28 わかば荘の奇々怪々な非日常
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もりおーがいってお医者さんだよな。 本も書いてたのか
[などと横から口を挟みながら、先ほどまで読んでいた本を手に取った]
先生、この本も片しちゃうのか?
[もし、そうなら、寂しい――]
(@35) 2013/09/02(Mon) 23時頃
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[バスルームを覗きこんで、細い眉を寄せる。
白いタイルが濡れている。 朝、出る時に、スポンジで軽く水気を拭って行ったから もう乾いているはず、なのに。
裕は困惑の表情で、 シャンプーとトリートメントのボトルに近づく。]
…──やっぱり。
[濡れているのはタイルだけではなくて、 オリーブグリーンのボトルにも水滴が飛んでいるし ボトルの口からは中身の液体が少し垂れていた。]
(359) 2013/09/02(Mon) 23時頃
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肉屋 ニールは、メモを貼った。
2013/09/02(Mon) 23時半頃
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[フエラムネの行方は、宝生の采配ひとつ。 押しの弱さはわかば荘ピカイチで、一言断られれば、 それ以上強くは出ない。 受け取って貰えそうならば、それは勿論、渡すのです。]
……、 あ。
[ノックのち、何十秒後。 控え目な返事>>349があって、少し、胸を撫で下ろした。]
えっと、あの、その、急に、ごめんね。 白栖ちゃん、ラムネとか飲む……… う?
[伸ばされた手、避けるなんてとんでもない。 ただ、安堵と不安、かが綯い交ぜになったような白栖に、どうしたの、と口ほどに目が語った。 声>>344が聞こえる時に、私はまだ、いなかったから。]
(360) 2013/09/02(Mon) 23時半頃
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[唐突に響いた瓶笛の音>>358に驚いたのは、彼では無く>>331「ネコ」の方だった。 人よりも優れた耳で音を受け取っては素早く目を開いて起き上がり、開かれたベランダからぴょいっと外へ。 「ネコ」は飼い主の彼のように、転がり落ちるなんていう無様な真似はしない。空中でくるりと身を返し、庭の芝の上にたしん!と前足から地面に降り立った。 「ネコ」にとっては造作もないことである。
豊かな灰色の毛を陽光の中に揺らし、「ネコ」は優雅に歩いていく。三毛猫の眠る樹の下を通り過ぎて、わかば荘を後にする。 向かう先は「ネコ」のみぞ知る、だ。]
(361) 2013/09/02(Mon) 23時半頃
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ぴーよ
[>>350頭が動いたように見えた病沢への挨拶は、口のラムネが奏でた間抜けな音。 幾つか連なっていた一つをもぎ取り、]
ぴ
[ジャニスと病沢にも、ん、と差し出す。 おすそ分け。]
(362) 2013/09/02(Mon) 23時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/09/02(Mon) 23時半頃
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[ぴー。]
[無事受け取ってもらえたフエラムネが、その場で鳴いた。]
ふ、 ふふ。 お上手です。
[慣れない、ものを押し付けた緊張が抜けて。 気の抜けた笑み声を、宝生>>358に返した。
何連にも繋がっている駄菓子だから、お裾分け>>362だって勿論、出来るのです。]
(363) 2013/09/02(Mon) 23時半頃
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物語というものは、それだけ枝葉を広げていると言うことさ。 彼らがどういうものを見聞きしていたか、それを知ることで新たに見えてくるものがある。
嗚呼、それは残しておこう。君がまた、読めるようにね。
[ 私の城、知識の庭に誰かの手が触れるのはこれが初めてではなかろうか。勝手に出入りしている国谷君>>@33のことを除いてだが、彼が触れた瞬間を私は知らないから、初めてということにしておこう。華奢な白い指>>329が背表紙を撫で、絡み合った蔦を解くように在るべき場所へと戻していく。 国谷君>>@34が手伝ってくれるというなら、彼にも指示を出して、競うようなその姿に若いなあと目を細めた。残念そうな姿>>@35が見えれば、出来るだけ柔らかい声で答える。太宰の作品は私の研究にも関わるものだから処分するつもりはなかったが、理由は多いに越したことはない。 福原君>>330から本が差し出されると、私はそれを手に収める。まるで繰り返されたような行為に目を細めて、表紙を掌で撫でた。他の本に比べて色褪せているそれは、経た年月の重さを匂わせているようで、叶うこと、増してや伝えることもならなかった想いは私という器の底で燻っている。]
(364) 2013/09/02(Mon) 23時半頃
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『雁』という話は、語り部の青年が語る、その友人と囲われた女性の話なんだがね――
[ そう言って私は、講義で話す内容を簡単にまとめて話し出す。普段のそれとは違い、私の主観に基づいた話であることは、諸君らの秘密にしておいてほしい。]
[ 時は明治。文明開化などと持て囃されていたが、時代はそう簡単に変わる訳ではなく、未だ男尊女卑の残る、そんな時代。妾として囲われた女性が窓の外を眺めていた。そこを通る青年――語り部の友人――を待っていたのだ。醜い男に囲われた女性は青年に恋をし、彼が自身を連れ出してくれることを待ち望んでいた。しかし青年は外国に留学する予定があり、女性の前を通りかかるのも今日が最後だ。女性は青年に想いを伝えようとしたが、偶然にも下宿先の鯖の味噌煮が食べたい気分ではなかった私――語り部――が、青年の散歩に付き従ってしまう。そのせいで女性は青年に声をかけることが叶わず、二人はそれ以来、二度と会うことがなかった。]
(365) 2013/09/02(Mon) 23時半頃
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――と、そんな話かな。 全部で二十四章ある長い話だから、私なりの解釈だったりも交じっているがね。
[ そこで私は一息つくと、手の内にある古い本に視線を落とす。老年の女性を思わせるような手触りは、きっと初恋の彼女の今に似ているのだろう。しかしそれでも叶うことのなかった想いは、今でも色鮮やかな花のように可憐に咲き誇っている。]
解釈はそれぞれあるが、私はこの話を文明開化以前の女性の消極性を表していると思っている。 そしてもう一つ、人の想いは時として、思いもよらない偶然によって阻まれてしまう、ということだね。
[ この作品に登場する雁は青年の投げた石に偶然当たり、命を落としてしまう。まるで女性にとっての語り部のように、予期せぬ出来事によってその生を終えたのだ。]
(366) 2013/09/02(Mon) 23時半頃
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想いの形はそれぞれだ。 恋愛、友情、親愛、家族――人の数だけ名称がある。 しかしそれらはえてして、口にしなければ伝わらないものだよ。 私の初恋のように、後悔することのないようにね。
……と、いらぬことまで言ってしまった。 おじさんの独り言だと思ってくれて構わないよ。
[ 若い頃はどうして年寄りは話が長いのかと思ったが、いやはや、自分が同じ立場になればそう変わらないではないか。私は困ったように逃げの言葉を付け加えて、再び作業を開始する。元々ある程度は自分で進めていたから、そう時間もかからずに終わりを迎えただろうか。最後の一冊を段ボールに詰めれば、六畳程しかなかった床の面積が随分と広がったように思える。]
(367) 2013/09/02(Mon) 23時半頃
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後は私だけでも大丈夫そうだ。 お礼を渡さなければね。
[ 私はひとつの本棚からそれなりに厚い本を抜き出し、作業机から何の変哲もない白封筒に見栄を張った諭吉さんを仕舞う。仕事が忙しくて会いにいけなかった甥へのお年玉だと思えば、何と言うことはないか。本の下に封筒を隠すと、福原君へと差し出した。]
ありがとう、君のおかげでとても助かった。 また機会があれば、お願いしても構わないかい?
[ また、なんて言えば福原君のことだ、また散らかすのかなんて言葉が飛んでくるかと思ったが、それもまた悪くない。私はずれた眼鏡を指の背で押し上げながら、久方ぶりに頬を緩めた。]
(368) 2013/09/02(Mon) 23時半頃
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― 廊下・談話室方面 ―
[>>357立ち聞きか或いは出場亀か、どちらであってもなくても掠れた彼の声は至って不明瞭に聞こえるだろう。 話す内容自体もちんぷんかんぷんだ。そもそも伝わることを念頭に置いていないのだから、仕方が無い。
>>362ぴよぴよとフエラムネが鳴る様子を、明らかな好奇心を孕んだ眼差しが突き刺す。 何をどうやって、あれはぴーぴー鳴っているのか。ぐにゃ、と再び首を傾がせていれば、個包装が連なっていたうちのひとつが差し出される。しかし残念ながら、箱の底を両手で支えているような状態であり、受け取る為の手は伸ばせない。]
……………。
[視線を差し出されたラムネと宝生の間でうろうろさせる。]
(369) 2013/09/02(Mon) 23時半頃
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[ 冷房のために窓を閉め切った私の部屋に、黴臭い香り>>#2が入ってくることはない。万が一何かが忍び寄ったとしても、平凡な私には何も感じ入ることは出来なかっただろう。 福原君から国谷君へ向き直ると、私は首を傾げる。はて、彼にも謝礼を支払うとして、もう一つのお礼は何にしたものか。]
国谷君、君へのお礼は何がいいかい?
[ 福原君に説教染みた話をした手前、偶然に阻まれる前に聞いてしまおう。私は素直に問いを口にすると、お茶でも準備しようかと台所へと足を運ぶ。茶葉は――切れていなかった。茶筒に入れてあったから湿気てもいないだろう。薬缶を火にかけながら、私は湯呑をふたつ取り出す。]
(370) 2013/09/02(Mon) 23時半頃
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うわっ? 猫さん?
[灰猫と、階下の緑と、空の青と、雲の白と。 動くのは灰猫の耳と雲の流れと、団扇だったが。 突然何かに反応して猫が起き上がる>>361 少し高い笛の音>>358だと理解した時には、 もう猫は庭を悠々と歩いていた]
………また…来て下さいね。
[今度はおやつ用意しておきます。 あ、でもこっそり来て下さい。 そんな事を小声で呟いて見送った]
(371) 2013/09/02(Mon) 23時半頃
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また、 だ──……。
[濡れたタイルの上に立ち、思案する。 靴下に水が染みこむのも構わずに。
そう、こういうことは、これが初めてではない。
乾いているはずの浴室のタイルや バスタオルが濡れているのは、これが初めてではない。 わかば荘に移り住んでからというもの、 時々こういうことが起きる。
実家を出る時に、 心配でいてもたってもいられぬといった具合の母親から 戸締まりだけはしっかりしなさいと 耳にたこが出来るほど何度も繰り返し言われたから、 部屋を空ける時は忘れずに鍵を掛けている。
だのに、だ。]
(372) 2013/09/02(Mon) 23時半頃
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……ラム、ね?
[彼女の服をきゅっと掴んだだけで、 震えが収まっていくのを感じた。
独り暮らし歴が一年を越えても、 まだまだ未熟で幼い部分もあるのだろう。
不安な時に、一人じゃないというのはそれだけで安心するから。
立花が持っていたラムネに視線を落として、 しゅわしゅわとした記憶が口の中で弾けた。]
(373) 2013/09/02(Mon) 23時半頃
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[一人しか使う者のいないシャンプーとトリートメントが、 もう1/3近く減っているのも、気に掛かる。]
────。
[下唇の内側の、 粘膜に覆われたやわらかい肉をほんの少し噛んで。
裕は困ったように小さなため息をついた。]
(374) 2013/09/02(Mon) 23時半頃
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[心配そうな視線>>360に、]
ありがとう。……もらおう、かなぁ。
[笑顔で繕おうとしたら、 なにやら空気音の多い笛の音を聞いて>>358>>362。]
……ふふっ
[無口で怖い印象だった宝生が、 少し口を尖らせてぴぃぴぃ鳴らしているので、 思わず笑ってしまった。]
(375) 2013/09/02(Mon) 23時半頃
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―回想:103号室に居た頃>>340―
[問われた言葉に、トントンとペン先でノートを叩いた。 何からだろう―― トントンと、数度叩いて黒の線がまた走る]
『君が守って欲しい時に、俺は君を守りに行くよ 誰よりも、何よりも、君の傍まで最速で』
[笑われているのは信じてもらえていないのだろうか。 少し悲しくなって眉根が下がり、文字を付け足した]
『その時は俺を名前を呼んでくれ』
[それは我を思いだし掛けて部屋を飛び出る少し前のお話*]
(@36) 2013/09/02(Mon) 23時半頃
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……… ぴー
[>>369箱を持つ手を見る。 箱を見る。 箱の中には、スペースが空いているようだった。]
ぴっぴっ
[入れた。]
(376) 2013/09/02(Mon) 23時半頃
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[この、『ぴー』が、201号室の猫に影響を与えているとは露知らず。 談話室方面からぴいぴい響く、気の抜けた笛の音に 白栖>>375と一緒に、思わず、の笑い声を重ねた。]
商店街で、売ってたの。
あの、その、炭酸、苦手じゃなかったら………
[きんと冷えたラムネは、走って持って帰って来たから まだまだ冷えて、四本寄り添いあっている。 少し、ビニール袋を揺らすと、硝子が触れ合う音がするんだ。
それから、]
うん、うん、白栖ちゃん。 ぎゅう。
[服の裾を摘まんだ、掌。僅かな震えが伝わって。 ラムネを渡すより先に手を伸ばして、ぎゅって一度、握ろうと。]
(377) 2013/09/03(Tue) 00時頃
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[気を落ち着かせるのには、手を握るのが良いって。
子供の頃、一人で眠るのが不安だった頃 母親に手を繋いでいてもらって、安心したのを思い出した。 それが白栖に効くか、伝わるかは、分からないけれど。]
一本、どうぞう。
[締まりのない顔と、声で。 ビニール袋の中身を勧めるのでした。]
(378) 2013/09/03(Tue) 00時頃
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[浴室を出て、フレンチアンティークの溢れる部屋に戻る。 最初に猫脚のチェストに向かい、抽斗を開ける。 次に、小さなクローゼットを引き開けて、そこも調べる。
ほっと安堵の吐息が漏れる。
何も配置が変わっていない。 誰にも触れられた形跡はない。
中のものは、誰にも、見られていない。]
(379) 2013/09/03(Tue) 00時頃
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ホントか? やった!
[>>364 しょんぼりと、少し肩も落ちていた姿はすぐに復活し本の片づけを再開した。 途中で先生の小難しい話を横耳で聞きながら、白栖とのやりとりを思い出していた。
あれが一目惚れというやつだろうか。 白栖の翠の瞳に引き寄せられてしまうかのように、そしてどうしてかどこか儚げな白栖を守りたくなってしまった]
ふぅん、流石俺だな……落ちるのも最速……うわっ!?
[こくりと独り頷き、>>370 源蔵に問いかけられればその場で飛び上がった。 逆立ちして着地し、源蔵の方を向くと下から上に見上げる姿]
お礼? あの本を置いてくれてるだけで俺は満足さ
[トンと側転して足で立つと何か思いだしたのように手を打ち、質問を口にした]
あ、そうだ。 最近の女の子が好みそうなものって何か知ってるか?
(@37) 2013/09/03(Tue) 00時頃
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ぴぉ(↑)
[>>375>>377少女たちの笑い声。 ちらりと首だけで振り返った男の口から、抜けた音の語尾が上がる。]
? ぴ
[男はラムネを鳴らしながら、二人へひらひらと手を振って前へ向き直った。 ジャニスへもフエラムネのおすそ分けを押し付け、]
ぴー
[その向こう側、談話室入り口あたり。 >>357目的の相手を見かけ、音と共に片手を上げる。]
(380) 2013/09/03(Tue) 00時頃
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―わかば荘近くの公園―
[公園にある木陰の一角で、三浦絵流はダンボールに丸まり眠りこけていた。ここ数日、三浦はこの公園で寝泊まりしている。 一言で言うと、ホームレス…ではなく、家出して行き場がなくなりこの辺りをウロウロしこの公園に落ち着いたのだった。
ダンボールは、数週間前近くの道端で拾ったものだった。 油性マジックでデカデカと『拾って下さい』と書かれいていたが、すでに中は空っぽだった。
つまり、この中の元住人は誰かに拾われたのだろう。それなら、とそのダンボールを頂くことにした。
それ以来、ひっそりと三浦はこのダンボールを住処にしていた。]
スー スー…
[気持よさそうに、眠り続けている。]
(@38) 2013/09/03(Tue) 00時頃
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[そう、考えて。
──はぁ。
と。
今度は、安堵とも、困ったようなものとも違う、 湿った、重いため息。]
(381) 2013/09/03(Tue) 00時頃
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[未練の様に階下を見ていたが、気ままな灰猫が 姿を見せる事は無かった。
残念だと思いつつも、約束通りおやつを買うには 良い時間かもしれない。
部屋でじっとしているのも好きだが、 こう言うのもたまにはいいだろう。
だが猫のおやつを買いに出ようとしているとは 悟られない様にしなければ]
(382) 2013/09/03(Tue) 00時頃
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―廊下―
[なぜか眉を顰められた>>350、が。病沢の感情は表情で推し量るものではないと、ここでの会話でなんとなく掴んでいた。実際がどうなのかは、これからの彼を見ればいい話。
問いかけに、病沢の視線が逸らされる。 視線の先には無言でこちらをうかがう宝生の姿。微かに首を傾げる。 しかし病沢の視線が戻ればそちらに向き直り]
空、ですか。それはいい。 ……もしよろしければ、そのうち、お邪魔しても?
[拾ってくれる人もいるそうですし、と。 病沢に微笑む表情は、わりと珍しくきちんと笑っていただろう]
(383) 2013/09/03(Tue) 00時頃
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