78 わかば荘の薔薇色の日常
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[氷枕にも濡れタオルにも、満たない指先。 ハンカチだって俺よりも仕事をする。 汗を拭うことも出来ねんだが、せめて、額を覆う前髪を 風含ませるみたく、払うくらいは、許されたかった。]
やん、なら、やん、ってお言いよう。
[主語は、自分の、指に対してだ。 気遣う宇佐美と正反対に、一言、二言、ぽつぽつ。
―――… ぺちん
ッて、衝撃よりも、ただ、小さく音をたてに。 指先で額を弾いてみせて、指は、離れんだ。]
うん。 ……部屋ぁ、一人は、心配。 言わねーかわりに、ちゃんとおやすみ、する?
[宇佐美の却下>>253に同意する心地で、頷いた。 本当なら一緒が良い、と云う、我が儘は顔だけに留め。]
(256) 2014/06/28(Sat) 00時半頃
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さん…の…く…しそ…
…
…うひ…そんぐれ…
…うん…くん…にも…せたまえよう…
…し…
のが…き…か…
…ぶ…
…いものと…う…りでは…く…の…った…がと…ってくれると
…しくなるのは…もそうだろう…
…いか…
…かった…これも…っていけ…
…
みごと…その…
…ん…に…きっぱとよ…
…ってかまんっちゃ…とってきて…うてええ…
…られてまずいものは…の…にいい…で…れているはず…
…しいて…うなら…ぶら…がった…れの…いが…ずかしいくらい…
ん…ありがと…さん
…じゃあ…こっそり…するんで
…さん…さんの…り…んでもいいすか…
…
…だけの…すよ
…
そ…が…るから…いんだって…
…ほかの…には…ってね…ぞ…
…ね…と…さんにも…を…けた…
…きつっていたけどいいんだ…れて…
…いやいやいや…こんな…えね…よ…
…つっか…に…うし…
…あ…こそお…してないんだよ…
…には…おごっといて…に…もしないわけにいかね…
…そもそも…に…けてくれたのはこの…だ…
…をもって…しかけようと…うのだが
…は…が…い…は…い…
…にできるつ…と…
…に…しい…ある…なんて…けなかった…
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[俺の部屋は、オープン・ザ・ワールド。
個人情報の代表者たるパソコンなどと云う 精密機器もなければ、ネットと繋ぐ関係性はスマホ一本。 取られて困るものなんて財布くらいで ――…だから、天露と宇佐美の懸念に、気付けない。]
俺たち、ちょっと卑怯、ね。
[二 対 一。]
[笑い混じりの肯定を、天露>>257から得て、笑う。]
しーにゃさん、良い子、良い子。
(261) 2014/06/28(Sat) 01時頃
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…お…します
…
…ぷっ…ほんま…かなわんな
…が…ったら…さんのせいやで
…
…よろしく…まれたであります…
…
…うん…だけ…すげ…
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ちょっとですよう。
しーにゃさん、今日はちょっと、レベルダウン? してんだから無理しねんの。
[大事なミッションの片割れである ドーナツに伸ばそうとしていた指でありましたが。 立ち上がろうとする、天露に気付き、手助けよう意図に変わる。
―――…捕まれよう、とばかりに、差し出した。]
宇佐美さん、毛布も、持って来てくれっかなあ。
[流石に、家具完備の空き部屋ではなくて。 がらんどうのお部屋に、視線を彷徨わせた。 誰もいないフローリングは、きっと冷たくて気持ち良いだろうが。]
風邪、いつから?
[宇佐美をお見送り、してから。ふと、お尋ねして。]
(270) 2014/06/28(Sat) 01時頃
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そうやで…は…なん
…だから…さんは…して…って…てな
…
そう…ってくれるとありがたいな…
お…の…も…いからな…
…い…らも…くよな…
…
…が…
お…かやったか…
…
と…という…
なかなか…を…べて…たことはなかった…もするが…
…いんだろうなと…あるいは…がいいのかとぼんやり…って…
…たとえば…
…どちらか…が…で…
…が…を…そんな…で…ていると…れば
…はどうなるんだろうかという
…た…
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うひゃあ。
宇佐美くん、あれだあ、わかば荘専属保健委員。
[行動力のある宇佐美の姿が 早速、空き部屋に、立ち戻ってくる。 その手には薬のみならず、病人用グッズが、わんさか。
―――…それに比べて あれ 俺ってば見張りしかしてねー。]
俺は、ドーナツ冷蔵庫ミッションがありますよう、なので。
[託されたミッションは見事遂行せしめたい心構えで。 宇佐美に向けて、敬礼、繰り出した。 暗に、空き部屋居残り組にはならない、と。]
(272) 2014/06/28(Sat) 01時頃
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か…
…しかったな…に…んだんだ…
…
じゃあ…の…になりそうな…を…ってみるから
…を…しく…
…
はな…り…れてるってのがでかいけど…
…みんな…ってくれるからつい…りたくなるな…
…そのあたりは…も…じだろう…にいつもある…
…いな…は…ないはずだ…
…そ…かよ…にもありがとって…っといて…
…また…なの…たら…び…してくれていいし…
…に…を…う…くない…
…ってくれただろ…
…れんなよ…
…む…と…そうな…り…がびびってるけど…れ…
まあ…が…くてもそんだけしんどければ…れるやろし…えきれんかったら…に…ってもええし
…
…そや…に…さんの…のこと…ってる…は…
…もしくは…られたくない…
…
…あの…お…あれ…さんの…
…えそうならもってくるけど
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[そんで、俺の手は しっかと天露の手>>276を受けて、引き摺り出した。
立ち姿は兎も角として、拒まれなかったことに気を良くする。 くふん、と、鳴ったのは、俺の鼻だ。]
…… 借りてこよっか? いや、流石に、ちょっと、怪しいかねん。
[ソファに毛布が放置でもされていない限り。 宇佐美>>273に、くふくふ、頷き、手を伸ばした。 第三ミッションもお預かりに。 こっちは、重い。]
はあい。 俺、今日はちょっと役立ってる?
[働き者の宇佐美に、まるで褒められにゆくように。 俺は何時までたってもひのきの棒で戦うレベルの低さで。]
(281) 2014/06/28(Sat) 01時半頃
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[天露に触れた指先も、彼の方が、熱かった――ように思う。
早く治れよう
と、念じるよに、握り締めた手に力を籠めた。 籠めた後は、弛めて、離れんだ。]
――… すッげー、夏風邪?
それ、もう、薬じゃ治らねんよう。 ちゃんとおやすめ。
[くひ、と、小さく咽喉を震わせたのは、独特の笑み声。 心の風邪に効く薬、二次元ならば、在る筈なのに。 俺の生きる世界は結局三次元で、懸念に、八の字眉で。]
……… じゃあ、先に、行って来るであります。
[道菅隊員、の足取りで、紙袋二つ抱えて、部屋を出てゆく。]
(284) 2014/06/28(Sat) 01時半頃
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は…い…い…かまん…
…ほぼ…に…しいこの…で…は…しかろうが…
なによりも…のもの…を…んでこられるのだけは…けたくて…
ぶんぶんと…を…ったら…がくらっと…らめいた…
…た…
…また…が…まるけれど…
…が…っとお…
…より…くなったなんて…ったら…
…してくれるんだろうか…なんて…
…な…は…くは…いがもし…が…まれたら…けといてくれ…
…
…くのが…ずかしい…だったら…く…
…
…に…う…だな…った…
…
られたいか…られたくないか…
…したいか…つけてほしいか…
…わからない…
…だから…も…わずに…が…っていることだけを…えて…
…お…は…ってきて…
…あれは…のだ…なんて…
…この…は…なんなんだろう…
…ごめんな…もっと…く…づけてたら…
…
…たずなんも…なんも…だけや…
…そか…さんにはじゃあ…うてもええ…
…らが…に…くより…を…やす…が…さんに…づかれずに…られると…うねんけど
…
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