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123 紫陽花の館でカオスを満喫する村
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…幼馴染がね、結婚して、ここを出ていくことになったんだ。あ、勿論女の子ね。 好きだったとかじゃないんだけど、まぁ、物心ついたときから「ここ」にいたから。 ずっと、ここにいるんだと、思っていた。
けれど、違ったんだよね。
[恥ずかしそうに、鼻の頭を掻いた]
そうして、今更に思ったんだ。
ああ、僕もここから出ていってもいいんだ。 渡すだけの僕は、誰かにこの役を譲ってもいいんだ、って。 そう思ったら、途端、陸の生活に酷く憧れた。
確かにこの船は親父から受け取ったものだ。 長く続けてきたものは、それだけで尊いと僕も思う。
けれど、続けていくのは、 僕でなくたって構わない。 視界が急に広がった気がして、面白かったよ。
(154) COQten 2015/06/23(Tue) 00時頃
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[彼女が荷を積んでここを出ていくまでの数週間、ぐるぐるとそんなことが頭にあった]
そんな、揺れがあったんだけどね。 …何でまだ続けてるんだろうなぁ。
あのね、結局、「おりる」ことを考えたら、その分「乗っている」ことの楽しさがよくわかってしまったんだろうねぇ。 親父の言ってたことがさ、船はいい、っていうその口癖が、よく沁みた。
(155) COQten 2015/06/23(Tue) 00時頃
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[ふ、と息を吐く]
だから僕は、まだこの仕事を続けるよ。
… ねぇ、いい人はできた?
二人で乗りにおいでよ、 ここまで話したんだから、 それくらいは注文を付けさせろ。*
(156) COQten 2015/06/23(Tue) 00時頃
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ユージンは、うん、おやすむー。今日の夜長は屍鬼ですわい。**
COQten 2015/06/23(Tue) 00時頃
/*
またも突然此方ですみません>>#1は皆さん目を通していただけたでしょうか?関係のない方には不愉快かもしれませんが、今後同じ事が起こらないようにするため、と大目に見て頂ければと思います。
誰と言うつもりはありません。
が、前述したとおり、掛け持ちが発覚しています。
それによって何が行われたかと言うと、村建て同士の話し合いです。
そちらではどう対応するか、こちらはどうするか等です。
全く知らない人同士でそう言った話をせざるを得ない状況になったりすることもあると言う事、どうかお心に留めておいてください。
ばれなければ構わない、なんてことはありません。
次に気を付けると言ってくれてる方を大きく受け入れている分
こういう時の対応は厳しくしているつもりです。
是非ご検討下さいね、今後こういう事が起きると双方に迷惑が掛かる、ということを。
よろしくお願いします。*/
(#2) 2015/06/23(Tue) 00時頃
トレイルは、おろ、フランシェお疲れさま……[もふもふ]
pure_g 2015/06/23(Tue) 00時頃
ベネットは、諸々確認してます。お疲れ様…[むぎゅう]
唐花 2015/06/23(Tue) 00時頃
ホレーショーは、/* お疲れ様ー。
suikei 2015/06/23(Tue) 00時頃
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[問う声に>>146、指も唇も麻痺したように動かない。 こくりと頤が頷くのが精いっぱい。
触れたくちびるの、熱に震えて、ぎこちない指先と唇で繰り返す。]
『こいして、 あいして、 そばにいて』
[触れた唇から、指先から。その奥。 心臓にそっと染み渡ればいい。
夢よりも、夢のような温度に。 現よりも、生々しい鼓動に。]
(157) 唐花 2015/06/23(Tue) 00時半頃
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ずっと…いっしょに
[永久を請う心に。]
(158) 唐花 2015/06/23(Tue) 00時半頃
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[カードを配った指先に、絡む指先が、 こんこん、と。
愛していると、鳴いた。*]
(159) 唐花 2015/06/23(Tue) 00時半頃
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気に入ったんなら、よかったけどさ。
[人の話を聞いているのかいないのか。チーズに吸い寄せられている姿に内心複雑]
愛情と憎悪は別のもんだろ。 二人に愛情があれば、いくらでも未来を作れるけど、それが憎悪だったら、きっと未来は閉ざされる。
[けれど、そういった観点に立てないということならば、きっと憎悪の感情は出ていないのだろう。 零れた声がたとえ小さくても低くても>>119、そう思えたらきっと大丈夫だと思えてくる]
……ふーん、下心と真心って奴? 時間経たなきゃ気付けねーよーなもんな訳?
[にぱーっとした彼女の笑顔とは対照的に、思案顔で首を捻る男。 けれど、気付くまでに時間が必要なものなのなら、いたずらに待たせるといっても、それは心を弄んでるというのとは、また違ったものに思えて。
そういった思考に明け暮れていたからだろうか。彼女の頭が近寄ってきていることに気づくのが遅れた]
(160) JITA 2015/06/23(Tue) 00時半頃
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……ったく、ガキかよ。
[胸への衝撃と僅かな痛み。 おまけに両手が腰に添わると、体がピクリと震える。
自分だけ慌てているみたいで悔しい。だから――]
いってーな、おい。
[胸元の頭を軽くチョップ。 腰元に添えられた彼女の手の集中が途切れたなら、そのままの勢いで体を持ち上げて、高い高いのポーズ]
ははっ、本当にガキみてー。
[ふわりと持ち上げられたその姿は、まるで天使。 意地の悪い笑顔で見上げてみたら、一体どんな顔でこちらを見下ろしているだろう。
それから、少しだけ自嘲めいた笑みを浮かべると、先ほどとは打って変わって真面目な顔つきになり]
(161) JITA 2015/06/23(Tue) 00時半頃
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俺もズリーから、お前のこと利用しようとした。 愛とも恋ともよく分からねーような依存で、このままヘドロみてーに絡まって、一緒に堕ちていこうとも考えた。
……でも、だめだよ。 ――やっぱお前は、俺の中で大切な存在みてーだから、さ。
[その大切という気持ちが、愛ゆえなのか、恋ゆえなのか、はたまた友情ゆえか同士ゆえかは、未だ分からないままだけれど。
天使は空を自由に舞うものだ。 そんな彼女がたとえ羽をもがれたとしても、ドロドロな中に塗れながら、落ちるところまで落としてしまっては、きっと自分を許せない]
(162) JITA 2015/06/23(Tue) 00時半頃
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だから、待っててくれると嬉しい。俺の気持ちがちゃんと固まるまで。 別に逃げたっていーぞ。痛いことだってするかもしれねーし、傷つけるかもしれない。
……でも、ここでまた、1ヵ月後に再会しようぜ。それまでにきちんと答え出すから。 俺のちゃんとした気持ち聞いてほしーんだ!
[「ダメか?」なんて小首を傾げた後、勢い余って言ってしまった自分の台詞に、思わず頬に赤が差す。 慌てて振り落としそうになるのを何とか堪え、ふわりと地面に着地させる。
ガキは俺だな、なんて苦笑していたら、彼女の答えはどれほど側に出ているだろうか]
(163) JITA 2015/06/23(Tue) 00時半頃
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お…れ…
…しても…が…に…せなくなっても…めずに…と…してくれて…にありがとな…
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[遠くに居ては、身体を護れない。 心を護れない。願いを護れない。
分かっているよと小さく頷く。]
あぁ、護ってやるとも。これからの未来をな。
[頬に伸びる手。大して痛くもないのに、痛いとまた笑う。>>149 こんな風にでも触れてくれるのが心地良いのだから。]
礼を言うのはまだ早いぞ。 口約束の段階だ。
(164) k_karura 2015/06/23(Tue) 01時頃
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……本当は、なんだ? 悪い癖だ。ゲームの時のように、明け透けに言ってはどうだ。
占いみたいには上手く行かないぞ。
[口籠もった先を聞こうとしたが。>>150 理想だという絆に、その一端を知る。]
な、連れ去るって……! そこまで言っていないぞ、わたしは!
[余裕が出来たと思えば、奪われてしまう。 そんなに嬉しそうに笑われては、殴る手も勢いが失われてしまう。
引き寄せる手に抵抗も拒絶もしない。 部屋の片隅で、髪に落ちた口づけに。]
(165) k_karura 2015/06/23(Tue) 01時頃
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……ばか。
[肩を震わせ、小さく罵るのが精一杯。*]
(166) k_karura 2015/06/23(Tue) 01時頃
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フランシスカは、赤いいな〜〜〜 ベネット恨んじゃうんだからーーー
icemaze00 2015/06/23(Tue) 01時頃
と…に…えてよかったよ…
…はあんまり…に…てなかったかもしれね…けど…で…った…は…みんな…の…りだ…
ベネットは、>フラン 一生治らない病に罹った病人です(・ω・)b
唐花 2015/06/23(Tue) 01時頃
ライジは、フランシスカを68(0..100)x1もふもふ >>-835
JITA 2015/06/23(Tue) 01時頃
ベネットは、おやすみなさい[お布団ですやすや**]
唐花 2015/06/23(Tue) 01時頃
…
…に…てて…ないなんて…
そんな…ない…ですぅ…
ずっと…けてくれましたし…に…を…せてくれました…
…もしてるさんが…なかったら…は…が…れていたに…いない…ですぅ…
だから…
…そんな…わないで…さいぃ…
…
いつもありがとう…ございましたぁ…
櫻子は、>>-853、数字の後に万を付ければ完璧だった。
hasimukou 2015/06/23(Tue) 01時半頃
ライジは、櫻子そ・れ・DA!! >53万
JITA 2015/06/23(Tue) 01時半頃
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褒めてるんだから、嬉しそうにしなさいよね〜。>>160 それとも、拗ねてる?
[からかい気味にというよりは、少しの申し訳なさも滲ませて。]
そう?愛してるから憎くて。憎らしい程愛してる。 ……なんてこともあるかもよ?未来、かぁ。
[先はきっとないのだろう、とは心のつぶやきで。 そっと目を閉じて首を振る。]
そうねぇそんなとこ? 時間は、わかんないな〜。でも目があった瞬間に、って程は早くないかもしれないな〜。
[真面目に答えを考える姿は好ましく見えてしまうのは、隣の芝生はなんとやら?そんな疑問も浮かべつつ、ゆっくりと一歩踏み出して]
(167) icemaze00 2015/06/23(Tue) 01時半頃
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え〜?もっとさぁ、どきっとするとかさ〜。 こんないい女なのに〜。
[子ども扱いに見えるようにしたのは自分なのに、我儘を口にしてみる>>161それを許されると思ってしまうあたりが、狡いなぁと自嘲して]
男の子でしょう?これくらい受け止めて頂戴な。 あ〜、暴力反対〜。
[言いたい放題しつつ、抗議をしようと顔をあげた時だろうか]
ひゃっ……!!え ちょっと ぉ
[ぐわん、と視界がブレて持ち上げられる。思わず縋るように肩を抱き寄せるように掴んでしまった事は許してほしい所。]
もう なによぅ
[ひぃ、と小さな悲鳴が漏れる。予告してくれたなら楽しめた状況であっただろうが、不意に襲ってくると湧き上がってくるのはしてやられた感と、羞恥で。恨めし気に意地の悪い笑顔を見やる]
(168) icemaze00 2015/06/23(Tue) 02時頃
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高い!高い…!ばかぁ!
[その頭抱きしめてしがみ付いてやろうかなんて事も考えなくはなかったが、不測の事態で怪我をするのはよろしくないので睨むだけ。]
んん?
[利用しよう、には不満げな顔をしたけど。続く言葉には眉をへんにょりと下げて困ったような顔]
――不器用な男 ね 共に堕ちるには、これ以上ないくらい相応しい相手だと思うわよ、アタシは。
[共依存とは、なんて病的で、甘い言葉なのだろうか。 縋り、縋られ、お互いの首に縄を掛けて。そう、うっとりしたのは最初だけで。]
(169) icemaze00 2015/06/23(Tue) 02時頃
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……ありがと (貴方にここは、似合わないわ。)
[羽を無くして、堕ちた天使の隣より。 雨上がりの空を授けるお守りの名が、似合うのだと。小さく笑う]
……え?
[そこで終わると思っていた言葉には続きがあって>>163]
随分勝手な事を言うのね。保険もかけてくる、と。 それで、アタシが待ってる保障、ないわよ。
[頬に手を滑らせながら、にこりと綺麗な作り笑顔を向ける。]
弄ぶ事に置いては、群を抜いてるって言ったでしょう? 心の中で笑っているかもしれないわよ。
貴方こそ、アタシの事、信じられるの? 1か月も後に、またここであなたを待つ程、純な心を持ってる女だって?
(170) icemaze00 2015/06/23(Tue) 02時頃
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[ああ、酷い女だアタシは。頬を染めて、堕ちる事より未来を掴もうとしてくれた男に、脅しをかけないと気が済まないのだから。頬にかけた手を引き戻し、小さな溜息を零す]
………待ってるわ
[浮かべたのは、返事には似つかわしくない拗ねたような顔。口角は下がっていたし、眉間に皺は寄せているし、相手の目は見ないしで。]
(171) icemaze00 2015/06/23(Tue) 02時頃
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ガキ。
[いい女、形無しである――*]
(172) icemaze00 2015/06/23(Tue) 02時頃
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フランシスカは、53万www鬼引きwww でもそんなないよww
icemaze00 2015/06/23(Tue) 02時頃
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そうだったんだ 全く気づいてなかった
でも。そういう日だからね あの暗闇は…
[>>152暗闇の中のやりとりのネタばらしに少しの驚き。
そして一番聞きたかった>>152三つ目の話。 彼は少しの間視線を彷徨わせ、語るべきかを悩む仕草。 帽子を脱げば、 ふわふわとしたくせ毛が彼の輪郭を淡くする。]
(173) suikei 2015/06/23(Tue) 02時頃
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[ゆっくりと始まるその話を、ソファーに腰掛け 視線を外さずしっかりと聞く
それは船で物心ついた主人公が 陸で生きても良いのだと気づいて 再び船を選ぶ話。
話ながら、彼は、笑ったり、照れた様に鼻を掻いたり、それでも静かに最後まで語り終え。>>154>>155]
他の世界を知らずにそれを選ぶより 知って尚且つ選ぶならより尊いよな…
[選ぶという判断の出来ないものに一択を迫ることの罪深さ、彼は選ぶことができ、判断もできる。そして最後に選んだこと]
(174) suikei 2015/06/23(Tue) 02時頃
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えっ?
[しんみりしかけたところで>>156彼の揶揄いに気づいて。動揺をそのままに。そんなに透け透けなのかと頭を抱えてしまう。]
…たかがゲームだと思っていたのになあ あはは、これが少し不思議?
現実侵食系だよねえ
是非。
[この町の運河を探せば彼は見つかるはず。再び、先につながる約束をして。紫陽花の館の一時的な幻だけじゃない繋がり。次に会えたときには、自分の話も聞いてもらおう。三つの話には釣り合わないものでも。*]
(175) suikei 2015/06/23(Tue) 02時頃
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[人が近付く気配に、駆けるか否か躊躇し、呼びかけられた声>>102に足が止まる。]
……月も隠れた夜だと思ったのだがね。
[懐から眼鏡を取り出して掛け直しながら、厄介に思う気分と共に軽く口元から熱を吐き出す。打ち止めの筈の咳は、熱の証左と共に自分の居場所を曝け出していたようだった。
足が止まった以上、背を向けていても仕方がないとその場で振り向いた。何故か、落ち着いていない少女がそこにいた。表情は豊かな方ではないと思っていたが、今は殊更窺えない。
暗いからか。見ようとしていないからか。よくわからない。否。イキモノデアル。ソレデイイ。]
(176) Elizabeth 2015/06/23(Tue) 02時半頃
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いや、ね。本当はもっと早めに出るつもりだったのだよ。 付き合いの悪い奴と思われるのも申し訳なくて宴ぐらいはと、ね。
[言葉を、声を、表情を、一つ一つ継ぎ直しながらも、どこか普段通りを演じようとしている自分に白い手>>104が伸びる。避けようと首を曲げたつもりだったが微塵も動いていなかったのか、ひんやりとした冷たさが額に触れ、同時に自分の熱を自覚する羽目に陥る。苛立ち。否。ソンザイ。ソレデイイ。]
あ、いや……風邪は引き始めが肝心だとは知っているが…… 始発に乗らないと間に合わないのだよ。
[気遣い有難うというエガオを口元で作る。 据わりが悪い。一度剥がして捨てた仮面を被り直したせいで、全てが拙い。それは伝播しているのか、目の前の少女もどこか普段通りに見えない。]
(出来の悪い演舞だ。)
[物語上不必要な続編の舞台にあがってしまったような気分に陥って自嘲する。振り返った事で彼女と共に視界に入る紫陽花の花がどこか忌々しい。見通されているようで、腹の奥がざわついた。それが咳となって口元から零れ出る。]
(177) Elizabeth 2015/06/23(Tue) 02時半頃
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