78 わかば荘の薔薇色の日常
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で…
…
…そうなんや…したら…んでも…
…なんやろなあ…そない…みでもないんやけど
…めっちゃすきやわ
…
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― 幾分先の話。八月の終わり>>372 ―
[談話室に居合わせたのは、ちょうど、藤堂だった。 彼との会話は、他人を挟んだほうが絵の話に流れていきやすいと感じている。他の人間が居ない状態ならば、互いに話題にはしない。 ――もしかすると。絵描きとわかられているのでは、なんて思うことが、ないではなかった。あまりにも、線引が明確すぎて。]
いやー……そうなんですよね。忙しかったっす。 今日で、いくらか落ち着くはずなんですけど。 はは。忙しいのあけたら、人と喋りたくなって。
[曖昧に笑った。大丈夫かどうかを尋ねられ、一つ頷き]
明日はしこたま寝ます。
[予備校の話題は、少し内側に入ると絵に直結する。だから、一切合切、内容は仕舞っておくべきだ。 藤堂は、酒の瓶を片手に、どう、と誘った。――どうだろう。今日は疲れているから。 何と返事を返そうか、一瞬迷った。それで、反応は遅れた。 藤堂はグラスに酒を注いでいた。――いいか。打ち上げのようなものだ。 南方は、酒を注いでもらったグラスを受け取った。]
(376) gekonra 2014/07/06(Sun) 00時頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>381 ―
そうそう……どうでもいい話がしたいっつーか。 別にあれが辛かったとか、これが辛かったとか、 そういうの喋りたいわけでもないし。
[藤堂は同意した。つまり、互いに、仕事に関する話はしない。ならば、絵の話にはなりようがない前提だ。 酒の席での話だから、確約などないようなものだけれど、気分をよくする。]
あー。
[明日寝倒すなら、と、藤堂は提案した。 別に酒に特別弱いという自覚はなく、逆に特別強いという自覚もなく、「寝酒」という意味であると理解した南方は頷いた。]
ははは。いらねーっす。 寝ちゃったらこのへんにほっといてください。
[ただ―― 部屋に運ぶ?何を言っているんだろう。絶対にお断りだ。 そう思って、徹底して、そこには笑顔で返答する。]
(387) gekonra 2014/07/06(Sun) 00時半頃
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― 時は変わって梅雨明けごろの談話室 ―
[徹津くんのお誕生日パーティは大成功だ! やったね桃地さん!! 歌声ステキだったよ桃地さん!!!
間中、もしくは藤堂あたりから 「飲みに行こう」と誘われるのは、いつのことだったろう。 徹津くんのお誕生日パーティのさなかだったかもしれないし、 別のある日、仕事からかえった夜のことであったかもしれない。 南方の返答はこうだ]
ふーん。いっすよ。
[詳細は、知らなければ知らない程に返答はあっさりとしたものであったろう。 もしその日誘われたわけでなければ、日にちを訊ね「その日は仕事だから途中で合流します」などと、返事をしていたかもしれない。**]
(388) gekonra 2014/07/06(Sun) 00時半頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>397 ―
いやーだって藤堂サンも忙しかったんでしょ? 忙しいと話題もクソもないっすよね。 篭んないといけない仕事だと尚更。
趣味ぃ……は、そーうですね? つっても藤堂さんの趣味はお酒でしょ?
[そう確認をとったせいだろうか。話題は少し前のなぜか藤堂達につれていかれたバーの話題になった。飲みかけの注いで貰った酒にむせながら、顔をしかめて視線を逸らした。]
……あの時はなんかもう飲んでるしかなかったじゃないっすか。 二度といかねえと決めましたからね!アレはね!
[余程嫌な記憶であるのか、半ば藤堂のせいであるとしながらむすっとする。]
あー?風邪引いたのそんなんでしたっけ? 大丈夫っす。置いといてもらえりゃ明日朝自分で戻るんで。
[余程警戒しているのだろうか、重ねて放っておいて欲しいと言う。風邪に関しては、過ぎた事。細かな由は忘れているようだ。]
(405) gekonra 2014/07/06(Sun) 01時半頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>397 ―
お疲れ様です。はは。気ーつけたほうがいーっすよー。 めちゃめちゃ運動不足なんじゃないですか。
[締め切り。求められて描き、継続して仕事があるという事だ。 だから、うん、と頷いて、労いの言葉で、締める。]
うまいの見つかりました? 藤堂サン日本酒とか焼酎持ってくる事多い気がしますけど。
[新しい酒の話には、このように返事をした。それ程詳しいわけでもないけれど、こちらの話題のほうがまだしも穏やかだ――そう思って。]
……わけもわかんないで連れていかれましたしね。
……いやもう藤堂さんの紹介の店はね……ウン。 楽しめるってどういう意味でかわかんねえしぃ。
[後半は、冗談半分わざと嫌がった。いや事実同じような店なら二度といくまいとは思っているが。 どうやら部屋の話題はもうこれで終いになったと思い、ほっとする。]
(413) gekonra 2014/07/06(Sun) 01時半頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>416 ―
絶対した方がいっすよ。 そんだけ飲んで日ー浴びなかったら骨スカスカんなりますって。
あ。
[藤堂の話を聞いて、思わず口は彼女、と言いかけるも……隣の部屋からうっすら聞こえる話し声があればそれや、隠す気のないらしい相手との雰囲気が、九月も目前となってどうなっているかとか、連れていかれたバーの件などもあわせ、なるべく直接的な言葉は避ける。]
はー?買い出しとかまでして貰ってんすか? あーあ。便利に使っちゃって。
[甘えちゃだめだという言葉の揚げ足をとるように、悪者に仕立てるように、にやにやとしておいた。]
(420) gekonra 2014/07/06(Sun) 02時半頃
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ふーん諏訪泉。
[覚えていたら飲んでみようと頷き「どんな」と味の説明を求めた。]
いやいや。ワインも俺あんま飲まないっすし。 ビールばっかなんですよねー。んーでも…… この間飲み屋で美味いのあったな……待ってくださいね。
[銘柄をたいていすぐに忘れるために、スマホで写真にとっておいたのを探し、藤堂にスマホに表示されているラベルの内容を見て貰ってから]
うん。次あるならメシと酒がウマいとこで。 近所でよさそうなトコないんすか?
[そのようにして、会話を続ける。
藤堂が趣味だと主張した酒の話を。 酒好きの年上が語るそれは、素直に楽しめたろう。 ちょこちょこと気になったところに質問を繰り返すだけで、よく識っている藤堂からは、説明や返答があったかもしれない。 食い物の店の話。取り留めもない体調の話。恋人について。他にも話題に挙がることが、絵以外であれば、それなりに食いつくことが出来る。 その頃には、一杯目の酒は消えていたかもしれない。二杯目、または盛り上がって三杯目があったかもしれないが――藤堂が一度席を立つことがあれば、その間に、南方は机に突っ伏して眠ってしまっていたかもしれない。]
(422) gekonra 2014/07/06(Sun) 02時半頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>423 ―
そのうちコケてポキッと骨折したりしますよ。 ん……?いや、最近忙しかったんでバス使ってましたけど、 俺けっこー職場まで歩いてますからね? 残念ですけど、藤堂サンと違って、運動はしてます。
[虚しいながらも、一緒にすんなと笑ってみせた。]
……あーー、お返しとか。そういう惚気。それだったら…… いや面白いから全然聞きますね。どうぞ。
[空のグラスに酒が注がれた。一杯目もなみなみと注いでもらったせいで、ほろ酔いを感じる。女の子、と言われて、それが何者であるか理解する。]
あぁ……会ったことありました? や、あれ彼女とかじゃないんで。
[彼女であると勘違いされているのなら、それは不服だとばかり、寸分の興味もなさそうに声のトーンは面倒くさそうに落ちる。勘違いを嫌うように]
用があって来てもらってたんですけど。終わったんで。
(434) gekonra 2014/07/06(Sun) 03時頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>424 ―
あ、うまそう。
[米の味、ときいて興味を示す。]
あー、そうだ。 そういや俺、ちょっと前に生酒の、 えーとなんていったかな……
[酒の話題はまだまだ続く。語ると長くなる分は、酒が進む内、寧ろ長く話して貰えるほうが有り難いと説明をした。]
あ。あー。場所わかります。はは。入ったことない。 店の名前がすげーから。あそこ美味いんすか??
[飲み屋の「へっぽこ」というあまりにもあまりな名前は、通りを通った事があれば目に入る。日取りに関しては、休みになっている事の多い曜日を教えた。]
これから帰りも少しか早くなるし。 近所だから帰ってきてからでも声かけてもらえれば。
(435) gekonra 2014/07/06(Sun) 03時頃
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[>>424 そうして、話しが続いていくうち。 うとうととして眠ってしまった南方は、ちいさく身動ぎをした。 これが不幸の二つ目だ。
身動ぎの際、ポケットから鍵がおちた。 南方夏一は、気付かず、眠っている。]
(436) gekonra 2014/07/06(Sun) 03時頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>442 ―
はは。当たり前じゃないすか。 藤堂さんの骨が折れても、俺の生活に何の支障もない。
[わざとらしい嘆きにシレッと笑顔をかえしておく]
そっすか?面白いですけどね、他人の惚気話。
[藤堂の話を聞きながら、南方なりに自然と像を結んだ結果]
……え。それホント大丈夫すか? 夫と別れたばっかの元DV嫁捕まえたか、 自殺しかけの高校生か大学生辺り捕まえた話に聞こえて
[鍵を渡していた女にあった用事に関しては掘り下げる気はなく]
バイトかな。
[それ以上話が進むようなら、面倒臭がって「ざっくりいうとデリヘルみたいなもん」とでも言って、視点をズラそうとしたかもしれない。]
(450) gekonra 2014/07/06(Sun) 04時頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>443 ―
[一緒に飲むかと言われたら、素直に喜ぶしかない。 酒の話を肴に、酒を飲むのは続いていく。 さあ二杯目か三杯目があいたところで、藤堂はすかさずお酌をしてくれることだろう。逆に藤堂の手元が空になっているようなら、しっかり注ぎかえすつもりだ。]
絶品とかまでいう……まじすか?
[外から見る店の雰囲気しかしらない南方は驚いている。]
ん。そうしましょう。早上がりも増えますよ。 ……ほんと名前で損してるな。
[そんな話になったころには、南方の目も赤らんできていた。 顔は赤くなりにくい体質のようだが、若干手元は怪しかったかもしれない。]
(451) gekonra 2014/07/06(Sun) 04時頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>444 ―
[疲れと酒で、南方は、眠りっぱなしだ。 藤堂の背中に体重を預けて、ぐったりとしている。 104号室の鍵があいた。 扉をあけると、キッチンの向こうには、間仕切りが見える。 部屋の中は、カーテンで仕切られており、ドアから中の様子は見えない。]
(452) gekonra 2014/07/06(Sun) 04時頃
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─ 体験ツアー帰り道 ─
[騙されたように連れていかれたその場所は、赤っぽいライトが灯り、雑然としていて、そして、なにより、むさ苦しかった。 圧迫感があった。人間との距離が非常に近かった。自由はきかなかった。
南方は、10回くらい藤堂に帰りたいという意思を込めてじっと助けを求めて見てみたが、気づいては貰えなかった。 わかば荘の住人たちを見ながら、こいつらどの位ここに居座るつもりでいるのだろうかと思った。
そして、「なるほど、もう酔っ払ってしまったほうが平穏が得られるのでは」と考えた。 腿を撫でられながら下したあの判断は、誤っていたろうか。**]
(458) gekonra 2014/07/06(Sun) 06時頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>464 ―
[惚気は面白い。大丈夫か、なんて言葉も本気の心配なわけがない。犬も食わない話を、食べずにからかっているだけだ。 冗談ついでに好き勝手な感想を述べたところ肯定されたのだから当然益々面白い。 藤堂は眉をひそめている。南方は頬杖ついて、口元を手でみえなくした。]
当てちゃった。 よっぽどひどい。ふうん。
[復唱する。それってどんなだろう。 好奇心で言葉を待ってみるも、教えて貰えないかもしれない。 ついでに酷い男とやらよりも、酷いとか言いながら尽くしてしまう人間の聞く耳持たなさを、より簡単に想像してしまうのだが、それに関しては何もいわない事にした。 大事にしてやりたいとか誠実げな言葉が出てきたのへ、首を傾げて]
今度はいい人でよかったねって事に出来るといいですもんね? ふーん。仲良くやってんだなあ。面白い。
[相手の予想がたってようとなかろうと、歳を訊いてみたり、顔の可愛さを訊ねてみたりして、南方は藤堂に喋らせて面白がろうと考えているようだ。 藤堂がどんな風に答えていたのかは、さて話をしている彼らしか知らない。]
(471) gekonra 2014/07/06(Sun) 12時半頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>465 >>456 ―
[ほぼ開きかけた瓶を眺めながら、「あぁそういうのいいですね。」とへっぽこという店への興味を示していたのも、何十分と、あるいは一時間位は前の事であってもおかしくはない。
藤堂に背負われて自室である104号室まで連れて行かれた南方は、ベッドに寝かされて、酒気まじりの息を寝苦しげにひとつ。
彼が起きるのは、藤堂が部屋を出ようと、間仕切りのカーテンが音を立てたその時だろう。 それまでは、眠ったまま。 たとえ絵をいくらじっくり眺められても、起きることはなかった。]
(472) gekonra 2014/07/06(Sun) 12時半頃
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FSM団 ミナカタは、メモを貼った。
gekonra 2014/07/06(Sun) 13時頃
FSM団 ミナカタは、メモを貼った。
gekonra 2014/07/06(Sun) 13時頃
FSM団 ミナカタは、メモを貼った。
gekonra 2014/07/06(Sun) 13時頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>475 ―
[物音で南方は目を覚ました。 慣れた寝床の感触で、運ばれたという事ははじめ、わからなかった。わからなかっただけに、自分以外の音が、室内にあることに驚いた。 跳ね起きる。すこし眠ったせいもあってか、いっぺんに頭の酔いが覚めるような心地がした。]
――……
[部屋のなかには藤堂の姿があった。 目を大きくする。頭のなかで状況を整理した。 体に残った酒の理由は談話室でのんでいたから。 何故鍵があいたのか。尻ポケットに硬い感触はない。 沈黙が、ひたり、と部屋のなかを横たわっている。 口を、ひらいた。]
……そのまま置いといてくれって言ったじゃないすか。
[呆然と言う。寝起きが理由にも思えるような声音で。]
(477) gekonra 2014/07/06(Sun) 14時半頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>479 ―
[相手は苦笑いをしている。そこで、要は自分の不注意によるものと、漸く後悔がやってきた。 改めて鍵を探る。落としたのだろうか。鍵は作業台にでも、乗っていたかもしれない。] ……、
[まだ混乱していた。謝られて「いえ」と小さく返した。 鍵さえ開かなければ、部屋など開きようもないのだからと油断していたこともあって、納得出来なさがまだあった。だからそれ以上何も言えなかった。]
……? なにが……
[すごいな、と言われた。ぽかん、とする。 思わず思ったままの言葉が口をついて出ていた。 何が?]
(480) gekonra 2014/07/06(Sun) 15時頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>483 ―
[藤堂は何故かわらっている。 言われて視線を向けた先の風景画。 見物していったのだと知る。まだ、呆けた顔をしていたろう。 先程の「なにが」は消えない。どの口が言うのだろう。]
……そうですかね。
[藤堂がこういう絵は描けない、と言った。 ある絵本をおもう。口元を、かすかにわらわせた。息をこぼすような、声をたてない笑いの気配があった。]
単に藤堂サンの絵には要らないでしょ。
ゆかり先生でしたっけ。 しらないかもしんないけど、大学一緒で、わかっちゃって。
[藤堂の話をすれば、自分の絵から話題は遠ざかるだろうか。 落胆のせいか、徐々に落ち着いてきた脳が、投げやりに出した案に従う。]
(484) gekonra 2014/07/06(Sun) 16時頃
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[風景画を藤堂が肯定する事へよりも、絵そのものに対しての刺っぽさが、つい篭もる。呆れ半分ぽつりと零した。]
どうすかね。
[――いいと思うよ。と、言ったろうか。 子供の絵を褒めているかのような言葉にも思う。 そうしてモヤついていることに、内心辟易とする。 ――できれば、これ以上、何も言わず返ってくれればいい。]
(485) gekonra 2014/07/06(Sun) 16時頃
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[きっちり物を仕舞っているのは、それこそ、においがつくのを嫌って、という面もまた大きいのだが、徹底なんて出来ようがないのもその通りだ。 ベッドの上にあぐらをかいた。 気づいていたとしたら、お互い触れないというのが、正しい線引だったのに。どうして態々崩したのだろうか。 「そうですか」と相槌をかえしてから]
わざわざ話すような事でもなくて。
[見たいなと思っていたと言われて、困り笑いを浮かべて、首を傾げてみせた。]
趣味でやってるようなもんですからね。
[最悪の言葉だと思う。]
(486) gekonra 2014/07/06(Sun) 16時頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>483 ―
[こういう絵を描きたかった。趣味として手を広げてみたいという話なのだろう。己と呼べる絵を武器に戦っている人間が本意で言う言葉ではない。 南方には、そうとしか思えない。]
はは。今からまた道具揃えてみたらどうすか。
[やや笑いが乾く。キャンバスにのっているものを通りすぎて、藤堂は油彩という手段を羨んでいる。]
――
[感性に任せたような藤堂の言葉はてんで心に届かない。 そうしてその瑞々しさのない所が彼と己の差なのだろうと南方には思える。 風景画、というものへの好みを話をする彼に、肩をすくめて]
そりゃ違う場所に立って描いたんでしょ。
[作者のみている景色が見えているようだ、という意味として理解することは出来るが、要は腕前の話だろう。そして彼が浮かべているのは誰かの絵であり、此処にはない。]
(489) gekonra 2014/07/06(Sun) 17時頃
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― 幾分先の話。八月の終わり>>483 ―
――
[藤堂の言葉に、肌が粟立つ。 趣味で絵を描くことを、悪いと言ったように、聞こえたのか。]
……、――
[落胆から凪いでいた気持ちが、苛立ちでふつりと煮えはじめた。 知らないとでも、思っているのだろうか。 それを知らずに、絵画を趣味と言ったと思っているのだろうか。 全日を絵に捧げることを諦めた由を、一度も手放した事がないからこそ、想像もつかなかったろうか。 失うおそれすら、感じたことがない?]
……
[その上、油彩という形式でしか人の絵を見ずに、それを言う。 なにが好きで描く世界だ。]
(495) gekonra 2014/07/06(Sun) 17時半頃
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藤堂サン。
[それらの絵からは、何を感じ取ることも、なかったんだろう。 みずみずしい感性には、さぞ退屈に見えたことだろう。 思えば分かりきっていたことだった。 我に返ったような心地になった。]
帰りましょう。
[――そして彼の言葉は、単に、きっと、 絵が、混じりけ無く、疑いようもなく、単に好きだからこそ、選んだものであるのだろう。]
(496) gekonra 2014/07/06(Sun) 17時半頃
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