人狼議事


108 Persona外典−影の海・月の影−

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【人】 げぼく ショコラ

[>>210心を落ち着けるため喉をさすった]

 ……怒られそうだから、我慢してる事。
 あ、る。

[前の満月の夜、公園>>2:366で泣いた時の気持ちを思い出した。
 もっと酷い言葉を、吐きそうになっていた。
 もっと、もっと前から呑み込んでいた、何か。
 間違いなく、それを隠しながら自分は暮らしていた。
 それを受け入れてくれるものを望んでいた]

 悪い、って……きっと言われる。
 こんな事言っちゃ駄目って。
 思ったら、苦しくて、悲しくて、寂しくて。

 でも、苦しいのも悲しいのも。
 間違ってるなんて言われたくなかった。
 悲しまないでとか、苦しまないでとか。
 そんな事、言われたいんじゃなかった。

(221) 2015/02/19(Thu) 00時半頃

【人】 げぼく ショコラ

 だから。

[嬉しかったんだ。
 リツキが示してくれた理解が。
 秋山がただ咎める事無く泣いて良いと言ってくれたのが。

 そのタイミングで>>218携帯が鳴る]

 ごめんなさい、っ。

[ディスプレイに映る「ゴロウさん」の文字。
 真弓に一言謝ってから携帯を開き、悲しげな顔をした]

(224) 2015/02/19(Thu) 00時半頃

【人】 げぼく ショコラ

------------------------------------------------
From:ひめぎ しょうこ To:ゴロウさん
件名:Re:

言えない。
大丈夫。
誰にも言わないで。
優しくしてくれた。
一緒にいたいだけなの。
おねがい。
------------------------------------------------

(234) 2015/02/19(Thu) 00時半頃

【人】 げぼく ショコラ

 ごめんなさい、ありがとう。

[真弓の言葉に甘えて>>229メールを送信する。
 少し迷い、何かを堪えるように、終始ひどく難しい表情。
 そして微かな申し訳なさが滲んでいた。

 携帯を畳むと>>228の続きを切り出す。
 タブーと思いながらも抱き続けた心の断片を]

(239) 2015/02/19(Thu) 01時頃

【人】 げぼく ショコラ

 ……赦して欲しかった。
 死にたいって、一番親しかった人の所へ行きたいって、
 思う事だけでも赦して欲しかった。

 私のために誰かが死んだかもしれない。
 でも、死んだ人の分まで生きなさいなんて。
 そんな寂しい事、求められたくなかった。
 だって。
 私を守ってくれた人がいないの。
 それなのに、どうして寂しいのに耐えなきゃいけないの?
 どうして、そんな寂しさを強いてまで
 生きてて欲しいって思うの?

 一緒じゃなきゃ。
 意味なんてないのに。

(244) 2015/02/19(Thu) 01時頃

【人】 げぼく ショコラ

 ……それなら。
 一緒に生きてて欲しかった。

[それが叶わぬなら、共に死なせて欲しかった。

 我侭だと分かっている。
 恩知らずで身勝手な、我侭と]

(245) 2015/02/19(Thu) 01時頃

げぼく ショコラは、メモを貼った。

2015/02/19(Thu) 01時頃


【人】 げぼく ショコラ

[置いて行かないと、ずっと一緒だと。
 そんな風に甘やかされたい思いがあったのだろう。
 傷を理解してとことん甘く接してくれる、誰か。
 そんな弱い心が生み出す願望。

 彼女の言葉>>251はその欲求を優しく肯定してくれる]

 ……リツキさんは私を連れて行ってくれるって言った。
 ずっと一緒にいられるって。だから、私は一緒に行きたい。

 リツキさんも寂しいなら。
 私で少しでも寂しさが和らいでくれるなら。
 もっと、一緒にいたい。

 だから、ねえ、お願い。
 誰かに何か聞かれても、私の事は言わないで。
 リツキさんがシャドウだって、皆きっと知ってる。
 倒さなきゃって、きっと思ってる。

(253) 2015/02/19(Thu) 01時半頃

【人】 げぼく ショコラ

 ……ありがとう。

[安堵したように緊張していた肩を少し落とす]

 リツキさんの事、私よく知ってる訳じゃない、でも。
 きっと、言えない事があったんだと思う。
 私、みたいに……。

[それを聴いてみたいとも思い始めていた。
 それで彼が少しでも楽になれるならば、だが]

 約束。
 次の満月に、私、リツキさんと一緒に行くね。
 真弓さんとも、さようならだね。

[シャドウのもたらす災厄の真を知らぬまま。
 失った家族の事も仕方のない事だったのだと目を逸らす。
 救われる事を望む以上は救えない。
 救いたいという望みがそれを上回らない限りは]

(263) 2015/02/19(Thu) 02時頃

【人】 げぼく ショコラ

 お話、できて良かったです。
 ありがとうございました。

[>>260、告げられた言葉に僅か目を見張る]

 それなら。
 私、離れたら駄目ですよね。

[ほんの少し、嬉しそうに微笑む。

 リツキとリツキの影。
 その真の願いと欲を知ったならば。
 その時少女は救われる事と救う事、
 果たしてどちらを選ぶであろうか。
 それは未だ知れぬ事。

 一礼すると少女は席を立ち、図書館を辞した]

(264) 2015/02/19(Thu) 02時頃

げぼく ショコラは、メモを貼った。

2015/02/19(Thu) 02時頃


【人】 げぼく ショコラ

―中部・図書館前―

[外に出ると冷たい風が頬を撫でた。
 マフラーをぐるぐると巻き付け、ミトンをはめる。

 クリスマスのイルミネーションを眺める目は切ない。
 今年は独りぼっちのクリスマスだ。
 でも、それが過ぎれば満月が訪れる。
 もう、独りじゃない。

 祟神駅のイルミネーションを眺めた後、帰路に就く。
 月は着々と満ちようとしていた**]

(265) 2015/02/19(Thu) 02時頃

げぼく ショコラは、メモを貼った。

2015/02/19(Thu) 02時半頃


【人】 げぼく ショコラ

―図書館からの帰り道―

[携帯が再度の着信を伝える。
 きっと先程のメールを見た秋山からの返信だろう。
 しばらく逡巡してからメールのアイコンを選択する]

 ……――。

[考える、もしも、もしも、彼が皆に伝えていたら。
 場所を教えてしまえばきっとリツキに危険が及ぶ。
 シャドウは敵だと思っているはずだから。
 自分も最初はそうだったから。

 それに、リツキにも約束した――誰にも言わないと。
 既にそれは半分破られてしまっている。

 けれど、去る人に最後に一度でも会いたいと。
 そう思う気持ちだって解るから]

(282) 2015/02/19(Thu) 16時頃

【人】 げぼく ショコラ

------------------------------------------------
From:ひめぎ しょうこ To:ゴロウさん
件名:Re:わかった。

12時になる前に、家に来てくれたら。
少しなら、お話できる。
それでも良いなら、家を訪ねて。
------------------------------------------------

(283) 2015/02/19(Thu) 16時半頃

【人】 げぼく ショコラ

 12時までに五郎さんとさよならして。
 少し遠回りして。
 それから、学校に行けば良い。

 それで、きっと大丈夫。
 五郎さんだって、解ってくれるかもしれないし。
 解ってくれてるかも、しれない。

[だってリツキは自分に危害は加えない。
 それなら心配する事なんてないはずだから。
 秋山も安心してくれると信じたかった]

(284) 2015/02/19(Thu) 16時半頃

【人】 げぼく ショコラ

―大晦日・自宅―

[そんな希望的観測で、少女は年の暮れを家で過ごす。
 失踪扱いの伯父の名義のままの部屋。
 片付けだけは綺麗にしておいた。
 もし伯父が生きていて戻ってきた時のため、
 書置きも最後に置いて行くつもりで用意した。
 今はポーチの中に入れてある。

 年越しムードの世間とは乖離した部屋の中、
 幼い頃からのお気に入りのテディベアを抱いて
 静かに時間が経つのを待っていた――**]

(285) 2015/02/19(Thu) 17時頃

げぼく ショコラは、メモを貼った。

2015/02/19(Thu) 17時頃


【人】 げぼく ショコラ

―クリスマスの事―

[インターフォンの音にぱたぱたと玄関に出ると、
 うんと背伸びをしてドアスコープを覗き込む。
 巡理だ、すぐにチェーンを外しドアを開ける]

 こ、こんにち、ふわあっ!?

[そこへ突如クラッカーの襲来を受け、挨拶が途切れた。
 カラフルなテープに塗れて目をぱちくりさせていたが、
 ぱあっと陽が射すように表情が綻ぶ]

 え、え? そ、そっか、今日クリスマス……。
 チキンに、ケーキまで買ってきてくれたの?

[整頓の進んだ部屋の中へ巡理を招き入れる。
 和やかな雰囲気のプチパーティに日常を堪能して、
 紅茶にたっぷり砂糖とミルクを溶かしかき混ぜていたところ、
 巡理がぽつぽつと口を開いた>>297]

(298) 2015/02/19(Thu) 19時半頃

【人】 げぼく ショコラ

 リツキさんに、会ったの?
 普通、だったんだ……そっか。

[やっぱり、とほっと安心したように甘いミルクティーを啜る。
 先日真弓から聞いた影の話が頭を巡っていた]

 ……影は、心の隠しておきたいところなんだって。
 シャドウには人の弱いところが判るのかな。
 何だか、怖いけど……ちょっと、気になっちゃう。

 成り代わる、っていうのは、本当なのかな?
 だって元の人が残ってるならそれは。
 ただ、自分の中に別の自分が生まれるだけで……。
 ……――?

[ふと背筋を言い様のない悪寒が抜けた。
 考え込むように口数が減った様子を巡理はどう思ったろう。
 話したい、と呟く巡理には]

 ……話せるよ、きっと。

(300) 2015/02/19(Thu) 19時半頃

【人】 げぼく ショコラ

 だって、リツキさんとお話したんでしょ?

[それは花河からのメールの文面をただ信じたようにか、
 それともまったく別の根拠があるように見えたか。
 さて、どうだったろう。

 その日の少女の会話は何処か謎めいていたかもしれないが。
 その事について問われてもゆるく首を傾げてはぐらかしただろう。

 そして、別れ際]

 ありがとう。すごく、楽しかった。

[少女は普段よりも少し改まってそう微笑んだ。
 その日、少女の口から「またね」という言葉は出なかった*]

(302) 2015/02/19(Thu) 19時半頃

げぼく ショコラは、メモを貼った。

2015/02/19(Thu) 19時半頃


【人】 げぼく ショコラ

―大晦日・自宅―

[時間の経過を待ちながら、巡理との会話を思い返す。

 リツキは「俺」と「リツキ」と主格を使い分けた。
 だけど、「僕」はもう1人の事を何と呼んでいたっけ?
 自分は2人のリツキと約束をしたのだろうか?
 それとも、「俺」つまりは影と約束したのだろうか?
 会話の詳細や言葉尻まで思い出し切れない、しかし]

 ……リツキさんとシャドウが別の目線で語るのは。
 「2人」だから。

[何故、1つになれないのだろう。
 それはリツキからシャドウが心の一部を奪って
 己の人格を形成した事にはならないだろうか?
 本当に根源が1つきりなのであれば、
 どうして2つの語り口が必要になるのだろう?
 蝶の警告と何かが同調していく。
 あれは純粋にリツキが意志する事なのだろうか]

(304) 2015/02/19(Thu) 20時頃

【人】 げぼく ショコラ

[初詣に向かう人は出払う頃。
 訪問者のノックにテディベアを卓袱台に戻すと玄関へ立った。
 チェーンを外す音、それから扉が開かれる]

 こんばんは、五郎さん。寒いから、入って。

[独りで来てくれた、ほっと安堵する。
 控えめな暖房、案内したリビングは綺麗に整頓されていた]

 ……リツキさんだって、すぐ解っちゃったんだね。

[先日のメールの件について触れた後]

 でも、本当に。リツキさんは私に悪意なんてない。
 私の事、心配してくれたし会いに来てくれた。
 一緒にいてくれるって、約束してくれたの。
 ……確かに、リツキさんの中にはシャドウがいる。
 

(310) 2015/02/19(Thu) 21時頃

【人】 げぼく ショコラ

[しかし、リツキが人を襲うところを未だ少女は見ていない。
 人々を削除するという意志があるという事も、未だ。
 そして、既に人を殺めているという事も。
 それが目の前の男の友だという事も]

 シャドウだから駄目なんて、言っちゃ嫌。
 だからね、お願い。

 止めないで。

[秋山はどう返事を返しただろう。
 時計の針はもうすぐ天井に届く]

(316) 2015/02/19(Thu) 21時頃

げぼく ショコラは、メモを貼った。

2015/02/19(Thu) 21時頃


【人】 げぼく ショコラ

[窓から零れる光が赤へと変わる。
 力づくで止めようとするならば月塞を盾にもするだろう。
 あるいは、問答に終着が見えなければこう切り出す]

 私、もう行かないと。
 リツキさん、きっと待ってるから。

[伯父に宛てた書置きを寝室兼勉強部屋の卓袱台に置く。
 そこには今まで預かってくれた事への礼と、
 安否を気遣う文面のみが丸っこい筆跡で書かれていた。
 署名は「姫城それから下部 翔子」となっていた]

 五郎さんがいてくれて、良かったよ。
 巡理さんや皆にもよろしくね。
 皆も、危険なシャドウには気をつけてね。

[部屋を出るのはきっと少女が先だった。
 鍵の閉められる事のない部屋が後には残される]

→祟神北小学校へ―

(317) 2015/02/19(Thu) 21時頃

げぼく ショコラは、メモを貼った。

2015/02/19(Thu) 21時半頃


【人】 げぼく ショコラ

―満月の夜・祟神北小学校前―

 はっ、はっ……――。

[白いポーチと、マフラーをつけて。
 少し周囲に気を配りながら少女が裏道から駆けてくる。
 シャドウだけでなく人目も避けるような素振りで。
 吐く息は白く、息が弾んでいる]

 リツキ、さん――!

[少年の姿を見つけると更に速度を上げて駆け寄る]

 ふ、はっ……はぁ、良かった。
 ちゃんと会えた……。

(320) 2015/02/19(Thu) 21時半頃

【人】 げぼく ショコラ

 だって、何かあったら嫌だったから……。

[膝に手を付いて息を整えた後、顔を上げる]

 えっ、これ……クリスマス、プレゼント。私、に?
 あ、開けてみても、良い?

[ショコラブラウンの瞳がまぁるく開かれる。
 両手でその紙袋を受け取ると丁寧に中身を取り出した。
 赤いリボンが可愛らしいヘアゴムに目を輝かせる]

 可愛い……。つけてみても、良いかな。

[大事に両手で包み込むと、今つけている黒のヘアゴムを外した]

 どうしよう、私クリスマスとか何も用意してなかった。

(332) 2015/02/19(Thu) 22時頃

げぼく ショコラは、メモを貼った。

2015/02/19(Thu) 22時頃


【人】 げぼく ショコラ

 本当? それなら、私一緒に……。

[いるよ、という語尾が掠れる。
 秋山からの問い掛け>>339が耳に残っていた。
 自分を呼ぶ声>>340は何処か胸を痛ませる響きを持っていた。
 心配を払拭するように、微笑んで髪にゴムを通す。
 甘い色の髪に赤いリボンがちょこんと添えられて。
 元々つけていたゴムをポーチに仕舞い、
 ちょっとはにかんだように問う]

 似合う、かな。可愛い?

[その後、徐に切り出した]

 ね、これから……何処へ行くの? 遠い?

(344) 2015/02/19(Thu) 22時頃

【人】 げぼく ショコラ

[頷く少年に自然笑みが咲く。
 監視者>>343がいるなどとは知らぬまま]

 似合うのを、リツキさんが選んでくれたんだよ。
 ありがとう。

 広い、海……それはもしかして「シャドウの海」?
 シャドウがいっぱい、いるっていう。
 今、この世界と繋がってるっていう。
 リツキさんも、リツキさんにそこへ連れていってもらったの?

[「僕」と「俺」の2人を指していると解るだろうか。
 差し出された手を握ろうと右手を持ち上げた。
 しかし、それは宙で一度止まり胸の前に戻る。
 何処か不安げにも見えただろうか]

(356) 2015/02/19(Thu) 22時半頃

ようやく…はじまる…わたしのじかん…
えものはとなり…ちゃんすはいっぱい…

さぁ…はやくあそびたいな…
ね…


ああ…は…で…たのしいな…

…が…られるのはとてもとても…しいこと…
だから…は…を…み…ねなくてはね…


【人】 げぼく ショコラ

 無意、識。それは……それは、。

[ぴく、と指先が震えた]

 眠って、しまうという事?
 でも、それなら私は……リツキさんに、触れる?
 眠ってしまったら、泣く事も、笑う事も、
 できなくなったり、しない?

 それは。死ぬ、のとは。
 違う……? リツキさんは、……生きてる?

[ゆっくりと両手を差し出した。
 それは握り返すというよりも、差し出された手を包むように。
 体温を、脈拍を、探ろうとするように]

(372) 2015/02/19(Thu) 23時頃

【人】 げぼく ショコラ

[リツキの中にいる影を探ろうと意識を傾ける。
 その最中、何処かそう遠くはない場所に光を感じた>>382]

 (五郎さん――?)

[青い蝶をひらりと光る。
 それはいつぞやのように少女の意志とは関係なく
 空に向けて羽ばたいていった。
 居場所を示すように凛と鮮やかに青を散らしながら]

(387) 2015/02/19(Thu) 23時半頃

【人】 げぼく ショコラ

 シャドウの世界……。

[>>384優しく触れてくる手は少女に比べればずっと冷たかった。
 温めるようにその手を緩やかに撫ぜる。
 脈拍もきちんと動いている、ように思える。
 しかし、「邪魔な」人間たちという言葉が胸に刺さった]

 ……うん、すごく冷えちゃってるけど、人だよ。
 でも、リツキさん……ううん、リツキさんの、影だよね。
 貴方は確かに今、泣いて、笑って、生きてる。
 だけど、影じゃないリツキさんは何処にいるの?

 私を……連れて行こうとしてるのは。
 どっちの、リツキさん……?

(395) 2015/02/19(Thu) 23時半頃

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