。
怪談しようとか、もう言えないな。
[しょんぼりしつつその場に体育座りした]
ボク、いじわるしたのかなぁ?
[自覚は無いので、問い返す]
あ、そういうのは、いじわるな気がするよ。
今度は魚、描いてほしかったのに。
[カプチーノは淹れないという言葉に、組んだ膝に顎を乗せて不満げに呟く]
寝て起きたら朝になって、明るくなるよ。
[一向に利かない夜目と、閉じる事の叶わないゲーム。
楽観的に過ぎる言葉を口にした途端、背筋に寒気が這い上がる]
…………きっと。
[だから、そう付け加えた]
片思い、かぁ。
ないなぁ。してみたいなぁって思った事はあるけれど。
なんだか冷めてる、とか言われちゃうのよね。
ありゃりゃ、怒って行っちゃった…?
追っかけるしかないねぇ。
[ドナルドやカイルにそう声をかけつつ、ゆりの後を。]
…まぁ、狙われてるのは俺ちゃんっぽいから、
大丈夫とは思うけどにー。
[小声でぽそっと呟く。
ドナルドたちとぶつかったはずみで、
さっきゲットした藁人形を落としてしまったことに
その時はまだ気づかなかった**]
片思い、かぁ。
うーん……ボクにはよく分からないかも。
ボスは好きだし、また会えるなら会いたいけど。
そういうのじゃないんだよね?
[膝に顎乗せたまま、首をあっちこっちに捻り捻り]
そもそもボス、超別嬪さんだけどオスだったしなぁ……。
う。い、意地悪は相手が意地悪だなって思ったら意地悪なんだよ。
[そこまで言って気づく、その理論で行くならば未生がいじわる、と言えば自分も意地悪をしたことになるのだろうと]
うん、いじわるしちゃったね。ごめん。
……お魚、頑張って描くから許して?
[子供の喧嘩じゃないけれど、顔が見えないからこそ素直になれる事はあるのかもしれない]
…………うん。
眠たくなったら少しだけ、眠っちゃおうかな。
未生。きっと大丈夫だよ。きっと。
[付け足した未生とそれから自分にも言い聞かせるように言った]
し…ててきちゃった…
…
…は…さな…いをたくさんかけられますよ…に…
おかえりなさい…
と…いますか…ほぼみんな…ててるように…えて…ります…
…
まだ…ってない…
…っちゃった…どんな…していいのかわかんない…
…
…いことしちゃったね…
…みんな…ほんとは…えないと…ってるから…して…たてられるんだよね…きっと…
[ゆりを追いかけていて
先ほどいわれた「離れられない」について
ぼんやりと考える
「離れられない」と「離れたくない」
その違いは、どこか大きい気がして
けど、考えるのがやっぱり怖くて目を逸らしたい
のに、やっぱり考えてしまう
それぞれ、どちらがそうなのだろう**]
あらら…そんな…が…
…だと…いますよ…
…しいですから…
ちゃんと…れば…りできますよ…
あと…に…をぐ…
…そうですね…なんだか…いことしているみたい…
そうね…
…って…あれ…
…どうしちゃったのかしら…
…すこし…みたい…
いじわるだと思ったら、いじわる……
そっか、じゃあボクいじわるだったんだね。ごめん。
[此方も素直に謝る。
素直な言葉には、同じだけの言葉が自然に出てくるから]
明るくなったら、ね。
うん……大丈夫だよ。
何も怖いのは居ない――と思うから。
だいじょうぶ。
[こくりと頷いて、目元を擦った**]
ん…
…いかけるだなんて…わなかったから…
…いことしてるね…
…ゆり…する…ど…
…そだ…まこちゃん…
…から…られなくなって…が…かないのはもうわかったと…うんだけど…で…も…かないよ…っていうのも…しておいてほしいな…
…えと…はじゃなくて…のよい…でも…
…ゆりからのお…い…
い…してごめんね…って…ったらきっと…してくれますよ…
…
はい…
あ…かりました…ちょっと…してきますね…
もっと…かせてやれ…
…しい…いをさせる…がわるい…
…
…
…うん…ゆりは…ささやかな…せをみんなに…る…
…るか…せない…は…える…
…いってらっしゃい…まこちゃん…
仲直りだね。
[帰ってきたごめんに微笑んでそう返すと]
うん、もちろん。
怖いの、見るのは好きだけど。
でも………体験はあんまりしたくないなぁ。
大丈夫って言葉に出すと、大丈夫になる気がするんだよね。
ゲン担ぎ、に似た感じ。
[ふふ、と笑った]
そういえば…
…れたくない…がいるのかな…
…うらやましいことだね…
…
[そういえば、この食堂には窓があったはずだ。風の強い日にガタガタと音を鳴らしていたことを思い出して、エリィに一言]
ちょっと失礼しますね。
[声を掛けて手を離す。膝にぎゅっと力を入れて立ち上がるが、月明かりの一つも見えず]
これも、あんまり役に立たないなぁ。
[スマホの灯りは微弱すぎて、周りを照らしてくれることもなかった]
転ばないようにゆっくり行こう。
[す、す、と着物の裾を払う様に歩きながら障害物は手さぐりで避ける。やがて壁際に辿り着いたならば、今度は壁伝いに歩いて行く。すると]
あ、この辺、かな。
[ガタ、と手が窓べりに触れる]
ん、しょ。
あ、あれ?
[カーテンには触れられるのに、窓は一向に開かず。鍵がかかっている様子もない。普段ならば立てつけも悪く風が吹いただけでもガタガタと鳴いているのに。音もしない]
出られ、ないの?
[小さく呟いた言葉は誰に聞かれることもなく、カーテンの中へと吸い込まれて行った]
からでも…くないかもしれないわよ…
…で…こえる…にそう…した…
[窓を探している間に見つけた毛布にくるんと包まって]
きっと、目が覚めたら。
………大丈夫、だよね。
[そうして暫しの間、微睡の赴くままに目を閉じた**]
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