28 わかば荘の奇々怪々な非日常
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― 101号室前 ―
[宝生の部屋の前、ドア横の呼び鈴に右手を伸ばし、人差し指でぽちっとな。
ぴんぽーん ……
今から行く、とメールをしたし、すぐにドアが開かれるかと思ったが、反応はなかった。ちょっとの間が空く。]
……あれえ?
[僅かに眉を寄せて、首を傾げる。
ケータイを取り出そうとバッグのポケットに手を回した時、視界の端に何かが映った。顔を上げてそちらに視線を向ける。
丸っこい大きな三毛猫だった。>>#0]
(@58) 2013/09/04(Wed) 20時半頃
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あ。
[見た事のない猫だ、とまず思った。 わかば荘にミィの他に灰色の猫がいる事は知っていたし、見た事もあったけれど、この三毛猫は見た事がない。]
―――…ッ!?
[三毛猫に見据えられて、顔が強張る。猫とか犬は好きだけれど、その三毛猫の、こちらを見つめる目つきになんとなく悪意のようなものを感じて。
と同時に、頭の中に流れ込んでくるように女性の声が響いて>>#1>>#2、首の後ろに氷を当てられたような気分になった。膝上丈のズボンから伸びる白いハイソックスを履いた足が竦む。 無意識にメッセンジャーバッグのショルダーベルトをぎゅうっと握り締めた。]
(@59) 2013/09/04(Wed) 20時半頃
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[金縛りに遭ったように三毛猫を凝視したまま、頭の中で言葉を反芻する。
たいせつなもの。 なくしたくないもの。
それを―――壊したい?
やがて三毛猫がのそりと動き出しても、身動きがとれずにいた。 なんだか酷く恐ろしくて、心細いような心地がした。表情は硬く強張ったまま。]
(@60) 2013/09/04(Wed) 20時半頃
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[宝生から不意に声を掛けられて>>208、はっとして振り返る。 少し驚いたような顔に、安堵の色が滲んだ。]
宝生さん。 お隣さんに用事だったの?
[張り詰めていた空気がほろりと解けたかのような気分。]
どこ、が?
あっ、ぼくミィのごはん買ってきたよ!
[きょとんとして首を傾げてから、餌がまだ>>209との言葉に、スーパーのビニール袋を掲げてみせ、101号室の部屋の扉が開けられるのを待って中にお邪魔した。]
(@61) 2013/09/04(Wed) 20時半頃
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[宝生が出してくれた浅い小皿に餌を盛って、ミィの前に差し出す。 しゃがんで膝を抱えながらミィの食事の様子に目を細めていたが、宝生が口を開いた>>209のに顔を上げて視線を合わせた。
他の猫、の言葉に、ぎくりとして顔に緊張が走る。]
……うん。三毛猫がいた。
あの猫、前からここにいる猫なの?
なんかちょっと、怖かった、な。 ――へんな声、聞こえたし。
[よもや相手にも自分と同じ声が聞こえているとは知らず、ぎこちない笑みを顔に貼り付けながら睫毛を伏せて視線を落とす。 努めて平静を装ってはみたものの、舌が縺れそうになって上手く喋れなかった。]
(@62) 2013/09/04(Wed) 21時頃
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えっ。 で、出るって…
幽霊、が?
[隣に墓地があるのは、もちろん知っている。 ここの家賃が格安だ、なんて事はまだよく理解してないが、小学校のクラスメイトの中にはわかば荘には幽霊が出る、なんて仰々しく言う者もいた。
とは言っても衛が知っているここの住人には怖い人はいないし、わかば荘を取り巻く空気には陰気な嫌なものは感じないし、幽霊が出るという噂についてはどうせ嘘だ、と決めてかかっていた。
宝生の言葉>>235に、ぱちくりと瞬いて顔を凝視する。]
(@63) 2013/09/04(Wed) 21時半頃
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ほ、本当に出るの…? っていうか宝生さんも声聞いたの?
[どうせ口だけ、というのは、あの頭の中に流れ込んできた声に対して言っているのかと推測して、目を丸くする。 宝生の腕のミミズ腫れの痕が目に入って、痛そう、と零したけど、何でもないような声が返ってきただけで]
…宝生さんは、怖くないの?
[おずおずと窺うように上目遣いに見上げる。]
(@64) 2013/09/04(Wed) 21時半頃
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―談話室→203号室―
[>>219礼の言葉に、チラと振り返り手をヒラヒラさせながら、廊下へと出た。 2階へと続く階段を見つけ、のそのそと登る。 廊下では誰ともすれ違うことなく、203号室を見つけた。 鍵をあけ、中へ。
サクリと風呂場を見つけ服を脱ぎ捨てた。
シャワーからお湯を出し頭から被る。 久しぶりのお湯は非常に気持ちが良かった。]
〜♪
[鼻歌交じりに、薔薇の香りが漂う石鹸を泡立て 頭と全身、一気に洗っていると、>>#1頭の中に響いてくるような、声が聴こえた。
後ろを振り向くが、誰もいない。]
(@65) 2013/09/04(Wed) 22時頃
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[顔を前にもどすと、 鏡に写る三毛猫の姿。丸々太ってる。
しかもその猫、何故か女を背負っていた。 三浦の目にはクッキリと女が見えた。 恨めしそうに三浦を見ている。]
何、…覗きなん?
[なんで覗かれてる方が睨まれているのか、意味が分からなく、 眉をひそめて睨み返す。]
(@66) 2013/09/04(Wed) 22時頃
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[そこにまた、声>>#2]
何が大事って、そりゃお前…
[なんだろう。しばし考えて――]
俺の居場所と飯?
[シッシと猫を追い払う素振りをし、頭から泡を洗い流う。 全身洗い流して目を開けると、そこにはもう誰もいなかった。]
…何だ、今の。
[薔薇香りで満たされた風呂場を出て、 適当に置いてあったバスタオルで全身を拭った。 クンクンと、自分の身体についた香りを嗅ぐ。]
…ルミって薔薇の匂いすんのかな。
[後で嗅いでみよう、と決めた。]
(@67) 2013/09/04(Wed) 22時頃
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そっか。 宝生さんは見た事ないんだ…。
[宝生の口が歪んだのを見て>>239、あれ、何かまずい事言ったかな、と、アヒル口になって顎を引く。]
―――怖いのは……
たいせつなものが本当にこわされちゃったら、って思ったら。 いやだな、って。
(@68) 2013/09/04(Wed) 22時頃
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…かぞく、とか。
おとうさんもおかあさんも弟も、いなくなったりしたら、いやなんだ。 おかあさんが勉強勉強、っていうのはたまにうるさいな、って思うけど、でも、おかあさん優しいし、おかあさんの作るご飯おいしいし。 弟も、わがままで生意気でたまにむかつくけど、いなくなればいいなんて本気で思った事ないし。
[宝生の問いに、視線を抱えた膝の上に落として頭に浮かんだままを訥々と口にする。]
――…ぼくの、考えすぎなのかな。 宝生さんは、こわされたらいやなもの、ないの?
(@69) 2013/09/04(Wed) 22時頃
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―回想:102号室でのこと―
[>>228 悩み、>>229 絞り出された円の答えににんまりとした笑みを浮かべた]
俺も好きだぜ
[そこだけ聞けば別の意味に聞こえるかもしれない言葉を口にしながら、また円の頭を軽く撫でた]
速くなるのに一番必要なのは、走ることが好きなことだ 俺はそう考えてる。
[くすりくすりと楽しそうに笑い声をあげる。 まさか年上の頭を撫でているとは知る由もない]
今度一緒に走ろうぜ
[最後にぽんと頭を撫で、部屋を出ていった**]
(@70) 2013/09/04(Wed) 22時半頃
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えっ? ……そうなのかな?
[まるで自分はそうではない、とも受け取れる言葉>>244に、きょとんとして瞬く。 言葉を続ける宝生の口元をじ、と見守り、彼の視線の先を追って、壁の方を見る。が、その先の何を見ているのか、まではわからない。]
………?
[壁と宝生の顔を交互に見比べていれば、やがて沈黙が破られた。]
…なんだか変な言い方。
(@71) 2013/09/04(Wed) 22時半頃
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怖いと思ううちは、壊れない…。
………なんだか少し、難しいや。
[宝生の言葉を聞き漏らさぬようじっと耳を傾けて、それを頭の中で反芻する。 けれど、少し困ったように眉尻を下げて、えへへと笑った。
そこに、ピリリとメール着信音が鳴る。 バッグからケータイを取り出してみると、母親からだった。]
…あっ、ぼくそろそろ帰らなくっちゃ。
[ちょっと慌てたように立ち上がると、帰り支度をしようとバッグを手に持つ。*]
(@72) 2013/09/04(Wed) 22時半頃
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―わかば荘:庭―
[国谷が抱えた荷物はふわふわと宙を移動する。 玄関に向かわずに庭へ直行、目当ての部屋はそう遠くはない]
喜んでくれるか…………ッ
[>>#0 目の前に現れた三毛猫と女の姿に足を止める。 国谷を見る瞳は酷く冷たいものだった。 その姿に――]
――ッ!
[頭痛がして、頭を押さえた]
(@73) 2013/09/04(Wed) 23時頃
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……お前、前に逢ったことがあるな
[>>#2 その声に、にやりと笑みを浮かべる]
そう、俺の大切なものは走ることだ でもお前は俺に追いつけなかった
[そう、あの時も、こう言った――]
"奪いたければ、追いついてみろ"
[その言葉に女の亡霊は冷笑を浮かべる。 女の瞳は他者を見下すモノ。
見下したまま、三毛猫と女は姿を消した。 まるで、奪うモノなど残っていないとでも言うように――]
(@74) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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……あれが噂の幽霊か?
[姿の消えた一人と一匹に肩を竦めながら、国谷は再び歩きだした]
(@75) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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[差し出した手の平の上に乗せられた、フエラムネ。>>255 ちょっと意外そうにそれをしげしげと眺めてから顔を上げ]
ありがとう。 ミィも元気そうで良かった。
[玄関へと向かう間、見かけた住人にはぺこりと会釈をして。
宝生の大きな手で頭をぽんぽんされて、心地良さげに目を細めた。]
うん。宝生さんもね?
ミィ、またね。
[知ったような口を利いてみたのは、ちょっと背伸びしてみたくなったから。宝生と別れ際、彼の腕の中の仔猫を撫でる。
一人と一匹に手を振ってわかば荘の敷地から出ると、ぴり、とフエラムネの包みを破いて口の中にそっと含む。 舌の上で転がした後、唇に挟むようにして息を吐き出せば、ピィー…とノスタルジックな音色が小さく響いた。]
(@76) 2013/09/05(Thu) 01時頃
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[フエラムネの音色を楽しみながら、帰路を急ぐ。
家に帰ったらおかあさんの作ったご飯が待っている。 ご飯を食べたら弟と一緒にアニメを見よう。それから、塾の宿題をして。 おとうさんがいつもより早く帰ってきたら、一緒にお風呂に入りたいな、と思った。**]
(@77) 2013/09/05(Thu) 01時頃
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