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74 【薔薇RP村】そうだ、あいのりでイこう
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[トトの目元へ触れていた手は下ろされ、手にしたままの缶珈琲を両手で包み込んだ。
眉根を寄せるトトの顔>>162を間近で見る。 段々強く感情的になるその声を静かに受け止めて。]
……ごめん。
[短く謝罪の言葉を落とす。
あの澄まし顔からは想像も出来ない感情が、自分に向けられている。 それに対する謝罪と――それが少し嬉しいと思ってしまったことに対する謝罪。]
(176) okomekome 2014/06/20(Fri) 00時頃
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[認めてはいけない。そう思っていた。 しかし、そう思った時点で認めていたと同じことだった。]
トトさんは、情けなくないよ。
[触れようと動いた手は、そのまま下がる。]
理由はある……あった。 だからしなかった。
だから、した。
[苦しそうなトトから目を逸らさないまま、柔らかく微笑んだ。 見せたことのない――正しくは、彼の目を隠してに口付けた時と同じ笑み。]
うん。 俺は優しくなんてない。
[もっと気になってしまえ>>163、と。 そんなことを思うくらい。優しくはない。]
(177) okomekome 2014/06/20(Fri) 00時頃
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……じゃあ俺とのことも、きっと一時の魔法だ。 性質の悪い魔法に引っかかっただけだよ。トトさん。
[いつもと違う、性質の悪い魔法だ>>182。 手に入れられたらきっと同じように。楽しんで、終わり。
それで良いじゃないかと思う。 それでは嫌だと望む。]
ううん。謝るよ。 ごめん、ね。
[持っていた缶珈琲を足元に置けば、両手は自由だ。 トトの肩へと両腕を置き、被っている帽子を脱がす。
太陽の下、はっきりと見える孔雀色。]
(206) okomekome 2014/06/20(Fri) 02時頃
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[初めは似ていると思った。 昔愛した嘘吐きだった相手の目の色と似ていると思った。 だからこそ見つめて欲しいと望み。 その色の違いに気付いた。
違うと気付いて。 惹かれた理由が――口実がなくなった。
彼に似ている目の色だからと言い訳していたのに、その言い訳がなくなったのなら。
目の前のトト自身に惹かれたと認めるしかない。]
(207) okomekome 2014/06/20(Fri) 02時頃
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トトさん。 俺、あなたの目。好きだよ。
[そっと顔を近づける。 その目元に唇を寄せて。]
……それは、違うよ。トトさん。
[自分ばかりがと零す唇>>183を指でなぞる。]
(208) okomekome 2014/06/20(Fri) 02時頃
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俺からのキスは大事な相手にしかしない。 だからしなかった。
だから、したんだよ。
[その唇へ、己のそれを寄せる。 触れるか触れるか触れないかの位置のまま。]
俺は、トトさんのこと、大事にしたいくらい好きだから。
だから、一時的な魔法にかかってよ。
[肩に置いていた両腕をその腰へと回して、唇を触れ合わせた。]
(209) okomekome 2014/06/20(Fri) 02時頃
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[色んな感情を見せるトトの問い>>215には答えないまま。 言葉を待たずに口付けた。
触れるだけの口付け。 顎を引かれれば、簡単に唇は離れてしまう>>216。]
困る? どうして?
[缶が落ちる音がした>>217。 その音もどこか遠くのことのように、今はトトの声だけを耳が拾う。]
望むものが手に入ったら、それなりに楽しんで終わり。 あなたがそう言ったんだよ。 ……だったら、それで良いから。
[しかし真っ直ぐ見つめられ、背に両手が回されれば離れたくないと望むように、腰へと回した手に力が入る。 自分の言葉を裏切るように。]
(221) okomekome 2014/06/20(Fri) 03時半頃
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[踵を上げた分、近づいた彼の顔。 触れることのない唇に、小さく笑みを零す。
しかし唇にではなく、目尻に口付けを落とした。 次に頬へ。額へ。瞼へ。
それから。]
……トトさん。
[名を呼び、唇をまた重ねる。]
(222) okomekome 2014/06/20(Fri) 03時半頃
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[4度目の口付けも触れるだけのもの。 ちゅ、と濡れた音を立てて離し、孔雀色を見つめた。]
じゃあ……別の望みなら、叶えてくれる?
[薄く開いた口へと息を吹きかけるように囁き、答えを聞く前に再び唇を。 奪った。
今度は深く。 歯列を割り、彼の舌を絡めとり、その呼吸を奪うかのように。 深く。口付ける。]
(223) okomekome 2014/06/20(Fri) 03時半頃
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の…めを…くと…と…に…あたたかな…が…れ…んできた…
…ん…
…に…を…えたまま…く…までも…い…げる…
…ん…ぁ…
…ほら…うりちゃん…これ
…を…げ…べ…っと…を…して…に…せつけるのは…し…き…されたばかりの…の…
…それを…に…せたまま…ぺろんと…の…を…める…
…ってか…いよ…
…に…の…が…い…んでくる…
…けれど…うことはせず…させるがままで…
…まだ…の…に…る…を…すべて…に…してやろうと…いだ…を…んで…こし…を…けた…
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[はにかむその顔>>227が愛おしい。 そう思う相手が出来るなんて、このオフ会に参加を決めた時には思ってもいなかった。
ぎゅっと抱き締める。 ほんの僅かな間すら二人の間にあって欲しくないというように。 重ねた唇から漏れるのは、水音と呼吸音。 背に回された手が服を掴むのを感じながら>>228、もっと深くと望む。 今までの分もと言うくらい味わい。 名残惜しげに唇を離せば、どちらのものともわからない唾液が糸のように二人を繋ぐ。]
は、 ……そんな目で、誘ってる?
[陶酔した孔雀色を見つめ、息を整えながらその唇を舐める。]
(240) okomekome 2014/06/20(Fri) 08時頃
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[唇を離しても身体は離さず、抱き締める腕の力も緩めないでいる。]
ね、分かってくれた? 違うって。 あなただけが欲しがってるんじゃないって。
[また答えを聞く前に触れるだけの口付けをした。 答えが欲しくないわけではない。 分かっているわけでもない。 答えが返ってくるその間すら、待てないのだ。]
トトさん……好きだよ。
[耳元で囁き、その首筋に顔を埋めた。]
(241) okomekome 2014/06/20(Fri) 08時頃
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[苦しそうに喘ぐトト>>246へ、ごめんと謝ることも、大丈夫と気遣う言葉も掛けない。 与えるだけの行為ではなく、自分が求めている行為だからだ。 求めて、求められて。]
ん、誘ってる。 このまま此処で押し倒したいくらい。
[しないけど、と口端を上げ笑い。 細めた目元に唇を寄せ、髪にも口付けを落とした。]
(281) okomekome 2014/06/20(Fri) 18時半頃
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[触れた唇から伝わる零れた笑み>>247。 笑う声と共に告げられたその言葉に、顔を埋めていたままの首筋に唇を滑らせる。]
ね、トトさん。 ずっと大事にさせてよ……俺に。
[囁くように望みを告げる。叶えて欲しいと思う本当の望み。 囁きはきっと、水上デッキ寄せる波の音に消されてしまうかもしれない。それでも彼にだけ届けば良い。]
(282) okomekome 2014/06/20(Fri) 18時半頃
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[頭を撫でられ、しかし不満そうな笑みを含んだ声>>248に、首を傾げ。 すぐに笑みを零す。]
もっと好きになってよ。 ……尚。
[耳朶に唇を寄せ、吐息だけで囁けばそのまま耳朶に歯を軽く立てた。]
(283) okomekome 2014/06/20(Fri) 18時半頃
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の…りに…ていました…
…を…う…いです…ここも…
…
そんな…われたの…はじめてだし…
…ろ…で…わせようとしているのはそっちではないのか…
…じわりと…き…がる…のせいか…の…に…を…きかけられただけで…さく…が…えた…
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尚、好きだよ、
[特別と言われれば>>295、繰り返しその名を呼ぶ。 震える身体に笑みを含んだ息を吐き、何度か軽く耳朶へ歯を立てた。 強く抱き締めてくるその腕は苦しいくらいだが、それもまた心地良い。 小さな呟きが耳に届けば、首筋に頬を摺り寄せてから尚へと向かい合う。 そのきれいなな孔雀色に写るのは自分だけだ。 今も。これからも。]
……利政、って呼んで。
[甘えるようなその声に答え、目元へと口付ける。]
(302) okomekome 2014/06/20(Fri) 22時頃
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[尚に呼ばれたら、同じように特別な気分になるだろうか。 望みを叶えると言ってくれた尚>>294の頬を撫で、その唇を親指でなぞった。]
約束。叶えて。 俺は尚だけにしか望まないから。
……大事にする。
[したい、という願望ではなく、する、という約束を込めて。 何度目か、唇を重ねる。]
……俺は、溺れるなら尚に溺れたい。
[口付けの合間そう零したが。 既に溺れているようなものだと、くすりと笑った。]
(303) okomekome 2014/06/20(Fri) 22時頃
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[向かい合い、赤みを帯びた目元に煽られる。 自分の名を尚が呼ぶ度に愛おしい感情が湧いてくる。]
我侭でも良いよ。 尚の我侭も全部ひっくるめて、大事にする。
[尚の口から漏れる言葉をすべて拾うかのように、その唇を啄ばんで。]
尚、
[向けられる孔雀色を、真っ直ぐに受け止める。]
(350) okomekome 2014/06/21(Sat) 00時半頃
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呼吸出来なくなったら、人工呼吸してくれる?
[ふ、と笑い。 身体を離す時触れた唇>>318に、同じものを返した。]
ん。 じゃあ、俺にも尚のこと教えてよ。
[缶を拾う尚を見て、尚が被っていた帽子を手にしたまま歩き出そうとして。]
その寂しがり屋の手がいるべきところは此処だから。
[帽子を持っていない右手を差し出して笑う。]
(351) okomekome 2014/06/21(Sat) 00時半頃
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勝てないって、俺、ずっと尚に負けてるよ。
[勝負する以前の話だと、赤くなった尚を見る>>358。 浮かべているその表情に、いとおしげに笑みを浮かべた。]
何度も? それなら安心だ。
[重ねた手から伝わる熱のように、絡めた指先からも感情が伝わっているのだろう>>359。 それが嫌だとは思わず、逆にもっと伝われば良いと思う。]
(402) okomekome 2014/06/21(Sat) 03時頃
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[肩口に感じる重みに、繋いだ手に力が入る。]
まあ、ね。船の名前も、だし。
でもそれさえ気にしなければ、本当にきれいだ。 尚が傍にいるから余計に、かもね。
[歩く速度はわざとゆっくりと。 少しでも二人でいる時間を延ばしたくて。
尚が指摘しても、笑みを向けるだけで速度は変えない。]
(403) okomekome 2014/06/21(Sat) 03時頃
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ん?俺? 俺はもうすぐ30。 このオフ会はその記念に参加したから。
[尚からの問い>>360に、にこりと笑って答える。]
すごい良い記念になった。 少し早いプレゼントももらったし。
[繋いだ手を口元へと持って行き、尚の指先に口付けた。]
(404) okomekome 2014/06/21(Sat) 03時頃
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な…で
…びそう…なんだけど…
…にかかる…わな…に…の…から…を…られたような…がした…
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[早足と謝る尚>>414に首を振って。]
尚がいればきっと何でもきれいだ。
[日常で気にもしなかった風景も、その美しさに気付けるかもしれない。
空の色も海の色も、今まで以上にきれいに見えるけれど。 それでもこの世界で一番きれいな色は、尚の瞳の色だ。]
(424) okomekome 2014/06/21(Sat) 06時半頃
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[思わず目を細めたのは、太陽の光を反射したその金色が眩しいからだけではない。]
そう、誕生日。 明日なんだけどさ。 尚は誕生日いつ?というか、尚は何歳?
[なんでもないことのように驚く尚>>415の、大きく開かれた孔雀色を見た。 尚の誕生日も一緒に過ごせたらと願う。]
リボン? 尚はそういう趣味があるんだ。
……聞かなくても分かっているくせに。
[擽る指先をちらりと舐め。 得意げなその顔を見て、同時に笑う。]
(425) okomekome 2014/06/21(Sat) 06時半頃
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[尚の手の中の缶が鳴った>>416。 じっと尚の顔を見る。]
……プロポーズのよう、じゃなくて。 本当にプロポーズだとしたら、受けてくれる?
[組んでいた指を解き、しかし手は離さないままその左手を取る。 自分だけを写している孔雀色を真っ直ぐに見つめて薬指の付け根に、唇を寄せて。]
約束。 俺を尚のものにしてよ。
[その場所へと一度口付け、そのままその根元へと噛み付く。 少し強めに噛み、離れればそこに残るのは、自分の歯形。
指輪の代わりというように、其処につけた痕に満足げに笑みを浮かべる。 すぐに消えてしまうであろうその痕は。 それでも今は、確かに二人の未来を望む証。*]
(426) okomekome 2014/06/21(Sat) 06時半頃
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営利政府 トレイルは、メモを貼った。
okomekome 2014/06/21(Sat) 06時半頃
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