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108 Persona外典−影の海・月の影−
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私"は"違うよ。 [真弓に続き、車から降りてきた少年の思いがけぬ言葉>>348 そんな風に誤解されたら、麻夜に悪いではないかと思い、 冗談か本気か判断の付け難い様子の彼に、生真面目に答える。
『は』と強調したことで明と麻夜の関係を、少年に誤解させる可能性のあることには気付いていない]
(359) 2015/02/15(Sun) 18時頃
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青い部屋、ですか。 ……どこかで見た憶え、あるような。
[律と真弓が口にした青い部屋。 心の水底に沈む、記憶の残滓が浮上する]
え、あれって、……夢じゃなかったんですか?
[こちらは座り込んだまま、しゃがみこんで、気遣わしげに視線を合わせてくる真弓に瞬く。 青い部屋がどんな場所であれ、休める場所があるなら移動するのは吝かではない。
――そう思えるくらいに消耗していたのだ]
(361) 2015/02/15(Sun) 18時頃
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にもいる…
…なら…あの…みたいに…すだけだ…
…こいつら…らないんだろう…
…でも…は…だ…これ…を…したくない…
…
ないかどうかは…らないけれど…まあ…には…いない…
そうだね…を…すには…し…が…い…もするけれど…
まあ…たちは…は…にしないんだったかな…
どっちでも…わないさ…
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そうだね。……わかったよ。
[既に明に迷惑をかけていたから、律の言葉>>360に素直に頷く。 座っているよう促されるのにも従う。
ペルソナが自分であることを否定し、繋がりが弱くなった状態での酷使は、自分で思う以上に肉体に負担を掛けていた。
そのせいだろうか? 真弓に協力を申し出る明>>363の態度に僅かに危うさを感じても、その理由に思いを致す余裕はない。 ましてや自分の言葉が彼女に影響を及ぼしていることにも気づけない]
明ちゃん、無理は、だめだよ。
[麻夜は明の父親を見つけられなかったと言う>>370 きっと耐え難いくらい不安だろう。 だからあかりは労わりの言葉を何度でも口にするのだ。彼女の名を呼び親愛を添えて]
(372) 2015/02/15(Sun) 19時頃
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[実際に訪れてはいなくても、あの青い部屋は共通認識として存在するのだと、真弓の返答で理解する>>373
ペルソナにシャドウ。 突然現れた危難はとにかく、対抗するための手段があらかじめ用意されているなんて。 あまりに都合が良すぎ、仕組まれているかのような胡散臭さすら感じたが、口にするのは別のこと]
ネコミミつけた、あの女の人。 本当にいるんだ……。
[アニメか漫画のキャラクターだと思っていた青い女――ポーラ。 イタい格好だなと思って見ていたが、感想を口にしなくて良かったと思うのだった]
(385) 2015/02/15(Sun) 19時半頃
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[>>373真弓の視線の先にあかりも顔を向ける。 ちらほら見えるボールのような影。あまり猶予はないようだ。
今の自分では何の役に立てないことも分かっていたから、 一刻も早く青い部屋に移動するため、重い身体を叱咤して歩き出した**] →ベルベットルームへ
(389) 2015/02/15(Sun) 20時頃
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―埠頭―
[単独行動をするというリツキを見送り、線の細い少年――櫻井 智晶というらしい、と麻夜の交わす言葉を聞いたりしながら、青い部屋があるというクルーザーを目指す]
あの人も能力者? ……それとも。
[目的のクルーザーからこちらへ向けて歩いてくる長身の男>>381の姿を見止め、同行者たちに囁きかける。 もし、あの男がシャドウなら、ペルソナを使えない自分には何も出来ない。 今は役には立たない『正義』のカードを握る手に汗が滲む]
(422) 2015/02/15(Sun) 22時頃
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―クルーザー付近―
……あなたも、ペルソナ能力者ですか?
[青いカードを示しながら、長身の男に呼びかける。 真弓や律たちと違い、素性の知れない相手に緊張を隠せない。
彼はどう答えただろうか。 何れ、会話をしているうちに、彼の目的が青い部屋を目指す仲間との合流にあると知れば>>381 名を告げてクルーザーに乗り込むだろう]
どうなんでしょうね。 でも、年輩の方がペルソナ使いって、想像しにくいかも。
[外で見張りをするという真弓の呟きに、小さく首を傾げた>>424]
(426) 2015/02/15(Sun) 22時頃
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―ベルベットルーム―
[クルーザーには三人の先客がいた。 そのうちの一人は、またしても知人だ]
……花咲さんもかあ。 何だか今日一日で、一生分の驚きを使い果たした気がするよ。
[それから部屋の主(とあかりは思っている)のポーラに入室の許可を取ると、緊張の糸が切れたのかソファの上に崩れ落ちてしまう]
(428) 2015/02/15(Sun) 22時半頃
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そこ、小さな子にいらない言葉、教えない。
[リツキという少年にやられた意趣返しでもあるまいに、と>>430巡理に続き、ソファに倒れこんだ姿勢のまま、麻夜に突っ込みを入れる。 普段ならこんなだらしない姿、絶対に他人には見せないが、いろいろ限界だった]
……気をつかわせちゃって、ごめんね。
[いきなり崩れ落ちたあかりと麻夜に、少女は狼狽してしまったらしい。慌てて外に出ようとする少女に申し訳なさそうに声を掛けた>>439>>442]
(443) 2015/02/15(Sun) 22時半頃
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アカリは、オスカーがこちらに視線を向けたことに気付けない。◇
2015/02/15(Sun) 22時半頃
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[倒れたあかりを見かねて、痛みに耐えて歩み寄る巡理に顔を向ける>>444]
心配してくれて、ありがとう。 ……それにしても、大変なことになっちゃったね。 [額に添えられた柔らかな手の感触に身を委ねる]
(460) 2015/02/15(Sun) 23時頃
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―ベルベットルームに入る前・埠頭―
[真弓の車に同乗していた青年をじっと見つめた。 同じ金髪でも律とは違い、剣呑な雰囲気を纏っている。 一瞬、躊躇いつつも声を掛けると、思いがけず気安い感じで片手を上げてくる>>453]
……イサミさんですね。 花河あかりです。よろしくお願いします。 [自己紹介をされ、サムと呼んでくれと言われても、初対面の青年をいきなり愛称で呼ぶのには抵抗がある]
もうここも、危ないですし、 イサミさんも私たちと一緒に行きませんか?
[ロリーポップを銜え、真弓の車にもたれかかったまま動く気配のない青年に問うた]
(474) 2015/02/15(Sun) 23時半頃
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……そっか、じゃあ少し休ませてもらおうかな。
[青い部屋を出た女の子を気にかけて、後を追おうとする巡理に顔を向け辛そうに口にする。 自分だけではなく、きっと麻夜も明も限界だろう。
当然、明も青い部屋で休んでいると思っていた。 だから彼女が他の誰にも聞こえない声に呼ばれ、ふらり姿を消したことに気付くのはしばらく後のことだ>>458]
(481) 2015/02/15(Sun) 23時半頃
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あんな…た…では…
…うまく…れ…わることはできないな…
…
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そっちの二人も崇神高校の……、私と同じ、二年生だよね。 自己紹介、遅れちゃったね、
[と馨一と智晶、二人の転校生に声を掛け、自分の名を告げた]
そう、仲間になるのかな。
[「皆、ペルソナ使い、って事か」 呟く馨一に倒れたまま、宜しくねと顔を向ける。 さぞかし横着な奴と思われるだろうが、実際に体が動かないのだから、どうしようもない>>466]
(487) 2015/02/15(Sun) 23時半頃
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…いなんて…いなくなればいい…
…と…の…を…するやつは…いらない…
…
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……ねえ、ポーラさん。 ペルソナって使い過ぎると身体に支障が出たりしますか?
[この疲労が尋常ではないことには気付いていた。 思い当たるとすれば、ペルソナを酷使したことかシャドウの海で溺れかけたこと。その二つだが。
試しに青いカードを翳してみるが、何の反応も得られない]
(490) 2015/02/16(Mon) 00時頃
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私がそんなこと言ったら、 高屋敷のおじさまが慌てて飛んでくるだろうなあ……。 でも、その怪我だと、大塚くんは言い訳が難しいよね。
[病院行くなら、などという問いに首を傾げながら答える>>486]
(495) 2015/02/16(Mon) 00時頃
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い…に…い…か…
あれはどうも…だ…に…け…けない…
…
でも…ああ…じているものはいいね…こういうのはいいものだ…
どこからだろう…の…という…を…じるよ…
あかり…
…はお…さんをばらばらにしてしまった…
なんて…い…なんだろう…
…
ちがうよ…
あれはおとうさんじゃ…なかったんだよ…
いや…わたしがやったんじゃないよ…
だって…わたしはじっとしてたもん…
かってに…われて…ばらばらになった…だけ…
…
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―ベルベットルームに入る前・埠頭―
……一回行けば充分って、 そういうことじゃないと思いますけど。 [からかわれていることに気付き、僅かにむっとした表情。 けれど、彼にも彼なりの理由があるのだろうと思い至る。 そうでなければ、こんな命の賭かった状況で口にする台詞ではない>>497]
私を気遣いの子だって思ってくれるなら、 気が向かなくても、危なくなったら合流して下さいね。
[最後に一つお節介を焼いて、敢の前を立ち去った*]
(509) 2015/02/16(Mon) 00時頃
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賀来くんも、櫻井くんもみんな戦ったんだね。 ……そうだね、お互い死ななくて何よりだよ。
[馨一の言葉>>500に、死の淵に立たされた事実を思い出し眉を顰める。彼が視線を落とし苦々しく笑うのもたのも、きっと辛いことがあったからに違いない]
人型のシャドウ? ……何よ、それ!?
[情報交換をするうちに、麻夜が表情を歪めて衝撃的な情報を口にした>>499 あまりの内容に思わず声が上ずるが、彼の内心を慮って一度口を閉じる]
(513) 2015/02/16(Mon) 00時半頃
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