78 わかば荘の薔薇色の日常
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―玄関口>>394― [こちらの意図はわかってくれたか、 後をついてくる藤堂の姿に瞳を眇めて。 玄関口で並んで煙草に火をつける形になる。 のぼっていく紫煙をぼんやりと見上げながら けれども今、向かい合うべき対象は隣にいる。]
―――…、
[しばらくの間の沈黙、 その後切り出された藤堂の言葉に興味を向けたように 眼鏡の奥の瞳が紫煙から逸れて藤堂を見た。]
……どう?
[小さな笑みと共に零れる問い。 何をどう、気をつけるつもりなのだろうかと 藤堂へと訊く響きで。]
(401) chiz 2014/07/06(Sun) 01時頃
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[間中の視線が興味を示したように煙草の箱へ降りていくのを感じる。 自分の視線は手の中の桃を見つめて。 ふと、間中を見上げると>>398はじめて視線が合った。 示された食べ頃に、眼鏡の奥の瞳を和らげる。]
…わかった。 じゃあ、明日の朝…これ、食べるね。
[緩く手の中の桃を握ってから、 煙草の箱を間中へと差出し]
……お礼。 一本、あげるから。
面白いと思うなら、吸ってみなよ。
[明日は桃を食べるから仕事後の一本は必要なくなった。 箱を傾け破れ目から煙草を一本覗かせて間中にしめす、]
…やっぱりいまいちだったら、その時は文句聞くから。
(404) chiz 2014/07/06(Sun) 01時頃
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[>>403こちらの問いかけに藤堂は目を逸らさない。 目を逸らしたのは…自分の方で。 自分の手元からのぼっていく紫煙を見上げる。 求めていた答えと違うな、そんなことを考えてから 自分は徳仁に何を求めていたのか、とも考えた。]
…俺が辛いって言ったらさ…、 お前、そんな簡単に距離取れんの…?
[思わず零れた言葉、続きそうになった言葉は 紫煙と共に飲みこんで…煙が喉に痛くて、 俯いて二度、三度と咳が出た。]
(410) chiz 2014/07/06(Sun) 01時半頃
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―玄関口>>412― [咳き込む背に触れる手はいつもと変わらなくて。 苦笑交じりの藤堂の言葉に俯いたまま目を閉じる。]
―――…、
[その言葉で、充分だった。 本当は少し前から充分だと思っていた。]
…徳仁、 俺さ…、
[だから落ちついて、藤堂を見て、 こうして笑って伝えることができる。]
――…引っ越そうかって、考えてる。
[昼に2人の姿を見た時に、決めていたのだ。]
(418) chiz 2014/07/06(Sun) 02時頃
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―玄関口>>419― [藤堂の口許から逃げていく煙を目で追って。 苦虫を噛み潰したような顔、もう、充分。]
考えたけれど…、
多分、今のままだと 誤魔化してけなくなると思うから。
多分、その通りになると思うから…。 だったら…早く決断した方がいいって。
[先日の告白が"なかった"のなら、 もしくはもう少し時間を置いてからなら、 この考えは必要なかったのかもしれない。 そう考えて、 結局、同じ答えに行き着きそうな気もして苦笑が零れる。]
…だからさ、 徳仁、
(426) chiz 2014/07/06(Sun) 02時半頃
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……お前も、 引っ越し、考えて。
[紫煙を吐き出しながら、 しゃがみこむ赤い髪を見下ろす。 藤堂を見つめた瞳は笑みの形を変えずに。]
(427) chiz 2014/07/06(Sun) 02時半頃
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…206と103、 俺とお前の部屋を、交換すんの。
[持ちかけるのは引越しの打診。 意地の悪い話の持って行き方をした、自覚はあった。]
(428) chiz 2014/07/06(Sun) 02時半頃
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[大きな溜息には笑みを零す。>>432>>433 意地が悪いことをしたとは思うが、 どうしようかとは悩んでいたのは本当だ。]
…秋か…、 結構先だな…、
[藤堂からの返答に、仕事なら仕方がないと紫煙を吐いて。]
…ん、 できたら…、 その間はできるだけ徳仁の部屋に呼んであげて。
[瑛士くん、と指し示して。特に夜は、と付け加える。 夜はずっと起きているし音が気になる性質なのだ。]
……瑛士くんには、話した?
[赤い髪から視線を逸らしてまた煙を追いかける。 訊くのは、自分と藤堂の間にある"過ぎた"関係性のことで。]
(440) chiz 2014/07/06(Sun) 03時頃
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[眉寄せて悩む姿に目の高さを合わせるように>>446 藤堂の傍にしゃがんで。けれども藤堂を見ようとはせず 見上げるのは煙がゆっくりと消えていく先の闇、]
…話さなくていいよ。
瑛士くんに…、 俺のことで余計な気遣わせたくない。
[しゃがんだ分遠くなった空を見上げて口にした言葉に 本音は別のところにあるな、と自嘲する。 これは宇佐美に対しての優しさではなくて保身の言葉だ。 あの部屋のあった事は他の誰にも立ち入られたくなくて。]
(497) chiz 2014/07/06(Sun) 17時半頃
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…けど、 徳仁…お前はいくらでも 俺の事を気にすればいいとも、思ってる。
[身勝手だ。自嘲混じりに小さく笑って。 短くなった煙草を携帯灰皿に押し付けた。 一服と話に区切りがついてしまえば 此処に留まる理由も消えて、立ち上がる。]
(498) chiz 2014/07/06(Sun) 17時半頃
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…お前の方が荷物も多いだろうし、 時期の都合はそっちに合わせるよ…。
一度掃除の業者入れた方がいいと思うし…、 まあ、その辺はおいおい…。
[時間がある時にでも話せばいいと言葉で締めて、 呼び止められなければ、こちらの用事はこれで終わりだ。]
(499) chiz 2014/07/06(Sun) 17時半頃
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―玄関口>>507―
…ん、 お前に任せる。
[相槌に瞳を細めて。 身勝手な要望を並べたけれども、 どう動くか、告げるかは藤堂の好きにすればいいとも思う。
気持ちは、もう充分に受け取ったから。 大事にされているとも、わかったから。 隣に並ぶ男を信用しているから、 どうなっても受け止められる。そう思える。
信用、と口の中で小さく呟く。 5年前に捨てた感情、取り戻せるとは思わなかった。 ゆっくりと深呼吸するように息を吐く。 向かい合っていた紫煙も闇の色に溶けきった。]
…徳仁、
(512) chiz 2014/07/06(Sun) 18時半頃
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…戻ろっか。
[伸びをする藤堂よりも先、わかば荘へと入っていく。 藤堂は再び談話室へ、 自分は談話室へは戻らず桃をひとつ手に自分の部屋へ。**]
(513) chiz 2014/07/06(Sun) 18時半頃
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で…
…ん…
…みじゃないのに…きになってもらえるとか…しいな…
…
…こういう…に…えてるのか…
…
のはじめ…
…こんなに…いままでも…
…つまらなかったろうか…
…を…っておもった…
すっかり…
…に…ってしまった…
それでも…かなければ…
ただでさえいずれ…せるものが
…の…を…めるのは…かりきっている…
あんなに…に…えた…たい…という…も…
…の…とともに…を…めて…になる…
もとより…できる…のないものだ…
けれど…だ…と…ってしまったそれは…
…を…り…ける…に…かった…
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[翌朝食べた桃は想像していた味よりも青臭くて、 熟した甘さには程遠い酸味もあって、そしてかたくて。 やはり間中が最初に言ったように新聞紙に数日くるんで 食べるのが一般の正しい食べ方だったのだと思った。
『よかったけど、いまいち。』
次に間中に顔を会わせた時告げたのはそんな矛盾した感想で。 食べきったとも伝えた声は、けれども満足げなものだった。
未熟なものが熟したものよりも素晴らしく良いなんてことは、 滅多にない事なのだと思う。それがわかっただけでよかった。
今年、夏に食べた桃は、その桃ただ1つきり。 いい桃を貰ったと、間中には感謝をしている。 そういえば、 渡した煙草をどうしたのかは、あれから何も訊いていない。*]
(548) chiz 2014/07/06(Sun) 21時頃
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