64 さよならのひとつまえ
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校庭だったら、人ももう少ないから。 なんかあるなら、話ぐらい聞いてやんべよ。
[一瞬見えた睦井の表情は、フラれて慰められに来るときの表情にも思えたから。 食堂を出てすぐに、小さな声でそう囁いた。]
(164) 2014/03/27(Thu) 22時半頃
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話しは、それだけッ
[勢いをつけて立ち上がる。 その場にとどまっていられるほど、図太い神経は持ち合わせていない。]
ごめんな、俺からは以上!
[一度きりりと唇を結び、作った表情は笑顔。 そしてもう用済みとばかりに、握りしめたティアドロップのピックを、屋上から中庭に向けて投げ捨てた。]
さらば!俺の青春ッ! なーんてな!わはははは!
[そんな言葉を吐き捨てて、屋上を去ろうとダッシュした。]
(165) 2014/03/27(Thu) 22時半頃
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―――…そういうサクちゃんはぁ? なんかいつも聞いてもらってたけど悩みとかねーの? …最後だし。 今なら睦井のココも特別に空いてっけど?
[>>157 冗談めかして言って、自分の肩元を叩いて笑ってみせる。自習室、納得したように頷いて。朔太郎が自習室で理容店をやっていてよかったとも思っている。自習室を覗きに行く言い訳のひとつにしてしまっていたから。]
ん〜〜〜?ん?部活どっか入りたかったん? まいいや、校庭で聞くし。ん、行く。
[>>164小声には答えを返さず、背を叩いて笑うと移動を促した。]
(166) 2014/03/27(Thu) 22時半頃
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[扉の前から立ち上がって、空色の本を棚に返す。 そうしていつも座っていたカウンターに腰を下ろし、三年間眺めつづけたそこからの景色を眺めた。
あの席によく博が座ってて。 その隣に丞がたまにやってきて。
一年の頃は更にそこに怜二がやってきて。]
そう、それで眼鏡をよく忘れて……って眼鏡?
[机の上に見覚えのある物が。 しかもつい最近、その本人に届けたはずのものが見えた。]
(167) 2014/03/27(Thu) 22時半頃
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ジャニスは、フィリップ(たまき)の何かはそういえば見つかったんだろうか、と今更
2014/03/27(Thu) 22時半頃
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>>167 [忘れ物なんたら、とか言われているが、気づけばとりには帰るのだ。ただ、気づくのが毎回遅いだけで。
そして、図書館に戻れば、座ってたあたりの席を見回して、 すでにないのがわかれば、とりあえず、尋ねようと、図書館のカウンターへ。]
――……あの……。
[そこに入江が出てくれば、瞬いて、 つい最近届けてくれた彼にいうのも、なにやら、申し訳内容気持ちで、つい、照れ隠しに髪をかき上げる。]
(168) 2014/03/27(Thu) 22時半頃
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[明智との話を終えた十文字が戻ってきた時>>152、感情は、また壊れて動かなくなっていた。]
……わかった。
[「忘れろ」 その言葉への答えは、まだ出せぬまま。 十文字の荷物をひとつ持ち、寮母室へ歩き出した。
おそらく、寮母室へ着くまでの間、自ら口を開くことはない。*]
(169) 2014/03/27(Thu) 22時半頃
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[鼻歌と共に廊下を歩く。 中庭を見下ろせる場所で、一枚写真を撮った。]
利政と幹央どこにいるんだろー。 飯かなー。
[とりあえず食堂へと足を向ける。]
(170) 2014/03/27(Thu) 22時半頃
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―校庭―
オレの悩み…なんかこないだもナルナルに聞かれたな。 そぉね〜…なぜ食堂にツナマヨおにぎりがないのか悩み続けて三年間が過ぎようとしておる。 えっえっ、その空いた部分に顔突っ込んですんかすんか匂い嗅いでクセェって叫んでもいい!?
[移動の間、そんな下らない話で間を繋ぐ。 悩みなど何もないのか、話せる相手がいないのか。 普段と何一つ変わらない態度なのだから、何も気付かれることはないだろう。
途中、倉庫の鍵を仮に寮母室に足を運ぶ。 適当な言い訳で許可をとったが、大きな校庭への落書きはバレたら寮母にげんこつを喰らうかもしれない。]
高校生活の青春のひとつだろ、部活動〜! むつりんは入りたかったとかないの?
[今は倉庫から、小さな鉄の箱をごそごそと取り出しているところ。]
(171) 2014/03/27(Thu) 23時頃
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[階段を下りて、中央棟へ。 食堂を覗いて、写真を一枚撮った。]
幹央いるー?
[入り口付近から、暢気な声を中に掛ける。]
(172) 2014/03/27(Thu) 23時頃
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…まあ、そうだな。おれはいいと思うけど。
[ひよこ可愛いし。とは口にしないが。 言えない>>159という言葉には、趣味を隠し続けている身としては、同意せざるを得ない]
いや、日に数回のまきちんと、昨日1回のおれが似てるなんて、そんなそんな。
[とてもとても。と笑う彼につられて、けらけら笑いながら手を振った。 昨日より、痛みのなくなった右手を]
(173) 2014/03/27(Thu) 23時頃
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なんだ?
[ふと降りた沈黙に、鳥塚の音>>160がおとされて。 本題か、と促すようにその横顔を静かに見やって聞き入った]
そーだな。 …何のつながりも出来にくいはずなのに、気づいたらそんな風につるんでるのが、なんかちっと恥ずかしいくらいに嬉しかったんだぜ。 おれも、すげー楽しかったよ。
[彼の言葉を邪魔しないように、静かに笑って応える。 でも、楽しかったと言ってくれる割に、その表情がなんだか固く見えるのが気になったけど]
(174) 2014/03/27(Thu) 23時頃
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おう。言ったな。 ……?
[確かに言った。しかし、真に受ける>>161という意味がわからず、首をわずか傾げていれば。 軽くなる口調と裏腹に、握りしめられた手がちょっと心配になるかたさで。 おい、と声を掛けようとして]
…………え?
[明快な音>>162のはずなのに。 一瞬意味をとれなくて、ぽかんとした顔で固まってしまった]
(175) 2014/03/27(Thu) 23時頃
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[机の上の眼鏡はひとまず回収する。 確か怜二は今日で退寮だ。あとで届けようとカウンターに戻り、眼鏡を脇に置いたまま頬杖をついてまたぼんやりしていると声をかけられた。>>168]
――……ひぇっ!?
[誰もいないと油断していたから驚いた。 さっきとは別の意味で心臓がばくばくいっている。]
あ、ああレージ? どうしたの…ってあ。もしかしてコレ?
[幾度か見たことのある、髪をかき上げる仕草。様になったそれを見上げ、脇に置いてあった眼鏡を手に取るとくすりと笑った。]
(176) 2014/03/27(Thu) 23時頃
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………… ……… ……はっ
[フリーズしている間に、鳥塚はひよこを投げて>>165ダッシュしていた。 ので]
ま、待ちやがれ言い逃げ野郎! 責任取れっつっただろ!!
[ポケットから小さな黒い包みを取り出すと、思わずその黄色い頭目掛けて投げつけた。 保元のようなコントロールはないし、ケンカは嫌いだけど、力がないわけじゃないから、当たるだろうという目測はあって]
(177) 2014/03/27(Thu) 23時頃
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― 廊下 ―
[寮母室に荷運びを終えるまで、静かだった。 今の沈黙は重いけども。 部屋でネームを描いてる時に保元が居ると、 妙に居心地がよくて、沈黙も嫌いでは無かった
終わった後、少し考えて。]
小学校の時になりたかったものは?
[その頃から野球を好きだったのだろうか。 俺の知らない保元の話を聴くのは、 固まった空気を壊す以外にも意味はあるが、明かす事はなく。]
(178) 2014/03/27(Thu) 23時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/03/27(Thu) 23時頃
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あ〜、食堂のおばちゃんがマヨをご飯に乗っけんの キモいって思ってるから置かないらしいって聞いたことある。 つーか俺くさくねえし! ジャージもちゃんとリセットシュットしてるし!
[都市伝説のように食堂の謎を語りながらだらだらと移動をはじめ、途中智明を見つけたのなら>>172手を振った。]
なに、智明ミキティ探してんの?ここいねえけど。 今から校庭行くけど一緒行って探す?
(179) 2014/03/27(Thu) 23時頃
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>>176
あ、うん、すまん。
[昨日、わざわざ届けてもらったものをもうこれだ。]
眼鏡ケースはもうわからないんだけど。
[まったく呆れる様である。 おかしそうに笑う入江に、やっぱり頭を掻きながら。 図書館の風景。小鳥ちゃんの姿を思い出した。
残念ながら、窓から見送ってただけで、 その劇的な告白は知らない。]
なんか迷惑かけたな。なんども。 そういえば入江は、卒業後どうすんの?
[ふと、会話を探してそう尋ねる。]
(180) 2014/03/27(Thu) 23時頃
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[山本からのメールに気付いたのは、荷物を運び終え、暫く経ってからのこと。 内容を確認し、相変わらずのお祭り男っぷりに軽く呆れつつ感心する。
───あいつが去る時は、誰が、この『祭り』を引き受けることになるのだろう。
もし、彼が自分より、先にここを離れることになるのなら。 その時は、今までの感謝を込めて、何かできたならと考えてみるが、そのてのアイディアには、今ひとつふたつほど乏しかった。*]
(181) 2014/03/27(Thu) 23時頃
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りーちだ!りーちだ! 幹央いねーの? 一緒に探してくれる?
あとねー、利政も探して伝言ゲームすんの。
[手を振る利一>>179に笑顔で駆け寄って、こくこく頷く。]
(182) 2014/03/27(Thu) 23時頃
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わはははッ! スーパーベーシスト様は去り際もうつくぶッ
[大きくあげた笑い声は、きちんと笑えているだろうか。 背中に呼びかけられる声>>177に振り返ることなく、走る速度も緩めない。 しかし不意に頭に打つかった何かに驚いて、思わず足が縺れた。
ああ、運動不足。スーパーベーシスト失格。 そんなことを思う間に、床に伸びていた。]
……ッてえ! な、なんなんだよ成斗! 俺に恨みか!恨みでもあんのか!?
[近くに転げ落ちた黒い包みを、転げたまま見つめてばたばたとのたうち回った。 恥ずかしさからの逆ギレは、美しい去り際とはほど遠かった。]
(183) 2014/03/27(Thu) 23時頃
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[それから、再び朔太郎に向き直る。寮母室に向かったのは頼児達とは入れ違いになっただろうか。]
ん〜〜〜…、 …俺ほんと、そういうの興味なかったから…。
[朔太郎の声には困ったように眉を下げて笑う。趣味らしい趣味もなく、特技だってない。時の流れは何時だって嘘をつかない。3年間の間努力をして何か築き上げたものと何もしてこなかった者の差は見るに明らかで。]
……宗介とかもだけどさ、何かに打ち込めるやつ 本当すげえな…って、いつも思ってた。 サクとかもさ。髪切んのとか。それで実家継ぐんだろ? 将来に役立ってんじゃん、すげえじゃん。
(184) 2014/03/27(Thu) 23時頃
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[途中で明智とすれ違えば、どうやら締坂を探しているらしい。 居ないことは睦井が告げてくれたので、うんうんと頷くに留まる。]
メール見て中庭に来るかもしれんべ?
あとな、マヨネーズをご飯にのせるんじゃないの! ツナとマヨネーズが混ざったものをご飯と海苔でくるむの! 全然ちげぇし!!
[などと睦井に付け加えつつ、校庭に移動した。]
(185) 2014/03/27(Thu) 23時頃
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ザックは、中庭じゃねぇよ校庭だよてっへぺろ☆[セルフツッコミ]
2014/03/27(Thu) 23時頃
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探す探す、つってもミキティちっこいから 見つけんの苦労するかもしんねーけど!
[>>182 樹央が聞けば怒りそうなことを口にしながら智明に頷き]
利政に伝言ゲーム? ……メールのが、早くね……?
[伝言ゲームの話題には少しばかり真顔になる。智明の持つカメラを見て]
あ〜〜……昨日ごめんなカメラ。 撮れなかったし…今どんな感じで撮れてんの? 今までの写真見れたりとかしねーの?
[言いながら助手として朔太郎の着いていった。]
(186) 2014/03/27(Thu) 23時頃
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─ 廊下 ─
[結局、荷物を運び終えるまで、一度も口を開くことはなかった。 色々な物が欠落してしまったようで、やけに軽いというか、足りないというか。 宙ぶらりんで地に足が着かない、そんな空気から早く逃れたくて、用が済むと踵を返してどこかへ行ってしまおうとしたのだが]
……なに。
[不意の問いかけ>>178に、足は止まる。]
野球選手。 俺、あんまりよく覚えてねーんだけど、なんか幼稚園の頃から、そんなこと言ってたって。
[ちゃんと自覚したのは、4年生になり、リトルリーグに所属してからだったろうか。 それまでは、多分に漏れず、野球選手以外に戦隊ヒーローなんかも混ざっていたらしい。]
(187) 2014/03/27(Thu) 23時頃
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[引き止めておいて何なのだが、さっきのはいわゆる、男女同士ならふつーにお付き合い如何の話に発展する、告白というもので良かったんだろうか。 違ったら、自意識過剰乙どころか、何お前ホモ? と鳥塚に言われる側に回ることになるが。
と一抹の不安を抱えつつも、伸びた相手>>183の元へスタスタと近づき、のたうち回る顔を再び覗き込んだ]
恨みがあったら、わざわざんなもん用意するかボケ。
[黒い包みを指さす。 中にはキーホルダーのフェルトひよこが2羽ほど収まっている(ただし収納した箱がわりと硬い) のはひとまず置いておいて]
ごめんとか、勝手に終わらせてんじゃねーよ。 おれには応える権利と義務がある。はずだ。たぶん。
[正直、まだ頭は混乱してるんだけど。 いま言わないと、言えなくなる気がして]
(188) 2014/03/27(Thu) 23時頃
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さらば青春とか何カッコつけてやがる。 おれだって…言っただろーが、お前とつるめて楽しかったって。
お前が、れ、恋愛で、おれが友情だったとしても、好きって気持ちに変わりはねーよ。 優劣だって、きっとねーよ。 驚いたけど、驚いてるけど、勝手に捨てんじゃねー。
[それだけ、と。 言葉を切った]
(189) 2014/03/27(Thu) 23時頃
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[>>180怜二は、朝の一件を聞いていただろうか。 どちらにせよ。今こうして話していても先ほど廊下のように纏わりつく嫌な気配は感じない。 だから、思い出から飛び出る如く登場した怜二に、割と普通に笑えたことに自分でも驚いた。と同時にホッとしたり。]
えーまた眼鏡ケース失くしちゃったんだ。 今度紐でもつけて、首から下げておいた方がいいんじゃない?
[頭をかく怜二に、軽口を叩きながら。 ふと、予想外の問いかけに笑みを止めた時には遅かった。慌ててへらりと笑い直したが、妙な間ができてしまった。]
……えーと、海外に行くんだ。 両親の都合でね、あっちで暮らすことになるかな。 そういう怜二は? どうするの?
[まあいいか、と思い直して素直に答える。 怜二に話しても、ありすみたいな顔をするとは思えなかったから。]
(190) 2014/03/27(Thu) 23時頃
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知ってるよ、おせっかい。
[俺が馬鹿なのも。お前がお人よしすぎるのも。
…前言撤回。 嘘の笑顔に素直に騙されてくれないなんて、 お前、やっぱ…俺にも厳しいな。
だから嫌だったんだ。 告げたらお前、困るだろ。 困らせたくなかったのに、そのまま黙って退寮の日を迎えるつもりだったはずなのに。 きっぱりとした拒絶を選べないのは、――未練か。
掴まれた箇所がひどく熱い。 そこから鼓動や体温がすべて相手に伝わって行く錯覚を覚え、気恥ずかしくなる。]
(191) 2014/03/27(Thu) 23時頃
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じゃ…お言葉に甘えて。 嫌だったら、遠慮なく蹴り飛ばせよ。
[言うが早いか。繋がった手をぐっと惹き寄せ>>147、腕の中に招き入れる。 抵抗されるようなら素直に開放する。 樹央ほど身長にこだわっていた覚えはないが、少し見上げなければいけない位置が、少しだけ悔しい。 暗闇の中、母を求める子のように。腕の中の体温に、必死に縋りつく。]
(192) 2014/03/27(Thu) 23時頃
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……お前は、どうなの。 お前の小学校の頃、なりたかったものとか、そういうの。
つか俺、お前が卒業後、どうするんだとか、そっちもあんまり知らねーんだけど。
[大学や専門学校ではないことしか、実は知らない。]
(193) 2014/03/27(Thu) 23時頃
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