人狼議事


78 わかば荘の薔薇色の日常

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【人】 FSM団 ミナカタ

[けれど、シュンとされてしまえば、せっかくだから一口くらい味見すると言い出してしまうだろうし、勢いや熱意にまかせて湯のみを差し出されたら断りきれずに結局味見を考えたろう。

芸の反応がどんなものだったかは、さておくとして、南方は湯のみを受け取ってしまった。]

(292) gekonra 2014/07/05(Sat) 10時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[中身を、相手の手元にある状態でよく見なかったのは間違いだった。手元で改めて湯のみの中身をよく観察してから、失敗だったなと気づく。]

 なんか……浮いてるな。色々……。

[丸いのが浮いている。これは名前の通りで、卵であることは間違いない。
白身に包まれた柔いピンク色の黄身(多分半熟であるが別に喜ばしくない)をもった卵が――肌の白いうみぼうずが、ゴミの海を漂っている。
ゴミの海だと感じたのは、茶色い水に、茶色いブツブツが浮いており、卵や湯のみの壁にこびりついていることと、赤か茶の、なにがしかの油が玉になって浮いていることが原因だ。
受け取って、掴んだ湯のみは、あったかい。
もとい、ぬるい。]

(293) gekonra 2014/07/05(Sat) 10時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 ……これ飲めるやつなんだよな?

[どうせまずいだろうことは見た目でわかるので、相応の覚悟は出来た。
あとは覚悟を上回るかどうか、程度の問題だ。
食品以外が入っている、という事がないかどうかだけは確認をしたかった。キッチンにある洗剤や生ごみなどを思い浮かべる。
泡はたっていない。洗剤は大丈夫そうかと思ったが、洗剤が油分に負けて泡が立たない想像を、必要もないのにしてしまって、ますます不味そうに見えた。]

(294) gekonra 2014/07/05(Sat) 11時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[わかっている。
これは警戒すればするほど飲めなくなるパターンの代物だ。
だから覚悟を決め直す。
ちょっと飲んだら満足して芸は去ってくれるだろうと期待して。
南方は息をとめて、一口くちをつけた。
水気が口の中に、わずかに流れこむ。
勢いをつけてゴクッと飲むほどバカにもなり切れなかった。
けれどおかげで浮いた油ばっかりが口の中に流れ込んできて、舌に油が絡まって、ベトベトした。
塩気と辛味と酸味と甘味――ん〜〜もうよく考えたくない味だ。
判断が出来ないという事は人間にはある。人間なのだ。書道家も言ってる。
南方は目一杯顔を顰めてから――]

 あ

[小さく、ひとつ、気付きのように声をあげて、驚いたように――]

(295) gekonra 2014/07/05(Sat) 11時頃

【人】 FSM団 ミナカタ



 臭え。

 

(296) gekonra 2014/07/05(Sat) 11時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 ……くっせえ。


 ????

 くせぇ……なに……?

[ラー油とシナモンと酢と酒と醤油とウスターソースは全部におう。]

(297) gekonra 2014/07/05(Sat) 11時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 ……――ふっ……



[笑ってしまった。
しずかに。諦めたように。目を閉じて。

臭くて。

あんまりひどくて。

多分、人生で一番悪意に満ちた飲み物だと思ったので、もう一口くらいは試しておくことにした。酒の味は消えていた。強いていうなら感触にだけアルコールを残している。
塩気と辛味と酸味と甘味は、塩気が一等賞、酸味が二等賞、辛味が三等賞、甘みがビリで、苦味が残念賞程度にある。
何故か漢方の力を感じる薬臭いような正体不明の匂いがあるのだが、これだけ混ぜ物をされている以上何が起きているのかは不明だった。ささやかに恐怖を感じるが、不味いという気持ちが心を占めているせいで、不思議とあまり気にならなかった。]

(298) gekonra 2014/07/05(Sat) 11時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[そうして、何だか分からない濁った茶色い飲み物を、油にまみれた固まりきらなかったヌルヌルの白身が、喉奥に入れてしまおうとした際、人間としての正しい反射で、吐きそうになった。
口を押さえた。
――吐きそうといったが、正確には本当に軽く逆流したけれど、既に口の中が不味いので諦めて戻ってきたのごと飲んだのだ。
南方は、口を抑えたまま、顔をあげる。
顔を顰めていた――吐きそうになったせいで涙目になっていた。
けれど、少しの間をおいて、]

 攻太。

[やけに真面目な顔をした。
口のなかが空になったので喋れている。
眉間の皺も消えていた。
湯のみをそのまま芸に返却した。]

(299) gekonra 2014/07/05(Sat) 11時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 修行だ。
 一回飲んどけ。

 余ったら。
 遊は俺の風邪を貰ってるかもしんないから。
 風邪をひいたら大変だから。
 ぜんぶあげろ。
 遠慮しても、ぜんぶあげろ。
 
[間中が風邪をバラさなければ、こういう事にはならなかった。
ドアでの立ち話の姿勢で味見をし終えた南方は、穏やかに笑った。笑顔だった。笑顔じゃなくなった。]

(300) gekonra 2014/07/05(Sat) 11時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 お前味見してねぇだろ!!!

[叱りつけてドアを閉めた。鍵をかけた。
口を濯ぎに行った。**]

(301) gekonra 2014/07/05(Sat) 11時半頃

いつか…だけで…らせたらいいな…



…なあなあ…さん…これから…するん…




…っ…し…えた…がいいかな…


【人】 FSM団 ミナカタ

― 夜?夕方?:104号室 ―


 ……え゛ぇっ…… 

[口を濯ぎ終えてなお、油でぎとぎとの卵酒は悪夢のような胸焼けのようなムカムカ感をもたらし、流しでえずいた。
幸か不幸か吐くことはなく、冷蔵庫から水のペットボトルを取り出して、そのまま口をつけてのみ、気持ち悪さを誤魔化した。
風邪の時に使ったカップやグラスも片付けられて、流しには、もう洗い物はひとつも残っていない。]

(318) gekonra 2014/07/05(Sat) 19時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[――油を流すために温かくて味のついた飲み物が飲みたい。
談話室のコーヒーを思う。
南方は部屋につかつかと戻って、鍵を引っ掴んだ。
その足元には、ゴミ箱がある。
中には二つに畳んだ紙の切れっ端が入れてある。
間中宛の書き置きにしていたものだ。

南方が、書き置きに対する間中からの返答に気付いたのは、コンビニから帰宅してから。
作業台に乗せっぱなしのメモを捨てようと手にとったその時だ。
南方自身のでかでかとした字が書かれていない隅っこに、鉛筆で書かれた細く小さな文字を見つけた。>>2:=151

(319) gekonra 2014/07/05(Sat) 19時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― 昼下がり:104号室 ―

(――……)

[スペアの鍵を持って出たと思ったのだろう。多分。
帰宅時間に対する返事と、遅れた時にどうしていて欲しいか、また、緊急時の連絡先が丁寧に記してあった。
文字の雰囲気や電話番号がどうこうよりも、普段の言葉不足で一瞬何を言いたいのか理解に苦しむような、短くふんわりとした言葉でない事が気になった。
じつに雄弁だ。
主語も目的語も行方不明にならない丁寧な口調だ。
昨日の深夜に読んだ小説もそうだったが、書き文字で、自分宛に書かれてあると、益々、ひとつの感想をつよく思う。]

(……意外と人間だ)

[メモを二つに折り曲げながら、いっそ筆談で喋ったほうがいいのではと考える。
次に会って覚えていたら言ってやろう。**]

(320) gekonra 2014/07/05(Sat) 19時半頃

ん…

…その…を…しよう…
…はほんとに…いなあ…









【人】 FSM団 ミナカタ

― 談話室 ―

[コーヒー飲みたさに、談話室へ行った。
部屋に戻らずそこに居る事にしたのは、間中か管理人あたりから言い渡されたせいか、それとも存在感あるチャルラタンのホールケーキ二つが机に並んでいたせいか。

暇そうに談話室で待機を続ける際、部屋の端に「安曇野のおいしいもも」とでかでかプリントされた、やけにいいにおいのする箱を見つけた。
「間中果樹園」とある。へえ、と思う。
小説内の風景描写が、やけに美しかった事を思い出した。]

(331) gekonra 2014/07/05(Sat) 21時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― バースディパーティ ―

[――ああ。可哀想に。
あまりの居た堪れなさから、徹津を憐れに思った。
恥ずかしいのではないだろうか。
いやでも、どことなくふわっとしていて、天然っぽい印象を受けないではない。
もしかすると、この状況を素直に喜び、楽しみ、嬉しがることが出来る鉄の心臓の持ち主かもしれない。

周りからバースデイソングの斉唱が聞こえている。
全員成人男性という異質さだが大丈夫だろうか。
――少なくとも俺は大丈夫じゃない。
野太い。つらい。
針の筵といっていい恥ずかしさがあると思う。
友人の誕生日なんて殆ど覚えていたことがない。
彼女であればかろうじて。
この状況が完全に異文化だった。
かろうじてまばらに起きた笑いや拍手に曖昧に参加した。
それでも耐える必要があった。この恥ずかしさを乗り切れば、誘いのままケーキにありつく事が出来るのだから。

一応よく知らない徹津に「おめでとう」と、つい、「おつかれさん」という同情めいた一言をかけてしまったのは、歌などが済んで、自由にしても良くなってからの事だろう。**]

(332) gekonra 2014/07/05(Sat) 21時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― ちょっと前の談話室>>333 ―

 まいど。

[ポットを火をかけ、コーヒーサーバーを取り出していたところ声をかけられて、視線を向ける。宇佐美だ。言われたままの挨拶を、そっくりそのままかえす。]

 え。いいの?
 やった。自分で淹れてもうまくねぇから頼むわ。

[それ程話す機会のない宇佐美の親切に、せめて愛想よく、と、に、と笑みを返しておいた。宇佐美に場所を明け渡し、暇そうに桃の箱をみていると、ちょうど、それに関する話題になった。]

 さあ。間中て書いてあるからそうなんじゃねえの。
 うまそうだよね。

[宇佐美は冷蔵庫横に備え付けられた伝言メモをぺろりと破り、何か書きだした。彼のいう、「似てる」とはどういう意味だろうか。書いたメモへの感想を求められたので、桃箱に近づいて、桃の隙間に放られたメモを拾い上げ、まじまじみる。
そこにあったのは、落書きだ。書き慣れた風のない筆運びながら、なかなか特徴は掴んでいるように思えて、頷きながら笑ってしまった。]

 あー。わかる。にてるわ。
 ちゃんと目細くて何考えてるかわからんくて怪しいわ。
 あ、いや。砂糖も牛乳もいれなくていいよ。ありがとね。

(344) gekonra 2014/07/05(Sat) 22時頃



…これ…よかったら…んでみてや



…おめでとう…これからもよろしく…



…の…どや…


【人】 FSM団 ミナカタ

― 談話室で宇佐美と>>347 ―

[似顔絵の腕前を誇る宇佐美に、微笑ましさからうん、と頷いていると、一瞬で矛先はこちらへ向いていた。
絵の話題からはできるだけ逃れたいが、断るのも妙だ。
間中との会話から一日も経たないせいもあって、どこか気軽になっていたところも、あるのかもしれない。]

 ……お。やってみ。 どれ、見ててやろ。

[そういって、17秒間の観察の後、生徒の手元を見る時のように、宇佐美がたどたどしくペンを走らせるのを覗きこんだ。]

 ……………………。 ……んんんん……?

[ちょうど、(="=) ←という顔という顔で首を傾ぐ。]

 なんかさあ。最近ココの皺指摘される事増えたよ。
 そんな寄ってる?

[眉間の皺を触ってから、コーヒーとメモ紙を受け取った。
宇佐美とコーヒーを啜りながら、まだメモ紙を見ている。
気楽な絵だ。微笑ましいと同時、羨ましい心地さえした。**]

(350) gekonra 2014/07/05(Sat) 22時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― 談話室で宇佐美と>>347 ―

 えっ?

[意図してなかったということだろうか。
宇佐美に聞き返されて、聞き返していた。
「えっ?」「えっ?」と互いになってしまって、微妙に気まずさを感じながら、眉間に対する曖昧な同意を受け取った。]

 そうかあ……まあ、どうにもならんわな。

[眉間じゃないならなんのつもりだったのだろう。
生徒相手ならば伝わらなさは「伝わらないよ」と返して終わりでいいのだが。
訂正することもなく宇佐美はコーヒーを飲み干して去った。
位置的に、あるとしたら前髪のことだったのだろうか……**]

(355) gekonra 2014/07/05(Sat) 22時半頃



…そいや…


【人】 FSM団 ミナカタ

[チャルラタンのケーキは今日も変わらぬ美味しさだった。
卵酒と称して茶色い謎の調味料と卵と香辛料をつっこんだだけの汁で味覚を破壊されそうになった後である。より一層、この甘美を有難がることができた。
南方はぺろりとケーキ一切れを平らげた。
徹津の誕生日も知らぬまま参加したイベントである。
彼に渡すものもない。居ていいのかもよく分からない、主役ほどではない居た堪れなさを感じていると、その主役から、声をかけられた。]

 ……ん?

[主役は、チーズケーキを差し出してきた。>>354
皿に一切れ、鮮やかな黄色が、三角に切り取られている。]

 ああ。腹いっぱいになっちゃった?
 え。俺ほんとに貰うけど。 いいの?

[甘いものが好きな南方にとっては、二切れ目など容易い。反応は、本当に嬉しそうだったろう。徹津に「ありがとな」と笑みを返して、遠慮なくそのチーズケーキを受け取った。]

(360) gekonra 2014/07/05(Sat) 23時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

― 幾分先の話 ―


[盛夏。
学生が、夏休みに入った。
よって、夏期講習が開始した。
お陰で、南方夏一は暫し、繁忙期を乗り切るべく、忙しく働いた。
談話室に長居する事はなくなった。
帰宅は常に夜10半時を過ぎた。
休みの日にちも減っている。

それでも、一日の残った僅かな時間や貴重な休日を絵に費やすことを面倒に感じずに済んだのは、一重に、間中遊からくっきりと示された欲によるものだ。
そんな些細な切欠で、素直に絵が面白く感じられていた。
忙しい期間であるのにも関わらず。不思議と。]

(362) gekonra 2014/07/05(Sat) 23時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[八月中旬。
休日、描きかけだった裸婦の油彩画が完成した。
新しい道具や絵の具をいくつか試し、南方自身にとっては、技巧の面で面白い実験が出来た作品に仕上がった。
流 なみ子から鍵を返してもらったのがその時だ。

その日のうち、名画の模写の決して大きくないキャンバスを上から塗りつぶし、次の絵として制作を開始した。]

(363) gekonra 2014/07/05(Sat) 23時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

[八月の終わり。
南方夏一の一つ目の不幸は、夏期講習の最終日に起きた。
くたくたになったが、「やっと終わった」という感慨で、誰か仕事場の人間ではない者の声が聞きたくなったのが理由で、談話室に寄ったこと。
そこにいたのは、ちょうど、藤堂であったかもしれない。**]

(364) gekonra 2014/07/05(Sat) 23時頃



…ああ…



…あ…



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