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108 Persona外典−影の海・月の影−
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ぺるそな…い…
…
…と…の…にはいらない…
…なものしかいらない…
…
に…いが…とも…わないけれど…は…し…が…いようだね…にいるだけで…というわけでもないんだろう…
…
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お兄さん達も。 良かった……味方になる人はいっぱいの方が、安心だよね。
[>>179>>183にふにゃりと泣きそうな顔で笑った]
そっちのお兄さんが「かっくん」さんで。 大きなお兄さんは、何て呼べば良い……?
[巡理が呼んだ名前>>78に律儀に「さん」を付けて。 もう一方の男にも名前を尋ねてみた]
色々と、教えてくれてありがとう、ポーラさん。 また、何かあったら来ても良い、よね。
[扉を出る前に一度立ち止まり、おずおずと別れの挨拶を告げた]
(190) 2015/02/14(Sat) 23時半頃
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けいいち、馨一お兄さん。 よ、よろしく、ね。
危ない時は無理しない……う、うん、解った。 無茶、しない。
[そして>>184にはぶんぶんと首を降る]
わっ、私はそんなに遠くないから歩いて平気っ。 それに、巡理お姉さんのお友達だもん。
[乗せてもらうなんて気後れしてしまう、とばかりに ぱたぱたと首を振った。 甘い色をした髪が尻尾のように跳ねる]
(193) 2015/02/14(Sat) 23時半頃
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…はどうでもいい…
…す…す…す…
…でも…いのは…だ…
…は…な…が…しい…
…
…から…せたら…だったのに…
…
ショコラは、ケイイチと巡理をちらと見比べた◇
2015/02/14(Sat) 23時半頃
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―北部・埠頭―
[月は未だ赤く、時間を確認しようと携帯を見ても 時間の表示は止まったままだった]
携帯、動いてない……。 これじゃ伯父さんに電話も繋がらない。
[港の夜風にふると震えると、周囲を警戒しながら]
ツキサエ、出てきて――。 近くに化け物、いない? 大丈夫……。
[おままごとではないが、ペルソナに話しかける様は滑稽か。 無論、月塞が喋り返す事などなく。
不意に暗がりへ、肩口の青い蝶がひらりと舞った。 かと思えばそれは警告するように赤く発光し、 その先からぎしゃあ、と嫌な音を立てて四足の影が襲来した]
(200) 2015/02/14(Sat) 23時半頃
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やっ――あ、あぶ、危ない――!!
[秋山は一足遅れて扉から出てきたか。 とかく、月塞は3人を庇うように手を一振りすると 目に見えぬ念のような力で影を弾き飛ばした]
い、い、いるよっ……気を付けて――。
(203) 2015/02/14(Sat) 23時半頃
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ショコラは、ケイイチと巡理の方をちらと見た◇
2015/02/14(Sat) 23時半頃
ショコラは、ゴロウが扉から出てきたか視界の隅で確認した◇
2015/02/14(Sat) 23時半頃
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[暗がりから湧く黒い怪物は名前通り影――シャドウ。 月の赤さが判断を鈍らせそうでくらくらした。 まだ見えていない範囲にも敵はいるのかもしれない]
ど、ど、どうしよう。 少しなら、やっつけて……。
[月塞の衣の裾を寄り添うように掴む。 左手にぽっと炎を発した月塞を見てはっと閃いた]
そ、それで照らして! できるだけ、広くっ。
[運搬用車両も通るであろう広い道路目掛けて 月塞が月光のように輝く炎を投げた。
浮かび上がる敵影――18 ]
(214) 2015/02/15(Sun) 00時頃
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[ひく、と思いの外蠢く影が多い事に表情がひきつる。 巡理の電撃>>212で倒れたものもいたが]
に、に、にげ、る……?
[泣きそうな声で後退った]
(215) 2015/02/15(Sun) 00時頃
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[逃げるとしても、道を塞がれてはいけない]
ここまで来られちゃ……ダメ。
[間合いを詰めてくるものから念で弾き飛ばしていくが、 衝撃は大きけれど月塞は殺傷力に欠ける。 怯み思わず後退った少女の前に、馨一の声が響く]
っ――。
[吹き荒れた風に一瞬両目を瞑った。 次に見えたのは、新たなペルソナ>>223の姿。 >>225包み込む光を受けて踏み止まると気を奮い立たせる]
ま、負けない、からっ!
[月塞が弓を引き絞るような動作。 威力を増した念が1体の脳天を貫き飛ばす]
(229) 2015/02/15(Sun) 00時半頃
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これなら、っ。
[遠距離攻撃が通るようになり、ぎゅっと拳を握り締める。 誰かが傷を負えばその回復にも回れるように、 馨一と巡理より一歩後ろに退いて2人の隙を狙う影を 1体、1体と確実に狙い打っていく。
やがて影が退く頃にはどれくらい体力が残っているだろうか――**]
(232) 2015/02/15(Sun) 00時半頃
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巡理さん、っ――!!
[敵中に突っ込んだ馨一に癒しの光を注いだ>>246すぐ次の瞬間。 聴こえた悲鳴の方へ、咄嗟に月塞の的を差し向ける。 巡理に迫る1体が射抜かれ黒い塵となって霧散するが、 あと1体は――]
(254) 2015/02/15(Sun) 01時頃
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[>>239投げられた鉄パイプを1本護身用に手繰り寄せるも、 非力な少女の力では秋山のようには敵を屠れない。 >>252飛び散る液体、ひしゃげる影の犬が視界に入ると その生々しさにひっと目を背けそうになる。 赤い月光が精神に痛い。
月塞の射抜いた敵もあんな風に――と想像しかけて ぶんぶんと首を振った。 敵を倒せなくなっては本末転倒なのだから]
(260) 2015/02/15(Sun) 01時頃
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[不安と恐怖に駆られていた表情が安堵に和らぐ。 思わず普段とは違う涙で視界が滲んだ]
あ、あ、良かった。
[周囲を見渡せば平静を取り戻したようで、 強張っていた肩の力が抜ける]
皆無事で良かったよぅ……。
[月塞が柔らかな癒しの光を弾けさせる。 疲労までは慰められないが、小さな怪我なら完治するだろう。 駆け寄ってきた巡理の広げる腕の中>>266へ 安堵の余り泣きそうな顔でひしと飛び込んだ]
(271) 2015/02/15(Sun) 01時半頃
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[緊張が解けた弾みでどっと疲労が押し寄せてきたのか、 縋り付いた腕の中でふらりと体が傾ぐ]
(あ、あれ――……)
[普段ならとうに眠っているはずの時間、連日の睡眠不足。 そこへ慣れぬペルソナのフル稼働とくれば まだ幼い少女には些か辛かったか]
(こんなところで、だめ――……)
[陽炎のように月塞の姿が消え、 すぅっと意識が遠退いていった――**]
(275) 2015/02/15(Sun) 01時半頃
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めてしまえば…
…と…に…ちてしまえば…
どれだけ…だったのだろう…
だけど…ってしまった…
…を…けたいと…
きっと…はそんな…を…さない…
だとしても…にはその…しかなかった…
…けた…は…けられぬ…で…うのだ…
が…だ…
…
…もっと…もっと…にしないと…
…と…の…に…なものはいらない…
…
ここは…だ…
…ぬるい…の…く…
…の…を…して…がった…を…く…じるだろうか…
ゆっくりと…を…した…
そうか…な…が…いのか…
…も…もそうなのか…
…むという…あるいは…てを…にすることを…むという…
…は…しい…が…いな…この…に…や…はいらないよ…
その…が…しいんだ…どうもこちら…にはくだらない…が…すぎる…
んでいたのかいないのか…となっては…からないが…にどうでも…い…だ…
どちらにしてもこの…には…なものが…すぎる…
その…はやはり…も…だよ…
…の…いはそう…でもないが…しておいては…しくない…すことだ…の…い…のように…
にもいる…
…なら…あの…みたいに…すだけだ…
…こいつら…らないんだろう…
…でも…は…だ…これ…を…したくない…
…
ないかどうかは…らないけれど…まあ…には…いない…
そうだね…を…すには…し…が…い…もするけれど…
まあ…たちは…は…にしないんだったかな…
どっちでも…わないさ…
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―閑話・ある刑事と探偵のプライベートトーク―
探偵: 時に、姫城事件はどうなったんだい。
刑事: あァ? あー、半年前のアレね。 珍妙な事件が多過ぎて進んじゃいねーよ。 上はどうも心中未遂で片をつけるそうさ。 報道には「強盗殺人か?」って載って、それきりだがね。
探偵: あぁ……やっぱりそうなるのか。
刑事: 奥さんはそりゃもうあちこち損傷だらけで、凶器は不明。 旦那は台所にあった包丁で胸を一突き。 包丁の指紋は奥さんのモンしか検出されず。 家を漁られた形跡は一切なし。 最大の不可解が、――娘の発見状況だ。
(375) 2015/02/15(Sun) 19時半頃
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探偵: 娘の部屋には外から鍵。 鍵は奥さんの衣服のポケット。 部屋には暗幕が被さった真新しい犬用ケージ。 娘はその中に睡眠薬を盛られた状態で監禁されていた。 眠らされた上で目隠し、猿轡、手錠をかけられて。
刑事: ケージも小道具もわざわざ事件直前に購入されたモンだった。 ご丁寧な事に、手錠は娘が暴れても痛くないようにか 隙間に柔らかいマフラーが詰められてた。
探偵: 推測できる筋がない訳じゃないが、 何故娘をそんな状態にする必要があったのか。 これだけがどうにも解らん。
刑事: 娘の方は何も覚えちゃいないみたいだし。 ……現場が凄惨過ぎて、説明するのも一苦労だ。
(376) 2015/02/15(Sun) 19時半頃
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探偵: 小学5年、だったっけ。 その子は今は?
刑事: 母方の伯父に引き取られたよ。 北区に住んでるが、そっとしとけ。 最初は混乱してたが、両親が死んだと理解してからは そりゃあ酷い悲しみようだったからな……。
思えば。 あれも昨今の怪奇な事件の一端だったのかもしれないな。 今となってはもう、闇の中だが。
―了―
(377) 2015/02/15(Sun) 19時半頃
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